はるかな尾瀬…尾瀬沼編
前回までの尾瀬シリーズ
本来なら早朝に尾瀬について尾瀬ヶ原~尾瀬沼と一気に攻め上げる予定が、出発が遅れたうえに強烈な眠気のおかげで時間的に、そして何より体力的に不可能となったことで、否応なしに尾瀬沼を諦め、はじめの筋書き通り進むかどうか悩んだ結果。。。
やはり尾瀬は完破しておきたい!!
と言うことで2日目は取りこぼした尾瀬沼エリアを徒覇します。
因みに予定通りならどこへ行ったかと言うと、沼田、水上エリアに行きたかったんだけどなあ。。。
群馬再訪時の課題として残しておきます。
2日目。
朝6時、大音量の村内放送で目が覚める。
スマホのアラームなど無くともここ片品村に住んでいたら規則正しく起きれそうww
ペンションでのボリューム満点の朝食を頂き、尾瀬沼トレッキングへの英気を養います。
手作りパンがなんとも美味しい♡
ペンションの方々の料理って本当どこも美味しいですよね。
さあ、それでは尾瀬沼トレッキングへGO!!
戸倉から8キロほど上った先にある大清水と言うところから尾瀬沼トレッキングはスタート。
以前来た時には大清水~一ノ瀬間に乗り合いタクシーはなかったのですが、数年前から30分単位でピストン輸送してくれると。
それはありがたい、少しでも時間短縮で尾瀬沼にアプローチ出来るのであれば、使わせていただきます。
大清水からのアプローチも日曜だからさぞかし多かろう、、、と思ったんですが、
9時発の乗り合いタクシーは俺だけでした(;^_^A
15分ほどタクシーに揺られ、登山口にあたる「一ノ瀬」へ。
ここから尾瀬沼までは三平峠を越えておおよそ1時間。
今回は尾瀬沼を時計回りにグルッと一周してまた大清水に戻ってくる単純コースで半日かけて巡ります。
三平峠までは沢沿いを上っていくのですが、途中沢の水を汲める場所もあり、小一時間もあればあっという間に三平峠。
三平峠まで来たら尾瀬沼はあっという間です。
おっ、尾瀬沼が見えてきたぜ!!
三平峠からは15分もかからず尾瀬沼湖畔に到着。
ここからは尾瀬沼湖畔南側から攻めていってみたいと思います。
尾瀬沼山荘から尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶ5キロのルートの入り口にあたる沼尻まではマイナールート故、ややぬかるみの多い道で言うほどスピードも稼げない上、すれ違いもし辛い狭い道が多いので沼尻までの3キロを小一時間かけてのんびり散歩。
ぬかるみが多いと言うことは湿気も多いと言うこと、木々のあちこちにキノコちゃんたちがニョキニョキ♪
ほとんど誰も通らない尾瀬沼南湖畔を歩き続け小一時間、ちょっとした湿原が現れると、尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶルートの分岐点、「沼尻」に到着です。ここ沼尻から尾瀬沼ビジターセンター間は群馬県から東北福島県の領域になります。
目の前には燧ヶ岳の雄姿がくっきりと。
いつかあの山にも上ってみたいなあ。。。
ここでも白い水芭蕉、白菜化しておりますww
少し沼尻で休憩の後、北湖畔をトレッキングし、尾瀬沼の中心地、大江湿原のある尾瀬沼ビジターセンターへ向かいます。
北湖畔は南湖畔のジメジメ感もなくなり、多くの高原植物が花を咲かせていていました。
チングルマやワタスゲ、リンドウ?等本当この季節は花の季節で色々目の保養になります。
これはコバイケイソウ??分からん。。。
あと数週間遅かったら尾瀬沼周辺ではニッコウキスゲの群生も拝めたとおもうんですが、まだちょっと早かったか。。。
まあ水芭蕉とニッコウキスゲは入れ替わりですし水芭蕉拝めたと言うことで良しとしますか。
沼尻から花咲く小径を散策して、福島県側の一番の登山口、沼山峠からのルートと交差する大江湿原が見えてきました!
尾瀬沼は沼山峠からのトレッキング客が多いのですね、多くのハイカーが尾瀬沼めざし列をなしていました。
そして尾瀬沼ビジターセンターにはちょうどお昼12時、一ノ瀬からのトレッキング開始から大体2時間ちょっとで尾瀬沼の3分の2を制覇いたしました。
休憩がてら撮った燧ヶ岳の雄姿。
もうすぐ7月だというのに雪渓が残っているんですね。
ここで逆さ燧ヶ岳を狙ったもののやはり風が少しありゲット出来ず。。。
と思ってたら尾瀬沼山荘へ戻る道中でいい場所発見!
完全にきれいな燧ヶ岳とはいきませんでしたが、わずかな風がやんだタイミングで逆さ燧ヶ岳ゲット出来ました。
もう少し湖畔まで近づけたら良かったんですけど、トレッキングルートから外れるのはマナー違反ですしね。
さて、これで無事に尾瀬沼のリベンジは完了。
はるかな尾瀬シリーズも一旦これでコンプリートです。
次回からは旅行記としてこの続きを。。。
続く
今回のルート
大清水(9:00)~(乗り合いタクシー)~一ノ瀬(9:25)~三平峠(10:10)~尾瀬沼湖畔(10:30、小休憩)<南湖畔>~沼尻(11:20)<北湖畔>~尾瀬沼ビジターセンター(12:00、休憩)~尾瀬沼湖畔(12:50)~一ノ瀬(13:30)~大清水(14:00)
一ノ瀬~尾瀬沼周回の往復でおおよそ15キロほどの行程
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なんて広大な・・・!!
本州にもこんなトコがあるんだなあと驚くばかりです。
湿原、好きなのでとても心にグサグサとくる景色ばかりで、湿原ハイキングしたくなりました。
そのうち大樹さんと軽めなハイキングしてみたいです!
前に大阪で会ってから実はもう7年経ってますし!(笑)
投稿: ゆうき | 2022年8月28日 (日) 23時44分
大清水からも歩かれたのですね。
私も、以前にそこからのスタートで歩いた記憶があります。
水芭蕉が、思っていたよりも小さくて驚いたイメージが。。
このエリアは、トレッキングには最高ですね。
投稿: はな☆ | 2022年8月30日 (火) 23時10分
いいですねぇ、尾瀬。ニュージーランドのマウントクックに行く途中が尾瀬っぽいと思ったりもしましたが、
やっぱり日本の尾瀬、全然違いますね(笑)
まだ行ったことがないんです。
それにしても健脚だなぁ。。
投稿: Amy | 2022年9月 1日 (木) 08時17分
地方の村って、なぜか早朝から謎の放送が大音量で流れますよね(笑)
私も新潟で朝起こされてビビりました💦
尾瀬の水量、すごいですね!
湿原だと思っていたのですが、十分池というか、沼というか。
「水芭蕉の花が咲いている」の歌詞の通り、本当に水芭蕉に出会えて良かったですね!
投稿: ナユタ | 2022年9月 4日 (日) 20時46分
Re:ゆうきさん、日本って地球上では本当小さな島国なのに、地域の違いが色々あってどこに行っても感動する文化や自然が点在している観光するには絶対飽きの来ない国だなあ、と思います。
尾瀬、長野の隣ですし、ぜひゆうきさんも足を運んでみてください。
自分もまた尾瀬の至仏山とか攻めてみたいと思ってます!!
俺と軽めのハイキングw
ゆうきさんの一歩は俺の1キロ分だからなあ(笑)
投稿: 大樹 | 2022年9月 4日 (日) 23時27分
Re:はな☆さん、大清水からのアプローチは便利なようで最終バスが16時前に終わってしまうので、よほどの健脚でない限り尾瀬ヶ原との組み合わせは厳しいですよね。
水芭蕉、おっしゃるように1か月前くらいならかわいらしい水芭蕉だったと思います。
なのにい一か月で白菜と化する水芭蕉ですww
距離はありますけど、それを吹き飛ばすくらいの感動が尾瀬にはありますよね。
投稿: 大樹 | 2022年9月 4日 (日) 23時33分
Re:Amyさん、マウントクックのトレッキングも平坦な部分が多かったですし、場所によっては尾瀬っぽいところもありますよね。マウントクック氷河、また見に行きたいです!!
静かな尾瀬の世界、今度行くときには山小屋に泊まってくまなく尾瀬探訪してみたいです。
投稿: 大樹 | 2022年9月 4日 (日) 23時36分
Re:ナユタさん、本当びっくりするくらいの大音量でかなり焦りました。
涼しかったので窓を開けて網戸だけにしていたので余計に音響の餌食となりましたww
尾瀬ヶ原の湧水の水もここ尾瀬沼の水とつながっているとなると、その神秘さにより一層尾瀬の魅力が増しますね。
投稿: 大樹 | 2022年9月 4日 (日) 23時38分