高知東部走破するぜよ…馬路村編
今回から始まった新シリーズ。
2022年正月明けに出掛けてきたその場所は、、、
高知県東部ぜよ♪
高知県、大阪から向かっても実は結構な時間を要するのですが、(おおよそ5~6時間(・_・;))電車で向かうにも、車と変わらず、ましてや高知市周辺を除けばもっとかかる場所。
ならば、飛行機でサクッと飛んでしまうか。。。
と思うも僅か45分ほどで着くのはいいが、なかなか強気な値段故、コスパ的にも選択肢としては厳しい訳で。。。
と、いう地理的不利な場所故に高知の上陸率が低いまま今まで来たわけですが、今回一念発起して高知県で訪れていない高知県東部地域を2泊3日で往復するルートで巡ってきました。
高知は遠かったなあ、と思った10年以上前の記事はこちら。
出発は11時過ぎ。
ええ、実はまさかのコロナの濃厚接触の可能性があり、前日にPCRを受けたのですが、検査結果がなかなか届かずやきもきしていたのですが、朝やっと電話があり、「大丈夫でしたよ♪」と言う連絡を頂き無事出発できる運びとなった次第。
本当なら朝早く出たかっただけに1日目は見事に移動だけで終わりそうでありますorz_| ̄|○lll
徳島まで明石海峡、鳴門海峡の両大橋を超え、徳島市内に着いた頃には14時台。
ここからは延々徳島県の海岸線沿いを走っていくわけであります。
今回のルートはこのような感じ。
うーん、距離もさることながら、時間は軽く6時間越え。
途中休憩や立ち寄りなども含めているのもあって、実際7時間弱かかってしまいましたw
早く出られたら、走り出したばかりのDMVも見てみたかっただけどなあ。
とのんびり昼下がりの海岸線を走っていたところ、普段こんな表示出るか!!??と言うこちらを慌てさせるものがカーナビに表示されましてですねえ。。。
高知県に入った途端に、
目的地までのルートに回避できない通行止めが発生している可能性があります。
な、な、なんですと!!!
今までこんなん出たこともないのに、急に何を言い出すのか?
予定では徳島県から高知県に入った東洋町から山沿いの道を通って、この日のお宿のある「馬路村」に向かおうと思っていたのですが、
きっと、この山奥の道で何かが起こったに違いない。。。
と言うことは必然的に室戸岬まで予定の倍の距離を走るしかない、と言うことなのか。。。
やむを得ぬ、陽は沈んでしまうが大回りで向かうか。
と走行予定を変え、そのまま一気に高知県の海岸線を下り、室戸市へ。
室戸市の末端にはあの有名な「室戸岬」がありますよね。
室戸岬に着くころにはもう日暮れで見て回ることできないかなorz
まあ、3日目の最終日にどうせ、リターンコースだから見て回れるし良いか。
と夕闇迫る室戸市に突入。
室戸市にも色々見どころ調べたので、立ち寄りたいところあるのですが、今回は室戸市の徳島側にある「鹿岡の夫婦岩」だけは拝めて行けそう。
サンセットの光景がなんとも素敵じゃないですかあ!!
これは、ちょっとダメもとで室戸岬行ってみるか!!
とただでさえルート大回りなのに、さらに大回りコースを取り、17時。
室戸岬に到着ぜよ!!
何という美しい光景でしょう!!
きっとナビのあの表示がなければ、この光景を拝むこともなかっただけにここはナビの異常表示に感謝ですな。
本当はもっと室戸岬を堪能したいのですが、すでに17時を超え、夕闇に包まれてきているので断念。
と、言うか到着地の馬路村まではまだ大分ある(・_・;)
夕食の時間までの到着も間に合わない可能性大。。。
急ぐぜよ、竜馬!!
じゃなかった、急ぐぜよ、大樹!!
と車を飛ばすも、またもやあのナビはとんでもない表示を出すのである、、、
よりによって、今度はさっきよりもひどい表示(-_-;)
初めに高知県に入ってすぐに出た警告表示が出て、えっ、こっちもダメなん?ととりあえず確認押して暫くすると、こんな表示が。。。
ルート上に通行止めが発生したため、新ルートで案内します。
何!!!!!!!
うぉー------ぉい!!
ナビをチェックすると到着地の馬路村から大分離れた地点までの案内となっている(・_・;)
いったい何があった!?土砂崩れか?、それとも真冬による地面凍結による通行止めか!?
と、人を焦らす表示が出続けるも、ここまで来て帰るなんてできん、行くところまでとりあえず向かって、無理なら宿に電話するしかない。
と覚悟を決め、馬路村に通ずる県道12号を北上する。
と、
夕闇の中、進む県道の先に通行止めの標識が。。。
うっ、積んだか。。。
と思ったんですが、夜間は通行止め解除なのか、難なく通行止め個所を通過出来た。
いやあ、焦ったぜ。
どうやら日中道路復旧工事でかなりの時間通行止めになっている様子。
これは2日目も気をつけないとヤバいかも。
そんなすったもんだありましたが、予定より1時間近く遅れたものの、無事に馬路村に到着。
止まる宿は村唯一の温泉宿「コミュニティセンターうまじ 馬路温泉」
着いたらゆっくり温泉にでも、と思ってたんですけど、到着時間が大幅に遅れているうえに、夕食タイムにもかかってしまったので、そのまま夕食会場へGO!!であります。
地物を頂けるのがなんともありがたいですね、アメゴやアユにこんにゃくの刺身がなんともヘルシーでGOO!
猪肉や〆の名産ゆずを使ったシャーベット等、地産地消メニュー、ごちそうさまです。
そして順番逆になりましたが、疲れた体を癒しにお風呂へもGO!
しかし、この日の馬路村の夜~朝の気温は-5度だと。
うっ、寒いぜ。
止まった宿は離れ形式になっていて廊下部分は吹き曝しなので、芯から冷える冷たい空気がピリッと来る。
そして、朝。。。
冷たい空気もまた新鮮だわ。
嫌な寒さではなく、シャキッとさせてくれる気持ちよい冬の朝を迎えた馬路村。
早速朝風呂を頂き、健康的に朝食を頂きに上がります。
宿の朝食って、いつも思うのだが、旅への活力を与えてくれますね、普段家にいる時にはヨーグルトとかしか口にしないくせに、旅に出ている時が一番健康的かも♪
さて、2日目、この日は高知市まで奈半利や安芸、香美の東部地域を巡る予定。
1日目はほぼ観光できていないので、観光のメインはこの日から。
とはいえ、せっかく来た馬路村、馬路の奥には「魚梁瀬」と言う地域があるのを知ったのですが、そこを知ったのは後だったので、今回は馬路村の中心地だけですが、朝の散歩を兼ねてみて回ろうと思います。
宿の前にあって気になったのが「馬路森林鉄道」
日曜等しか動いていないようですが、往時活用していた林業用の鉄道がこうして観光資源として再活用されているのは素晴らしいですね。
そばには「インクライン」と言うこれまた木材の切り出しに使っていた元祖ケーブルカー的乗り物もありました。
水圧だけで上下するなんてなんとも面白いじゃないですか。
これもまた日曜だけらしいですが、乗れるみたいです。
日曜じゃなかったのがなんとも惜しい(この日は土曜orz)
詳しくは馬路村まかいちょって家HPより
霜の降りた道をサクサク進んでいくと、町の中心地に。
因みに馬路村の人口は800人ほど。
800人とはなんともこじんまりとした村だことで(・_・;)
そんな馬路村の名物と言えば、
そう、ゆずであります!!
因みになぜ、今回馬路村を宿に選んだのか、それはこいつが美味かったからぜよ♪
知っている人は知っている、その名も「ごっくん馬路村」
原材料は
安田川の水
ゆず
はちみつ
しか入っていないというまさしく超天然素材のみを使用した飲料。
これがとてつもなくうみゃいのだ!!
たまたま手に取って飲んだ途端、俺の中で何かの概念が変わってしまった位の強烈な自然味を味わってしまったからには、馬路村、気にならないはずがない!
勿論この後しっかり箱買いしてしまったぜ。
この「ごっくん馬路村」是非手に取ることがあったら飲んでみてくださいませ。
散歩中に立ち寄ったゆずの森にある工場では見学後にこの「ごっくん馬路村」をただで貰えるぜよ♪
それだけでも満足なのに、同じ敷地内にあるパン屋さんからなんとも甘ーい香りが。。。
うぉーい、これは反則ぜよ!!
さっきうみゃい朝食食べたばかりなのに、こんな素晴らしいフレンチトーストを焼かれては買わない訳にはいかんて!!
馬路村は俺を一体どうしようというのか、さすがは「日本で最も美しい村連合」に加盟しているだけのことはあります。
コンビニがなくても、信号がなくても、ここ馬路村の魅力はそんな不足を補ってなお有り余るほどですぜ。
最後は重要文化財に指定された薬師堂がある金林寺にお参りして馬路村を後にしたいと思います。
朝の読経をされている住職の後ろから静かにお参りさせていたき、この度の無事を祈ります。
出発は10時過ぎ、もう地面の霜もなくなってきたし、車を出すかな。。。
ええ、凍ってましたorz_| ̄|○lll
続く
今回の馬路村関連のおすすめHPはこちら↓
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