十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅(焼走り、安比高原編)
9月下旬になり、一気に秋めいてきた感じですね。9月の初旬はいつまで猛暑続くの?って感じでしたけど日に日に季節が進んでいっているのを肌身で感じる今日この頃です。
十和田八幡平国立公園をグルっと廻っての一人旅もそろそろ後半戦、この日は岩手山から少し北上したところにある安比高原のペンションに宿泊予定。(偶然なんでしょうか?いつも夏休みの旅行になると、行程の中にほぼほぼ一回は「ペンション」系が紛れ込んでいるww)
ですが、その前に岩手山の麓にある「焼走り溶岩流」を再び観に行っておこう。
本当なら盛岡市に立ち寄って少し遅めの昼食で「盛岡冷麺」でも食べてから行こうか、と思っていたのですが、小岩井牧場を後にする頃から、明らかに雲行きが怪しい。。。
暫し考えて、雨が降るとこの後の観光は厳しそうなので、廻れるところは先に抑えておいて早めにペンションについてまったりするのが良いか、と判断し、焼走り溶岩流に足を向けた次第。
前回の小岩井牧場編はこちら↓
本来なら小岩井牧場から車を走らせ、岩手山麓をグルっと廻ると小一時間ほどで着くところを、一回雫石駅まで戻って来てしまったので、かなりのタイムロス。
そのおかげで雨雲の方が勝ってしまい、盛岡市内から北上し始めたところで夕立になってしまい、雨足は増すばかりorz。。。
これは焼走りについても難しいか。。。ととりあえず麓の「西根」まだ向かって雨が降り続くようならこの日はもうあきらめてペンション直行、と判断し西根へ。
するとうまいこと雨雲からルートがそれたのか、黒い雲は岩手山の方にはかかっていない感じ。
よし、これなら何とか溶岩流散策は可能だろう。
そして15時過ぎ、焼走り溶岩流の入り口に到着。
実はこの焼走り溶岩流に来るのは3回目。
何故今回も!?
実はこの焼走り溶岩流、行っても行っても溶岩流なのでルートの先が分からず、いつも途中で引き返していたんです。
なので今回は諦めずに最後まで溶岩流ルートを制覇したくて立ち寄った次第。
散策路自体は1キロちょっと程なんですが、如何せん溶岩の上を歩いて行くので、普段の様に数十分で歩ききるなんて絶対できません。
どうか途中で雨など降りませんように、、、と願いながら散策路の完全制覇を目指し駐車場をスタート!
3回も来ているのに、毎回ここ焼走り溶岩流でまともに岩手山を拝めたためしがありませんΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
何とも相性の悪い焼走り溶岩流ですが、そんなことは言ってられない、今回はしっかり歩ききるぜ!!
一面がごつい溶岩だらけ。
触るとごつごつ感が凄くて、ちょっとでも擦れると思いきり出血してしまいそうな荒い表面の溶岩が360度俺の周りにゴロゴロ。。。
こんなのが噴火で頭に降ってきたら、と思うとゾッとしますね。。。
溶岩に植物は育たないのですが、所々木や灌木があるところがあり、これは長年の風などで運ばれてきた少量の土に、ここぞとばかりに生えた植物たち。
彼らの生きる力のすごさもまたここ焼走り溶岩流で拝むことが出来ます。
1キロなんてちょっとだし、数十分あればクリアできるでしょ!と思うんですけど、如何せん周りがほぼほぼ同じ光景の上に溶岩の歩きにくさは気持ちも足の負担も半端でない。
前2回は途中でリタイア?して戻っているけどゴールって一体どこ?と思っていた所目の先に森が見え始め、車の走る音が。。。
やったー、やっとゴール!!
僅か1キロちょっとのコースなのに、疲れ方が半端ない。。。
でもこれで長年の?が解消!!
でもどうせなら元の場所に戻るルートを設定してもらいたかったw
このゴール地からは車道をこれまた一キロほど戻らないといけないのがまた辛い( ;∀;)
歩くのがいや、という方はこのコースは諦めて、駐車場から数十メートル歩いて戻って来るだけでも十分溶岩流のすごさは味わえるので、機会胃があったら是非立ち寄ってみてくださいませ。
傍からは岩手山への登山道もありますよ。
雨も何とか降らずに持ちこたえました。
これで心おきなく本日の宿へGO!出来ますわ。
初めに書いた様にこの日の宿は安比高原にあるペンション。
安比高原、冬場は一大スキー場として有名ですが、この時期はやっぱり避暑地として多くのリゾートホテルやペンションが立ち並ぶのですが、如何せんこの新型肺炎ウイルスの猛威はこの地も例外なく襲っており、安比高原に着くも人っ子一人いない、、、
新型肺炎ウイルスの影響はリゾートの一つや二つ、軽く潰してしまう位の勢いです。
泊まったペンションも他の客は誰もおらず俺一人。。。
何か逆に申し訳ない。。。
そんな中でもこの方はお客の俺を暖かく迎え入れてくれましたよ♪
何ともきゃわい――――――♪
お腹を撫でてあげると「もっとして――」と♡
たった一人の客にここまでのスキンシップサービス、どうもありがとう♪
そして、もう一つのサービスが。。。
なんですか、このオードブルからメインまで怒涛の一辺出しは!!!
もうこれはコース料理を通り越し、「さあ、お前さんのために全部出してやったぜ!!喰うだけ喰うが良い!」
と言わんばかり。
よっしゃー!そう攻めてきたならその勝負受けて立つわ!!
コース料理の如く順番にオードブルから、なんてやってられん!暖かいうちにビーフ、フィッシュも攻めていかないと一番美味しいタイミングを逃してしまう!
この贅沢料理の数々をあっという間に食べ終えたのは言うまでもありませんw
でも流石に最後のデザートはゆったりまったりと♪
3日目の宿もなかなかいい所選んだwと一人満足しながらペンションにおいてある雑誌を読んでいたら、知らないうちに寝落ちしていましたw
次の日はまたまたトレッキング予定♪
続く
十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅シリーズ
黒石、小坂編
新玉川温泉編
秋田駒ヶ岳編
ムーミン谷編
駒ヶ岳温泉編
抱返り渓谷編
小岩井牧場編
今回の行程
小岩井牧場~雫石駅~焼走り溶岩流~安比高原
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コメント
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ご無沙汰です(^^♪
おひとりで素敵な旅をしていらしたんですね。
ペンションかぁ・・・娘息子が小さい頃はペンションやオートキャンプとか、なんどか行ったんですが、このごろはとんとご無沙汰しています。
それにしてもどこも人がいませんね。それはそれでゆっくりゆったりとした気持ちになっていいですね。
まさに「一人静かに」ですね(^-^)/
投稿: Amy | 2020年9月29日 (火) 15時33分
焼走り溶岩流の岩場、これは確かに歩きづらそうですね…。
これを往復2キロは厳しい💧
私が行く時は駐車場からちょろっと覗くようにいたします💨
モフモフちゃんの歓待からのフルコース、至れり尽くせりですね♪
それにしてもこのご馳走の量、すごすぎ!
食にこだわらない貧乏舌なので、いつも旅先で粗食なのですが、こういうお料理を楽しむ旅も良いなぁと思いました。
投稿: ナユタ | 2020年10月 4日 (日) 20時13分
Re:Amyさん、こんなご時世、ちょうど夏のGO to トラベルがなんとかかんとかで東京がどうなるか、と言われ始める前に行っていたので本当ギリギリで向かったのですが、今は東京の方も解除になって良かったですね。とは言え油断せず節度を持ってこれからも行動しないと、ですね。
あ~早く普通に旅が出来る日が来て欲しいです。
ペンションを独り占め出来たのはうれしくもあり、なんだか複雑でもあり。。。
逆の立場からすると出来るだけ多くの方に来てもらいたいはずですし…
投稿: 大樹 | 2020年10月 4日 (日) 23時02分
Re:ナユタさん、一応はロープが張ってあって歩くスペースはキープされているものの足元は全て「岩石」なのでスニーカー以外では訪れてはいけない場所ですね♪
機会があったら是非駐車場から少しだけでもかじってみてくださいw
ペンションでの独り占めの世界、本当申し訳なかった感じです。
普段ならラッキー!って思うんでしょうけど、ちょっと時期が時期だっただけに。。。
でも静かな安比高原の一日、良かったですよ♪
投稿: 大樹 | 2020年10月 4日 (日) 23時05分