はるかな尾瀬…尾瀬ヶ原編
前回のプロローグ(遠い空)編が長すぎたので、やっとここからが本編。
強烈な眠気には勝てず、5時前に着いた群馬県藤岡市。
このまま強硬で向かえばちょうど6時頃に何とか尾瀬の入り口にある片品村「戸倉」に到着できたのですが。。。
自分の体の限界には勝てず。。。
車の中で速攻爆死(~_~;)
結局、6時半まで1時間半ちょっと、意識思いきり飛んでおりました。
もう歳には勝てん、あのサービス残業さえなければ現地で身体休めたのに、、、
尾瀬を6時過ぎに出発することはこれで見事に潰え、6時半から最後の一走りです。
しかし、少しでも仮眠が取れたこともあってか、大分すっきりと運転することが出来たので結果これでいいのでしょうw
そして、尾瀬の入り口となる群馬県片品村の戸倉ターミナルには7時40分着。
土曜の朝と言うこともあり、ほぼほぼ満車状態でしたが何とかギリギリ停めることが出来、バスに乗り換え「鳩待峠」まで向かいます。
バスの時間は便数が限られているのですが、出発時間が7:50分。
間に合いませんでしたorz…
なんてね。
実は戸倉~鳩待峠間は乗り合いタクシーで人が集まり次第ピストン運送してくれているのであります♪
と言うことで8時の便で一路鳩待峠へ!!
鳩待峠には8:40分前に着。
それでは10数年振りの尾瀬トレッキングスタート。
今回の行程は前回とほぼ同じでこんな感じを予定していたのですが、、、(拡大可↓)
総距離では27キロほど。
一ノ瀬~大清水(約3キロ)は前回は歩きましたが、今回は乗り合いタクシーがある様なので、それを使うのを前提。
ただこのコースだと大清水発の最終バスが15:50分発。。。
前回もギリギリの行程だった上に鳩待峠着の時間ですでに東電小屋まで向かっていたことを考えるととてもじゃないが、大清水コースは断念せざるを得ない。。。
と言うことで急遽このコースへ。これでも総距離25キロほど。(拡大可↑)
ええ、出発時間と最終バスの加減でこのような形に。。。
う、無念じゃ。。。_| ̄|○lll
嘆いても仕方あるまい、明日以降の計画を練り直せば良いだけだし。。。
と強がりw鳩待峠から尾瀬ヶ原の入り口にあたる「山の鼻」に向かいます。
鳩待峠から山の鼻へは緩い下り坂ですが、はじめの1キロほどは石段の階段を下っていくので足元に十分注意。
長閑な新潟に流れる阿賀野川の源流のうちの一本となる川上川の清流を眺めていると、心の汚れも流れていくようです。
石段の山道が終わると木道が尾瀬ヶ原の入り口まで続きます。
因みにこの木道は右側通行、ゆったり心に余裕を持って散策しましょう♪
時期的にもう水芭蕉は終わりなのかなあ。。。
花はなく、どでかくなった水芭蕉の葉っぱたち、やっぱり白菜だわw
緩い下り坂を進むこと3キロちょっと、時間的には50分弱、尾瀬ヶ原の入り口「山の鼻」に到着です
先ずはここで体調を整え夜中にサービスエリアで買っておいたおにぎりとお茶を頬張り、気合を入れなおします。
ここ山の鼻は7月より山開きとなる日本百名山「至仏山」の入り口でもありますが、本日は6月の最終週。一度あの至仏山から眺める尾瀬ヶ原を拝んでみたいものです。
また、このエリアは植物研究見本園たる植生保護地区があり、水芭蕉やリンドウ、ニッコウキスゲ等の高山植物も多く見られます。
まだ時期的にニッコウキスゲはちょっと早かったのか見ることはありませんでしたが、水芭蕉の花がこのエリアをはじめ、この後向かう尾瀬ヶ原エリア全体で拝むことが出来、ちょっと諦めていただけに疲れた体に気合を入れさせてくれます。
やっぱり来てよかった、尾瀬最高!!
入り口を入ると、至仏山がようこそ尾瀬へ!とお出迎え。
うぉ、大きくなっててもやっぱり心を奪う水芭蕉の群生!!
いやあ、これはますます足取り軽くなるわ、この後の尾瀬巡りも楽しみであります。
山の鼻を後に尾瀬ヶ原のメイン地域「牛首」から山の辺を通り東電小屋に向かうコースを往路は取ろうと思います。
木道を歩きながら無意識に頭の中で歌う歌はもちろん「夏の思い出」一曲w
この歌を保育園で歌ったら40代以降の先生しか反応してくれませんでした_| ̄|○lll
夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空~♪
霧の中に浮かび来る やさしい影 野の小路。。。
水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり。。。
シャクナゲ色に黄昏る はるかな尾瀬 遠い空~♪
うん、やっぱり尾瀬ヶ原は水芭蕉だねえw
因みに前回来た時の水芭蕉の大きさの時が一番かわいらしくてGOO!↓
のんびり散策しながら牛首の三叉路から東電ルートに入ると、人の流れもなくなり、尾瀬ヶ原の風景は全て俺の物!!
神様、素敵な光景を頂き感謝いたします♡
どでかいゼンマイや花咲く前のニッコウキスゲの群生地を通り東電小屋に着いた頃には11時過ぎ。。。
群馬県から新潟県に入りました!
そう、ここ尾瀬ヶ原は群馬、福島、そして新潟と関東、東北、甲信越の3地域のトライアングルエリアなのです。
因みに東電小屋のある新潟県魚沼市。
想像つかない山奥のエリア、そこがそう、「尾瀬」なのです。
しかし日差しがきつい。。。
続く
道の駅ららん藤岡~戸倉(バス乗り換え)~鳩待峠
鳩待峠(8:40)~山の鼻(9:30)~(植物研究見本園)~牛首三叉路(10:30)~東電小屋(11:10)
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む、無謀様じゃ、無謀様が出たぞー!
よくまぁ、トレッキング予定なのに車で群馬まで不眠不休でぶっ飛ばそうとしましたね…。
逆に途中で眠気に負けて仮眠を取れて、良かったんじゃないですかね。
くれぐれも無理はされないように…。
魚沼にいらしてたっていうのは、尾瀬からのルートということだったんですね。
何でわざわざ魚沼なんかに…という疑問が氷解いたしました。
投稿: ナユタ | 2022年8月 1日 (月) 00時02分
Re:ナユタさん、無謀様って何気に崇められておりますな、私(笑)
無謀と分かっているのになぜかそれに果敢に挑んでしまうドン・キホーテなおっさん、それが大樹ですw
しかし、今回見事に挫折。。。実は微妙にショックを受けております。。。
まあ、十分尾瀬は満喫出来ましたし、はじめ企画したコースは前回も通っているので良し、としております。
魚沼の件、そうなんです。まさかの東電小屋が新潟県とは。。。って感じですよね。
現在は魚沼市ですが、以前は湯之谷村と言ったそうですね。
因みに尾瀬の配置としては、東電小屋周辺だけが新潟県で、あとは尾瀬ヶ原周辺は群馬、尾瀬沼周辺は福島県となっております。
投稿: 大樹 | 2022年8月 1日 (月) 00時43分
お疲れ様です~
関西から車で着て、トレッキングとはすごい体力ですね。。
6月の終わりでも、水芭蕉ってあんなにあるんですね!
東電小屋って、新潟県だったんですね。知らなかった。。
群馬と福島の県境は、ばっちりとらえた記憶があります。
投稿: はな☆ | 2022年8月 1日 (月) 23時40分
まぁ~若い!としか言えないスタートでしたね💦~
でもでも思った通りのすばらしい天気でよかったですね(^_-)-☆
ららん藤岡・・・どっかの温泉に行った帰りに寄ったなぁ。。。
投稿: Amy | 2022年8月 5日 (金) 23時02分
Re:はな☆さん、いやあ、10数年前にやった時いけたから、今回も、と思っていましたが、やっぱり加齢による体力の限界ははやかったのかなあw時間的な切迫ももちろんあったとは思いますけど、老化を感じざるを得ない今回の尾瀬紀行でした。
水芭蕉は6月の初め位までかなあ、と自分も思っていたので時期的にはもう最後だとは思いますが拝めてよかったです。
東電小屋の一帯だけ不思議と新潟県って相当尾瀬が山奥深いところにあることがわかる一例ですよね。
投稿: 大樹 | 2022年8月 7日 (日) 23時33分
Re:Amyさん、いやあ、もう十分自分の限界しっかり感じざるを得ない尾瀬紀行となりました(;^_^A
初めはどこにも出かける予定なかっただけに、天気予報見て急遽動いた自分のピーターパン性だけは相変わらずだなあ。。。とw
ららん藤岡、本当に仮眠だけで立ち寄った場所なのでどんな場所かも結局分からず(笑)トイレだけ使わせていただき、旅発ってしまいました(;^_^A
投稿: 大樹 | 2022年8月 7日 (日) 23時36分
尾瀬って群馬県だったんだ・・・・東北地方かと思ってました(;・∀・)
飯田で豪雨・・・あの辺、周りが晴れてても雨とか雪とか降るんですよ。飯田から駒ヶ根あたり。
無事に突破出来て良かったです。
で、岡谷で降りて東御へショートカット!!なるほど!山越えドライブですね!さっきその辺を走ってきました(笑)
よく思いつきましたね!!
それで例の道の駅を見かけたのですね!納得っ!!
投稿: ゆうき | 2022年8月 8日 (月) 00時14分
Re:ゆうきさん、自分が入山したのは群馬県ですが、福島県からの尾瀬入山もメジャーなのであながち間違いではないですよ。
でも長野県からだったらお隣の県ですしやっぱり群馬県からアプローチするのが手っ取り早いかもね。
飯田から岡山での真夜中の豪雨ドライブ、あれはもういいですわ。。。かなりの消耗戦でした。天気ばかりはどうしようもないですが、すごい勢いの雨量でかなり焦りました。。。
立科、時間があれば是非とも思っていたんですが、またの機会にとっておこうと思います♪
投稿: 大樹 | 2022年8月13日 (土) 23時46分