サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その6(芦原温泉~恐竜博物館)
俺は何を思ったか、ある場所で停車ボタンを押す。
ピンポーン。
10:10思い立ったバス停で降りた場所とは…
ええ、「その3」の冒頭で出てきたけど、バスの時間などもあり諦めた場所、それがここ「越前竹人形の里」であります。
この越前竹人形の凄い所、それはなんと言っても竹を割きつつ作り上げる繊細な技法を駆使しているところ。
髪の毛を一本一本植毛していくかの如く竹人形に植え付けていく作業工程は気が遠くなりそう。
そんな細かな手術の中から仕上がる竹人形。
これは是非とも間近で見てもらいたい。
30分弱程の滞在でしたが、気になっていた場所故急遽立ち寄って良かった♪
とはいえ、当然のことながら次に向かう場所への時間的配分は練り直さないと。。。
因みに次のバスは11:20頃。。。
バスを待つには大分時間があるし、これは歩いて行くっしょ♪
って、オイオイ(~_~;)
のんびりと次までの場所まで歩いて向かいます♡
九頭竜川の水面に映る秋の雲、なんともきれいであります。
なんて、実は全くのんびりなどしてはおらぬのです。
実はこの後、またまたえちぜん鉄道に乗ってある場所へ向かうのですが、2日目はその場所を一日かけて巡る予定。
なので、電車は1本でも早いに越したことはない。
ここで頑張っていけば、はじめの予定で乗る予定だった次の電車にギリ乗れるはず、と踏んで実は。。。
猛ダッシュで実は走っているのでありますw
越前竹人形の里から走って向かっているのは、えちぜん鉄道の「永平寺口」駅。
距離は1キロちょっと。
電車の出発予定時刻は10:50。。。
越前竹人形の里を10:40前に出ているので、一キロちょっとを10分で走りぬけば十分間に合うはず。
バスなど待っていたら出発が一時間後になってしまうw
そんな損得勘定が働き、息をゼーゼーさせながら、何とか無事出発2分前に永平寺口駅に到着。
ふーっ、焦った焦ったww
10:50、無事えちぜん鉄道に乗り込み向かった先は、えちぜん鉄道の終点「勝山」です。
えちぜん鉄道は芦原温泉や東尋坊方面の「三国芦原線」とこの「勝山永平寺線」と言う2路線からなるんですね、少し鉄分知識多くなりました♪
2両編成のローカル線はガタンゴトン線路の上を揺れながら終点勝山までのんびり走っていきます。
アユ釣りの時期なんでしょうか、九頭竜川で釣りをしている人達や、田んぼではきれいな緑から黄色に変わりつつある稲穂が車窓をにぎわせてくれていました。
そんな長閑なローカル線に揺られ、おおよそ30分。。。
終点勝山駅に到着です!!
おっと、電車にはあの爬虫類?も乗車していたのか!?
なかなか趣のある勝山駅、それもそのはず、この駅舎自体が登録有形文化財。
駅名も「勝山驛」と往時をしのばせます。
そしてこの勝山駅はあの有名な施設のアクセスポイントでもあるわけです。
それが、先程の駅舎に付いていた足跡にも分かるように。。。
そう、恐竜と言えば「福井県立恐竜博物館」の玄関口がここ勝山駅なんですね。
到着したバスもダイナソーモチーフ♪
接続もよく多くの客を乗せたバスは一路恐竜博物館へ。
途中、白い恐竜も車窓から見えました♪(ホワイトザウルスと言うらしいw)
駅からおおよそ十数分でバスは目的地、「恐竜博物館」に到着です!!
博物館は現在予約制で事前に予約を入れ、その時間帯に入館しないといけないシステム。
但しチケットは入館口で買うみたいですね。
週末と言うこともあり結構な人がおられましたが、予約にも前日チェックしたところ余裕のある様子。
早速入館手続きを行い入館すると、入口から一気に地下一階までエスカレーターで降りていく。。。
まるで恐竜の口の中にでも吸い込まれていくかのよう♪
スタート地点からして古代世界感の演出が素晴らしい!!
世界三大恐竜博物館の一角を成す福井県立恐竜博物館は、広大な敷地に恐竜等の古代生物のみならず、古代地球全般に関する多くの展示がなされていて、見るもの見るものがワクワク感を掻き立ててくれます。
アメジスト、めっちゃきれいやん♡
福井県内で発掘された恐竜の化石群をはじめ、まさしく自然史博物館の雄として大人も子どももワクワクさせてくれます。
大型の復原ジオラマやリアリティ溢れる映像等も迫力が半端なく、これは絶対来ておいて損はない博物館だ!!
ここ恐竜博物館はこの後、リニューアルに入るようで暫く閉館するようですが、これはリニューアルオープン後再訪してじっくり見て回りたくなりますね。
もうね、いい大人が目を輝かせて見入ってしまうんですよ。
ここまで突き詰められると知的好奇心かなり擽られてしまいます♪
このティラノサウルスのリアル複製、めっちゃリアルに動き回るし!!
もうこの一体だけで数十分時間潰せますよww
あ゛~、こんな魅力的な博物館だったなんて、もっと時間をここで使うべきだった。。。
と言うのも、この後4時間ほどは別の勝山市の見所を巡るべく時間を割いている関係でこの恐竜博物館は1時間弱ほどしかいれなかったんですよねえ。。。でも次リニューアルした時には倍の時間はしっかり取ってこよう、と心に決め帰りのバスに乗ろうとバス停へ。。。
と思っていたところ、目の前をミニバスが通っていく。。。
行先は。。。
続く
10:10…越前竹人形の里着、見学
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10:40…越前竹人形の里発、徒歩
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10:50…永平寺口駅着「えちぜん鉄道」
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11:20…勝山駅着
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11:30…勝山駅発「勝山市コミュニティ直通バス」
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11:40…恐竜博物館着、見学
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12:30…次の場所へ
サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズ
その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)
その4(丸岡~東尋坊)
その5(東尋坊~芦原温泉)
その6(芦原温泉~恐竜博物館)←今回
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