« 舞い上がれ!上五島(中通島)へ! | トップページ | 舞い上がれ!南島原へ! »

2023年2月 3日 (金)

Ka kite ano!ニュージーランド…2日目(復興道半ばのクライストチャーチ)

前回の続き

クライストチャーチのバスインターチェンジを降りると、3年振りの懐かしい光景が目の前に広がります。
クライストチャーチセントラルは本当限られたエリアで格子状に道が整備されており、脚力がある方ならある程度のエリアは制覇出来るほどの広さなので、行きたいスポットがあれば、十分見て回れるかなあ、と思います。

なんて、偉そうなこと行っていますが、自分も3日間いてもやっぱり気になるスポット完全に見きれたかと言われれば全然なんですがw
そんなクライストチャーチセントラルエリアの中で、今回は前回も訪れた「カンタベリー大震災」に関する場所を中心に廻ります。


カンタベリー大震災とは、2011年2月22日にM6の地震があり、2010年9月にあったM7の余震とされるものであるが、震源が浅かったこともあり、キラーパルス(地震に伴う周期 1 秒前後またはそれ以上の遅い振動(長周期パルス波)の俗称。建物が大きく揺れることから被害を増大させる。阪神淡路大震災もこのキラーパルスが被害増大の一因とされています)で中低層の建物には厳しい揺れが起こり、多くの被害をクライストチャーチにもたらした悲しい自然災害です。


バスインターチェンジを降り、すぐの場所に皆さんも一度は見たことがあるであろうクライストチャーチ大聖堂があるのですが、僕はすぐにバスインターチェンジの東側へ足を運ぶ。
バスインターチェンジから徒歩5,6分歩くと「クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂」に到着です。
どうしてもここには一番初めに再訪したかったんですよね。

Photo_20230201000301 Photo_20230201000402

何とも見た目モダンな教会でありますが、実はこの大聖堂、何で出来ていると思います?
以前の記事をご覧になった方はもしかしたら覚えてらっしゃるかもしれませんが、この大聖堂、、、

「紙」で作られているのです。
詳細は前に書いた旅行記からご覧ください。
カンタベリー大震災で崩壊した大聖堂の代わりにと仮の形で作られたここトランジショナル大聖堂ですが、この造りはとても仮の物とは思えない程一つ一つが丁寧に作られており、ロール状紙の屋根の間から漏れ入る光がとても神聖です。

Photo_20230201000401 Photo_20230201000403

大聖堂が完全に復活したらもしかしたら取り壊されてしまうのかもしれませんが、出来ることなら震災後から人々の心の拠り所になっていたこのトランジショナル大聖堂をどういう形であれ残してくれたらいいなあ、と思ってます。

トランジショナル大聖堂の裏手に当たる場所、目と鼻の先には「CTVビル跡」がありました。
前回はこの場所を気付かずスルーしてしまっていたのですが、このCTVビルは6階建で、クライストチャーチの中では立派な建物だったようなんですが、大震災により崩壊、この建物に入居していた外国語学校に留学していた日本人学生達も犠牲となった痛ましい場所です。
現在は小さな慰霊碑とパネルがあるだけですが、他の倒壊建物が古い建物がほとんどの中、この鉄筋の建物が欠陥建築だったために、多くの罪なき人々が犠牲となったことに悲しみを覚えると共に、風化させずにこの場所での悲しい出来事を忘れずいたいと思い訪れさせていただきました。

Photo_20230201003101 Photo_20230201003102

語学留学の道半ばで命を落とした若人達。
どうか安らかに。。。

カンタベリー大震災ではこの地で亡くなった留学生を含め28名の日本人が命を落としておられます。
被災した日本人をはじめ、このカンタベリー大震災で命を落とした方々の慰霊碑として一人一人の名が刻まれた「カンタベリー地震国立慰霊碑」が町の中心を巡るように流れる「エイヴォン川」沿いに建てられております。
このエイヴォン川はここクライストチャーチの一番の癒しとなるエリア。
静かに流れるエイヴォン川の畔でどうか魂が癒されんことを。。。

Photo_20230202235601 Photo_20230202235602

ここから本当はエイヴォン川の畔やボタニカルガーデンをのんびり散歩したんですが、それは次回以降にお伝えするとして、今回のテーマのメイン処に当たる「クライストチャーチ大聖堂」に向かいます。
クライストチャーチセントラルのまさしくど真ん中に位置するクライストチャーチ大聖堂、3年前から少しずつは復興の準備がなされているのかなあ、と思っていたんですが、、

Photo_20230203000501

見事なほど3年前からほとんど変わってない感じです。。。
僅かに再建の準備で柵が建てられ、クレーンが配置されこれから再建にやっと入ります、と言う雰囲気はあるものの、クリスマス休暇中だからか、工事はストップしていました。
柵が建てられてしまって、近くからほとんど原型を拝むことが出来なくなっていたのはやむを得ないですが、少しは再建が進んでいるのかと思っていたんですが、予算不足なのでしょうね。
正面には大聖堂のカバーがかけられており、少しでも訪れた人に大聖堂の「顔」を見せようとしてくれてたのは嬉しい配慮ですね。

Photo_20230203000503 Photo_20230203000505 Photo_20230203000504

↓因みにこれが3年前に訪れた時のクライストチャーチ大聖堂。
傍で見ることが出来ていたものの、あまり変わっていないのが分かりますね。
一日も早い再建がなされることを願っております。

Photo_20230203005901

大聖堂の周りは広場として整備されており、トラムやモニュメントなど市民の憩いの場としてクライストチャーチの「顔」としてこれからも復興半ばのこの町を支えていただきたいものです。

Photo_20230203010501 Photo_20230203010502 Photo_20230203010701

それでは、次はクライストチャーチが別名「ガーデンシティ」と呼ばれる所以となっている場所を中心にご案内♪
次回へ続く


Ka kite ano!ニュージーランドシリーズ

準備、出国へ
再びのクライストチャーチへ
復興半ばのクライストチャーチ←今回


今回のご紹介エリア

バスインターチェンジ~クライストチャーチトランジショナル大聖堂~CTVビル跡~カンタベリー地震国立慰霊碑~クライストチャーチ大聖堂

にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

« 舞い上がれ!上五島(中通島)へ! | トップページ | 舞い上がれ!南島原へ! »

旅行日記(⑭オセアニア)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
クライストチャーチの地震はまだ記憶に新しいです。東日本大震災のほんの少し前の出来事でしたよね。
僕も昔NZに行ったことがあると言いましたが、実は旅程が北島のみで、南島には行けなかったんですよね。
けれどこの街の様子は当時ガイドブックで食い入るように見ていた記憶があります。
写真を見て、とても綺麗な街だなと思いました。
だから震災後の痛々しいニュース映像を見て、本当に残念な気持ちになりました。

ただ、この記事を見て、クライストチャーチは元気なんだと知って安心しました。
傷跡はまだたくさん残っていますが、着実に復興に向かって進んでいるみたいですね。
紙でできた大聖堂もこれはこれでアリなんじゃないでしょうか。
まさしく「神」業ですね。
仮説なのが勿体ないくらいですが、紙だから耐用年数の問題も出てきそうな気がします。
今のうちに見ておくべきスポットかもしれませんね。

続編も楽しみにしています!

紙で出来たトランジショナル大聖堂、仮設だったんですね。
いつか壊しちゃうんですかね。
もったいない…。
可能な限り、残してほしいなと思います。

クライストチャーチ大聖堂は予算不足なのか、コロナのせいなのか、工事が進んでいないんですね。
日本だと「まだかい!」って突っ込まれそう…。

クライストチャーチ、いいですね~
行ったことないんですよ。前回はテカポでクィーンズタウンに戻ってしまったので。。。
紙で出来たトランジショナル大聖堂って、これはこれで残したいですよね~

ちょっとお邪魔していないうちに、いつの間にか海外に!!
NZもあこがれの地です~

紙でできた大聖堂って、すごいですね。
この目で見てみたい。残しておいてほしいものです。

そいうえば、最近は、トルコでも地震がありましたね。。

Re:まっささん、そうなんですよね、ちょうどカンタベリー大震災の一か月後に東日本大震災が発生したんですよね。
あれから10年以上経ってもまだまだ復興途上のクライストチャーチですが、大聖堂の復活にはまだまだ時間がかかりそうです。
トランジショナル大聖堂も「紙」で出来ているものの、触っても全く紙感は分かりません。
凄い技術ですよね、これを作った日本人の建築家のセンスに脱帽です。
続きもまた書きましたのでよかったらご覧ください。

Re:ナユタさん、大聖堂が復活したらやっぱり取り壊されちゃうんですかね?出来ることなら復興のシンボルとして残してもらえたらうれしいんですけどね。
観光立国のニュージーランドは貿易では第一次産業の率が高いので、日本の様にはいかないところも多々あるんでしょうね。
コロナ禍が輪をかけた所もあり、まだまだ復興には時間がかかりそうです。

Re:Amyさん、自分はクライストチャーチからテカポ湖、マウントクックに行って戻ってくるコースだったのでAmyさんとは全く逆側からのアプローチだったんですよね。
クライストチャーチ、いままで訪れた海外の地で一番癒しの都市でした。
飛行機で十何時間も乗らないと着かない遥か遠い地ではありますが、是非また訪れたくなりる素敵な町ですよ。
大聖堂が復活してもこのトランジショナル大聖堂も何とか残してもらいたいものですね。

Re:はな☆さん、クライストチャーチ、2回しか訪れていないのにすっかりハマってしまいました!!こんな素敵な所ががあるなんて、と海外旅の中でも一生のインパクトがこの地にはあります。
トランジショナル大聖堂も何とか残してもらえると嬉しいですよね。
まだクライストチャーチ大聖堂の復興には時間がかかりそうですけど、うまく両方残してほしいなあ。。。

トルコの大震災も本当痛ましいですよね。

あの地震は忘れられないですよね。
もちろん1ヶ月後の東日本大震災で、当時は大変だったので一旦すっかり忘れてしまいましたが、毎年2月になると思い出します。
10年以上経っているとは・・。

紙で出来た聖堂、素晴らしい出来だし残していってほしいものですね。
そして大聖堂の復興も。

Re:ゆうきさん、カンタベリー大震災に東日本大震災、、、
日本と同じ島国故に自信大国でもある両国、今後も大地震の可能性は否定できない両国ですが、被害が大きくならないようにお互い知恵を出し合って被害を最小限に抑えられる方策を一緒に考えていけたらいいですね。
クライストチャーチ大聖堂の復興もですが、このトランジショナル大聖堂も何とか残してもらいたいものですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 舞い上がれ!上五島(中通島)へ! | トップページ | 舞い上がれ!南島原へ! »

フォト

兄弟サイト

リンク先

  • Amyの let's enjoy life♪
    ココログでお世話になっています。 旅行を沢山楽しまれている様で旅行記楽しく拝見させていただいております。
  • Junjiroの旅時々日常
    日本全国津々浦々を飛行機や列車を使って旅されている旅好きな方です。 弾丸での島巡り、いつも楽しく拝見させてもらい、ちょくちょく参考にさせてもらってます♪
  • kenzoブログ ~ いつもココロにカメラを ~
    ゆうきさんつながりでお世話になっています。 よろしくお願いします。
  • まっさの日々旅人な暮らし
    北陸地域を中心に色々な見所を丁寧にご紹介してくださっています。 丁寧なブログで何かと参考にさせていただいております。
  • 三十路手前の手前味噌
    ココログでお世話になっております。 気が付けばどこかに行ってらっしゃる、、、 超アクティブな女性の旅行記です。
  • 単行列車の枕木に揺られて
    列車や船旅をメインに日本中色々巡られているトラベラーさんです。
  • 笑っていこうよ!
    ココログ時代からお世話になっているゆうきさんのブログです。 トコトコ散歩シリーズはゆうきさんならではの散歩目線で面白く拝見させていただいております。 天下の散歩ブロガーさんです♪
  • 青空生活
    ココログでお世話になっております。 写真一枚からでも多くの風情を感じさせる素敵な写真を撮られておられるブロガーさんです。

楽天トラベル

無料ブログはココログ

ランキング

  • ランキング