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2019年8月30日 (金)

玄海の海を渡って…対馬下島

前回の対馬上島編はこちら

もう一つのサイトも久しぶりにUPしたのでどうぞ♪「試練なのかもね」

3日目、この日も天気は晴れ♪この旅の間ずっと運よく晴れモードだったのですが、実はこんないい天気にも関わらず、実はハラハラさせる要因が。。。実はこの時太平洋には台風8号がありましてですね、大体台風と言うものはゆっくり数日掛けてやってくるのが通説だと思ったんですけど、どういう訳かこの台風8号はめちゃくちゃスピードがあるようで大阪に帰る5日目には九州に上陸との予報。これでは大阪に帰れないではないか。。。

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↑まだ3日の地点では関東地方の遥か南の海上にかわいく出来ていた程度なのにこれが2日の間に一気に九州に来てしまうのです。

と、遥か遠くの台風を気にしながら観光をしていても仕方がない。この日は対馬の南半分、対馬下島を巡って昼下がりの船で福岡に戻ります。
先ずは2泊した対馬一の大きな町、「厳原」を散策しようと思います。

厳原は対馬の交通の要所であったと共に歴史上の要所でもあり、対馬を収めていた宗家のおひざ元として多くの武家屋敷群なども残る城下町です。狭い入り江が多いここ対馬において随一の人口を誇る地区で、厳原のあちこちに武家屋敷群の跡地や朝鮮通信使との交流を示す碑などが散策コースに点在しています。

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また宗家の城跡である金石城址や宗家を祀る万松院、そして厳原八幡宮等もコンパクトにまとまった地区にあって、厳原に来たら一本筆書きの様に歩いて回れます。

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対馬に来て思ったんですけど普通寺社の参道ってあまりこういう斜めに交差するような参道って見受けないけど、対馬ではこういった「さあてどっちに向かおうか」と悩ませるような参道が多かったように思います。

そして、その中でも一番の名所である万松院。創建当初から残る山門を初め、石段を上っていく御霊屋等はここ対馬があ~、やっぱりここは日本だったんだね、と思わせてくれる空間でした。

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それでは時間も限られていますし、下島を巡る旅に出発します。先ず向かったのが下島の最南端豆酘崎。ところが結果を先に言いますと、にゃんと道路崩落か何かで「通行止め」orz。。。下島の有数の名所の一つが破れたり。。。それでも豆酘に行くまでの間には鮎戻し自然公園や多久頭魂神社等もあり、自然と文化には触れ親しむことが出来たので良しとしましょうか。

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花崗岩の一枚岩が水流などで削られ何とも不思議な造形美を作り出す。しかし、ここまでこんなにきれいに出来るもんなんですね。自然のパワー以外にも神秘さを感じずにはいられません。

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そして、ここ多久頭魂神社もまた人生の差路に分かれていく気になる参道造り。こうなるとトコトン全部歩いて見たくなります。おかげで藪蚊が耳元で大騒ぎして大変でしたけど。
豆酘崎は残念でしたがここから北上していくと、かの有名な国難「元寇」で有名になった古茂田と言う地区へ。その手前には対馬地方特有の石瓦屋根の倉庫が集まっている地域があります。台風とかで飛ばされないためにあんなに重たいものを屋根にのせているのか?

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先代の知恵と言うのは自分の様な人生のひよっこには到底思い起こせない位深いものなんですね。

そして着いた古茂田浜。今でこそ静かな白浜ビーチですが、800年以上前にはむごい殺戮の惨状がこの地で行われていたとは到底思えない。しかし現実の歴史はそれを少しでも後世に伝えようと静かにこの地に刻まれています。元寇の時代対馬は大荒れの時代だった訳で今の平和をきっと先人達はもっと大切にしろ!と怒っているかもしれませんね。

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さて、下島巡りもそろそろ最終段階に入ります。空港近くまで来ると「城山(金田城跡)」や「姫神山」などにある砲台跡群を見ることが出来るのですが、城山の方は車で入っていくも運転困難なレベルの道になっていく。。。諦めて降りて先へ進むと「城山登山口」と言う看板がポツンと。。。にゃにー!!もしかして金田城跡には登山をせねばならないのか!?折角砲台跡を見に行きたかったのに登山する時間もさすがにないわあ。。。とここは諦め、空港を越えた先にある「姫神山」の方の砲台を見に行くことに。ここもまた運転困難な道を強引に上っていきやっとこさついた「姫神山砲台跡」、砲台はやはり敵から見つかりやすい場所にあってはならない故、こんな厳しい状況の場所に設置されているんですかね。明治34年に作られた砲台跡。和歌山の友ヶ島にも負けないほどの保存状態の良い砲台跡がまるでちょっとしたラピュタの世界みたい。。。

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2日間にわたり巡った対馬巡りもこれで一応メイン処はコンプリート、多分w
今度来る時にはシーカヤック等で海を満喫してみたいなあ。姫神山砲台跡を後にする頃には13時過ぎ。レンタカーの返却まで1時間ちょっとあるので最後は空港近くの対馬料理店で腹一杯対馬の幸を頂きたいと思います。頼んだのは「肴や定食」2000円。これだけのボリュームがあって天ぷらにさざえの刺身などもついて何ともリーズナブル。流石は地元産!町なら+1000円は必須ですよね。

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対馬の地料理をたくさん食べて最後は日本としての対馬をしっかり堪能できました。帰りの船は九州郵船フェリー「ちくし」、往路の「きずな」と姉妹船なんですかね、内装はほぼ同じでした。5時間ほどの船旅になるのでおやつとして対馬銘菓の「かすまき」をゲットし船の中でのんびり頬張ろう♪と思っていたのに出向前に全部食べてしまいました。。。自分の卑しん坊ぶりに呆れてしまいますw

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15時50分、船はほぼ定刻通り厳原港を出港。いつの時も出港時ってちょっとおセンチな気分になりますよね。たった二日間でしたが対馬の独特の島世界を堪能させてもらいました。また来たいな対馬、ありがとうございます!!

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そして5時間ちょっと、船は15分程遅れて博多港に戻ってまいりました。今日の宿はこれまた偶然「東横イン博多天神」、まさかの3連荘東横インとなりましたw
船の到着が遅れ、連絡バスも行ってしまいホテルのチェックインが21時30分過ぎに。かなり遅くなってしまったので近くで済まそうと天神の町に繰り出すも屋台群はどこもすごい人。。。

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待つなんて絶対無理、と通りを歩いていると「博多うどん」の看板が見えたので、よしここにしよう、と入ったところにゃんと、、、

「もつ鍋」が300円からやっていると!!(ただし注文は2人分かららしいが)
これは絶対頼まねばなりませぬ!!

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ほどなく出て来たもつ鍋様。この日はうどんで軽く終わらせるつもりがこんなリーズナブルな値段で食べられるなら絶対こっちでしょ♪値段はこんなに安いんだから味もそんな程度?いえいえ、うどん店らしくうどんのだしがメインのさっぱり系でしたがすごくモツを優しく包み込んでくれ、モツ自体もすごく食べやすい!野菜もたくさん盛られこれで600円なら毎週行くぜええ!!!勿論うどん店なので追加でうどんも注文しちゃいました♪

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軽く終えるつもりがしっかりお腹に博多名物を放り込むことが出来ご満悦の俺。このまま次の日も頑張れそうです。えっ、どこへ行くつもりでしょうか?

続く


玄海の海を渡って...シリーズ

壱岐編
対馬上島編


今回の行程

厳原(武家屋敷群、厳原八幡宮、金石城跡、万松院)~鮎戻り自然公園~豆酘(美女塚、多久頭魂神社~椎根の石屋根~古茂田~太祝詞神社~金田城跡(断念)~姫神山砲台跡

※黒字の所は今回端折ってしまいました。すみませんw

 

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コメント

対馬にも日本の歴史を感じさせる建物がちゃんと残っていて良かったです。
それにしても、鮎戻し自然公園の岩はスゴイですねぇ…!
何万年の時をかけてこれだけ削られたんでしょうね。

元寇の頃、対馬は見殺しにされて大変だったそうですね。
それでも日本と韓国の橋渡し役を担っていた宗氏は、代々に渡って相当な苦労をされたのだろうと思います。

姫神山砲台跡のラピュタ感、スゴイです!

そして…お腹空いた(笑)

Re:ナユタさん、朝鮮とのつながりの深い対馬ではありますが、やっぱりここは日本。文化はしっかり日本の歴史を語っていました。元寇の悲劇、本当大変だったと思います。
姫神山の砲台跡、友ヶ島同様なかなかの僻地故に、ラピュタ感100%味わえました。ちょうど金曜ロードショーでもラピュタしてましたもんね♪

因みに今日の夕ご飯はお豆腐に玉子焼きの大樹でしたorz。。。

対馬の文化財が下島にもたくさんあるんですね。姫神山の砲台跡ラピュタ感確かに感じます!和歌山の記事も読み返しましたけど、どちらも廃墟感が半端ないですね。

対馬の地料理が2000円でこれだけ食べられるとは!!そして福岡に帰って来てもつ鍋に〆のうどんがまた凄いコストパフォーマンス!こんなに地料理を安く食べられるなんて羨まし過ぎます!

Re:紫苑さん、対馬の島をあちこち巡って日本の島なんだと言うことをしっかり実感することが出来ました。姫神山の砲台跡、戦いの遺跡ではありますが、ラピュタと言う違う次元の世界観と重ねてみるとその歴史を少し離れてみることが出来て神秘的ですね。現実は勿論不幸な歴史の下にある訳ではありますが。。。

対馬の地料理に福岡のもつ鍋、この日の食事のコストパフォーマンスはもう最高ですよね。近くにあれば本当ヘビーローテーションでお邪魔してしまいますww

こんばんは。
みどころ、結構いっぱいありますね。
神社の雰囲気とか、川の感じとか結構好きです。
いつか行けるといいけど~
なにせ、免許を持っていないので、ふらっといけないのが残念なところです。
天神の屋台って、人気なんですね~

Re:はな☆さん、対馬ほどの大きさの離島ともなると島のあちこちに対馬ならではの自然や文化が埋もれていて見て廻るだけでテンション上がりますね。
他の地域ではなかなか味わえない雰囲気の寺社や川の流れが作り出した芸術など本当対馬は見どころ一杯でした。
確かに対馬だと車がないと厳しいかもしれないですね。現地観光バスとかあればいいんでしょうが。。。
天神は一転して大賑わいの繁華街、週末も重なり地元民+観光客でわんさかしておりました。

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