中世に出逢えるまち、河内長野その2
前回に続いて河内長野散策の続きです。
三日市町駅まで歩いてきたところで、昼過ぎになったので、駅近くで軽く食事を摂った後は高野線の東側に当たる地区を中心に巡ります。
前回の西側中心に散策してきた第一弾はこちら↓
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ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
この時期に保育士キャリアアップ研修が…
三日市町からはおおよそ3キロほど歩くのですが、川沿いの道で狭いながらも勾配もそこまできつくはないので40分ほどかけてトコトコ。。。
薬樹山延命寺に到着です。歩くの嫌な方は三日市町から隣の美加の台駅まで行ってバスに乗って行くと、歩く距離も大分稼げますよ。
夕照紅葉で有名なお寺で秋の紅葉シーズンには多くの紅葉狩り詣で賑わうようですが、今の時期は深緑豊かな雰囲気でまたこれも趣があって良い。薬樹山と名がついているだけあってその昔はこの周辺で薬草が色々採れたのだとか。弘法大師空海が地蔵菩薩をこの寺に納めた由緒正しきお寺ではありますが、この静かな神聖世界来て良かったです。
この龍の彫り物が往時からこの地を静かに守ってらっしゃったのでしょうね。
延命寺の裏手には前述の様に夕照紅葉の山が拡がっていて、蓮池なども有り、秋の紅葉シーズンにはきっと赤色に染まったきれいな山になっているんでしょうか、一度機会があれば見に来たいものです。
それでは延命寺から一山越えて観心寺に向かいます。
距離的にはたいしたことは無いんですが、とても薄暗い誰も通らないような道(Google Mapでも表示してくれない(;´Д`))を30分ほど登って降りて進まねばなりません。
ここで迷子になったらちょっと焦るよね(;´Д`)。。。そんなちょっとした峠越えを経験し、なんとか檜尾山観心寺に到着です。
ここも弘法大師空海が観音菩薩を刻み奉納した由緒正しきお寺。この一帯を治めていた楠木正成の学問所でも有り、墓所もここに安置されております。
小さい頃、正月の除夜の鐘をここに打ちに来てた以来なので、もうここに来たのは何十年ぶりか。。。
観心寺には日本で唯一のあるものがあって、「北斗七星」を祀るお寺でもあります。
弘法大師空海が治めたと言われる観音菩薩を囲むように7ヶ所の星塚があり、順繰りに巡ることで開運厄除けが出来ると言うことで早速グルッと廻っていきます。
このような星塚が7ヶ所あるので順番に願って自分に降り懸かる厄をふるい落としていきます。
こんなこともあったしね。。。
星塚をお参りした後国宝に指定されている金堂に今回の散歩の報告をさせてもらいます。
そして、この地を治めていた楠木正成の首塚にも挨拶をしていきます。
楠木正成、南北朝時代の一大武将。
建武の新政で振り回され非業の死を遂げた悲劇の武将、足利尊氏と共に戦い、そして違うことに楠木正成は何を思ったんでしょうか。。。
と、言いつつあまり歴史には疎いので、これ位が精一杯の把握。
もっと歴史勉強しておけば良かったw
ま、俺は地理派だし♪と強がってみるw
有名寺院の延命寺、観心寺を巡った後は正月の夜中に親に連れられて除夜の鐘を突いた後、必ず立ち寄っていたお店に入ってみようと思います。まだそのお店はあるのか、、、
ありました!!
阿修羅窟と言うお店。店の名は覚えてなかったけど、ここで年に一度食べていた「安倍川餅」をどうしても食べたくなりまして。。。
このお店は夏場はわらび餅の方が人気みたいだけど、やっぱり自分は昔の思い出に浸りたい、、、
勿論頼むは「安倍川餅」!三日市町でご飯食べてなかったら名物の煮麺も食べたかったなw
昼下がりと言うこともあり、もう数人しかお客がおらずホッとしながら座敷でバスが来るまでの40分ほどの時間、思い出と涼をここでいただきました!
一日かけて巡った河内長野散策、最後は河内長野駅前で最後にとっておいた西高野街道の酒蔵通りで〆にしたいと思います。
バスで河内長野駅に戻って、2分ほどで到着。
酒蔵通りとは言っても実質天野酒は西條合資でしか作っていないのか?通りはなんともこじんまりと。。。
で、入った西條合資でやっぱり買っちゃうでしょう♪
この日は電車とバスで来たので呑んじゃえ!と思ったけどこのまま家に帰るだけなので、夏ならではの冷濁酒買っちゃった♪
家に帰るまでお楽しみで、この場ではゆずサイダーで我慢。。。
家に帰ると速攻スーパーで焼き鳥買ってプファー♡と冷濁酒を味わう。
久しぶりの日本酒に速攻ベロベロになってましたわw
奥河内の玄関口、河内長野はまだまだ見所たくさん、以前何度か河内長野のネタもあるので良かったら。
次回からは大阪の東側を散策。
参考サイト
河内長野市観光ポータルサイト
日本遺産ポータルサイト
観心寺
天野酒
今回の行程
三日市町駅~延命寺~観心寺~阿修羅窟~西條合資会社
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