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2019年8月18日 (日)

玄海の海を渡って…壱岐

今年の夏休み、さてどこへ行こうか。。。と考えつついくつか想定していたのが、

北海道(まあ、これは既定路線)
東北(秋田のリベンジも図りたい)
北陸(最近全然足運んでいないし…)
九州(離島めぐりをしたいな)

の4つ。しかし東北は今年行ったばかりだし、北陸は夏休み時期以外でもいけるかな、と言うことでまたの機会に回し、残った北海道と九州で先ずは飛行機検索。その結果、出発日は北海道方面は問題なかったんですが、帰宅日の飛行機がうまく取れそうにない感じ。ならば九州はどうだ、と調べたところJALは厳しかったがPeachはめちゃくちゃ安いw往復で12000円ちょっとで行けるみたいなので、これで九州コース決定。では九州での目的である離島となると五島列島や対馬、壱岐コースと再訪になるけど種子島、屋久島コース、、、さあてどちらを取るかと暫し悩んだ結果、、、

今回は壱岐から対馬を巡るコースにしよう!

と言う訳で今年の夏休みは長崎県の壱岐、対馬へ出掛けることにしました。

朝一の福岡行のPeachに乗り8時半前に福岡空港に到着。始発電車で行ったので微妙に眠いww地下鉄で博多駅へ向かいバスに乗り換え向かったのが博多港。これから向かう壱岐や対馬は福岡県の博多港からのアクセスが一番メジャーで、地理的にも長崎よりも福岡が身近な位置関係。

さて、今回お世話になる船は九州郵船の「フェリーきずな」
1日かけて博多~壱岐~対馬を1往復するフェリーです。夏休みに入りそこそこの乗船率ですが、混んでいるわけではなく2等客室でも十分ごろ寝できる位の乗船率。

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船が出るまでの間デッキに上がって博多港を眺めてみると、多くの船が停泊していて釜山方面に行く船や豪華客船も停泊中。船好きにはたまらないロケーションですね。

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船は定刻の10時に博多ふ頭を離れ一路対馬へ。天気にも恵まれ波も全くなく静かな玄界灘を航海して12時半前、途中経由地の壱岐は郷ノ浦港に到着です。

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ここから6時間かけて壱岐の島をレンタカーを借りて1周?します。なので時間が結構タイト。いくつかは諦めなければならないかもなあ、と思いつつ秋田旅行の反省も踏まえ?(笑)あらかじめポイントを抑えておき、無理であればメイン所のみをしっかり抑えて巡るコースを吟味。グーグルマップ様様であります。
因みに今回の予定コースはこちら↓

 

いくつか端折っている場所もありますけど反時計回りにグルっと巡り、18時半過ぎに芦辺港からジェットフォイルで対馬に移動なので6時間みっちり見れるだけ廻ります。

まずは「松永安左エ門記念館」へ。日本の電力王とも呼ばれ、現在の九州電力や西鉄の事業に尽力したと言う日本の産業界を大きく育てた第一人者の生家がここ壱岐とのことで作られた記念館。昭和54年まで走っていたという福岡市電がデーンとお出迎えです。

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続いて向かったのが壱岐の美しい海辺のビーチ、「筒城浜海水浴場」。日本の快水浴場100選にも選ばれた白い砂浜は美しい壱岐の浜辺の中でもピカ一だとか。時間があったらこんなところでのんびり過ごしていたい!!
地元の人しか泳いでいないので石垣や宮古のビーチもきれいでいいけど、こんな贅沢な浜辺を目一杯堪能できるのは何とも羨ましいですね。

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壱岐の島をぐるっと1周するだけなら2時間もあれば十分ですが、小さい壱岐島には大きな見所が島のあちこちに点在しているので6時間でも全然時間が足りません。そんな中でもここは壱岐のメイン「原の辻一支国王都復元公園」とその先の丘にある「一支国博物館」は絶対!
魏志倭人伝にも登場する古代の壱岐の歴史や中国朝鮮との繋がりを知ることが出来ます。古代ロマンが広がる展示の数々は壱岐の島の神秘さを感じるには十分。古代マニアでなくとも楽しめる場所でしたよ。

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ここまでは十分時間を取って見て廻って来たんですが、実はすでに予定移動時間より30分押しているんですよね(-_-;)この後どうしても15時30分にある場所へ行かねばならず。。。これだけはどうしても譲れない!いや、譲れればゆっくり島を1周出来るのだが、譲るのは相当のストレスとなりそうで、、、
と言うことでとりあえずはベストを尽くすべき、と次の場所へ向かいます。
芦部地区の南にも幾つかの見所がありどこもちょっとしたパワースポットが集まっているのでここも是非訪れておきたかったところ。

そのうちの一つ目が「小島神社」。「壱岐のモンサンミッシェル」ともいわれるここ小島神社。今まさに干潮時で海が割れている状態。

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満潮時は島に戻る小島神社、島全体が神域で小石小枝一つ持って帰ってはならぬと。小さな祠があるようだが、あいにくそこまで回る時間はなさそうなので鳥居前で今回の壱岐の島巡りの安全祈願をして次の場所へ向かいます。因みにここ小島神社は「恋愛成就」が、、、おいおいww

小島神社から車で5分程にあるのが「はらほげ地蔵」。海に向かって立つ六体のお地蔵様が六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)において、衆生の苦患を救ってくれているのだとか。。。満潮時は海に浸かってしまうお地蔵様、苦患のために身を切ってくださっているのですね。

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はらほげ地蔵からこれまた5分程で3つ目のパワースポット「左京鼻」へ。

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隠岐島のローソク岩にも少し似ているけど本当はもう一本角が生えていたらしい。最近の台風によって1本になってしまったとのことですが、1本指をおっ立てているような造形美は1本角になってもオーラ出まくってます!そばには龍神様が祀られていて海の安全を見守ってくださっている断崖絶壁の左京鼻。足元踏み外すと見事に海の下へ真っ逆さまなので訪れるのはお気をつけくださいね。
小島神社、はらほげ地蔵、左京鼻の3個所は場所が固まっているので是非三点セットで訪れてみてくださいませ。

本当ならここからこれまたパワースポットの男嶽神社に寄って15時30分に壱岐の北部にある勝本町に行く予定だったのですが、左京鼻を後にする頃には15時、残り30分で男嶽に寄るのは不可能になってしまいましたorz...

うーん、やむを得ない。今回はここをスルーし勝本町に向かうか、そこを諦め1周コースを目指すか。。。
と、悩むこともなく絶対に勝本町に行くのを諦めないモードにすでに入っていたのでそのまま15時20分、勝本町の漁港へ。

何故そんなに勝本町にこだわるのか。
それは、、、

 

 

 

 

辰の島へ行くためです!!
この時期のみ辰の島へ渡り船が出ていて、運が良ければ遊覧船にも乗れるのだと。
その最終便が15時30分発。この辰の島にある絶壁「蛇ヶ谷」は絶対見てみたい!と思っていたのです。
船乗り場に行ってチケットを買おうとすると、

あいにく最終便誰も乗る予定なくて、一人だと2倍の料金払ってもらわないといけないんですよ。。。と。

え~っ、と思ったものの700円だったので1400円ならいいか、とお願いする。まあ、最終便で無人島の辰の島に行くやつもそうはいないですよね。まあ遊覧船も当然ながら無理だよなあ、と島に上陸して蛇ヶ谷位は何とか拝めるかと船に乗り込むと、、、

「にいちゃん、辰の島に行くんか?もう終わりやから降りてすぐ戻ってくるしかないなあ」

と言われ、まあそれでも良いので辰の島へお願いします。と言うと、

「ちょっと内緒やけどな、おまけでグルっと巡ったるわ」

Σ(・□・;)!!そんなん良いんですか!?

「ええよええよ、折角壱岐に来てくれたんやしなあ」

何と言う素敵な方々なんでしょう!
もうお礼にお礼を重ねまさかの辰の島クルーズへGO!と相成りました!!

陸の上からだとどうしても蛇ヶ谷位しか見ることが出来ないだろうなあ、と思っていただけにまさかまさかの大きなうれしい誤算!

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辰の島は無人島ですが、夏場このように海水浴場がオープンし、地元の人達の憩いの隠れたビーチとなっているそうで、ここも知る人ぞ知る快水浴場に選ばれたのだとか。すごいよ壱岐!

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辰の島をグルっと巡るとあちこちに奇岩や断崖絶壁が!その中でも絶対見ておかないと、と思っていた「蛇ヶ谷」!

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うわあ、これはすごい!わずかな隙間を挟むように聳え立つ断崖が自然のパワーをこれでもか、と見せつけてくれます!

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海の宮殿の様な絶壁や。。。

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マンモス岩等、辰の島に来てしかみることが出来ない奇岩群を拝めただけでもラッキーなのに、、、本当感謝感激であります!
そして羽奈毛崎にあるパワースポットにも寄ってくれました。この船に乗らなかったら絶対知らずに終わってた!

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ここ分かります?中央の削られた岩の一部が、、、

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観音様に見えるんです!!(↑写真クリックすると拡大バージョンで見れます)
写真アップもっと出来たらいいんですけど。ブログでは厳しいかな?でもこれをみて観音様の形が分かった方は心がきれいな方ww
5分位頑張って見入って何となくですがそれらしきお姿を発見!!青くなっている岩の辺りをご覧ください!

自分だけのためにここまでしてくれた漁業協同組合の皆さん本当ありがとうございました!!壱岐島の人情にあふれた世界をこれでもか、と頂きました!皆さんも人に自然に癒されに是非壱岐へ!!

https://www.kankai.net/jf-k/page/tosen.htm(JF勝本町。勝本漁協)

最終便と言うことで最後は辰の島に着岸し、島で海水浴を楽しんだ人達が乗り込み、これでまさしく本当の無人島になった辰の島。無人島での海水浴なんて壱岐の人達って本当羨ましい。自分もこんなところでバカンスしたいです!

まさかの独占クルーズを楽しみ、港に戻って来たのは16時30分。1時間もの間色々気を割いていただいた漁協の皆さんに何度もお礼を言って最後の壱岐の名所へ向かいます。

それが、ここ「猿岩」です。

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って、フクロウじゃんw

と思った方、実はですねえ、猿岩はこちらからみるんですよおw

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じゃーん!立派な猿岩でございます!SONYのウォークマンを聴いていたあの猿に似ているw(ってえらい昔のCM知っている人いるかな?)口をあんぐり開けて毛も草木でうまくコーディネイトされていてかなりの完成度!自然の神様も粋なことなさる♪

壱岐に来てこの猿岩だけは絶対見ておかないとです!時間ギリギリまで何とか絶対見ておきたいポイントはこれで抑えました、時間は17時。
壱岐から今晩の宿がある対馬にはフェリーで来た郷ノ浦ではなく、芦部と言う地区まで移動しなければならないのですが、どうやら一旦は諦めた男嶽に立ち寄ることが出来そうです。
車で途中壱岐最大の古墳、鬼の窟古墳や月讀神社(京都の月讀神社はここを分霊されたとのことでこちらが本山となるらしい)に立ち寄り、17時30分過ぎに最後の目的地となった男嶽神社に到着。

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天比登都柱(アマノヒトツバシラ)、月讀命(ツキヨミノミコト)が降臨したと言われる由緒正しき日本古事記に記されたここ男嶽神社。まさか訪れることが出来るとは。神のご加護のお陰でしょうか。猿田彦命(サルタヒコノミコト)が天比登都柱、月讀命を導いたと言われ現在までこの地で猿田彦命が鎮座していることもあり、周りには多くの石猿達がこの神社を守っています。

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なかには18禁なものも( *´艸`)写真にアップ出来ないのが惜しいwwなかなか立派なものをお持ちでした!(爆)

壱岐最後の名所でネタを頂いたところでタイムアップ。18時前になったので芦辺港へ。レンタカーはここの港の駐車場に停めておいていいよ、と。。。種子島のレンタカーの時もそうでしたけど本当融通の利くシステム。犯罪がない島だからこそ出来る芸当でございます。
さて、やってきた18時35分発のジェットフォイルも同じく九州郵船。ジェットフォイルの愛称は「ヴィーナス2」!ジェットフォイルだから船だと2時間半はかかる対馬への航行も1時間であっという間。ジェットフォイルはあまり揺れないから本当快適です。値段はフェリーの倍しますけどw

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怒涛の一日目は乗り物三昧でしたが、壱岐巡り十分堪能させていただきました。
次回は2日目、対馬に上陸し対馬の上島を巡ろうと思います。


今回お世話になったリンク先

九州郵船…壱岐、対馬を中心に運行している海運会社。

壱岐観光ナビ…コンパクトに名所やアクセス情報もまとめられていて使い勝手GOO!

勝本町漁港…辰の島観光を担っている漁業協同組合。お世話になりました!!


 

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コメント

壱岐・対馬はいつか行ってみたいと思いつつ、いまだに行けてないんですよね。
魏志倭人伝と言われたら、これは行かねばなるまい!と思った次第です。
干潮時でないと行けない小島神社、まさに神域という感じですね!

辰の島は、地元の方の親切で色々回れて本当に良かったですねー。
見所いっぱいで、本当に行ってみたくなりました!

Re:ナユタさん、僕も何年も前から是非とも足を運びたいと思いつつなかなか順番が回ってこずやっと今回夏休みで8月の頭からお邪魔することが出来ました。夏場の九州天気が良ければいいんですが、この時期どうしても台風との戦いなのでなかなか九州選びづらい所もあったんですが、運よく晴れてくれ良かったです。ただ最終日はかなり焦りましたけどwそれはまたの記事で。

原の辻一支国王都復元公園や一支国博物館を初め、小島神社に辰の島、そして壱岐最大の名所「猿岩」と本当一日かけてもっとノンビリ味わってみたいそんな素敵な島でした。1日日帰りが本当勿体ないな、と思ってしまいます。

壱岐にはまだ行ったことは無いので、大変興味深く拝見させて頂きました。博多港も韓国や中国に近いだけあってインターナショナルな雰囲気ですね。ビーチの美しさもさることながら、「左京鼻」の水の透明感がすばらしいです。

辰の島の船は2倍の料金払っただけのものはありますね(^-^)

こんばんは。
夏の旅は、長崎だったんですね~
修学旅行以来、行っていません。
対馬も海が綺麗でよさげですね。

Re:Hiroさん、壱岐、対馬共に離島らしくきれいな海辺の世界を堪能することが出来ました。博多港には外国籍の船を初め離島へ向かう多くのフェリーやジェットフォイルが停泊しておりHiroさんならここで半日は過ごせそうな場所ではないでしょうか。実はこのあともっと大きな港が登場します!!
辰の島漁協が運行している連絡船もぜひともHiroさんにはチャレンジして頂きたいと思います!

Re:はな☆さん、どこに行こうかちょっと悩んだんですけどね、行ったことのない場所はやはりテンションが上がり壱岐、対馬に決定しました。
長崎県と言いつつ実質経済圏は福岡と言うのが何とも面白いですね。対馬は福岡圏の経済圏ではなく明らかに韓国の経済圏の様なのがちと。。。と思ってしまう位でしたけどね。

今年の休みは壱岐と対馬ですか。古代ロマンを感じながら廻られた壱岐の島、自分もやってみたいです。辰の島の独占クルージング、やはりこれは大樹さんの旅好きが引き寄せた幸運なのかもしれませんね。観音様、ちょっと分からなかったf(^^;
船旅良いですね。ジェットフォイル乗ったことがないので、どんな感じか体感してみたいです。

Re:紫苑さん、夏休み、いつもはJALのマイルで飛行機代を浮かすんですけど帰りの便がうまく取れそうになく、その結果こちらの対馬、壱岐にスポットライトが当たった次第。前々から一度は来たいなと思ってた場所なので今回行くことが出来良かったです!!
辰の島のクルーズは本当自分の運と言うより壱岐の方々のおもてなしの暖かさが引き起こしてくれたものなんで自分の運なんてそんな、、、って感じ。本当感謝してもしきれないです。
ジェットフォイルは何度か乗っていますがやはり揺れは少ないので快適ですね。

久しぶりにタイムリミット一杯まで巡る島旅だったんじゃないですか??
この詰め込み方、大樹さんっぽい行程ですね!

まさかの大樹さん一人での船とは!そしてぐるっと巡ってくれるとか最高な人たちですね!忘れられない思い出になりそうです!

Re:ゆうきさん、船の時間が1日1~2本なのでどうしてもこのパターンになってしまうんですよねえ。ましてや「島」なので、逃すともう逃げ場無しと言うwww
辰の島での漁協の皆さんの親切には本当感謝しきれないです。きっと赤字だっただろうに…と思うと本当申し訳なかったです。
その分、せめてこのブログにて感謝の記事にさせていただきました!!

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