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2022年5月

2022年5月29日 (日)

常磐線沿いお上り旅…笠間

もう一つのサイトでも書きましたが、ここ暫く仕事と組合活動でPCと睨めっこが続き、ブログの更新意欲がそがれてしまい(;^_^A
2週間ほど放置プレーとなってしまいましたw

と言い訳させていただき、残り多分3回?更新頑張ります。

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「大きな株のお話…株主優待悲喜こもごも」

水戸駅から常磐線で20分弱、友部と言う駅で下車。
ここからコミュニティバスに乗り換え向かった先は「笠間」と言うところ。
友部も笠間市ではあるのですが、笠間市の中心はここから水戸線に乗り換えて2駅先。
その電車が一時間に1本しかなく、バスでの移動となった次第。
しかし、このバスはこちらが行きたい場所までダイレクトに結んでくれるので、結果オーライ。

笠間、と言えば「笠間焼」「笠間稲荷」「笠間栗」

栗かあ。。。
食べたいが、今回は時間取れるかなあ???
と言うのも、到着した時には11時半。
実は、この日東京でライブがあり、そのために観光時間のタイムリミットは14時。
お゛~、/(^o^)\ナンテコッタイ

まあ、とりあえず今回は攻められる場所だけでも攻めておきましょう。
と言うことでバスで降り立った先は、「笠間芸術の森公園」

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ただっ広い丘の上に出来た公園内は「眺める陶芸から楽しむ陶芸へ」をコンセプトに多くの陶芸モニュメントが公園内にあり、眺めるだけでも十分楽しめる公園。もちろんメインコンセプトである陶芸のチャレンジ施設も充実しており、笠間焼を満足いくまで堪能できる場所であります。
折角なので公園内にある「茨城県陶芸美術館」へ。

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正統派の笠間焼から芸術は爆発だwモードの笠間焼まで見ているだけで楽しませてくれます。
しかし、何だろうねえ、このセンスw
俺みたいな典型的A型野郎には絶対造られへんw

この芸術の森公園の周りは、陶芸の工房や窯がたくさんあるギャラリーロードと陶の小路があり、公園内とはまた違った趣があるので是非とも立ち寄っておきましょう。
工房や窯がある場所って、昔ながらの良き古さ加減がありそうなものですが、ここ笠間に関しては完全にオシャンティーモード。
これもまた笠間モードってことで♪

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おっと、そろそろバスの時間、ここから笠間の市街に向かいます。
続いて向かったのが市街地のはずれにある「笠間日動美術館」
はじめはここの予定はなく、笠間稲荷に直行する予定だったのですが、先ほど立ち寄った茨城県陶芸美術館でここの存在を知り立ち寄った次第。
日動美術館ではパレット展示や屋外彫刻庭園等これまた芸術美のセンスを五感、いや六感で味わうことの出来、時間がない中ではありましたが立ち寄ってよかった♡

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なんかおもろいw

そして、企画展ではシルバニアファミリー展が開催中。
うちの妹が小さいころこれにはまってたわ。

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シルバニアファミリーって、動物の作りがとっても丁寧ですよね。
癒されるわあ。。。

と、ここでこれ以上幸せタイムを享受している時間がない。
もうすでに13時20分。
14時には駅についておきたい。この14時過ぎの電車を逃すと1時間後、ライブにも支障が。。。
ここからはやむなく結構な早足で巡ることに。
あ、やっぱ栗はお預けだな( ;∀;)。。

日動美術館を出るとすぐに笠間稲荷の門前通り。
この日はコスプレイヤーが笠間稲荷に集まり何かしらのイベントがあったようで、鬼滅の刃のコスプレイヤーが多数。
ほお、ここは鬼滅と何か由来でもあるのか!!??

とそこには気を留めずwお稲荷様メインで行きます。

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笠間稲荷、日本三大、いや四大稲荷?と言われている様で、一応!?三大と言うことであれば、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷に続く笠間稲荷となるのでしょうが、岡山にも最上神社あるし、佐賀には祐徳もあるし。。。うーん。。。

三大と言うことであれば、一応伏見と豊川は行っているのでこれで制覇!?と言うことでいいかw
まあ、三大稲荷を謳うだけあって門前通りは結構な賑わい。
あ゛~時間があったら栗買いたかったよー。。。

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並ぶ時間もない位時間は差し迫っております。
すでに13時45分、駅まで実はここから1.5キロくらい離れているんですよねえ。。。
結局14時ギリギリで着いて、友部で電車乗り換え常磐線の終点上野駅へ。
最後の常磐線はぶっ飛ばしてしまいましたが、ライブのためならやむなしw

なんてねw


次回、残り2回ですっ飛ばした常磐線沿いリターンズですw

※ライブの後は久しぶりに関東時代の仕事仲間と会って個室で夜のひと時を。
本当はワーワー盛り上がりたかったけど、まだそういう状況下ではなかったので静かにお食事いただきながら近況の報告。
そろそろマスク生活から本当おさらばしたいですよね。

続く

今回の行程

水戸駅~友部駅~笠間芸術の森公園~笠間日動美術館~笠間稲荷~笠間駅

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2022年5月15日 (日)

常磐線沿いお上り旅…水戸

2回ほど途中下車をして高野山参拝道シリーズをぶっこんでしまいましたが、ここから常磐線沿いお上り旅シリーズ復活であります。

高野山京大坂道トレッキング…九度山~学文路
高野山京大坂道トレッキング…学文路~女人堂

この日で一応常磐線の終点まで向かう予定ではありますが、出発の前にここ泊まった水戸の中心地を巡ってみたいと思います。
徒歩圏内でも色々見どころは固まっていて、そんなに時間はないものの、出発予定の10時半まで出来るだけ水戸を攻めてみたいと思います。

今までの常磐線沿いお上り旅シリーズ

南相馬
浪江、富岡、いわき(四ツ倉、平)
いわき(湯本)
北茨城
いわき(勿来、小名浜)

朝一から動き回るわけですから、しっかり朝からホテルでの食事を頂きます♪

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器に色々入れてくれており、一部はビュッフェスタイルですが移動もしなくていいので、本当助かります。
ホテルの値段も良心的だったし、古さを除けばコスパ最高!

さあ準備も万端、早速早朝の水戸市街を探検スタート。
まだ朝の7時半。先ずは徒歩圏内でいける一番遠いあの場所へ向かうことにします。

途中、カエルちゃんが祀られている神社に立ち寄ったり、参道ぽいのに明らかに住宅街みたいなところを通っていくこと30分弱、おっ、もしかしてあそこが入り口かな??

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どうやら無事到着したようです。
着いた先は「偕楽園」、岡山の後楽園、金沢の兼六園と並ぶ三大庭園の一つですよね。
これで念願の日本三大庭園無事制覇であります。
早速入場料を払って。。。

と思ったら??

 

 

誰もおらへん。。。orz

 

 

しかし、見事に公園内はオープンしている。
まあ、あとで言われたら支払ったら良いか、とお邪魔することにします。
(開園時間は朝7:00~。夏場は6:00~)

偕楽園は花の偕楽園ともいわれ、特に早春の頃に咲き乱れる梅林が人気の庭園ですが、初頭の偕楽園ではまだ早すぎでしたねww
しかし竹林や杉林なども季節を問わず心癒す静空間を見事に演出してくれます。
早朝からの庭園散歩もなかなか洒落たものであります。

水戸藩九代藩主、徳川斉昭により造られた兼六園、「陰」と「陽」を意識した庭園構成は皆を楽しませるというまさしく偕楽園の趣旨を最大限に活かせているのを五感で感じることが出来る庭園でした。

日本三名園 偕楽園

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続いては東門そばにある「常磐神社」、偕楽園を造った徳川斉昭と水戸の御老公こと徳川光圀公を祀るとあって朝にもかかわらずそこそこ来られた方達が参拝されておられました。
神殿もさすがの大きさ、水戸藩の影響力ってすごいですね。

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そうそう、結局偕楽園は朝の9時までに入園してしまえば「無料」らしい。
皆さん、偕楽園訪れるなら早朝がおすすめですよ。
偕楽園はここだけかな、と思ったお方、いえいえ。。。
実は常磐線を跨いだ先も偕楽園公園、千波公園として整備されていて一緒に散策しておかないと偕楽園を堪能したとは言えません。
水戸駅方面に戻るのに同じ道ではつまりませんしね。
公園内には斉昭や光圀公の像もあり、ここが「ザ・水戸」であることを実感(笑)
千波池には多くの水鳥達がなんとも気持ちよさげにスイスーイw

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とのんびりしていたらもう9時過ぎている、ちょっと時間押し始めたので、急いで駅の方へ戻ります。
駅近くまで戻ってくると水戸東照宮たるものが。
これは立ち寄っておきましょう!

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東照宮を名乗るだけあって、徳川家康公を祀っている水戸東照宮。
鳥居も神殿もなんかめっちゃ派手派手しいねんけどww
流石は時代の栄華を感じる作りですね。
斉昭が発明したとされる日本式戦車「安神車」もあり、ちょっと独特な雰囲気の神社を後に、「水戸学の道」沿いを散策してみようと思います。

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とんでもなくどでかい銀杏を横目に水戸学の道を進んでいくと、斉昭公が開いたという「弘道館」に到着です。
日本最大級の藩校であり、徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公も幼少時ここで学びを受け、そして大政奉還後はここで謹慎生活を送った場所でもあると。。。

日本最大の藩校 弘道館

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歴史はやや苦手な自分ですが、幕末の激動の歴史は色々変化があって結構好き♪
水戸学の道沿いではこの弘道館が日本遺産として登録されていますが、周辺は全て文武に関する各種学校や役所通りと化していて、通りを往時の雰囲気に作り替えていました。

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学校に通うのに往時の大門をくぐって行けるなんてちょっとステータス感じちゃいそうw
水戸学の道をぐるっと一周したら水戸駅近く。
時間ももう10時半近く。
いい塩梅で水戸駅周辺を堪能できました。
さて、ここからはまた常磐線に乗ってある町へ向かうことにします。
ヒントは「栗」で有名なあの町です♪

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黄門様、お世話になりました♪
水戸の町、なかなかいい所じゃないですか~!

続く

今回の行程

水戸駅~水戸偕楽園(常磐神社、千波公園)~水戸東照宮~水戸学の道(弘道館)~水戸駅

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2022年5月10日 (火)

高野山京大坂道トレッキング…学文路~女人堂

前回では学文路地域を色々探索しましたが、京大坂道トレッキングの本命は今回。
それでは早速京大坂道をご紹介します。

前回の九度山~学文路編はこちら

京大坂道のサイトも良かったら参考に♪

世界遺産 京大坂道 高野山参詣道

京大坂道の大部分は現在も生活道として使われているので、高野山町石道のような歴史感溢れる道ではないのですが、その分地元の何気ないいつもと変わらない雰囲気はどこよりも感じ取ることが出来る道でもあります。

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うん、この自然と人間世界が融合した風景、最高!!

しかし、緩やかな坂道を進んで3キロちょっと進んだところで、まさかの急な下り坂(-_-;)
上った分下ってしまう、と言う山上りあるあるに陥ってしまいましたorz。。。
まあ、これもまたトレッキングの醍醐味!?と割り切りましょうか。
と下った先は九度山町河根地区と言うところ。
静かな集落にはその昔河根宿があり、高野山参詣で旅籠や本陣跡も見られ、往時はさぞかし賑わってたんでしょうね。
日輪寺と丹生神社が仲良く鎮座しているのもまたいいね♪

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道沿いには民家の壁に埋まったようにお座りなさっている地蔵様達がこれからの苦行にエールを送ってくれている様です。

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河根地区からしばらくは車一台がやっと通れるような山道を延々上っていきます。

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こんな山道そうそう車通らないでしょう。。。と思っていたんですが、意外や意外10分に1回位車が通るんですよ(;´・ω・)
あんな狭い道を上り下りする地元の方結構多いんでしょうか。。。

そんな単調な山道を延々上り続け、河根から約1時間。
上り一辺倒な道が緩やかになり、ある大石と立て看板が現れました。
この場所は。。。

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日本最後の仇討の場所「高野の仇討」の場所です。
この大岩に隠れ、仇討を決行したのだとか。
この数百メートル先に仇討された7名のお墓もありました。
この高野の仇討以降、明治政府により明治4年、仇討禁止令が発令されたと。
こんな山奥でその様な歴史秘話があったとは驚きであります。
そして、それと共にこの地域は神谷地区と言われる場所なんですが、、、

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何なんでしょう、この道の狭さは(・_・;)
軽一台通るのもやっとな道幅なんですが!!
普通車なら間違いなく壁に擦ったり、溝落ちしたりする可能性大ですな。

しかし、この神谷地区、秘境感を逆手に取った攻めの集落興し?を頑張っておられ、

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むすびの地蔵堂と言われる「縁結び」の社があったり、廃校になった小学校が珈琲カフェになっていたりと、秘境の中のまさしくオアシス地域になっておりました。
休憩も学文路からほとんど取っていなかったのもあり、せっかくだからこの廃校カフェでコーヒーを頂いていくことにしよう。
女人堂の到着時間伸びるけど、どうせ夕方着だし、数十分遅れてもまあいいか。

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古い木造校舎はそのまま往時の形を出来るだけ残しており、児童がワーワー盛り上がっていてもおかしくないそんなタイムスリップ感がここでは味わえます。
職員室だった場所に作られた「Coffee しらふじ」と言う廃校カフェでは、やや苦みのある手作りコーヒーと手作りチーズケーキをチョイス。
こんな秘境の地で至福の時間を頂けるとはなんとも贅沢です。
これは絶品!!
土日しか営業していないカフェですが、高野山トラベルに行かれた方でもし時間がございましたら、紀伊神谷駅からもアプローチ出来るので是非この神谷集落を訪れてみてはいかがでしょう。
ちなみに紀伊神谷駅、、、

 

一日辺りの状況人数一桁!!

すげー!!すげー!!すげー!!

 

なのに、この駅帰りの電車でふと見ると。。。

駅員さんがいるんですけど!!

 

普通こんな秘境駅に駅員さんなんて絶対いないでしょw
逆にミステリアスな秘境駅、紀伊神谷。
これはまたいつの日か訪れなければw

と、神谷地区を味わって出発するころにはもう時間は15時20分。
あ゛~、これで間違いなく女人堂到着予定時間は17時だなあ(;´・ω・)
と逆算しながらとことこ進んでいくこと20分。。。
高野線の終点、極楽橋に到着です。

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って、駅構内に入ったら楽々でケーブルカーに乗って女人堂まで向かえるんですが、京大坂道の醍醐味はここから!
京大坂道のメインははっきり言ってここ「極楽橋」からと言ってもいい。
何故なら京大坂道の一部である極楽橋~女人堂間の「不動坂」が「世界遺産」に該当するのである!!

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この赤い橋が極楽橋、袂にはお地蔵様が鎮座していてこの先の安全を守ってくださってます。
この極楽橋から先が不動坂、熊の出没注意だそうです(・_・;)

不動坂には新旧2種類の道がありますが、やはりここは旧坂を攻めて遥か高野を目指した人々の思いを感じてみよう!
終点の女人堂までは残り2キロちょっと。頑張って上りきるぜ!!

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極楽橋出発から10分ほどで新旧不動坂の分かれ道が現れる。
旧道の方はここから先、一気に山を上っていく「いろは坂」と呼ばれるジグザグ道でかなりきつい!
しかし、その分往時の厳しい山道の醍醐味を味わえるというもの!
ここは迷わず旧道「いろは坂」コース一択ですわ!
途中、万丈転と呼ばれる罪人を吊下げられ、そのまま落とされてしまったという断崖絶壁や、清不動堂等歴史的ポイントを通り、16時20分、神谷地区からほぼ1時間で京大坂道の終点、女人堂に無事到着です!!

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ちょうど女人堂も参拝終了の時間。
この坂を下れば高野の町です。
5、6分下っていけば寺社巡りも出来ますが、今回の目的はあくまで京大坂道の制覇。
ここで京大坂道トレッキング、無事コンプリートといたします。
帰りはここからバスで高野山駅に出てケーブルカーで戻るか。。。


いえいえ、来たのは不動坂の旧道、ならば新道もやっぱ攻めておくべきじゃね?
と言うことで帰りは新道で極楽橋まで戻ることにしました。
帰りの新道はほぼほぼコンクリート道で一転ちょっと単調で味気ない感じでしたが、延々緩い下りなので足腰の負担はややましかな。
そうして17時には極楽橋駅着。

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なんとも肩身の狭い改札口w
ケーブルカーの乗換駅で人の往来は多いものの、この駅を乗降する人は数十人だと。
何気にここも秘境駅だったのね。。。

と言うことで2回に分けてお伝えした高野山京大坂道トレッキング。
次回はまた常磐線沿いお上り旅シリーズに戻ります。

今回の行程

学文路西光寺苅萱堂(12:50)~日輪寺(13:30)~高野の仇討(14:25)~旧白藤小学校跡(休憩)(15:20)~極楽橋駅(15:40)~不動坂(いろは坂)~女人堂(16:30)~不動坂(新道)~極楽橋駅(17:00)※大体の出発時間

 

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他の高野山参詣道シリーズも良かったら♪

高野山町石道トレッキング…九度山~丹生都比売神社
高野山町石道トレッキング…丹生都比売神社~壇上伽藍
高野山町石道トレッキング…壇上伽藍~高野山駅

高野山京大坂道トレッキング…九度山~学文路

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2022年5月 2日 (月)

高野山京大坂道トレッキング…九度山~学文路

常磐線沿いお上り旅シリーズの途中(やっと水戸まで到着w)ではありますが、ここで先日行ってきたトレッキングネタを放り込ませていただきます。
世間はGWですが連休中は特段予定はない。と言うか見事に土曜なども仕事なのでGWが終わってから出かけられたらいいのですが、果たして。。。

で、GW前の週末に出掛けてきたのが高野山。
と言っても今回は高野山観光ではない。高野山までの行程を楽しみたいのです。
で、高野山ルートのメインと言えば南海高野線、言わずと知れた高野山観光のメインルートであります。
しかし、電車など無いその昔は高野山までは険しい道のりを進んで山深い高野山まで行っていた訳であります。
ならば、自分もそのルートを探訪しようではないか♪と数年前、高野山町石道と言う世界遺産ルートを走破ならぬ徒破してきたわけなんですが。。。

高野山町石道トレッキング…九度山~丹生都比売神社
高野山町石道トレッキング…丹生都比売神社~壇上伽藍
高野山町石道トレッキング…壇上伽藍~高野山駅

この町石道は大阪側からのルート上最強、最長の長さを誇るルートなんですが、実は高野山へのアクセスルートには他にも2ルートあり、それぞれ「京大坂道」「黒河道」の3兄弟ルートで構成されております。

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前回はその長男たる町石道を制覇しましたので、今回は次男?「京大坂道」を徒破しようと思った次第。
距離は3ルートの中で一番短いのでコロナ禍でなまった体慣らしにはちょうど良い。
京大坂道のルートはおおよそ9キロ。3時間ほどで上れそうです。
しかし、これだけではつまらないので、今回はこの京大坂道にスタート地点の学文路地域の見所も加えて総行程20キロ弱。
今回も十分難コースでのコンプリートを目指します。

南海のホームページで京大坂道特設ページもあったのでよかったらそちらも参照してみてください。

世界遺産 京大坂道 高野参拝道

上の地図の青緑の線がメインとなる京大坂道、そして下のグーグルマップが今回の行程になりますのでよかったらご参照を。

九度山駅~学文路駅~かむろ大師~学文路天満宮~西光寺~日輪寺~高野の仇討~紀伊神谷地区~極楽橋~いろは坂~清不動堂~女人堂

それでは高野山京大坂道トレッキングスタートです。
橋本駅までは高野線は通勤路線なんですが、ここから先高野山極楽橋までは一気に雰囲気が変わり、山岳路線になりますので、特急の一部以外はほぼ全て乗り換えとなります。
駅に降りると結構な人、おっと、みんな高野山目当てなのか。
と思ってたらどうやらこれに乗る方々の様でした。。。

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観光列車「天空」

ええなあ、一度は乗ってみたいぜ。
と指をくわえつつ、先に出発する鈍行で先へ向かいます。
トレッキングスタート地点は何故か最寄りの学文路駅ではなく、一駅先の九度山駅。
何故?乗り過ごした!?

いえいえ、実はここ九度山駅、地元の駅からクレジットカード一枚で乗り降りが出来る特定駅でして、ICカード使わずに来れるというなんとも便利な無人駅なのでございます。
詳細はこちら→キャッシュレスってやっぱ便利♪

ただ、それだけでなくもう一つ理由があり、、、

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ここへ立ち寄るためでもありますw
ここは九度山駅構内にあるおにぎりスタンド「くど」

地元産のお米を竈で焚いて、これまた和歌山地産の具等をふんだんに盛り込んだまさしく地元のおふくろの味をここでいただけるのであります。
イートインも可能ですが、今回はここでおむすび弁当をゲットし道中でいただこうと思います♪
イートインスペースは南海で使われていた様々なパーツが使われていて鉄オタの方には堪らんシチュエーションとなっておりました!

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ここでまったりイートインしていってもいいんですが、今回も時間は結構タイトになっております。
頑張って20キロの行程頑張らねば!!

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六文銭が物語るように、ここ九度山はあの「真田幸村」のゆかりの地。
駅周辺は真田庵等真田にまつわる歴史散歩を楽しむことが出来ます。
さあ、準備も整ったし隣駅学文路駅へGO!

線路沿いの道を下っていくこと30分、京大坂道の出発点の地、学文路駅に到着。
しかし、このまま京大坂道へは向かわず学文路周辺にも何気に気になるスポットが点在しているのでそこに立ち寄ってから向かうことにします。
※学文路と書いて(かむろ)と呼びます。「がくもんじ」ではございませんww

学文路は文字通り、学文路、文字通り「学問(文)の道(路)に入る」と読めるところから多くの受験生などに人気の地で、学文路天満宮はまさしく学問の神様こと菅原道真公を祀っているとあって、受験シーズンには多くの受験生が願掛けに訪れます。
しかし、その学文路天満宮までは学文路駅から軽く2キロ近くあるので、その手前にある「かむろ大師」とセットで巡ってみたいと思います。
柿畑の中をのんびり春の風を浴びながらの散歩、この後訪れる数時間もの半登山モードからすると、楽ちん楽ちんw

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柿畑を抜けて約20分ちょっと、学文路天満宮に到着です。

学文路天満宮
本殿の横には受験・病気平癒に霊験ありとされる撫で牛があり、合格祈願には頭を、病気には体の悪い部分を撫でるとよいと言われています。

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そしてその牛の前には2匹の雄犬、雌犬が同じく左右に鎮座しており、左側に雌犬、右側に雄犬がいますので、女性なら雌、男性なら雄の狛犬様も一緒に撫でてあげてくださいね。

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続いては学文路天満宮から明らかに地元民しか使わないであろう地元道をテクテク歩いて15分、丘の上にきれいな建物が。。。そしてその周りには今見頃の藤の花がきれいに咲き乱れておりました。

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きれいな藤棚を超えた先にあるのが、かむろ大師です。
ここかむろ大師はお加持水(霊水)で有名らしく、始祖である尊海上人がこの水を口に含んで病に苦しむ村人に吹きかけたところ病がたちどころに消えたと言う話から以後、湧き出る井戸水をお加持水として御祈祷を受けた方はいただけるのだとか。。。

かむろ大師

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参拝している間にも熱心な信者さんがここで加持水の鍵をもらって霊水を頂いておられました。
こんな神聖な霊水が湧き出るこの地で育つ柿が美味しくないはずないですよね♪
和歌山の柿、みかんにはきっと多くの霊水のパワーが含まれているはずw

あいにく祈祷は受ける予定はないので、大師の奥の院も一緒に参拝しこれにて学文路巡りは終了とします。
しかし、すでにここまでで6キロ近く九度山駅から歩いてきている、、、
そしてすでに1時間半ぶっ通しで歩き続け疲れも結構来た。。。

それならば、あれしかないですな、あれ!!!

 

 

 

 

 

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そう、九度山駅で購入したおむすび弁当♪

追加で美里町の金山寺味噌にぎりとはたごんぼコロッケを追加で購入♪
値段はなかなか強気ですが(;^_^Aまあ、たまにはいいよね。
で、この「はたこんぼ」って何?
後で調べてみたところ、この橋本周辺でしか栽培されていないというごぼうの一種らしく、4センチもの太さがあり、長さも1メートル近くある甘みのあるごぼうだと…
そんな幻だらけの「くが」のお弁当、早速いただきますぜ♪

う、う、うみゃーい♡
おにぎりがとても柔らかく握られておりすぐに崩れてしまいそうですが、これがまたいい握り具合でお米と握り手のやさしさを感じる一品!!

まさしくピクニックの醍醐味w

おっと違った、トレッキングだった。。。そんなピクニック気分でいられるのも今のうちだった(;´・ω・)
腹ごしらえも終え、水分もしっかり補給し、それではここから本番、京大坂道を上り始めます。

が、弁当を食べ終えるとすでに12時30分、、、
うーん、学文路で大分時間を取ってしまいましたorz

ゴール地点の女人堂に着くのは多分この調子だと3時間ちょっととして16時前後かあ。。。
ま、何とかなるっしょ♪

と意気揚々とここからはトレッキングモードに気持ちを切り替え、早速高野への山道を進んでいきます。

続く、、、

 

としたかったのですが、京大坂道を上り始めてすぐにあるのが、学文路苅萱堂こと西光寺。

学文路苅萱堂

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今回はここまでが学文路地域なので、ネタとしてここまで入れさせていただきますね。
ここ学文路苅萱堂には結構有名なものが2つほどあり、そのひとつ目が「石堂丸伝説」
詳細はこれが分かりやすいかな。

石堂丸と苅萱上人

当時女人禁制のため、石堂丸の母はここ学文路で父である苅萱上人を待ち続けるも命果ててしまった地と言うことでなんとも物悲しい学文路苅萱堂。
そして、もう一つ苅萱堂伝説で有名なのが。。。

Photo_20220501223402

右上の墨絵をご覧ください。
これは人魚のミイラ画。

そう、ここには世にも珍しい人魚のミイラが奉納されているのであります。
あいにく、コロナ禍で現在参拝出来ない状態でしたが、墨絵だけでも十分身を構えてしまう姿ですね。。。

続きはまた次回。
常磐線沿いお上り旅シリーズはその後再開しますね。

今回の行程

九度山駅(10:30)~学文路駅(11:00)~学文路天満宮(11:30)~かむろ大師(12:00)~学文路苅萱堂西光寺(12:40)※大体の出発時間

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