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2023年4月 9日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その2(福岡~吉野ケ里)

暫く更新滞っておりました。
毎日サー残三昧で、帰ってきたらご飯食べつつ爆死している日々が続き、休みが日曜のみの日が続き、PCに向かう元気もなく。。。
今週やっと激務に目途がついたので(と言うことは終わっていない(-_-;))、何とか頑張って更新いたします。

毎年の事ではありますが、何か年々この時期の忙しさが激しくなってきているような。。。
残業代出るわけでもないのに、日々仕事に忙殺されている我にどなたかご褒美をww

 

と独り言はこの位にし、溜まっているネタを更新します!

夏に続いての冬バージョンの「サイコロきっぷ」
前回スタート編を書きましたので、ここからやっとスタート地点ですね。
それではよろしくです。

 

もう一つのサイトも更新中♪
ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「可愛くてごめん♪」

 


泊まった宿は博多から30分程北九州寄りにある「古賀」
福岡市都市圏の東側に位置するベッドタウンです。
朝8時半にレンタカーを借りるために電車で移動になるとは、福岡市街のホテル事情の厳しさ故。。。
インバウンドで日本人の方がホテルに手を出し辛い値段になっているこの世知辛い世の中ですねえ。

Photo_20230409163601

博多駅に着くと、確かにインバウンドで多くのアジア系の人であふれていました(;^_^A
インバウンドの人達はほぼほぼ西口側に流れていきますが、俺は東口近くのレンタカー屋さんへ。
ここから一路佐賀までのんびりドライブです。
国道385号を使い、那珂川と言うエリアを抜けて目指すは「吉野ヶ里」
あの「吉野ヶ里遺跡」で有名なエリアですね。

今回佐賀県は「杵藤(きとう)エリア」を中心に巡る予定だったんですが、ちょうどルート上に吉野ヶ里があるとあれば、再訪するしかないでしょう!と言うことで、博多からおおよそ1時間程で到着です。

Photo_20230409165301

吉野ヶ里歴史公園、ちょうど日曜と言うこともあり、朝10時だというのにすごい人手。
車も無事停められましたが、日曜市みたいなものも開かれていて、何ともにぎやかな吉野ヶ里です。

吉野ケ里歴史公園

公園に入ると、広大な敷地が目の前にデーンと。。。
それもそのはず、この歴史公園全てのエリアを含めると100ヘクタールオーバー!
あの「ネズミーランド&シー」を含めた位の広さを誇る巨大歴史公園なのであります!!

そんな広大な公園を全て網羅するのは不可能でありますので、有料ゾーンである「環濠集落」ゾーンだけでも攻めておきたいと思います。
前回来た時の記憶も大分朧気、、、それもそのはず、前回来たのは自分が初めて年長児担任になった時だったから、もう十云年前(;^_^A

自分の旅行歴史を思い起こすべくの再訪、しっかり記憶の上書きをしていこうと思います。
先ずは南側エリアに広がる「南のムラ」へ。

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吉野ヶ里集落の庶民が住んでいたとされるエリアだそうで、竪穴住居、高床建物が混在していて、弥生でありながら縄文の名残も感じられるエリアです。
どこの建物も中を見学できるのですが、意外と寒さを感じないのは土の温かみがあるからでしょうか。。。
(建物の中は半地下状態に掘られているところがほとんど)
「冷暖房風呂トイレ光回線完備の竪穴式住居」に住みたいとおっしゃっておられる方がおられましたが、意外といけそうな気がする~♪

さて、続いては北上し「蔵と市」エリアへ。
蔵と市のエリア横は後程出てくる「南内郭」となっており、吉野ヶ里集落の商業的エリアへ。

Photo_20230409181001 Photo_20230409181002Photo_20230409190201

おっ、歴史教科書で習った「ネズミ返し」もきちんと再現されています♪
中には往時の保管方法をそのまま再現されていて、なかなかリアリティのある市エリアでした。
たくさんの倉が再現されているところからも、如何にこの地が繫栄していたかが分かりますね。
こんな立派な集落ですから、外敵から攻められることも多かったとのことで、環濠集落と言われるだけあり、集落を囲むように彫られた環濠もとても巨大です。
攻めてきても一旦この溝に降りていかないと侵入できず、その間に上から狙い撃ちって感じですね。

Photo_20230409175902

ここまで歩いてすでに45分、やはりなかなかの広大さであります。
夏場にこの広大なエリア歩くとなるときついでしょうねえ。。。
このまま横の南内郭に行こうかとも思ったんですが、ルート的に南内郭は最後にもう一度通るのでそのままスルーし、北内郭に先に向かうことにします。

Photo_20230409190601

北内郭に来ると今までのエリアとは雰囲気が一気に違ってきます。
それもそのはず、ここ北内郭エリアは「祀り」を司る神聖なエリア。
門の上には「鳥」が。。。

これは往時穀物を運ぶ鳥が崇拝されていた事が由来の可能性があるものだそうで、東アジアでは門などに鳥形が飾られているところもあるのだとか。
東アジアとの繋がりを考えても、なるほどなあ、と感心させられます。
また門には神が出ていかない様に結界を張る意味合いもあり本当奥が深い。。。
鳥居との関係はあるのかないのかも含め諸説あるようで、どれも決め手に欠けるようで、まさしく古代ロマンですよね。

そして、吉野ヶ里遺跡一番の巨大な主祭殿が目の前に現れます。

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前回、確かにここに来ているのに多分上がっていないんですよ。
確か天気が崩れ落雷の可能性が出てくると上れなかったんじゃなかったかなあ。。。
天気は晴れだったんですが、夕立の雲が近づいていたか何か。。。

ですが、今回はそんな心配は御無用な真冬の快晴空。
早速二階部分に上がると、そこはクニの祀りを話し合っているのでしょうか、会議の様子が伺えるように再現されています。

Photo_20230409193901

そして三階部分に上がると、そこは巫女がお告げを聞く神聖ゾーン。
神からのお告げを階下の長達に伝える重要な場所だったんですね。

Photo_20230409193902

前回は多分ここまでしか来ていなかったと思うんですが、今回はその先まで向かうことにします。
ここから北側のエリアは発掘が続いているゾーンな様で、今回もその半分位までのところしか行けなさそうです。

Photo_20230409194101

この高く積まれた土の山は北墳丘墓、古墳ですね。
裏側に回るとまさかの内部を博物館の様にして展示されておりました!!

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真ん中に埋められているのは甕棺、棺桶です。
こんな完全な形で残されているとは驚きですね。
この甕棺から発掘された副葬品もこんな形で残っているのを目の当たりにできるとは、吉野ヶ里遺跡すごいです!

北墳丘墓を後にする頃にはすでに1時間半近く、結構見て回りましたねえ。
最後はスルーしてきた南内郭を巡って〆たいと思います。

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ここ南内郭はこの地を納めていた王や支配者層が住んでいたエリアで、物見櫓等も見られます。
傍には吉野ヶ里遺跡で発掘された展示館もあり、色々発掘された品々を見ることが出来ます。
歴史ファンには堪らない場所ですね。

Photo_20230409194103

朝から訪れた吉野ヶ里遺跡なのですが、見事に二時間近く過ごすことになりました。
いやあ、歴史疎い自分ですが、なかなかいい古代ロマンに浸ることが出来ました。
次回は本丸、杵藤エリアに向かいます!!

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コメント

竪穴式住居、フッカフカのカーペットとベッドも追加でお願いします(笑)
硬いところで寝ると腰痛が悪化するので😭
主祭殿のお偉い方サミットの様子を見学したかったのですが、前回はバテていきそびれておりました💧
色々説はありますが、こういう再現を見ていると、邪馬台国九州説を採りたくなるんですよねー。

Re:ナユタさん、にゃんと、贅沢なことを。。。(;^_^A
俺は以前腰痛でかの有名な「トゥ〇ー〇リーパー」を買ったところ、1日目にして激痛が走り、何とベッドの端で「く」の字になってトゥ〇ー〇リーパー」を避けて寝ていたという。。。
結局今は逆にこう反発のマットレスを敷いて寝ています。
主祭殿の雰囲気、良く再現されていましたよ、これはナユタさん、リベンジしないと、ですね。

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