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2022年9月

2022年9月25日 (日)

そして軽井沢へ…

草津温泉を後にここから大阪までの8時間ものロングドライブ。。。
距離も500キロ近く。
休憩なしで高速ぶっ飛ばせばもう少し早くは着くかもしれないけど、これでは一日帰るだけで終わってしまう。
折角こんな遠くまで来たのに、そのまま直帰はやはり旅好きとしてはありえない選択。
ルート上に存在する観光地としては、長野県の上田、佐久、そして軽井沢。。。

うーん、軽井沢以外はまだスルーしかしたことのない地域だし、じっくり見て回りたい。
しかし、時間は厳しいときた。。。
となると選択肢はただ一つ、「軽井沢」だな。

軽井沢だけは関東に住んでいた時代から何度となくよく遊びに来ていた地域だったのですが、大阪に戻ってきてからは2回ほどしか訪れておらず、記憶もかなりぶっ飛んでいると来た(~_~;)、、、
これは再訪するしかありませんなw

色んな思い出があるほろ苦い軽井沢ではありますが、もうこの歳になったら気にするもんも何もないわw

と車を北軽井沢を経由し軽井沢方面へ。
鬼押出しも久しぶりに立ち寄ってみても良かったんですけど、時間+1時間は見ないといけないし、今回はパス。
その代わり、軽井沢に抜ける時、ケチって中軽井沢に抜ける国道146号ではなく、旧軽井沢地域直結している有料道路「白糸ハイランドウェイ」経由で白糸の滝と言うところに立ち寄ってみようと思います。

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白糸の滝と言えば、富士宮の白糸の滝が有名ですが、富士宮が壮大さと線美さを兼ね備えているとすれば、軽井沢の方はか細い絹糸が垂れているという例えがいいかな。
迫力差の代わりに繊細さを味わえる滝でした。
周辺の山はがけ崩れなのでかなり荒れてしまっていて、そんな中でも繊細な絹糸のような水が流れ落ちる様子は一見の価値ありでしたよ。
見学料などもないので、500円出して白糸ハイランドウェイ使ったなら絶対立ち寄っていただきたいスポットでございます。

白糸ハイランドウェイの出口には「旧三笠ホテル」と言う古い洋館ホテルがあって国の重要文化財にも指定されているらしいので、是非ともそこも、とも思ったんですが、令和4年6月現在保存修理中とのことで外観も拝めず。。。
次軽井沢方面に来ることがあれば、その時は是非立ち寄ってみたいと思います。

車は白糸ハイランドウェイを抜け、軽井沢市街地に入って参りました。
やはり、さすがは日本一を誇る有名別荘地、雰囲気が一気に変わります。
俺みたいな超プロレタリアートはお呼びではないわ、と言わんばかりのレベルの高い雰囲気が俺を包み込むw

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コソコソしながら(笑)駅近くの駐車場に車を停め、まずは軽井沢の玄関口、「軽井沢駅」にご挨拶。
新幹線が出来、とても立派な駅舎となっておりますが、その横には往時から使われていたしなの鉄道の「軽井沢駅」が併設されています。
こっちの駅の方が、あ~、やっぱ軽井沢だなあ、って感じがあって俺は好き。
駅舎を見学していたところ、「ろくもん」と言う観光列車が発車していく所をゲット。
ああいう観光列車にも是非乗ってみたいものだ。

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軽井沢駅のメイン口の裏口は「ザ・西武」エリアw
プリンスホテルをはじめ、ショッピングモール等一気に軽井沢を盛り上げた立役者の西武グループ、流石だぜ。

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プロレタリアートの俺には値段設定が高すぎるので拝ませていただくだけにして、そろそろ旧軽井沢エリアへ。
駅から旧軽井沢エリアの入り口までは1キロちょっとありますが、沿道からもう他の観光地とは違う雰囲気が町全体から湧き出ている感じ。

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ニューアートミュージアム、トリックアートミュージアム等気になるところもたくさんあったけど、如何せん帰る時間を考えると旧軽井沢エリアだけで終わってしまう。。。
ええ、実は軽井沢エリア、どうしてもあるエリアに立ち寄りたいと考えておりまして、限られた時間の中でこのエリアは町並散策のみしかとれそうにない。。。
到着したのが11時前だったのですが、軽井沢を14時過ぎには出発しないと、到着の日が変わってしまう。。。
仕事が控えているだけに、なんとしても21時台には家に到着しておきたい。
後ろ髪引かれますが、ここは初志貫徹で旧軽井沢のメイン、「軽井沢銀座」を中心に巡ってこようと思います。

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ここが本場旧軽井沢銀座!!
平日だというのに結構な人出であります。
通りの両側をこれでもか、と多くの店が構えておられ、見て回るのに本当飽きないわ。

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食べ物屋もいいけど、軽井沢らしさを感じられる町並に溶け込む自分に少しブルジョアな気持ちになるわあ♪
そして旧軽井沢銀座を抜けると、打って変わっての旧中山道エリアへ。
旧軽井沢銀座と旧中山道エリアの境目にある「軽井沢ショー記念礼拝堂」まで来ました。

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軽井沢最初の教会でありつつ、軽井沢最初の別荘地でもあるという礼拝堂。
和と洋の融合の世界の奥はあの「碓氷峠」まで歩いて行けるようですが、とてもそのような時間は取れそうにない、ここでリターンとなります。
時間はすでに12時。時間があればここ軽井沢で贅沢なランチを、とも思ったんですが、すでにタイムリミットまで2時間ちょっと。
うーん、うーん。。。

 

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これで我慢じゃー!!

これでも結構奮発?したんよw
アトリエ・ド・フロマージュさんの「チーズソフト」

ほんのりチーズの風味がアクセントになっていてチーズチーズしていないところが心憎い♪
よし、これで軽井沢のブルジョアジーの世界の一端をかじった、と言うことにしておこう(笑)

これにて旧軽井沢エリア探訪は終了。
駅前まで歩いて帰る途中、ふと不動産屋が目に入り、家の値段が写真と共に。。。

えっと。。。

 

8千5百万。。。

うんうん、ちょっと高いかな。。
もう少し安ければなあ、、、

1億5千万。。。

うんうん、かなり高いかな。。
さっきも言ったけどもっと安いのはないの?

3億2千万、、、

うんうん、バカ高いかな。。

 

 

って、プロレタリアートバカにしとるんかい!!

と言う値段設定に自分の置かれている立場をしっかりと認識させられた軽井沢散策の〆でございました(;^_^A

さて、そんな現実から逃避するべく、先程言っていたもう一つの軽井沢エリアに向かいます。
その場所は「南軽井沢」エリア。

軽井沢エリア、幾つかのエリアがあって、東側の新旧軽井沢エリア、そして中軽井沢、西側に追分エリア、んでもって今から向かう「南軽井沢」エリア。

何故今回南軽井沢を選んだのか、それは旧軽井沢で叶わなかったミュージアム巡りをしたいと思ったからであります。
しかし、南軽井沢エリアにあるミュージアムを全部回ることなど到底出来ません。
許された時間は1時間ちょっと。
そこで目をつけたミュージアムが、

「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」
「軽井沢絵本の森美術館」

勿論自分が保育士でアダルトチルドレンだと言うことと(~_~;)、このエリア一帯が「ムーゼの森」と呼ばれる施設内にある故巡りやすいと言うこともあって選んだ次第。


ムーゼの森のコンセプトは「探究・大人の知的好奇心」

もう、これは俺のためにある施設と言っても過言ではないw
このムーゼの森エリア以外の他にもペイネ美術館、ル・ヴァン美術館等等多くのミュージアムがこの南軽井沢エリアに固まっております。
興味のある分野を選んでみて回るのもまたここ南軽井沢エリアの楽しみかもしれませんね。

それでは早速「エルツ・おもちゃ博物館・軽井沢」から。

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ドイツエルツ地方で盛んに作られている木製玩具をメインに展示している博物館、あの「くるみ割り人形」もエルツ地方特産の木製人形なんですよ。

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クルミを割るためにこんな人形が作られる発想がなんともユニーク。。。
因みにくるみ割り人形の多くが王族や兵隊の衣装なのは、ブルジョアジーの代表にプロレタリアの代行をさせているためだとか。

確かに面白い!面白いぞ!!その発想!!

別にブルジョワに恨みがあるわけではないが、プロレタリアートからの脱却を目指すに目指せない自分へのモヤモヤの代弁と言うことで(;^_^A

そして道路を挟んで向かい側にあるのが「軽井沢絵本の森美術館」
ムーゼの森の敷地内と言うこともあり、森の中を散策しながらの美術館巡り。
森の中にある3カ所の美術館を巡ってみると、時間の経つのがゆっくりになったような。。。
おとぎ話などで出てくる妖精のせいかなあw

そうそう、フェアリーテイル(おとぎ話)に出てくる魔女や悪い魔法使いなども実はこのフェアリー(妖精)と同種なんですよ。
ちょっとそういう目線で見てみると、おとぎ話もまた違った捉え方出来るかもしれませんよ。
この下の「ジャックと豆の樹」のお話に出てくる「巨人」もまたフェアリーw

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フェアリーの魔法にずっとかかっていたいものですが、あいにく現代社会にはスマホやら時計やら便利なものが多すぎる。
帰阪のタイムリミットは見事に過ぎております(;´・ω・)
ここで残念ですが軽井沢散策は終了。

あ゛~、ここから目一杯車走らせても21時過ぎかあ。。。
文句を言っても仕方がない、頑張って帰ることにします。
佐久から気付けば真夜中に往路で通った国道142号を走っている様子。
立科、岡谷と抜けやっと高速に乗ったころにはすでに夕方であります。。。
朝草津のホテルで摂った朝食以外ではあのチーズソフトしか口にしていないからさすがに腹も減る。
ふと気づくと、もうすぐ駒ケ根のSA。。。

 

 

 

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あ゛~やってもうたあ(;^_^A
これで21時の目標は潰えました。。。

案の定この後ガソリンスタンドの立ち寄り以外ノンストップで大阪に戻ってきたものの22時30分。
ふぇー、疲れた、、、
次の日の仕事もパワー半分状態だったのは言うまでもありません。
これで2泊3日の強硬尾瀬紀行は終了。
次尾瀬に行くとき、車でまた向かうのでしょうか???それは神のみぞ知るw


今回の尾瀬紀行シリーズ

はるかな尾瀬…遠い空編
はるかな尾瀬…尾瀬ヶ原編
はるかな尾瀬…三条の滝編
はるかな尾瀬…尾瀬沼編
そして片品へ…
そして草津へ…
そして軽井沢へ…←今回


さて、次回からは順番をまたまた抜かしw9月に行ってきた旅行記をUP予定。
次の旅行記はちょっと大樹らしくない?かも。

今回の行程

草津温泉~軽井沢(白糸の滝、旧軽井沢、南軽井沢エリア)~駒ケ根SA~大阪

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2022年9月18日 (日)

そして草津へ…

尾瀬トレッキングを楽しみ、片品の吹割の滝を経て(正確には沼田市になるけどw)この日の宿の草津へ。

尾瀬紀行及び以降の群馬旅シリーズ

尾瀬ヶ原編
三条の滝編
尾瀬沼編
片品編

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「大きな株のお話…米国株を運用し始めて、、、」

草津と言えば「草津温泉」ですが、前回訪れた時と全く同じルートであったため、今回実は「伊香保温泉」に宿泊したいなあ、と画策してみたんですが、尾瀬に行くことを決めたのが出発直前だったことと、ちょうどこの日が土曜日の週末ということもあり、適当な宿は全て埋まっており、結局前回と同じ草津温泉に落ち着いた次第。
しかし、草津も結構満室だらけで、前回泊ったペンション空いているかなあ、と調べるも週末故満室_| ̄|○lll
まあ、片品のペンションに泊まっていた地点ですでに次の日の宿を探している辺り、やむを得ないか。
まさしく今回の尾瀬紀行は行き当たりばったりw

そんな状況下であったのですが、何とかお宿ゲット。
ちょうど前回泊まったペンションの傍だったので、なんとなく場所も迷うことなくたどり着くことが出来ました。
宿の食事の時間が決められていて、チェックイン後少し時間があったのでホテルから下った先にある「西の河原公園」へ。

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夕方と言うこともあり、人も大分減り公園内も静かなものです。
西の河原公園の入り口には「片岡鶴太郎美術館」も健在。

河原のあちこちから湧き出る湯の河原のお湯はちょうど良い加減で、エメラルドグリーンがまた美しさと共に妖艶さも醸し出す。

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露天風呂もあるんですが、宿にも温泉あるし、何より夕食の時間もあるため、今回は入らず足湯だけで我慢。
足湯だけでも十分西の河原公園堪能できますよ。
夜にはライトアップもなされるようで湯畑と双璧をなす観光名所でございます。

さて、宿に戻り本日の夕食。
バイキング形式でしたが、急な予約の上に値段4桁でこれだけ出していただければもう十分。
部屋も古いものの10畳以上あって、上の階だったこともあり、西の河原公園の木々を見下ろす高台にありコスパ抜群でした♪

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さて夜になって、再度ライトアップされた西の河原公園に行くぜ!と思っていたんですが、ホテルの風呂に入ったらなんか動く気力が(~_~;)
結局朝まで爆睡してしまいました。

そして、朝。

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早朝から草津温泉の街中散歩にレッツゴーであります!!
静かな草津温泉ですが、俺の様に朝っぱらから散歩されている方もチラホラおられ流石は有名温泉地でありますな。
草津温泉を守り見守っていたであろう白根神社で、朝のお参りを済まします。
手水舎のお花がなんとも美しく彩られています。
最近はこういったコロナ禍に伴っての予防的観点からの花生け手水舎が増えていますね。

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そして、草津温泉と言えばやはりここですよね、そう。。。

「湯畑」!!

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これぞまさしく「ザ:草津」ですよね。
やっぱり西の河原公園と共に夜のライトアップも来るべきだったか(;´・ω・)
早朝にもかかわらず、老若男女問わず早朝散歩を楽しまれている方が結構おられましたよ。
湯畑前には「白旗源泉」や湯もみで有名な「熱乃湯」、湯畑を見下ろせる光泉寺などもあり、見所満載。

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足湯だけでしたら早朝でも浸かることが出来るので、朝から3か所も足湯巡りしてしまったw
おかげで足ポッカポカww
朝からお地蔵様にお辞儀をしながら、横で足を浸すリラックス出来る草津温泉、最高であります。
草津温泉再訪して、やっぱ良かったわあ。
さあて、朝食食べたら大阪に戻らねば。。。
長ーい長ーいドライブの再開ですorz…

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吹割の滝から草津温泉へ

草津温泉内散策ルート

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2022年9月12日 (月)

そして片品へ…

遥かな尾瀬シリーズで尾瀬紀行は一旦終了し、ここからは尾瀬から先の旅行モードの記事にバトンタッチします。
尾瀬からこの日は群馬県の西の端「草津温泉」に向かいます。
と、ふと思ったのが前回の尾瀬紀行でも実は強硬で尾瀬を一日で制覇し、そのまま草津温泉に向かっているんですよね。
我ながらなんとタフなことを(・_・;)

過去のそんな記録…さあ草津へ

しかし、今回はとても一日で制覇できなかったうえに、宿も尾瀬の麓、片品村のペンションで過ごしたし、明らかな往時のパワーが失せているのを実感せざるを得ない。
10年一昔、とはよく言ったものだ。。。

さて、そんな昔話はさておき、尾瀬を後に草津まで直行!

はるかな尾瀬シリーズはこちら

遠い空編
尾瀬ヶ原編
三条の滝編
尾瀬沼編

とはならずに前回尾瀬から草津まで直行した時に、何故立ち寄っておかなかったのだ、と言う場所がありまして、その場所と言うのが「吹割の滝」と言うところ。
草津までのルートはいたってシンプルで、この吹割の滝を通る国道120号(通称ロマンティック街道)を通っていくのですが、前回は疲れが勝って?なのか見事なスルー(・_・;)
なので、今回はしっかりリベンジをさせていただきます。

その前に片品の道の駅で尾瀬沼巡りの疲れをリフレッシュしていこう。
着いたのは道の駅「尾瀬かたしな」

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尾瀬の湧水がここでも味わえるとはなんともうれしい限り。
道の駅でお土産と自分用にペンションで出された片品特産「荏胡麻ドレッシング」を購入。
この荏胡麻、体に良い上に胡麻の風味も効いていて少し値は張るけど絶対ゲットすべ!と思っていたんですよね。
そしてにゃんと、残りがなんと1本!!

ギリでご購入!!
あーざーす♪

そして、群馬のご当地キャラ「ぐんまちゃん」サイダーも一緒に購入。
疲れている時って炭酸系飲みたくなりますよねえ♪

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小休止で疲れを取り、それではリベンジの「吹割の滝」へ向かいます!!

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しかし、なんでこのルートがロマンティック街道なんですかね?
長野の上田~草津~沼田を抜け栃木の日光を結ぶ国道120号が、ヨーロッパドイツのロマンティック街道の雰囲気に似ているから??
そうなのかあ。。。
行ったことないからなんとも言えないけど、じゃあ、これでドイツをドライブした気分とするかww

ええ、走ったエリアはどう見ても「ザ・ニッポン」って感じでしたけどww

まあ、それはさておき、片品の道の駅から10分も走るとあっという間に吹割の滝に到着です。
吹割の滝の周辺は全てお店屋さんの有料駐車場でしたが、少し超えた先に市営の無料駐車スペースがあるのを調べておいたのでそこに停め、歩いて滝へ戻ります。
国道から下っていくこと10分、そこには迫力ある光景が!!

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千畳敷のようなへらべったい岩群があったと思えば、、、

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激しい水流に削り取られたであろう岩盤を激しく流れ落ちる光景と、「静」と「動」の水の流れを拝めるお得感満載な吹割の滝!!U字状に水の勢いで削られた迫力ある光景はまさしく「東洋のナイアガラ」を名乗るに相応しい!!
って、日本に東洋のナイアガラっていくつあるんだwww

滝傍まで近づけるのもここ吹割の滝の魅力ですが、展望台や吊橋から眺める吹割の滝もなかなかの迫力であります!

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水の勢いって固い岩盤をも削ってしまうパワーを持っているとは、水はやはり侮るものではないですね。
さあ、滝巡りも満喫したし、沼田市街を抜け一路草津へ!!
あっ、そうそう、吹割の滝って沼田市だったようです(・_・;)w

続く

今回の行程

大清水~道の駅尾瀬かたしな~吹割の滝

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2022年9月 4日 (日)

高知東部制覇するぜよ…室戸市編

正月明けに出掛けてきたというのに仕上がりは半年後。。。
やれやれですなw
途中タイムリーなネタを挟んだとは言え体たらくぶりであります。

もう少しペース上げられたらいいのですが、やはりウィークデーはなかなかPCに向かう元気もなく、週末に偏りがちになってしまうからしゃーないと言えばしゃーないか、と自分を甘やかし(;^_^A今回の高知東部旅を締めたいと思います。

高知市を後に前日たどった国道55号を延々戻り、安芸市、奈半利の町をするーしていき、一日目にほとんど巡れなかった「室戸市」を攻めたいと思います。
13時過ぎに高知を出て一時間半ちょっと、室戸市に突入。
本当高知って東西に長いのがわかります。
室戸市は高知東部の一帯を占め、全域がユネスコの世界ジオパークに指定されているほど「地質遺産」としての価値の高い地域でもあります。

そんな室戸市の西側に位置する「吉良川」地域にまずは立ち寄ろうと思います。
吉良川地区一帯は土佐漆喰の独特の町並みが見られるとあって、なかなか訪れることが出来ないところ故、是非とも巡っておこうと思います。

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この独特な壁と瓦がこの地域ならではの「土佐漆喰」と「水切瓦」
室戸市と言えば言わずと知れた「台風銀座」、雨も多く横殴りの雨にも耐えられるよう作られたこの独特な形状が吉良川の町並みの往時の生活様式を垣間見るとが出来ます。
そうそう、塀も丸石をうまく組み合わせた海辺の町ならではの雰囲気があってGOO!!(いしぐろと言うらしいです)
塀も低く作られていて台風対策に苦心されていたこの地域ならではの工夫が随所に見ることが出来なんとも興味深い。

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高知の山で作られた備長炭の積出港として栄えた吉良川地区。
往時の賑わいが聞こえてきそうです。

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重要伝統的建築物群保存地区としてこれからも静かにこの町並みが残っていってくれると良いですね。

もっとのんびり見て回りたいけど、大阪まではまだまだ遠い道のり。
名残惜しいですが、一路「室戸岬」へ向かいます。

一日目に夕闇迫る時間にほんの少し立ち寄っただけなので、見きれなかった場所も攻めていきます。

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室戸岬と弘法大師にはつながりがあって、この「御厨人窟」と言う波の浸食で出来たという洞窟の場所で厳しい修行に挑んでいたと。
因みに弘法大師の別名「空海」はこの御厨人窟から見た風景が「空」と「海」の光景だったからだとか。
室戸岬から車で一気に室戸スカイラインで上った先にある室戸山にはには弘法大師が建てたという四国八十八カ所24番札所にあたる「最御崎寺」もあり、弘法大師ゆかりの地として歴史的な価値も大きい室戸岬です。

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↓この石は鐘石と言い、小石で叩くと鐘を突いたような音が響くらしい。。。
やってみたけど叩き方が弱いのか良く分からなかったけどw

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最御崎寺から突き出た半島まで歩いていくと室戸岬灯台へもアプローチ出来ましたが、あいにく中には入れず。
でもここからの眺めは壮大!!やっぱ海は良いわあ♪

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歴史的スポットでもある室戸岬ではありますが、やはり室戸岬と言えばジオパークに代表される海岸沿いの海岸段丘や奇岩群ですよね。

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うーん、なんとも美しい光景であります。
室戸岬を一望できる岬には中岡慎太郎様の像が室戸岬を訪れる人達を迎え入れてくれてましたよ。

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それでは3日間高知巡りの感謝を伝え、室戸岬を後にします。
もう時間は16時過ぎ。
ここから5時間弱はかかると思われるし、やはりここ室戸の地は遠かった。。。

と、大阪まで頑張ってドライブドライブ!と気合を入れていたところ、、、

とっても気になる施設を見つけてしまいました。。。

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なんか学校ぽい水族館やな。。。

それもそのはず、その名も「むろと廃校水族館」!!

名の通り廃校となった小学校を水族館にしたとあって、館内は理科室や手洗い場などまさしく小学校モード全開!!
時間ギリギリだったのですが、せっかくだからと立ち寄ってみましたが、めっちゃ面白い♪

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勿論水族館ですから色んなお魚達がスイスーイ♪

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うっす!おいらウミガメだぜえw

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フフフ、いらっしゃい♡

なんかこの手作り感満載な水族館ハマるわあwww
結局閉館ギリギリまで居座ってしまった魅惑溢れる廃校水族館、是非新しい室戸市のスポットとして第二の人生歩んじゃってくださいw

17時ギリギリまで室戸市にいたので、結局大阪に戻ってきたのは22時過ぎ。
アプローチしづらい場所ではありましたが、その分多くの癒しや見所だくさんの高知東部。
普段訪れづらいが故にもっともっと欲張ってみたくなる、そんな場所でした。

今回の行程

竹林寺~吉良川の町並み~室戸岬(最御崎寺)~むろと廃校水族館

さて、これで正月明けに出掛けてきた高知東部シリーズは終了。
次回は尾瀬シリーズの続きから、切り離しての旅行記を。
尾瀬から一路群馬県を横断していきます。

Photo_20220904223801

室戸岬の美しい日暮れと共に、、、


高知東部シリーズ目次

馬路村編
奈半利町、北山村編
安芸市、香南市編
香美市編
高知市街編
高知市郊外編
室戸市編←今回


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