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2021年9月

2021年9月26日 (日)

大阪を旅する大阪人…四条畷市編

今回は飯テロスタートです。
夜中にはご覧になりませぬよう…

石切から枚岡公園の駐車場まで戻ってきた頃には、駐車場の閉鎖時間まで残り僅か。
ふーっ、電車で戻ってきて正解。

前回の石切編はこちら

もう一つのサイトも更新中
ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~

「飲み物の秋」

いつもなら大阪府内なので普通にこのまま家に戻るのが通例パターンではありますが、今回は違う。。。
なんと言っても「大阪を旅する大阪人」ですから!

 

 

石切から10キロ弱程、車で向かう先は東大阪市の北に位置する「四条畷市」です!!

四条畷(しじょうなわて)は人口5万ちょっと、大阪狭山とほぼ同じ小さなミニシティです。
四条畷地区と山上の田原地区からなり、田原地区では新興住宅や関西文化学術研究都市の開発があり、四条畷は旧市街、田原地区は新興地区と全くと言っていいほど雰囲気は別の町。
ちなみに田原地区からは奈良県の生駒市からのアクセスがいいので、大阪府民でありながら通勤通学は奈良県に一旦出ると言うなんとも不思議な移動行程をとる方も多いようで。。。

さて、そんな四条畷ですが、特段メジャーなスポットがあるのか、と言われると???ではありますが、なぜここに来た?

それはですねえ、、、

 

 

ここ四条畷で夜長を過ごすためなんですわ!!

 

 

向かうのは四条畷の駅から歩くと15分ほど山の手に向かう一本道を進んでいった先にあるお宿に向かうのです。

そう、のんびり誰にも邪魔されず、部屋で本を読んだりして静かに過ごすのだあ!!
ここに「大阪を旅する大阪人」の主テーマが隠れていたのだ!!

 

では早速お宿でくつろぐことにしましょう♪
今回のお宿は「伊勢屋」さん、ゴールドステッカーを取得したコロナ対策完璧なお宿です。

Photo_20210926191001

今回のお宿、ほぼほぼ他の利用者と会うこともなく、本当静かに過ごすことが出来ます。
食事もこのご時世もあり、部屋食♪
とことんケアしてくださっており安心して利用できます。

そして、ウエルカムドリンク!
にゃんと、自家製だと言う甘酒の登場でございます。

それもいくつかの種類から選んでくださいね、ということでヘルシーなものにはヘルシーで返すべ!と「withトマトジュース」で割っていただくことに。。。

普段あまり甘酒を飲むことはないけど、名物とあればありがたく頂戴いたします。
トマトジュースと甘酒って思った以上に程よい酸味と甘酒の甘みが絡み合ってなんともバランスの良いお味。
口直しの麦茶がニクイね♪

到着早々のおもてなしを満喫させてもらい、夕食までの間は部屋で本を読んだり、お風呂をもらったり。。。
お風呂は家庭風呂ですが、一組入る度に一回一回掃除をなさり、風呂湯も入れ替えてくれる徹底ぶり。
逆に申し訳ない位です。。。

そして19時30分、お願いしていた夕食タイム♪

今回は多分、自分以外に一組おられることは分かったんですが、全くお会いすることなくほぼほぼ完全分離。
食事も部屋食となり、一品一品ご丁寧に持ってきてくださり恐縮至極。

それではしばし爆弾投下!!!!(拡大可↓)

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見てお分かりの通り、ほぼほぼ「大阪の地産地消」メニュー!!
なにわ黒牛をはじめ、大阪府各地の名産野菜をこれでもか、とふんだんに使ったメニューでございます。

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まず出てきたのは、大阪人ならこれ!
「牛スジ煮込み」、うちらは「どて焼き」と呼んでおりますw
まずはビールで乾杯♪
このビールは箕面の地ビール、「ペールエール」!どて焼きをぱくつきグビッ…

う、う、うみゃーい!!!!

緊急事態宣言下でなくば、速攻お代わりモード全開だぜえ!

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なにわ黒牛となにわポークの三種盛り。
なにわポークは以前から知っていたけど、なにわ黒牛は初。
個体識別番号付きのなんてもう贅の極みですよね。

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野菜サラダも勿論大阪各地の地野菜をふんだんに使っていて、大阪人であることの幸せを感じる至福のひと時。
そして、メインディッシュ、なにわ黒牛のサーロインステーキのお出まし♪
しっかりAー5ランクを名乗ってくださっており、もうこれだけでウン千円イッテしまうでしょ、状態。

肉もとっても柔らかくジューシーで!

先ずは何もつけずに一口。。。、

 

う~~~ん、お肉が解けていくなんて久しぶりの味わい♪
至福の瞬間だわ、これ。

 

塩、タレ、揚げニンニクスライス、わさび醤油等好みで味も変えられるので、色々チャレンジ!
どれもいける!!
ステーキの下に敷かれていた甘酒を浸したというパンもまた、食への貪欲な味わい方を教えてくれる!!

あ゛~~、肉お代わりくださいー!!

 

 

と、思っていたら

「もしよかったら、追加料金650円で「牛カルビ丼」に出来ますけどどうします?」

と。。。(勿論なにわ黒牛!!)

それは頼まないわけにはいきません!!

是非お願いシマッス!!

そして現れたなにわ黒牛の牛カルビ丼、、、

 

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えっ、これってカルビ丼!!??

どう見ても高級ローストビーフ丼やん!!!!!
うれしすぎる誤算ですよ、これは!!

650円でこれ食べられへんよ、ホンマ。。。

いや~、ここのお宿、どう利益を出してはるの?
と思う位信じられへんコスパ最高のお宿。
古い建物ではありますが、とても清潔でこれは大阪宿泊の定宿決定やね。
また気晴らししたくなった時で、遠出できない時にはここにきて、至福のひと時を味わいにくるぜ!!

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デザートももらい、静かな空間もいただき、大阪にこんな場所があることを知った大阪人。
地元探究の楽しみの幅が広がった思いでした。
食後は夜遅くまで本を読んで非日常の夜長を満喫。

静かすぎるのは苦手だけど、安心感のある静かさは大歓迎。
また来るぞ♪

そして、朝。
朝食は食堂でしたが、時間を調整してくれているようで、結局誰も出会うことなくチェックアウトまでのんびり過ごすことが出来ました。
配慮に感謝ですね、本当ありがとうございました。

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さあ、それではせっかく四条畷に来たんだし、ちょっと四条畷散策をしてみましょうか。
宿の横には四条畷一番の名所「四条畷神社」が鎮座しております。

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四条畷神社、河内の大武将、楠木正成の息子楠木正行を才神として祀っている神社。この四条畷の地で戦いの末敗れ絶命した武将の神社。
正成が大楠公と呼ばれるのに対し、息子である正行は小楠公と呼ばれているのだとか。

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流石は楠木家由来の神社だけあって、南北朝時代の楠木家の波乱に満ちた世界の一端を感じることが出来ます。
ちょっと調べてみると、、、

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「桜井の別れ」
…父、楠木正成が息子正行に自分が足利尊氏に討たれても、天皇をしっかり守り通すように、と。
ここに彫られている「忠孝両全」とは忠義、孝行共に果たすことだそう。

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…そしてこちらが討たれた父楠木正成の首を目の前に、自決しようとした息子正行を諫める楠木正成の妻であり、正行に当たる母楠木久子の像。
「貞仁両全」、妻として母としての賢人さを表わすものらしいですが、、、(;^_^A

ここ四条畷神社が河内の一大武将、楠木正成ゆかりの神社として多くの地元民に愛されている神社というのがよくわかります。
駅近くの参道から四条畷神社を眺める。

最後は四条畷神社の威厳さを参道から眺める。
坂の上に聳える神社の凛とした姿が遠くにあってもしっかりと拝めるなんて、四条畷一を名乗るだけのことはありますね、今度は電車で来てみよう!

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四条畷にはもう一つ「田原地区」という山の手の地区もあることを冒頭で書きましたが、せっかくですしそちらにも立ち寄ってから次目指す町へ向かうことにしましょうか、その場所が「府民の森 むろいけ園地」
大阪の生駒金剛山地沿いにはこのような「〇〇園地」と呼ばれる自然公園があちこちに点在しております。

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山の手が間近にある四条畷。
気が向いたら軽くトレッキングに行けるほど文明と自然が共存している町。
大阪の魅力をまた一つ感じることが出来ました。

次はむろいけ園地からほど近い、これまた「〇〇園地」に向かいます!!

続く

大阪を旅する大阪人シリーズ

東大阪市暗峠編
東大阪市なるかわ園地、枚岡公園編
東大阪市石切編
四条畷市編←今回

参考サイト

大阪観光局公式サイト OSAKA INFO
箕面ビール
伊勢屋


今回の行程

石切(枚岡公園)~四条畷神社~むろいけ園地

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2021年9月20日 (月)

大阪を旅する大阪人…東大阪市石切編

枚岡公園から暗峠となるかわ園地とトレッキングが終わって十分足はすでに棒状態ですが、もう一踏ん張りして続いての目的地、「石切」を巡ってこようと思います。

前回のなるかわ園地、枚岡公園編はこちら

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
遠出が出来ない代わりに。。。

 

枚岡からも十分歩いて到達できる距離にある石切の名所と言えば、大阪人なら多くの人が知っている「石切さん」こと、「石切劔箭(つるぎや)神社」
天照大御神の孫に当たる饒速日尊(にぎはやひのみこと)と、息子の可美真手命(うましまでのみこと)が祀られていて、上社に父の饒速日尊、下社に可美真手命が祀られているらしい。
で、この饒速日尊はとても強い方だったようで、石切劔箭の名の由来も「御神威が、強固な岩でさえも切り裂き、貫き通すほど偉大である」ところから来たみたいですよ。
その名の通り、石をも切り裂く力強い神が祀られている「石切さん」、でんぼ(腫れ物)も切り裂くパワーがあると言われ、
疾病を断ち切る神様として百度石を廻るお百度参りもとても有名。

今回は俺も色んなでんぼ(腫れ物)を削ぎ落したく、久しぶりに参拝に訪れた次第。
ここに来たのは10年以上前だったんだねえ。。。

ETERNAL  TREE~永遠の樹~「石切さん」

偶然ですが、この石切さんの記事の後、「大変になってきた。。。」「外郭神戸」とかの記事を書いていたみたいですが、その頃にも「新型インフルエンザ」の事を書いていたみたいで…10年くらいの周期でそう言う未知のウイルスとかがやっぱりまん延したりするんですかね。。。

枚岡の駅からは2キロもない位で、道も平坦なので15分ほどで石切さんの入り口に到着。
また独特な鳥居ですね。

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早速お参りとお祓いを、、、と思ったんですが、もう昼下がりで体力も使ったこともあり、小腹も空いたとあって参道沿いの商店街でお店探し。
そして石切名物の「よもぎうどん」のお店「大和屋」さんへ。

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おっ、ゆきぽよも来てたんだねえ。。。
今回は暑い盛りだったので「よもぎざる」を注文。
5分とせずに出てきた「よもぎざる」、よもぎの天ぷらもサクッと甘みがあって、これなら何枚も食べられそう!
暗峠でカレーとかき氷食べたのに、僅か3時間後にはおやつとして「よもぎざる」を平らげてしまう位腹減っていたんですかね、あっという間になくなってしまいましたw
疲れた身体と涼も取らせてもらい、腹ごしらえもバッチリだぜ!

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それでは、いよいよこれから石切さんでお参り、お祓いをしに行こうと思います。

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ここ石切劔箭神社は下社にあたり、饒速日尊がいる上社よりもメジャーな存在。
それでは早速お参りをし、お祓い処で護摩木を購入。
ここでしっかり厄落としていかねば!!

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護摩木を納め、お百度紐を頂いたらここ石切さん名物「お百度巡り」を開始します。

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境内にある2ヶ所の百度石をグルグル廻って都度都度願掛けを行っていくのですが、初めこそきちんと「厄払いが出来ますように」と念じているのに、途中から「まだ歩くの?」「めっちゃ暑い…」と明らかに邪念が(;´Д`)。。。

そんなブツブツも鹹味し(;´Д`)やっとお百度巡りを終えると軽く一時間越え。。。
うーん、お百度巡り、かなりしんどい。。。これはきちんと体調と季節を選んでリベンジせねば!!

と、石切でのミッションはコンプリート?したので、参道を通って折角ここまで来たことですし饒速日尊の祀られている上社の方にも行ってみようと思います。

参道沿いの商店街も昨今のコロナ禍で影響を受けているのか、閉まっている店も結構あってやや寂しい感じ。
人気の占いの店もほぼ閑古鳥状態。。。早くこの社会全体の厄が落ちますように。。。

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商店街には石切不動明王や日本で3番目にでかい?大仏があったりと賑わいが戻ってきたらもっと楽しんで散策できそう。
次回来るときは、活気ある商店街巡りが出来ることを願いながら、商店街を抜けて山沿いにある上社に到着です。

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下社の賑わいある雰囲気とはうって変わって、上社は誰も参拝者はおらず、何とも静かな一小神社。
この人知れず静かな地に猛者神こと饒速日尊が祀られているのがなんとも不思議な感じ。
ここにも百度石があってこちらでもお百度参りは出来るみたいなので、静かに祈りを捧げたい方はこちら上社の方が良いでしょうね。
参拝後、流石にもう足にかなりキタ、、、
帰りは近鉄

一日かけて東大阪の山辺を巡った訳ですが、今回の旅行記、いつもならここで「散策記」として終了するのですが、テーマは「大阪を旅する大阪人」、この後も続きます。
それはまた次回。。。


大阪を旅する大阪人シリーズ

東大阪市暗峠編
東大阪市なるかわ園地、枚岡公園編
東大阪市石切編←今回


今回の行程

枚岡駅~石切参道商店街~石切劔箭神社(下社)~石切劔箭神社(上社)~石切駅

東大阪編の全行程…枚岡公園から暗峠、なるかわ園地、枚岡神社を経て石切劔箭神社へ

石切劔箭神社
石切参道商店街
神社専門メディア「奥宮」
ピカッと東大阪

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2021年9月12日 (日)

大阪を旅する大阪人…東大阪市なるかわ園地、枚岡公園編

大阪府東大阪市と奈良県生駒市との県境、暗峠。
本当ならまっすぐ生駒市側に降りていきたいところだが、こんなご時世故折り返すことにします。
とは言え、単純に酷道308号を戻るだけでは芸が無いので、ここ暗峠を含む金剛生駒紀泉国定公園の一つ「なるかわ園地」を巡って麓の枚岡公園に戻るコースをとります。

前回の暗峠編はこちら


もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
~大きな株のお話…夏枯れ相場からの急上昇~


生駒山地の尾根道沿いを歩いて行くと、その横を信貴生駒スカイラインが。
このスカイライン、結構運賃高いんですよね(;゚ロ゚)!!!

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暗峠から峠道を歩き続けて約15分、生駒山を形成するうちの一つ、大原山に着いたのですがこのまま「なるかわ園地」に向かうのは芸が無い。
ちょっとしんどいですが、一旦大原山から中腹まで下った先にある「八代龍王 神感寺」に行ってみます。

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山の中に佇む山寺ですが、結構な大きさの敷地を持っているようで、境内もだだっ広い!そして高低差があり過ぎ、足が重い。。。

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歩くだけでも結構大変な神感寺ですが、八代龍王のお寺らしく、境内の下った先にある龍神窟には4体の龍が鎮座していて何とも厳かな感じ。
広大な境内なのに山寺故か、誰一人として参拝する人がいない中、自然のパワーを身体全体から味わう。

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ここ生駒山系には八代龍王に纏わる寺院が点在していて、パワースポットとしても静かに有名だと。。。
生駒山上遊園地側にある「龍光寺」はその中でも一番のパワーを持つとか。。。
いつかそちらも訪れてみたいものです。

参拝した後はまた大原山まで戻るのですが、時間にしたら大したことないはずなんだけど、今までのアップダウンが大きすぎ、しんどさも倍増気分で一人ブツブツ言いながらやっとこさ大原山まで戻ってきて、やっとここから「なるかわ園地」へ。
園地内は平坦で今までの足腰の負担も大分軽減されてきました。
そして、一番の見晴らしスポット、「ぼくらの広場」に到着。

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絵になるねえ、一本桜と眼下に広がる大阪平野!!

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遙か遠くは大阪市街の高層ビル群も!
ここから見る夜景も函館、神戸、長崎に匹敵するんじゃねえ!?
いつの日か夕方、夜にこの地に再訪して素晴らしき夜景を拝んでみたいものです。

ぼくらの広場からの夜景を扱ったサイトがありました↓
夜景INFO なるかわ園地 ぼくらの広場

ここから枚岡公園周辺までは色んな遊歩道があって、自然と戯れながら楽しくトレッキング出来ます。
まあ、下りで少し気が楽になっているのもあるけどw

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そして麓に降りてきたところにある「枚岡神社」にて今回の暗峠トレッキングは終了。

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ここ枚岡神社は日本最初の天皇「神武天皇」が即位する3年前に創建された2600年以上も経つ神社。
奈良の春日大社もこの神社を祀っていた天児屋根命(アメノコヤネノミコト)と比売御神(ヒメミカミ)が分祀されたことで建立されたという、春日大社の元々の総社でもあり「元春日」とも謂われる由緒正しき神社でもあります。

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神社マニアではないけど、こういったプチ情報を調べてみると、神社巡りもより楽しくなりますよね。
枚岡神社お参りして鳥居をくぐると、にゃんとそこは「枚岡駅」
駅を出たところからもう参道になっているとは枚岡神社、威厳敬しですな!

後半戦は枚岡から駅にして2つ先にある「石切」と言うところまでまた頑張って歩きますか!!

続く

参考サイト

ピカッと東大阪
八代龍王神感寺
大阪府民の森
枚岡神社

今回のトレッキング行程

暗峠~大原山~八代龍王神感寺~ぼくらの広場~枚岡公園~枚岡神社

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2021年9月 5日 (日)

大阪を旅する大阪人…東大阪市暗峠編

暫くは大阪ネタしか出せないなあ、と思っていたんですが、今回の「大阪を旅する大阪人」シリーズ。。。
ええ、いつもの散策シリーズではあるのですが、ちょっとレベルアップ?してみました。
例えるなら、そうですねえ。。。エコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレード的な?_?

と言うことで、大阪を旅する大阪人シリーズスタート♪

もう一つのサイトも更新中♪
ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
ちょっとした気晴らしも心の洗濯になります


今回は第一弾、スタートとなる「東大阪市」をご案内。
東大阪、大阪府の中では政令指定都市である「大阪市」「堺市」を除くと中核市の中では大阪最大の人口を抱え(おおよそ50万)、中小企業が多く「ものつくりの町」(下町ロケットの世界で有名ですよね)、そして花園ラグビー場があるところでもあり、「ラグビーのまち」としてのイメージが強いかなあ、と思いますが、今回は市街地巡りではなく、奈良に面する東大阪の東部の山辺にスポットを当ててみようと思います。

自宅から東大阪までは国道170号、通称「そとかん(外環)」を延々走り続け1時間ちょっと、スタート地点となる「枚岡公園駐車場」に到着です。
小高い丘の上にある枚岡公園、眼下には東大阪の町並み、そして遠くには大阪市街も見えるなかなか眺めの良い高台。

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ちょっと大阪にもオシャンティーな場所があるもんですね、コンクリートロード口ずさんでしまいそうですw
駐車場横には二重塔の立派な重願寺もあり、これから向かう目的地への安全を願い出発です。

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で、遅くなりましたが今回の目的地は「暗峠」と言うところ。

名前からしてちょっと不気味だと思いません?
この暗峠は昔より伊勢参りの峠道として使われており、交通の要所でもあったようですが、追い剥ぎなどがこの地域によく現れたと言う怖い謂れもありつつ、言葉が転じた説など色々あるようなので、本当のところは分からずですが、今のような文明時代でない頃は夜の峠越えはさぞかし怖かったでしょうね。
標高455メートルの奈良と大阪を隔てる生駒山地の暗峠まで、頑張ってトレッキングしていこうと思います。

枚岡公園から暗峠までは国道308号で一本で向かえるのですが、実はこの国道308号、、、

 

 

ええ、「酷道308号」なのでございます。。。

 

 

 

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うーん、まあ峠越えの道だし多少道幅が狭くなったりという感じなのかなあ。。。
と思った方、いえいえ。

狭いのは当たり前。
実はここからその意味が分かります。
麓の枚岡公園は東大阪市民憩いの公園だけあって、水のせせらぎがなんとも気持ち良い感じで流れている横を歩いたりと何とも、癒やしな空間が目の前に拡がるのですが、、、

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この道、コンクリート道となっており、アスファルトではないのですが、それには訳があり。。。

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この国道308号は「急勾配」が続く「酷道」なんです。
アスファルトだとタイヤとの抵抗が少なく、スリップしてしまうためコンクリートにせざるを得ないとか。。。

枚岡公園から続くこの道沿いにはいくつかのお寺や松尾芭蕉が道中最後に通ったここ暗峠を詠んだ句、「菊の香に くらがり登る 節句かな」の石碑なども有り、急勾配が続く酷道308号のちょっとした癒やしタイムを味わいながら、ヒーコラヒーコラ汗かき進んでいきます。

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しかし、延々続くこの急勾配、通る車なんてそんなにないだろう、と思いきや5分に1回くらいはチャレンジャーなんでしょうか?車が上っていったり下っていったり。。。

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ええ、普通に車の底擦ってしまいそうですけど。。。明らかにローギア1本でも厳しそうな急勾配だが。。。

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↑絶対この急勾配、一回車止ったら、再発進できないよね(;゚ロ゚)!!!

そして、この国道309号最大の難所が現れました!!
このS字状の急勾配、最大勾配ニャンと31%!!
斜度に関してはニャンと40%近く!

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車の轍の数々がこの道の悲惨さを物語っております。。。
分度器をおいたら40度近い角度を上るなんてあり得ないっしょ!

と言うか、歩いてでももうダウン寸前なのに、どうして人間というのはこういう無謀なものにチャレンジしたがるのか。。。
この後、自転車を降りずに上って行く強者が。。。

いや~俺には絶対無理だわ、これ。。。

てか、車でもまあ普通に無理だよね、これw

とこんな滅茶苦茶な酷道をなんとか進んでいくと、やっと少し緩やかな状態になり、(と言っても十分急勾配ですが)一息入れて行きなさい、と言わんばかりに現れたのが、「弘法の水」

やったー!これで疲れた身体を癒やせる!!

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と思ったら、水質調査の結果、飲まないようにしましょう。。。と

え゛~、、、

仕方が無いのでタオルを濡らすだけにして、残りの行程を頑張ります。
そして、急勾配が終わり、右手に棚田が拡がり始めると民家が数軒現れ、道もコンクリートから石道に変わっていく。。。
国道なのに昔ながらの石道がそのまま残っているなんてすごい歴史トリップぽいよね。

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そして暫く歩くと、大阪府と奈良県の県境、「暗峠」に到着です!!

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日本の道100選にも選ばれたこの暗峠道、一時間近くかけて麓から歩いてきただけあって、ちょっとした達成感を味わえますね!!

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峠から見る奈良県側。
今回は基本大阪府で我慢しなければならないけど、緊急事態宣言が解除されてたらまた奈良にも行きますんで、暫しお待ちを♪
折角暗峠に着いたんですし、暑い中頑張ったんだから峠の茶屋で身体を癒やすことにします。

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この峠の茶屋で名物という「野菜カレー」とこの時期ならではの「抹茶小倉かき氷」!!

疲れた身体にコレは効くねえ!
ピリッとしたものと甘ーくって冷たーいピリ甘のコンビ!!

これでまた昼からの活動も気合いが入るというものです。
続く

参考サイト

ピカッと東大阪

今回の行程↓

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