十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅(酸ヶ湯温泉編)
7月の旅行記が11月になろうとするのに終わらないというこの異常事態w
週1位の更新ではこんなもんか、とも思うのですが如何せんこの夏の記事が終わるのが冬の始まりを感じる頃になろうとは思いもよらず(-_-;)
焦っても仕方がないので、先ずはこの記事を書き終えることに集中(;´Д`A ```
前回の奥入瀬渓流編はこちら
久し振りにもう一つのサイトも更新中♪
ETERNAL WIND~永遠の風~
副主任になって早半年。。。
奥入瀬渓流を後に車で30分程走ってこの日の宿に向かいます。
山道に入るとあっという間に周りはガスで視界が一気に奪われライトをつけても十メートル先がやっとの状態。
そんな中走っていくと、少しずつガスも晴れはじめ、この日の目的地、「酸ヶ湯温泉」に到着です。
酸ヶ湯、テレビなどで聞いたこともあるかと思いますが、冬場になると1日で4メートル以上の積雪があるという日本一の豪雪地にある宿です。
ここの宿と言えば「ヒバ千人風呂」!
人生で一度はこの「ヒバ千人風呂」に挑戦してみたかったんですよね。
チェックイン後、すぐにお風呂へ!と思ったんですけど、周辺を少し散策してからでもいいかな、と歩いて周辺を散歩することにしました。
徒歩数分も歩くと八甲田山の登山口が現れ、その奥には「地獄沼」と呼ばれる火山口に湧き出た温泉が湧出する場所があります。周辺には三十三観音が地獄沼や酸ヶ湯温泉を見守ってらっしゃいます。
硫黄と高温の強酸性の湯が周りを荒涼とした世界にしてしまう辺り自然のパワーのすごさを感じることが出来ますよ。
地獄沼の西側には道路を挟んで東北大学の高山植物園と「まんじゅうふかし」と呼ばれる腰掛の湯治場があるのですが、地獄沼からわずか数分もかからない場所なのにあの例の言葉が。。。
クマちゃんが出没しましたよお♪(4回目)
ええええええええ!!!!!この先もう百メートルとないのにいorz。。。
入り口が封鎖されており、入るに入れない( ;∀;)。。。とても残念ではありますが、宿に戻ることに。
さて、宿泊場所は湯治棟と呼ばれる棟ですが、今回泊まる3号棟だけは食事がとれる棟となっていて室内もリニューアルされてきれいになっています。
他の湯治棟は自炊の場所があって、そこで調理する形。
うん、なかなかすっきりとしたいい雰囲気の和室。
お茶菓子もちゃんと置いてあり早速一口パクッ♪
う~ん、名物しょうが味噌まんじゅう、なかなか不思議なお味♪
しょうがと味噌餡がこんなに合うとは!ちょっと癖になっちゃいそう♪
宿にはメインとなる大浴場の「ヒバ千人風呂」の他に小浴場「玉の湯」もあり源泉は違うものの白濁の賛成硫黄泉を味わうことが出来、先ずは欲張らずに「玉の湯」の方から堪能することにしよう♪
詳しくは酸ヶ湯温泉HP「ご滞在のしおり」より
大浴場の「ヒバ千人風呂」は体を洗うことが出来ませんが、こちらの小浴場の「玉の湯」では体を洗うことが出来るので、しっかり一日の疲れをここで落としていくことにします。
写真はHPから見ていただければと思いますが、小さなお風呂場ではありますが、白濁の酸性湯は十分こちらでも堪能できますよ。
30分近くさっぱり湯舟に浸かった後は、お待ちかねの今日の夕食タイム♪
食事処が完備されていて、なかなか上品な雰囲気の宴会場の様な場所。
出てきた食事がこれまた豪勢のなんの(;゚Д゚)
今回の夏の温泉旅、かなり散財しておりますが、今年初の国内旅、これ位の贅沢は許してもらいましょう!!
お酒もいつも通り?頼んで気もどんどん大きくなってくるw
この後もまだまだ酸ヶ湯温泉楽しんじゃいますよお♪
大浴場に行くまで少し酔い覚ましがてら館内を散歩するかなあ。
3号棟以外の湯治棟に行ってみると、「ザ・昭和感」な雰囲気の湯治棟が目の前に!
時間とお金があれば、ここで1週間位俺も湯治で過ごしていたいw
館内の探検だけでも十分ちょっとしたエンターテインメント施設の様ですが、ここのメインはやはり「ヒバ千人風呂」
少しずつ酔いも冷めつつあるので、メイン風呂頂くと致しますか!
ヒバ千人風呂には4つの源泉があり、それぞれ「熱泉」「四分六分湯」「冷湯」「湯滝」に順繰り入ることで効能も効くとのこと。
早速入ってみます!!
因みにご存知かもしれませんが、ここ酸ヶ湯温泉は「混浴」でございます。
女性の方はやや敷居が高いかもしれませんが、酸ヶ湯温泉では普通のことなので、是非機会があれば♪
風呂場に入ると数人の湯治客がいるのみで、落ち着いた雰囲気の中、酸ヶ湯温泉の千人風呂をいただけそうです。
千人風呂と言うだけあって畳千畳(ちょっと大げさw?)分くらいありそうな大きな一間にこれまたどでかいヒバ風呂がデーンと!!
真ん中には風呂の半分くらいまで隔てられているけど奥側は敷居もなくまさしく混浴状態。
女性の方はこの時間いなかったですけど、若い子だとちょっと入るのは躊躇してしまうかもしれないですね。
でも折角酸ヶ湯温泉に来たからには是非ヒバ千人風呂は堪能していただきたいです。
白濁の湯は酸性の硫黄泉ですが、そこまできつい感じではなく、免疫を上げる力があるまさしく薬湯と言ってもいい程の良泉です!
小一時間もヒバ千人風呂を堪能しているうちに、何と自分一人になったww
こんな広い風呂を独り占めできるとはなんという贅沢!!
(まあ、ものの数分の話でしたがw)
心も身体もポカポカで明日の最終日も楽しめそうです。
次回は最終日、最終日もまたまたお山に登ってしまいますww
続く
十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅シリーズ
黒石、小坂編
新玉川温泉編
秋田駒ヶ岳編
ムーミン谷編
駒ヶ岳温泉編
抱返り渓谷編
小岩井牧場編
焼走り、安比高原編
八幡平編
鹿角編
奥入瀬渓流編
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コメント
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酸ヶ湯温泉、湯治場の雰囲気もありながら、綺麗で現代っぽさもあって良いですね。
食材持ち込んで、自炊しながら湯治するのも楽しそうです。
でも…混浴は厳しいかな⤵
ヒバ千人風呂は気になりますが。
お食事、豪華ですね!
宿で美味しい食事とお酒を楽しんでからの温泉、至福ですよねー😊
いいなぁー!
投稿: ナユタ | 2020年10月26日 (月) 01時07分
Re:ナユタさん、連続でコメありがとうございます。
酸ヶ湯温泉、一度は泊まってみたいなあ、と思っていながらなかなか機会が無かったので、今回清水の舞台から飛び降りる勢いで予約入れてしまいましたw
確かに女性にはヒバ千人風呂敷居が高いかもしれませんが、結構皆さん平然と入られている様ですよ。
食事もまさかこんなに豪勢とは思っておらずちょっとラッキー♡でしたw
投稿: 大樹 | 2020年10月26日 (月) 01時33分
こんにちは。
酸ヶ湯温泉、がっつり湯治場のイメージでしたが、
立派なお食事もついていて、楽しめそうですね~
そして、熊ですか。。今年はあちこちで出没してますね。
お会いしたくないなぁ。。
私は、1月に青森旅行計画中です。
でも、こちらの温泉もいつか行ってみたいですね。
投稿: はな☆ | 2020年10月28日 (水) 12時09分
Re:はな☆さん、基本は湯治湯がメインの様ですが、自分の様な半旅館的なコースもあるようです。
値段はそこそこしますが、滅多に来れないだけにたまの贅沢は許してもらおうかと♪
今年は例年になくクマが麓まで降りてきているみたいですね。
自分もこんな間近でクマの出没を感じることは無かったので、遭わなくてよかったです。
1月の豪雪時期に青森入りですか!それはすごい。寒いのが苦手な自分は雪の世界に飛び込む勇気がなかなか沸きません。。。
投稿: 大樹 | 2020年11月 8日 (日) 22時53分