秋の九州山地を巡る…熊本県山都町の九州のへそを巡る
秋の九州山地を巡るシリーズ、やっと今回で最終回です。
もう季節は春になり、ここ数日は春の陽気とは思えないほどの温かさ。
個人的にはブルブル震えていた冬が終わり、ホッとしておりますが、体はこの気温差に耐えられるのか(-_-;)
そしてこの旅行記も寒い冬の間のネタ繋ぎでここまで何とか辿り着きました。
春の訪れとともに、秋の九州山地を巡るシリーズの〆としたいと思います。
高森町を後に夕方近い熊本県と宮崎県の県境を走る国道265号を南下します。
このまま265号を戻るとまた椎葉村!!??
そうしたい気持ちは山々ですが、次の日は普通に仕事orz…
くぅ、非日常はやはり「非日常」なのね。。。
と嘆いても仕方がないので、高森町の南に位置する「山都町」に向かい、そのまま空港に戻りたいと思います。
今回の旅行はほぼほぼ一筆書きのルートで巡ったのですが、最後の目的地に選んだのが「九州のへそ」と言われる「山都町」
山都町にも幾つか名所があり、その中でも皆さんがよくご存じの2か所を廻ってみたいと思います。
16時、観光時間残り2時間もない中着いた1か所目の名所。
「幣立神宮」です。
何ですか!?このスプリチュアルな誘い参道は!!
普通の神社ではないのがヒシヒシと伝わって参ります!!
(裏参道だったのは後で知ったのですが(;^_^A…)
参道を歩いていると何本もの神木級の木々が俺を招き入れてくれる。
うーん、さすがは九州の中心(へそ)に鎮座する神宮だけあって、神木のレベルも半端じゃねえ!!
この鳥居、なぜか断崖絶壁に( ゚Д゚)!!!
後で調べてみるとここから阿蘇山が拝めるらしく、健磐竜命(たけいわたつのみこと)が高千穂から阿蘇へ向かう途中にこの土地に立ち寄り、幣帛(へいはく)を立てたのが始まりで名の由来もここから来ているのだとか。
この鳥居は人が通るものではなく、「神」が通るまさしくスプリチュアルな鳥居!!
そして、表参道と裏参道がぶつかったところが幣立神宮の入り口。
高天原、高千穂も近いだけあってまさしく神が降臨する地として相応しい!!
この幣立神宮、建立からなんと「15000年」と、、、御神木として祀られている檜が15000年も生きていることから、この神社が日本最古の神社、と言われております。
てっきり今まで淡路島の伊弉諾神宮が日本最古の神社、と思っていましたが、15000年と言うのは、まだ日本と言う国が出来る前の話ですし、伊弉諾は日本古代国家形態が出来てからの日本最古と言う捉え方でいいのかな?
それだけでも十分スプリチュアルな幣立神宮ですが、まだまだそんなものでは終わらない位神秘的な神社!!
ここ幣立神宮には、日本で唯一の大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)と言う万物の祖神が祀られており、そのご神体である「石版」により世の平和をこの地から祈っていると。
ちなみに、ここ幣立神宮は「隠れ宮」であり、一見地味な存在でありながら、万物のエネルギーをこの地から発し、そして世界の平和を静かに祈っているすごいパワーを持っているまさしく「パワースポット」!!
もっともっとここ幣立神宮には謂れがたくさんあるのですが、正直もう俺の頭では整理がつかん!!
詳しくはいくつかのサイトで熟読して!!m(__)m
もっと、もーっと!くまもっと。
トラベル.JP
TraveRoom
とってもスプリチュアルなパワースポット、幣立神宮。
どうか今のこの混沌とした地球をお救いくださいませ。。。
さあ、ついに今回の旅、最後の訪問地となりました。
山都町2か所目の名所は。。。
(。´・ω・)ん?
さあ、この2枚の写真でピンときた方。
あなたはかなりの「熊本通」と見た!!
正解は。。。
の前に、この地の傍に遊歩道があるのでちょっくら散歩していきます。
長い階段を下り、
吊橋を渡った先に出てきたのは。。。
「五老ヶ滝」!!
かの有名処から流れてくる老ヶ滝川がこの五老ヶ滝でドバーン!!と勢いよく落ちいく水量の凄いこと凄いこと!!
これだけでも十分名所レベルですが、やはり山都町のシンボルはこれしかありませんね。
それでは答え合わせ。
答えは。。。
分かりましたでしょうか、そう「通潤橋」です!!
この通潤橋の真ん中に開いている小さな石穴から勢いよく水が流れ落ちてくるわけです。
訪れたのがもう夕方だったので、観光放水は終わっておりましたが、大体13時から15分程度見ることが出来るとのことなので、直に見たい方はその時間ピンポイントで♪
老ヶ滝川に映る通潤橋もとっても美しいフォルム。
最後に良いもの拝ませていただきました。
ここでタイムアップ。
しっかりとりあえずの予定コースはギリギリですが、制覇できました。
空港に戻って、40分ほど時間があるのでフードコートで昼食べ損ねた「あか牛丼」を頂きます♪
う、う、うまい!!
やっぱり食べ物で後悔はしたくないよね。
時間ギリギリでしたが、最後に食べものリベンジ完了♪
限られた時間で熊本を中心に、宮崎、大分の山間部を中心に巡った今回の旅。
九州の奥深さはまだまだ味わい切れていないだけに、またルートを変えて九州巡りを楽しみたいと思います。
さて、次回からは冬の旅シリーズスタート。
ええ、12月に実はちょっとユニークなルートを辿って旅してきたんですよねえ。。。
では、また来週以降の更新で♪
今回の行程
高森駅~幣立神宮~五老ヶ滝~通潤橋
了
九州山地を巡るシリーズ
熊本県美里町の石橋群
熊本県美里町の日本一の石段
熊本県八代市泉町の五家荘
宮崎県椎葉村の椎葉市街
宮崎県椎葉村の秘境
熊本県高森町の奥阿蘇パワースポット
大分県竹田市の城下町
大分県竹田市久住町の高原の恵み
熊本県阿蘇市の阿蘇盆地
熊本県阿蘇市の阿蘇山
熊本県高森町の湧水群
熊本県山都町の九州のへそ←今回
もう一つのサイトも更新中♪
ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
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幣立神宮の創建が15000年前というのにぶっ飛びました💨
まさかの縄文時代…!
それにしても、謂れもさることながら、非常に立派な神社ですね。
お地蔵さんの像は神仏習合の名残なんでしょうか。
そして、通潤橋って山都にあったんですか!
熊本とは聞いていたけど、こんなところにあったんだ…。
あか牛も食べたいし(笑)、もう少し熊本に腰を据えてお出かけしないといけないなぁ、と思いました。
投稿: ナユタ | 2022年3月14日 (月) 00時20分
また、マニアックなところに行かれてますね。
熊本、なかなかすごいですね~こんな神社があるの知りませんでした。
「通潤橋」は、高千穂ついでに行きたかったですが、
行けなかったんですよね。車からちらっと見えたけど。
放水は終わっていたようですが、いかれてよかったですね。
投稿: はな☆ | 2022年3月19日 (土) 22時42分
Re:ナユタさん、幣立神宮、俺も今回の旅で初めて調べたところで、こんな隠れ宮が存在していたこと、そしてそれでいてとてもすごいパワーを持ち合わせる神宮であったことを知った次第。
ここはまさしく日本の根本となるパワーの源の地、と言っても過言ではないと思います。
是非ナユタさんも立ち寄ってみてください。
熊本、本当まだまだ知りたいところ俺もたくさん。
次回の九州旅でも熊本立ち寄りたいなあ。。。
投稿: 大樹 | 2022年3月21日 (月) 02時03分
Re:はな☆さん、今回は九州の内陸、特に九州山地沿いを攻めているだけにややマイナー感強めですが、その分、立ち寄り地の一つ一つが濃いめでしたね♪
熊本の見所、まだまだたくさんあると思うので、次回九州散策の時にもまた立ち寄ってみたいと思います。
通潤橋、自分も今まで何度となくルートから外れてしまってましたので、今回何とか無事?組み込むことが出来ました。
放水、いつか直に見てみたいものですね。
投稿: 大樹 | 2022年3月21日 (月) 02時05分