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2023年2月

2023年2月26日 (日)

Ka kite ano!ニュージーランド…3日目(クライストチャーチゴンドラへ)

1月2日、出発から3日目の朝を迎えました。
クライストチャーチ市街を散歩し続けたのと、飛行機での長旅も重なりホテルチェックイン後、寝落ちしてしまったのに、数時間爆睡した後は見事に目が冴えてしまい朝方までウダウダ。。。
この後の行程でも実はこの「睡眠」が支障をきたしてくるんです。
この時期に睡眠障害で振り回されるとはなんともであります。

因みにニュージーランド入国時、薬の持ち込みについて英語表記による医師処方箋が必須なので説明も大変だし、薬の持ち込みはしなかったんですがと言うか睡眠薬に耐性があるのか?ホンマ処方されたやつも即効で効くやつでなく、半日くらいかかるので最近は飲まず様子見ていたんですけどねえ。。。

見事に旅行中テンションだけ高く、身体はしんどく。。。

日本に戻ってきたら、その反動か良く寝られるようになったのでそれはそれで良かったんですが、折角の旅の時位心身健康でいたかったです。。。と、話がずれましたが、3日目のクライストチャーチ探訪はバスに乗って郊外に行ってみようと思います。


Ka kite ano!ニュージーランドシリーズ

1日目(準備、出国へ)
2日目(再びのクライストチャーチへ)
2日目(復興半ばのクライストチャーチ)
2日目(ガーデンシティ クライストチャーチ)

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「Storyteller」ライブツアーin大阪



ホテルを出てトラムの始点にあたるカテドラルジャンクションにあるi-site(観光インフォメーション)へ。
ビジターセンターで今から向かう「クライストチャーチゴンドラ」(35ドル)のチケットを購入します。
ここで市内を走るトラムやエイボン川をまったりのんびりとパンティングの切符も購入出来ますよ♪

クライストチャーチアトラクションズ(英語サイト)

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さて、チケットを購入しいざゴンドラへ。。。

 

ええ、ゴンドラに乗るにはクライストチャーチの市街から郊外の町まで行くバスに乗って行かねばなりません(;^_^A

バスインターチェンジから28番バス「リトルトン」方面のバスで約30分のバス旅です。

メトロ クライストチャーチ 路線図
(28系統は路線図右下方面に伸びているオレンジ色のラインで、終点リトルトンの手前がゴンドラの位置になります)

メトロカードと言うICカードを買うととっても安く移動できるんですが、メトロカードを購入したかったのに、購入できる場所であるはずのバスインターチェンジのインフォメーションは見事に「NEW YEAR」のお休み中orz…
まあ、現金で1万ほど崩してあるので、とりあえず小銭用意してれば何とかなりますwwww
バスでもクレジットカードとか使えたら便利なんですけどね…

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ゴンドラの始発は10:00からとゆっくり。
バスはちょうど10時過ぎに着いたのですが、始発直後にも関わらず多くのkiwiの方々で結構な賑わい。
新年と言うこともあり家族連れもたくさん。
でもゴンドラはグループ別で乗せてくれるので、ゴンドラに乗り込んだ後は俺一人で独り占め出来ます♪

それでは暫しゴンドラの旅へ、皆様をご案~~内♪

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うっひょーい♪

上る上るよゴンドラは上る~♪
出会いと別れを繰り返し
今日は上った旅人達も
ゴンドラの中 歩き出すよ~♪(by中島みゆきでwwww)

 

と、写真撮ろ~う♪

と立ち上がったところ。。。

ガクン…

 

 

ん?

??

???

 

と、と、、、

 

 

止まったーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

もしかして、俺がゴンドラで立ち上がったから??
バランス崩れて止まったとか???

激汗(;´・ω・)…

とちょっとバクバクし始めてたら、暫くして
「強風のため?(そういう風に聞こえた)ストップしたじょーーーーーーー♪」

とのアナウンスが。。。
そしてその数十秒後、

 

グォーーーーーーーーッ

とサザンアルプスからの洗礼か、強烈な横風がゴンドラを揺らす。。。

うぉーーい!!
マジっすかーー!!

ゴンドラめっちゃ揺れる揺れる(;´・ω・)
まさかの強風に煽られるゴンドラって
めっちゃ怖いんですけどーーー!!

とそんなプチアクシデントもありましたが、5分ほどで再開。
ふーっ、焦ったわw

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しかし、まだまだ上っていくのね、ちなみにこのゴンドラはマウントキャンベンディッシュの頂上近くまで上ってくれるので、クライストチャーチのカンタベリー平原や遠くに見えるペガサス湾の眺望がもう最高♪
湾の外は太平洋なんだよねえ。。。

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反対側を見てみるとまた黄緑色に染まった美しい形状の山が見えたかと思えば、、、

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目を西側に向けると、そこはリトルトンの港町が広がっていて、もうこのエリアだけで数時間入れそうな勢いであります。
(実際は風強く、長時間はいれないですww前回も書いたけど、サザンアルプスの吹きおろしの氷山からの風が寒いのなんの(・_・;))

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サミットに着いてから小一時間、マウントキャンベンディッシュをあちこち眺めていたら、強風で思いきり風で身体冷やされてしまいました。
サミットにあるレッドロックカフェでブランチタイムを取って身体を温めて、午後はクライストチャーチの西側へ向かおうと思います。

Photo_20230226190001

もう、この後何回出てくるか分からない程ついて回る「フラットホワイト」
カフェによって味わいが違って、どこのカフェもファンになってしまいそうな勢い♪
食費を今回思いきりケチっていかないといけない中、このフラットホワイトって結構良心的な値段(5~8ドル、日本円で400強~700円弱)で飲めるので本当感謝であります。
因みにニュージーランドでは、コーラ1本買うのとフラットホワイト買うのとほぼほぼ遜色ない物価であります(-_-;)

続く

今回の行程

クライストチャーチバスインターチェンジ~クライストチャーチゴンドラ

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2023年2月23日 (木)

舞い上がれ!雲仙へ!

南島原からは島原半島の中心に当たる雲仙エリアに車を走らせます。
雲仙の中心に聳えるのは「雲仙普賢岳」、その麓にあるのが雲仙温泉。
昼過ぎに車を停めて、雲仙温泉をお散歩。

過去の舞い上がれ!シリーズはこちら↓

長崎編
下五島編
上五島編
南島原編

駐車場に停めると傍に「蒸し窯」が。。。

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傍に近づくだけでほんわか暖かい湯気が出てきていたので、何気なく覗いてみようと。。。

 

 

 

 

 

熱っちーーーーーーーーーーーー!!

なんでそんな原始的なことも分からなかったのか(;´・ω・)
危うく大やけどするところでしたw

数分悶えた位かなり暑い湯気。
目に湯気が当たって余計辛かった(涙)

と、スタートからすったもんだありましたが、気を取り直して雲仙温泉街を散策します。
あいにく時間は限られているので、この後向かう「島原」の時間を鑑みると2時間弱しかないので、温泉街散策位は出来るので色々歩ける範囲内を見て回ろうと思います。
この後はきれいにガスも取れてましたが、モヤった温泉地も味わいがあっていいですよね。

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先ず向かったのは「温泉神社」
でも「おんせんじんじゃ」と言わず「うんぜんじんじゃ」と呼ばれるらしいw
境内には夫婦柿の樹があり、周りには世にも珍しい柿の絵馬?も飾られていましたよ。

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参拝させてもらうと境内の脇から、雲仙地獄に繋がる道があったので、歩いて行きます。
雲仙地獄と呼ばれる一帯には「八万地獄」「糸地獄」「大叫喚地獄」「泥地獄」等色々な大小の地獄が見られます。
硫黄臭が漂い温泉地ならではの地獄観も味わえますが、歴史の一部にはここ雲仙地獄もキリシタン弾圧の地として使われていた悲しい時期も刻まれているわけで、キリシタンにとってはこの地は本当に「地獄」であったであろうと。。。

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地獄巡りはやっぱり楽しいですね。
時間もっと取れたら、ここで温泉に入っていきたいんですが、時間は刻一刻とタイムリミットに近づきつつある。
足湯だけでも入っていくことにします。

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硫酸酸性の硫黄泉は強烈な酸性度ではありますが、草津温泉とも泉質が似ているとのことで皮膚疾患や美肌にも効能があるんだと。
足だけ美しくなっておくかあw

足湯を堪能した後は、旧八万地獄を通って駐車場まで戻ったんですが、雲仙温泉の東側エリアはちょっと避暑地的な雰囲気が多いなあ、と思ったんですが、西側エリアは一転して日本の昔ながらの温泉地って感じで「和」と「洋」の温泉地感を両方味わえる雲仙温泉でした。
そのちょうど中間点にあるのが「極楽広場」と言う展望台。
地獄を見下ろす地にある極楽ww
その極楽広場にはまさしく極楽浄土におられるであろう仏様が祀られている「満明寺」があります。
黄金の仏様の他、ボケ封じの観音様もおられ、何ともユニークなお寺ではありましたが、実は行基が開山したと言われる由緒ある真言宗のお寺でもあります。

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さあ、すでに14時を過ぎてしまった。
そろそろ島原に向かうかなあ、と思ってたんですが、ふと道路を走り始めると「雲仙普賢岳」が見渡せる「仁田峠」の標識があり、うーん。。。と迷ったものの車は見事に「仁田峠」方面へ(;^_^A
有料道ではないようですが、協力金で100円払ってね♪と言うことで寄付させてもらい一路仁田峠へ。

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うーん、何とも良い眺めではありますが、どうせならあの尖った普賢岳に上ってみたい!!
しかーし、時間は待ってくれない。
数時間余裕があれば、簡単にアプローチ出来そうですが、数十分でさえ惜しいレベルでは断念せざるを得ない。
ロープウェイもあるんですが、それも乗れない位時間は押してきてしまっておりますorz

車をかっ飛ばして一気に普賢岳を下っていきます。
でも忘れてはいけません、この車と同じようにこの地で火砕流が下ってきたことを。。。

次回最終回、島原編ですが、先ずはこの火砕流の猛威を学ぶべく「雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)」に立ち寄ろうと思います。

雲仙観光サイト

南島原から雲仙へ

雲仙温泉街

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2023年2月20日 (月)

Ka kite ano!ニュージーランド…2日目(ガーデンシティ クライストチャーチ)

クライストチャーチに着き、教会を巡った後はクライストアートセンターやカンタベリー博物館にお邪魔したいと思います。
前回もクライストチャーチアートセンター、カンタベリー博物館はお邪魔させてもらいましたが、今回は前回より少~しww時間があるのでゆっくりと見て回ろうと思います。

今回のKa kite ano!ニュージーランドの記事はこちら↓

1日目(準備、出発へ)
2日目(再びのクライストチャーチへ)
2日目(復興半ばのクライストチャーチ)

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先ずは「クライストチャーチ・アートセンター」、以前はカンタベリーカレッジの校舎としても使われていたものが、転用され現在はアートセンターとして自由に敷地内を見て回ることが出来ます。敷地内はヴィクトリア時代のゴシック風建築の建物が点在しており、風情があってイングランドに来たかの様。
それもそのはず、ここクライストチャーチは本家のイングランドのカンタベリーを元に作られた町だからであります。
このご時世、とてもヨーロッパまで足を運べませんが、南半球でイングランドを感じられるとは!!

現在改装中?のところも多く、全てを見て回ることは出来ませんでしたが、アートセンターの内部はにゃんと「無料」で見ることが出来るので、是非ともクライストチャーチに訪れた際には訪れてみてくださいね。

そして、このクライストチャーチアートセンターの真ん前にあるのが、「カンタベリー博物館」
1867年に建築されたという博物館もまた「無料」でニュージーランドの歴史、文化、そして自然に関する展示物が満載です。

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入り口の丸い蜂の巣状のガラス窓が素敵ですよねえ。
館内では国鳥キーウィをはじめ絶滅したモアと言う巨鳥の剥製などもあり、時間が過ぎるのも忘れるほどのたくさんのテーマの展示がありました。

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ミュージアム巡りを楽しんだらもう夕方です。
前日から睡眠もとらず、延々歩き続けてきたので、体力もかなり厳しいのですが最後にカンタベリー博物館に隣接している「クライストチャーチボタニカルガーデン」で一日の疲れを癒したいと思います。

3年前に来た時は昼下がりで時間押していた上に、前回の記事の場所に加え、今回のミュージアム巡り、そしてこのボタニカルガーデン、その上にガーデン向こうのモナ・ベイルと言う庭園まで歩いて回ったという、半日で怒涛のコース巡りを行った自分ですが、この3年でかなり体力も落ちたのを感じます。
コロナ禍の影響?それとも仕事の立ち位置が変わったことによるストレス??それともやっぱり老化???ww

前回の怒涛の半日クライストチャーチ巡りの記事はこちら↓

Ka pai!ニュージーランド2日目(クライストチャーチセントラル編)
Ka pai!ニュージーランド2日目(クライストチャーチアートカルチャー編)
Ka pai!ニュージーランド2日目(クライストチャーチガーデンシティ編)


とは言え、本当はすでにもうホテルで身体横にしたい気分100%なんですが(-_-;)

前回の時はクライストチャーチ観光が到着した日の数時間しか取れなかったと言うこともあり、かなりの滅茶をしましたが、今回はクライストチャーチで連泊する訳ですし、このままホテルに行ってもよかったんですけどね。

ええ、時間がまだ現地時間17:00なんですわ。。。

 

まだまだ陽も高く、陽が落ちるまでにまだ4時間以上もある。。。
身体の感覚が狂いそうです、いやもうすでに狂っておりますw

普通もう17時になっていたらホテルに行って一日の行程〆るのが普通なんでしょうが、陽は全く沈む気配もない。
そう、ここニュージーランドの日が暮れる時間、サマータイムの時期だと「21時30分」位。

21時30分で夕方ってもう感覚狂いますよね。
来る度分かってはいたことですが、陽が高いうちは見て回るところは見ておきたい、と疲れ切っているくせに何故か相反する行動をとりたがる大バカ者がここに一人いました(;´・ω・)

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クライストチャーチが別名「ガーデンシティ」と呼ばれるのは、ここクライストチャーチボタニカルガーデンをはじめ、市内のあちこちが大きな公園で占められており、街も並木が続き、本当に自然の美を街中にうまく取り込んだまさしく「庭」のような街並みから来ているんですよねえ。

流石に老体に全てを廻る元気はもう残っておりませんので、博物館傍のエリアだけをこの日は拝んで素直にホテルに戻ることにします。

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写真では分かりづらいかもしれませんが、樹々の1本1本が巨大過ぎてもうそれを眺めるだけで感動モノなんですが。。。
日本ならこういう大木が一本あるだけでちょっとした「名所」になってしまいがちですが、ここクライストチャーチにおいてはこんな大木、そこら中に生えております(・_・;)

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もう18時前だというのになんだこの日差しは。。。
うーん、きついぜえ。
そして寒いぜえ。。。

 

ん?何を言っているのだこいつは??

 

ええ、日差しは暑いんですよ、でもね、風は「冷たい」んですわw

 

 

真夏のニュージーランド、気温は24,5度程度の上、カラッとした気候なんですが、日差しはしっかり「夏」模様。
しかーし、ここニュージーランドの南島は、サザンアルプス山脈と言う南島の背骨に当たる南北に長い山脈の吹きおろしの風がクライストチャーチへと流れ来る為、風が吹く度にブルッと震えるような冷風が体を覆うのであります。

それもそのはず、この冷風、サザンアルプス山脈の万年雪の世界から舞い降りてくる訳なんです。
暑いのに寒い、これが南島の不思議な気候なのであります(因みに気候区分としては「西洋海洋性気候」となりますw)

ちょっと話が逸れましたが、ハーバセバス・ボーダーと言う花々が咲き誇るエリアまで来ました。
何という美しい花々の数々、もうこの花々見ているだけで、半日ここで過ごせるくらいの感動的な世界が目の前に広がっております!!

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なんですの、このおもろい形は!!日本では絶対見慣れないこのお花の数々、疲れていても目はランランとなってしまいますw

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数百メートルにわたり続く花回廊。
あ゛~、この場所で昇天しても悔いないわ。
ハーバセバス・ボーダーのはずれには日本から持ち込まれたアジサイのエリアもありました。
クライストチャーチに日本のお花があるとまた違った目線で見ることが出来るのも良いものです。

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1月は日本でいうところの7月に当たるので、ボタニカルガーデン内は花盛り!
やはりトップシーズンに来た甲斐があるというものです。

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もっとゆっくりしていたいですが、実はもう身体かなりしんどいんですよね、気持ちで頑張れるのもここまでの様です。
ホテルに戻ってちょっと身体を休めたいと思います。
また明日も来るねえ♪とボタニカルガーデンを後にしホテルへ向かいます。

皆様お忘れかもしれませんが、この日は1月1日、ええニューイヤーでございますw
新年早々宿取るのも実はかなり厳しかったんですが、何とか取れたホテルは前回も宿泊した「ブレイクフリー オン カシェル」
今回のニュージーランド旅行、僅か1か月の準備もままならない状態の上に、ギリギリで取ったので値段もバカ跳ね(涙)
それに加え、新年のホリデーシーズンなので予算完全にオーバー、プロレタリアートがお金を捻出するには無理があります。
食費と宿泊費は今回はもう最低限度でケチらないと、と思いながら調べるも、どこも安くて1泊2~3万が普通な中、ここは何とか1万5千ちょっとで済んだので感謝せねば。
それにこの宿は以前泊ったことがある故にどんなところか分かっていただけに安心感もありましたしね。

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清潔感ある近未来的ホテルですが、使い勝手はとってもいいホテルでしたよ。
しかーし、ここで大樹、痛恨のミスを犯します。

ええ、使い捨てスリッパ持ってくるの忘れました_| ̄|○lll

 

シャワーを浴びても素足でベッドまで行かねばならねえ。。。
早速外国の生活習慣の洗礼を受けてしまいましたorz

さしずめ外国の方が玄関で靴脱がずに上がろうとするのと、見事に逆バージョンですよね。
やってもうたあ。。。

この後1週間、シャワールームとベッドルームを素足で歩く羽目になるのです。。。
そして、もう一つ、、、
シャワー浴びて、ご飯食べに行こうと思っていたんですが、、、

見事に寝落ちしてしまいましたw

そして、数時間の寝落ちで復活するも、時間は夜。
流石に外に出て外食と言う状況でもなく(行けなくはなかったんですが(・_・;))、次の日に備えそのまま寝られたら良かったんですが、目が冴えてしまい朝方近くまでウダウダ…
もう最悪ですわ。。。

 

続く

今回の行程

クライストチャーチ大聖堂~クライストチャーチアートセンター~カンタベリー博物館~クライストチャーチボタニカルガーデン(ハーバセバス・ボーダー)~ブレイクスルー オン カシェル

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2023年2月13日 (月)

舞い上がれ!南島原へ!

上五島からジェットフォイルで長崎へ戻り、長崎港近くのホテルで最後の夜を過ごし、最終日は長崎県は島原半島を一周するコースを巡って夕方に帰阪予定。
先ずはホテルでしっかり腹ごしらえ。

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コロナ禍対策でバイキングでしたが、全ての料理にふたが被せてあり、清潔面で安心してチョイス出来ました。
少量ずつ頂けるので、色々選べるのも良いね♪
文明堂のカステラも頂きましたw

8時過ぎにチェックアウトし、レンタカーを借りて島原半島の南まで長距離ドライブ。
途中愛の展望所や南串山の棚畑を経由し、雲仙市の西側の海沿いのドライブを続け南島原に着いたのは11時過ぎ。結構かかったなあ。

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南島原と言えば世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の地の一つ、原城跡があります。
原城と言えば「島原の乱」の主戦地の場。
この地で何万ものキリシタンや百姓達が命を落とし、今もこの地の奥深くで遺恨を残し眠っているのかと思うと何ともいたたまれない気持ちになります。
その原城跡に行く前に「有馬キリシタン遺産記念館」に立ち寄り、にわか勉強となりますが、往時の歴史を再学習。

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島原藩主松倉勝家の圧政、苛政で勃発した島原の乱。
いつの世もなぜこういった人間の愚行が繰り返されるんでしょうね。
島原の乱について再度にわか勉強させていただき、いよいよ激しい戦いの地になった原城跡に向かいます。

車を停めて山城である原城に向かうのですが、海辺の駐車場から原城まで軽く一キロ弱。
暑い最中ではかなりの体力消耗でした(・_・;)

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原城で籠城を決めた3万以上ものキリシタン、百姓達が戦い散った激戦の地に立っている自分。
城の後ろには断崖絶壁の海があり、本当に覚悟を決めて戦った地だと言うことが分かります。
補給したくても前には幕府軍、後ろは断崖絶壁の海。。。
勝ち目の見えない戦いと分かっていても、信心のために命をなげうった人々の信念を思うと、いたたまれなくなります。

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本丸周辺には天草四郎の彫像や墓石があり、島原の乱の歴史的戦いの虚しさを伝えてくれている様です。

結局島原の乱では天草四郎を始め、散った多くの命が奪われてしまったにも関わらず、その代償が松倉勝家の斬首だけではなんとも報われませんね、、、
この地が平和を求める鎮魂の地として、今後も世界遺産の意義を伝えていって欲しいですね。

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もう少しゆっくり見て回りたいのですが、あいにく時間が迫っています。
近くに原城よりも大きな島原藩の居城であった「日野江城跡」に立ち寄って雲仙の方へ向かおうと思います。
南島原と言えば原城の方が有名なんですが、本城としてはこちらの日野江城の方なんですって。

と、向かったのですが、、、

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うーん、これって。。。

あまりに整備されなさ過ぎて城跡もほぼほぼ原型とどめていないんですが(-_-;)
世界遺産の選定から漏れたが故なのか、あまりに草ボーボーすぎて何が何だかサッパリ。。。
階段遺構たるものがあるようですが、何とか草むらの中にその説明書きを発見できたものの、全く分からず。

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道も狭すぎるし、出来ればこちらも整備してもらえるとありがたいんですがね。。。
おっと、時間が押しているのでちょっと急いで雲仙に向かいます。

続く

舞い上がれ!シリーズ

長崎へ
下五島(福江島)へ
上五島(中通島)へ
南島原へ←今回

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2023年2月 3日 (金)

Ka kite ano!ニュージーランド…2日目(復興道半ばのクライストチャーチ)

前回の続き

クライストチャーチのバスインターチェンジを降りると、3年振りの懐かしい光景が目の前に広がります。
クライストチャーチセントラルは本当限られたエリアで格子状に道が整備されており、脚力がある方ならある程度のエリアは制覇出来るほどの広さなので、行きたいスポットがあれば、十分見て回れるかなあ、と思います。

なんて、偉そうなこと行っていますが、自分も3日間いてもやっぱり気になるスポット完全に見きれたかと言われれば全然なんですがw
そんなクライストチャーチセントラルエリアの中で、今回は前回も訪れた「カンタベリー大震災」に関する場所を中心に廻ります。


カンタベリー大震災とは、2011年2月22日にM6の地震があり、2010年9月にあったM7の余震とされるものであるが、震源が浅かったこともあり、キラーパルス(地震に伴う周期 1 秒前後またはそれ以上の遅い振動(長周期パルス波)の俗称。建物が大きく揺れることから被害を増大させる。阪神淡路大震災もこのキラーパルスが被害増大の一因とされています)で中低層の建物には厳しい揺れが起こり、多くの被害をクライストチャーチにもたらした悲しい自然災害です。


バスインターチェンジを降り、すぐの場所に皆さんも一度は見たことがあるであろうクライストチャーチ大聖堂があるのですが、僕はすぐにバスインターチェンジの東側へ足を運ぶ。
バスインターチェンジから徒歩5,6分歩くと「クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂」に到着です。
どうしてもここには一番初めに再訪したかったんですよね。

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何とも見た目モダンな教会でありますが、実はこの大聖堂、何で出来ていると思います?
以前の記事をご覧になった方はもしかしたら覚えてらっしゃるかもしれませんが、この大聖堂、、、

「紙」で作られているのです。
詳細は前に書いた旅行記からご覧ください。
カンタベリー大震災で崩壊した大聖堂の代わりにと仮の形で作られたここトランジショナル大聖堂ですが、この造りはとても仮の物とは思えない程一つ一つが丁寧に作られており、ロール状紙の屋根の間から漏れ入る光がとても神聖です。

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大聖堂が完全に復活したらもしかしたら取り壊されてしまうのかもしれませんが、出来ることなら震災後から人々の心の拠り所になっていたこのトランジショナル大聖堂をどういう形であれ残してくれたらいいなあ、と思ってます。

トランジショナル大聖堂の裏手に当たる場所、目と鼻の先には「CTVビル跡」がありました。
前回はこの場所を気付かずスルーしてしまっていたのですが、このCTVビルは6階建で、クライストチャーチの中では立派な建物だったようなんですが、大震災により崩壊、この建物に入居していた外国語学校に留学していた日本人学生達も犠牲となった痛ましい場所です。
現在は小さな慰霊碑とパネルがあるだけですが、他の倒壊建物が古い建物がほとんどの中、この鉄筋の建物が欠陥建築だったために、多くの罪なき人々が犠牲となったことに悲しみを覚えると共に、風化させずにこの場所での悲しい出来事を忘れずいたいと思い訪れさせていただきました。

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語学留学の道半ばで命を落とした若人達。
どうか安らかに。。。

カンタベリー大震災ではこの地で亡くなった留学生を含め28名の日本人が命を落としておられます。
被災した日本人をはじめ、このカンタベリー大震災で命を落とした方々の慰霊碑として一人一人の名が刻まれた「カンタベリー地震国立慰霊碑」が町の中心を巡るように流れる「エイヴォン川」沿いに建てられております。
このエイヴォン川はここクライストチャーチの一番の癒しとなるエリア。
静かに流れるエイヴォン川の畔でどうか魂が癒されんことを。。。

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ここから本当はエイヴォン川の畔やボタニカルガーデンをのんびり散歩したんですが、それは次回以降にお伝えするとして、今回のテーマのメイン処に当たる「クライストチャーチ大聖堂」に向かいます。
クライストチャーチセントラルのまさしくど真ん中に位置するクライストチャーチ大聖堂、3年前から少しずつは復興の準備がなされているのかなあ、と思っていたんですが、、

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見事なほど3年前からほとんど変わってない感じです。。。
僅かに再建の準備で柵が建てられ、クレーンが配置されこれから再建にやっと入ります、と言う雰囲気はあるものの、クリスマス休暇中だからか、工事はストップしていました。
柵が建てられてしまって、近くからほとんど原型を拝むことが出来なくなっていたのはやむを得ないですが、少しは再建が進んでいるのかと思っていたんですが、予算不足なのでしょうね。
正面には大聖堂のカバーがかけられており、少しでも訪れた人に大聖堂の「顔」を見せようとしてくれてたのは嬉しい配慮ですね。

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↓因みにこれが3年前に訪れた時のクライストチャーチ大聖堂。
傍で見ることが出来ていたものの、あまり変わっていないのが分かりますね。
一日も早い再建がなされることを願っております。

Photo_20230203005901

大聖堂の周りは広場として整備されており、トラムやモニュメントなど市民の憩いの場としてクライストチャーチの「顔」としてこれからも復興半ばのこの町を支えていただきたいものです。

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それでは、次はクライストチャーチが別名「ガーデンシティ」と呼ばれる所以となっている場所を中心にご案内♪
次回へ続く


Ka kite ano!ニュージーランドシリーズ

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