旅行日記(⑫東アジア)

2019年9月 9日 (月)

玄海の海を渡って…釜山(南浦洞、甘川文化村、梵魚寺)

ホテルにチェックイン後少しだけ休憩して最終日の釜山を堪能したいと思います。
前回の釜山上陸編(五六島、海東龍宮寺)はこちら

もう一つのサイトも更新しましたので良かったらおいでくださいませ↓
ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
保育士等キャリアアップ研修

流石にいくつかある繁華街を全部巡るなんて元気はないのでホテルの近くにある南浦洞(ナムポドン)に繰り出します。もう一つのメイン繁華街の西面(ソミョン)はまた来る機会があれば訪れることにしましょうかね。
南浦洞周辺はチャガルチ市場、国際市場などの古い商店街にショッピングやグルメの新しいスポットが集まった光復路やBIFF広場等、新旧入り混じった地域で釜山随一の繁華街。

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日曜の夜ともあって多くの人が通りに繰り出していてすごく活気があってとても楽しい。BIFF広場には映画のメッカとしての釜山らしく(全然知らなかったけど(;^_^A)多くの芸能人の手形とサインが地面に埋め込まれていてかのビートたけしさんの手形もあるらしいのだが、人が多くどれがどれかさっぱり(笑)
フルーツジュースを買ってのんびり散策しながら、南浦洞のもう一つのメインスポットである「龍頭山公園」にも行ってみます。光復路から上りエスカレーターがあって楽チンで上った先にあるのが龍頭山。そこにそびえるのが李舜臣像(豊臣秀吉の朝鮮征伐に対抗したと言う釜山の英雄)と釜山タワー!ライトアップがタワーの柱にされていていくつもの模様が照らし出され暫し鑑賞タイム。夜の23時まで空いているので折角ですし港町釜山の夜景を眺めに行ってみるか。

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地上120メートルからの釜山市の夜景。釜山大橋がまたきれいですね。ホテルの窓からも見えてましたが、ライトアップが色を常々変えていくので見ていて楽しくなります。

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1泊2日で巡るにはなんとも惜しい釜山巡り。時間を最大限使って2日目の最終日も巡り倒したいと思います。
7時30分過ぎにホテルをチェックアウトし、南浦洞の端に位置するチャガルチ駅近くのバス停からマウルバスと言うミニバスに乗って釜山で最近人気のスポットへ向かおうと思います。

その場所は「甘川文化村」

文化村とは言っても普通に住宅街なんですけどね。
この地域はもともとこの地域で流行っていた太極道と言う思想の信者たちが朝鮮戦争の戦火から非難するために移り住んだ場所で、2000年代になってマチュピチュプロジェクトと言う町おこしの一環でこの地域を鮮やかなカラフルカラーに家の壁を塗り替えて大変身し、今では釜山の中でも有数の観光スポットとなったのがここ甘川文化村。故に甘川文化村は「韓国のマチュピチュ」とも言われておりますが、ギリシャのサントリーニにも雰囲気が似ているとのことで「韓国のサントリーニ」ともw

山肌にはこれでもかとぎっしり家屋が並んでいて、狭い生活路や階段は独特な雰囲気を味わえ散策にはピッタリ。日中はすごい人出らしいのですが着いた時間は8時30分前。誰もいませんw
早速まだ静かな甘川文化村を探索しようと思います。開いたばかりの観光案内所でパンフレットを購入。これがないと正直ここを廻るのは厳しいと思いますので絶対買っておきましょう(確か2000ウォン)

先ずは順当に文化村の斜面の上側を巡ります。文化村入り口のバス停はこの斜面地の一番頂の部分が入り口になるので誰でも分かりやすいかともいます。上側だけなら1時間もあれば往復できるかと思います。また高低差も頂の部分なので負担なく巡れるとは思いますが、やはり来たからには甘川文化村全体を味わっていきたい。因みに全体を見て廻ろうとすると斜面を下まで降りていくことになりますので普通に最低2時間以上はかかるものと思っていた方がいいと思います。しっかり見て廻るなら半日はいるかも。また、もと来た地点に戻るには急な坂道を上って行かないといけないので覚悟必要です。全体を巡るならそれなりの覚悟を。

↓あの緑色のバスに乗ってチャガルチ駅から15分程、山を上った頂が入り口となります。バスは1-1、2、2-2の3系統ならどれでも行くので安心。

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ここで多くの説明は必要ないですね。もう自分の感覚でお気に入りのスポットを探しちゃってください。写真をアップするのもどれにしようかと思ってしまう位w因みに一応?全体を見て廻ってきましたが軽く2時間近く。。。少し早足で巡ってこの時間ですからね。。。これだけ見てもまだ全部はきっと見きれていないのでここは釜山再訪時はリベンジさせてもらいたい!!

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もうねえ、屋外、屋内あちこちがナチュラルアートモードなので、カメラのメモリー足りるかなあ、と思ってしまう位撮りたい所が盛りたくさん。特に階段アートは見る所見る所表現の仕方が面白い!!

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まさしく「日常のなかの非日常感」。散策していてすごく楽しくなります。ここで生活している人々の庭を見て廻る訳ですから礼節をもって回らせてもらいましたが、本当路地裏探検隊になった気分。
そして甘川文化村の一番のアート作品が甘川文化村を一望できる位置にあるこちらのアート作品。。。

 

 

 

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後ろ姿分かりずらいですかね、これで分かりますでしょうか。

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「星の王子様と砂漠のきつね」のワンシーン。

一番大切なものは眼には見えないものなのさ

とでも話しているのか。。。柵に腰掛け何とも味わいのある1シーンであります。
この時間は俺しかおらずこの大人気作品を独り占め出来ましたが、この星の王子様ときつねの作品の写真を撮るために普段は何十分も並ばないといけない位の大人気作品。朝一で来たこともあって誰もおらず暫し星の王子様とキツネの世界を独り占め出来ました!!因みにキツネと王子様の間に同じように外を向いて腰掛けたところを撮るのが流行りみたいですよ♪

コースで示されている所はとりあえずグルっと廻ってバス停まで何とか戻ってきましたが、この時間ですでに10時半近く。
あ゛~もっといろんな所攻めてみたかった!早い時間故にお店も開いていなかったからお店の中のアートも色々見たかったなあ、、、

もう観光をここだけに絞ってしまおうかとも一瞬思ったんですけど、やはり初めに思い描いていた場所に行かないと後悔しそうなので、これにて甘川文化村とはおさらばとなります。また来たいな、甘川文化村!!

チャガルチ駅まで戻り、地下鉄に乗り換え今度は釜山の北側へ小一時間かけ移動。終点の一つ手前の駅にて下車し、90番バスに乗り終点まで行くと、そこにあるのが。。。



「梵魚寺(ポモサ)」です。

ポモサ…韓国5大寺院の一つ。禅寺の総本山として天上に住む魚が棲んでいたと言われる所から「梵魚寺」の魚が名に入っているんだとか。山の中にあるお寺だけあって周りは木々に囲まれ荘厳な雰囲気な中にある梵魚寺。渓流も流れここが釜山とは思えないほどの別次元の世界が広がってます。

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天王門には4体の神がこちらににらみを利かせていますが、日本の金剛力士像の様な迫力とは違い、ちょっと漫画チック??なのは宗教間の違いからなんですかね、こういう所同じ仏教系でも文化の違いを感じられて興味深い。

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大雄殿やその右側にある三層石塔等重要文化財が広がる境内の中心はここが山の中と言うことを忘れる位です。

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広い境内を散策していると参道にも韓国らしいところがあちこちにあって、外国情緒を味わえて楽しい♪日本の寺院巡りも良いけど外国の寺院巡りもたまらなく心躍らせてくれます!!

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もっと梵魚寺の境内をあちこち巡っていたいのですがすでに1時近く。そろそろタイムリミットです。。。
ギリギリの時間まで巡ったもののここまでで今回の弾丸釜山旅は〆にしようと思います。

しかーし!!最後はやっぱりここ釜山で食事をさせていただきたい!!


梵魚寺の駅近くに気になるお店がバス停に向かう道沿いにあり、折角なので食べていこうと思います。
そして頼んだものが程なくやってまいりました。。。

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じゃーん!!!

ええ、サンマ定食でございまーす!!

って違う違う、これはバンチャン(付け合わせ)!!
え~~~!!付け合わせにこんな30センチ定規位ある大きなサンマ一本付くかあ???付いちゃうのがこのお店の売りなのか!?
しかし、このサンマがすごく美味しい!!醤油系の味付けだがすごく食べやすく調理されていて、はっきり言って今までで一番サンマをきれいに骨だけにして食べることが出来た位素晴らしい味付け!!m(__)mごめん、今まで食べて来た日本のサンマの塩焼きもこれにはかなわなかったです。もうこれだけを食べにこのお店に来ても良い位!!もう店の場所はしっかり頭に叩き込んだぜえ!!

そしてこのバンジャンだけでも十分なのに、メインのものが熱々でやってまいりましたよお!

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そう、スンドゥブチゲ!!う゛~、熱々の湯気に卵を割って早く混ぜ混ぜしたーい💓

辛みと卵の絡みがうまくマッチングしていて、辛さの中に優しさが口の中に広がっていく。ハマグリやエビもたくさん放り込まれていて確かこれで9000ウォン、お゛~、神よ。こんなおいしいものをお安く食べさせてくれてホンマおおきに♪


今回お世話になったところ

釜山ナビ…釜山の事ならここ。細かく端的にまとめられていて自分の行きたい所も分かりやすく説明してくれています。

釜山タワー

KONEST...T-money(電子交通マネー)についてこちらで情報収集。2日目はこのT-moneyカードであちこち簡単に巡れましたよ。釜山市内ならバス、列車等はこのT-moneyカード一枚で簡単に巡れます。今回の旅行で10000ウォン(約1000円)チャージしたけど十分余ったよw


満腹の腹を抱え、15時50分発のジェットフォイルで福岡にとんぼ返りと言うのが何とも惜しい。。。

ん?何故俺は大阪に帰るのに福岡にしたのだ???

ええ、ここに来て普通に釜山から飛行機で大阪に直帰したらいいのに何故こんな回りくどいことをしてしまったのだ(-_-;)と気付く。あ゛~、何というユニークなことをしてしまったのか。。。
そのおかげで俺は旅の間、台風情報をずっとにらめっこする羽目になっていたのに。。。

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15時現在、その台風はもうすでに宮崎の辺りまで来ているし。。。(-_-;)
ジェットフォイル欠航になったら直接金海空港に行って航空券購入するしかないな、などと色々考えていたんですけど。。。

5日は無事予定通り運行されておりました。ε-(´∀`*)ホッ

ただし6日は欠航が決定しておりましたので、ギリギリ全行程を無事こなせたことには感謝すべきかな。
またいつの日か今度はお互いの国が少しずつでも改善する方向に向いたときに再訪できればいいな、そう願い釜山港を後にします。

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これにて5日間の玄海の海を渡ってシリーズも終了。壱岐、対馬、そして釜山と文化の繋がりと現在の複雑な関係性を目の当たりに出来た色々な意味で考えさせてくれる旅となりました。
ただ一つ安心できたのは政府やマスコミ、一部のプロ市民以外は至って普通に生活を送っていたと言うこと。日本人だからと言って特段キツイ思いをすることはありませんでした。大多数はこんな混乱を望んでいないのに権力を持つと周りを見渡すことが出来なくなるんですかね。冷静さをしっかりお互いが持たないといけないですね。

さて、ジェットフォイルは予定通り19時に博多港に着いて入管審査後そのままバス、地下鉄と乗り継ぎ20時過ぎに福岡空港へ。そして21時過ぎの関西行と乗り物三昧で大阪に戻って来た時にはもう日が変わるころ。うーん、乗り物の移動も便利だけど座り続けているのもやっぱりどこかで疲れちゃうものだよねえ。

とか言いつつもうすでに次の場所どこがいいかなあ?なんて頭の中は旅モード。先立つものを早く準備しないと(;^_^A

玄海の海を渡ってシリーズ 了

今回向かったところ
釜山(南浦洞)~甘川文化村~梵魚寺~釜山港国際ターミナル

※実はここ以外にもう一度龍頭山(釜山タワー)や南浦洞そばの「影島大橋」にも行ったんですが、猛ダッシュモードで数十分の立ち寄りだったので今回は省かせてもらってますw因みに影島大橋は14時からの15分だけ開く開閉橋です。


釜山(南浦洞)から甘川文化村へ↓

 

甘川文化村から梵魚寺へ↓

玄海の海を渡ってシリーズ

壱岐編    1日目
対馬上島編 2日目
対馬下島編 3日目
釜山(五六島、海東龍宮寺)編 4日目
釜山(南浦洞、甘川文化村、梵魚寺)編 5日目←今回

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2019年9月 3日 (火)

玄海の海を渡って…釜山(五六島、海東竜宮寺)

もう一つのサイトもUPしましたので良かったらおいでませ♪

関東では通じない関西弁~ETERNAL WIND(永遠に吹く風)


玄海の海を渡ってシリーズ

壱岐編(1日目)
対馬上島編(2日目)
対馬下島編(3日目)←前回の記事


夏休み4日目、今回の夏休みは8月1日~5日の5日間。この日は4日目の日曜日、福岡の天気は相変わらずカラカラッの晴天!気持ちよく過ごせそうですが、台風8号はしっかり関東の南を西に向かって予定通り?明日5日の夕方には九州に来る模様。。。コンパクトできれいな形の台風8号、昨日の位置からはそんなに動いていないようにも見えるんですけど1日でそんなに迫るの??

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天気予報とはずっとにらめっこしつつも今は思いきり晴れ模様。台風の事ばかり気にしていても仕方がない!!それはそれ、これはこれで旅行は楽しまないと♪
とホテルを7時過ぎにチェックアウトしバスに乗って向かった先はこれまた博多港。

えっ、また離島めぐりっすか!!

うーん、離島めぐりではないんですが折角なので玄海の海を渡ってみましょう、とww

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旅好きな方ならピンと来たかもですね。そうです、今回の行先は。。。










韓国は釜山でございます!!!

よりにもよってこれまたタイムリーな時に韓国に出掛けてらっしゃる、と思われますよねえ。。。
日韓政府の果て無きガキの喧嘩に市民はどうしているのか、ちょっくら不安もありますけど、それならそれを直に感じてくるのもまた一興か、と思い1泊だけですが現地韓国をレポしたいと思います。対馬の比田勝から韓国の釜山に行けることは分かっていたのですが、ネットでは片道を取るのがちょっと難しいのと、レンタカーの返却場所が比田勝になく、路線バスも長距離移動の上に船の時間には全く接続しておらず午前のバスに乗って到着後3時間も何もせずに待ちぼうけ、と言うのが耐えられず一旦戻ってジェットフォイルを予約した方が気が楽だと判断した次第。

折しもこの日はガキんちょ大統領の罵りのお言葉を頂いた直後故、さぞかし反日モード全開なんでしょうかねえ。。。と、こちらもそういう部分ではしっかり心構えだけはしておき乗船手続きに向かいます。

今回使うのはJR九州のジェットフォイル「ビートル」、一日2便博多と釜山を結ぶ高速船であります。博多港の国際ターミナルは前日お世話になった博多港とは向かい合わせの所にありバスも間違えて乗ってしまいやすいのでご注意ですよ。
8時30分の出発の1時間ほど前に着く様にバスに乗ってターミナル内に到着するとすでにチェックインの列が。でも総計100人いるかな?と言う程度。実際乗船してみると本当ガラガラ。。。前日の対馬ではあんなに韓国人だらけだったのに、この路線はまるで閑古鳥が鳴いている状態。夏休みのトップシーズンにも関わらずこの調子だと減便も時間の問題かもしれませんね。テレビでも韓国の航空会社は一斉に減便発表していますし、流石にこれはJR九州も厳しいかな。
あっ、そうそう、博多港では港利用料500円を現金で払わないといけないので、事前に500円の切符を買ってチェックイン時に準備しておいてくださいね。

今回は2階席の一番前。見渡す限りでは2階席には10数人しか乗船していないのでほぼ貸し切りw足元も広々として贅沢に使えるのはありがたいけどやはり観光業としては辛い所なんでしょうね。
で、話を戻しますがこのJR九州のジェットフォイル「ビートル」、JR九州と言えば「水戸岡鋭治」さんデザインの観光特急も有名ですよね。このビートル内も実は水戸岡デザインのデコレーションなんです!

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床のじゅうたんや座席も水戸岡さんワールドで高級感がありますね。
そうこうしているうちに出発時間の8時30分、静かにビートルは動き出し約3時間かけ玄界灘を越えて韓国の地に出発です。
途中早朝からの疲れもあってうとうとしていた時間もあり、気付けば40分後くらいには釜山に到着する時間。30分程前には釜山の町並みが見えてきました。

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あの高層マンション群、ポットみたいww

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国際コンテナターミナルを名乗るだけあり釜山は海上物流の拠点、すごい数のコンテナやクレーンがここが釜山だと実感させてくれます。また外国航路とは言えほぼ日本航路ですが、大阪や下関を結ぶフェリーが釜山港国際ターミナルに係留されてました。
ジェットフォイルは11時30分過ぎ、無事釜山港国際ターミナルに着岸。まるで国際空港の様な釜山港国際ターミナル。ただっ広い建物に圧倒されつつもイミグレーションへ。入管審査もあっという間で下船後何と5分で韓国の地へ!空港なら絶対あり得ないですよね。

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昼時の到着なので本当ならここでちょっと昼食でも、と行きたいことろですが、明日の昼過ぎには戻らないといけないので出来るだけ的を絞って釜山を巡りたいと思います。なので限られた時間を効率よく巡る方法、それが「釜山シティツアーバス」を活用すること。メインルートであれば30分毎にバスが出ているのでうまく見所を組み合わせるとこれほど便利なツールもないかと。

そのバスに乗るためには1日フリーパスを購入しておく必要がありますが当日でも問題なく買える様子。自分はあらかじめ日本にいた時に事前購入していたのでクーポンを見せると腕に紙ベルトのチケットを貰えるのでそれを巻いて準備完了。早速12時30分の釜山駅発のバスで先ずは「五六島」に向かいます。

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ルートは4種類あって色別に分けられていてとても分かりやすく、ルートが重なるポイントのバス停では接続もきちんと考えられているので本当便利。釜山駅から出ているのはメインの「レッドライン」。釜山随一のビーチリゾート海雲台やUN記念公園、釜山博物館などを巡る一大メイン路線にまずは乗り、途中の龍湖湾遊覧船ターミナル前で五六島へ向かう「グリーンライン」に乗り換えます。時刻表などもHPにあげられているので今回はしっかり時刻表通りの行動で廻ります。

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釜山駅から乗り継ぎおおよそ1時間で「五六島」に到着です。釜山湾の入り口に位置するここ「五六島」は干満差で島が5つになったり6つになったりするところからつけられたとのこと。ここの崖に出来た「五六島スカイウォーク」と言うガラス張りの歩道が有名で眼下に広がる崖下の世界を楽しめるとあり、多くの観光客が来ていました。スカイウォークはガラス張りで傷をつけないために靴カバーを必ず着用して渡ります。

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うぉー、なかなかスリリングな歩道ではありませんか!!歩道の先には五六島が良く見えとても眺めが良い♪
ここで写真を撮ってもらったんですけど当然ながら私めはザ・日本製のソニーExpedia!何か反応あるかなあ?と身構えましたが全然気にする様子もなく撮ってもらえました。相手の人も撮って欲しいと言うのでサムソンのスマホでパシャリw

うんうん、お互いニコニコで終了♪

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後ろを振り向くと、あれっ?もしかしてこれってジェットフォイルから見えたポットマンション!?(笑)なるほど釜山の入り口に見えるタワー群はこちらでしたかあw
五六島の下までも降りることが出来、スカイウォークを見上げると崖から思いきり突き出ていることが分かりよりスリリング!これはすごい!

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五六島の観光を終え、14時10分発のバスで龍湖湾まで戻り、またレッドラインに乗り込んで今度はブルーラインとの接続地である「海雲台」へ向かうんですけど、この日は日曜日の上に盛夏のリゾートビーチである「海雲台」は当然のことながら人人人、、、そして車も大渋滞で全く動かない(-_-;)
いや、動くのだが正確にはどいつもこいつも自己中運転で誰もが譲らないので強引に車を進めていく輩ばかり。ちょっとそれを車窓から見ていて途中からすごくうんざりモード。。。国民性なんでしょうが逆にイラっとしてしまった瞬間。そんなところばかり目がいっても腹が立つので、海雲台と共に人気の広安里のビーチやリゾートホテル群を見てイライラ気分を分散。

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渋滞もあり予定していたブルーラインの出発には間に合わず1本遅らすしかないかあ、と思っていた海雲台ビーチのバス停に降りると待ってました!とばかりに始発のブルーラインが後ろにピタッ!先ほどまでのイライラを帳消しにしてくれるグッジョブでございます!!
ブルーラインは遅れを取り戻すべくどんどん飛ばし、ほぼ予定通り次の目的地である「水産科学館・海東龍宮寺」に到着。ありがとうございます!水産科学館は時間があれば覗いてみるとして、海沿いの散策路を進み15分程で海にそびえる海東龍宮寺へ。

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韓国の三大観音聖地として海辺に突き出た岩場にそびえるお寺には多くの参拝客がわんさかわんさか。この寺院で心から願えばだれでもその願いの一つは叶う、と言う。。。何かその言い回しが凄く気になるwww

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寺院の中にはたくさんの願掛けにすがれそうな像が境内のあちこちに。。。出来るならば些細な争いなどを乗り越えた恒久的な平和をお願いいたします。。。

海東龍宮寺を後にバス停に戻るが、10分ちょっとなら水産科学館にも寄れそうなのでちょっと寄り道していこうかな。と中にお邪魔させてもらいます。入り口には日本語で「無料で観覧しなさい」と。。。なんと高飛車な(;^_^A

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無料なのでそこまでのボリュームはありませんでしたが海東龍宮寺帰りの時間があれば寄ってみても良いかな、と言う感じの施設。ほとんどは日本の地方にあるような水族館と変わりなかったんですけど、「竹島」(あちらでは独島か)のコーナーには力を入れていました。他の所には日本語訳もあったけどここは意図的に日本語は無し。こちらは英語で読みますんでハイw主張するなら堂々と主張すればいいのに。。。

時刻表を持っていたおかげでちゃんと計画通り巡り倒すことが出来た釜山での午後を目一杯観光に回すことが出来ました。
では最終バスで釜山駅に戻ります。ブルーラインの最終便はありがたいことに釜山駅までレッドラインのルートを経由してくれるので乗り換えなしで直行!18時半前に釜山駅に到着です。ぎっしり行程を詰め込めたのもこのツアーバスのお陰、ありがとうございました。


今回の釜山シティツアーバスの流れ

釜山駅12:30発(レッドライン)→13:05着13:10発(乗換グリーンライン)→五六島13:20着14:10発(グリーンライン)→14:20着14:35発(レッドライン)→15:05着15:10発(乗換ブルーライン)→水産科学館・海東龍宮寺15:47着17:00発(ブルーライン)→釜山駅18:20着


朝からほとんど何も食べず飲み物だけで一日過ごしたので腹も減る減る。。。駅近くにあるお店に何気に入ってみたが、ここの店のテジクッパがかなりの美味♪テジクッパとはこの釜山を中心とする韓国南部地方で食べられるソウルフードで豚肉のクッパ。朝鮮戦争で釜山に避難してきた北方の朝鮮民族の人達が当時手に入れ辛かった牛の代わりに豚を使ったところから広がったと言われています。

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にんにくに唐辛子にニラにキムチいwのバンチャン(付け合わせ)の数々。精も作ってもんですわ!!これで確か8000ウォン、800円以下でこれはお得♪もうこれで十分腹一杯でございます。
デジクッパの味自体は結構淡白ですが、バンジャンで自分好みの味付けに出来るのがいい。流石に青唐辛子をそのままかじるのは勇気入りましたがw

満腹の腹を抱え、予約したホテルにチェックインして本日の行動は終了!
ホテルはこれまた3度めの正直???ここでも偶然の「東横イン釜山Ⅱ」(笑)。対馬、天神そして釜山と東横イン様様ですw(ホンマ偶然なんですよw)

さあて次の日は最終日。しっかり寝てパワーを蓄えておこう。。。

ん?最終日、ならばちょっと無理してでも夜の街に出なければ。前言撤回!!!

と言うことで一日分を詰め込んできた玄海の海を渡ってシリーズですが、今回は一旦ここで区切ります。次回は夜の釜山を紹介するところから。

続く


今回お世話になったところ

JR九州高速船「ビートル」…JR九州の運営と言うこともあり安心。値段もすごくリーズナブルで往復で12,000円位でした!

釜山シティツアーバス…釜山のメインの見所を巡ってくれる市内観光バス。おおよそ30分~45分毎に4つのコースを色々巡ってくれてとても便利、あらかじめ時刻表をダウンロードすれば、手際よく回ることが出来ますよ。値段は15000ウォン(1500円)安い!下のサイトで事前に購入すると1000円ちょっとで購入できますよ。

KKDAY…釜山シティツアーバスのチケットはここが安い!1000円ちょっと。バウチャーをモバイルで表示orダウンロードした紙を釜山駅のインフォメーションに見せると切符に交換してくれますよ。見どころをポイントついて巡る1日ガイドツアーも3000円台で購入できる優れサイト!!釜山タワーチケットもこちらで是非♪


今回の行程

博多港~釜山港国際ターミナル、釜山駅~五六島~海東龍宮寺・水産科学館~釜山駅
※韓国は準戦時体制で敵国に地図情報が漏れるのを防ぐためにグーグル地図検索に難があり検索できません。また表示も日本語表記が不可なので出来る範囲内での表示を乗せたいと思います。

釜山港国際ターミナルから五六島へ↓

五六島から海東龍宮寺へ↓

 

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2019年8月14日 (水)

台北周辺を巡る弾丸旅…淡水

8月に入ると一気に猛暑モードになりましたね。7月後半まではほとんどクーラーなしで頑張っていましたが、今では家に帰るや否やガンガンクーラーモードです(;^_^A
さて、6月の末に行ってきた台北弾丸旅も今回で最終回。最終回は圓山からMRTに乗って最終駅である「淡水」へ向かいます。まだこの地点で昼下がり、夜中の飛行機に乗るまでまだ10時間近く時間をうまく使わないといけません(;゚Д゚)

前回の大同区編はこちら

圓山からMRTに乗って40分程。終点の淡水に着くと日曜日の昼下がりと言うこともあり、すごい人、人、人。。。

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淡水は台湾のベニスと言われるほどの水辺から眺める風景が台北市民の憩いの場として人気の場所。夕焼け迫る淡水は多くの人達で賑わっているとのことですが、もうその場所まで歩く元気などない(バスでもいけるんですけどねw)
で、今回は前回の台北旅で訪れたものの実は時間がなくて中には入れなかった「紅毛城」への来城が目的でもあるので、漁人碼頭は一応行っているし、と強がってみるw

その前に体を休めて体力の回復を図るべく遅めの昼食をいたしたいと思います。

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淡水名物魚丸と牛肉麺ならぬ牛肉飯!(笑)お店の人に麺でなくていいの?と言う様な事を聞かれたがなんとなくこっちで良いよおwと答えたところデーンとんでもなきボリュームのものが現れました(;^_^A
魚丸はそのまんま魚のすり身なんだけど、淡白なスープにすごくマッチしていてこれだけでも十分体力回復できるおいしさでした!
牛肉飯を頬張るも全然減りもしない(-_-;)、、、お腹が膨らんで見事にキャパオーバーでしたww

お店にはどんどん人が入ってくるのであまりのんびりできませんでしたが、すごくいいお店。淡水来たらまたここに来よう♪

淡水巡りは漁人碼頭の水辺も見どころとして素敵ですが、洋風建物も多くあり淡水散歩には欠かせないですが、そのうちの一番の見所が「紅毛城」。もとはイギリスの領事館として使われていた台湾の歴史的建造物です。

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激動の100年ほど前の台湾の歴史を知る中では訪れてみて損のない建物です。近くには色々な洋館があって、のんびり見て廻っても1、2時間位で戻ってこれるので、淡水の夕日と共々町並み散歩に組み込んでみると淡水の味わいも増すかと思います。なのに自分は夕日は見る元気はなかったけどww

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時間的には十分漁人碼頭で夕日を見てくることが出来たんですけどね、やっぱ体はいくらパワーを入れたとはいえもう歩く気無しモード。大体この後向かう場所が最終なんですけどそこでは必ず歩き回らないといけないですからね。

えっ、まだ歩くの?

そうなんです。。。台北市街を夜の21時に出ればいいのですが、まだ淡水駅に戻って来た頃は17時前。4時間弱の時間をいかに使うか、これ大きな問題。しかしやはり台湾に来て夜の過ごし方と言えばもう一つしかないでしょう。。。

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はい、やっぱりまた来てしまいましたよ、

士林夜市!!

毎回凝りもせず士林に寄ってしまう辺り士林の虜とでも言いましょうかw
MRTでも乗り換えなしで来れるので18時前に着き、最後の楽しみとして夜市をあちこち巡って一人楽しむ♪やっぱ夜市の雰囲気って良いですよね。食べ物も飲み物も、そして衣類におもちゃの数々、どれをとっても「ザ・台湾」って感じで疲れていても夜市の世界だけはそのことを忘れさせてくれる不思議な世界が広がっています!

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19時半まで夜市でフラフラ楽しんだけど夜市をフラフラしている間って感覚は完全麻痺!あっという間に時間は過ぎて行ってしまいます。十二分に夜市の雰囲気を楽しんだ後、最後はお土産を購入して20時半に台北駅へ。お腹がもう少し空いていたら色々食べたかったんだけど、やっぱり体だけは限界を感じていたようです(笑)
しかし、気持ちの方はここまで来ると疲れのピークを飛び越えハイモードに突入。なんなんでしょうね、12時間前はやばいやばいモードだったのにやっぱ観光の媚薬は体を麻痺させますw

Peachは定刻通り次の日の0時5分発。眠気一杯のはずなのにやっぱり飛行機で仮眠をとることも出来ないまま、朝方の4時前に関空到着。若者にとっては最大限時間を有意義に使える便だと思いますが、このまま朝の仕事に向かう自分にとっては地獄の便、家に戻って来た時には5時半。そして7時過ぎには家を出たのですが勿論その日はグロッキーで仕事をこなす羽目に。。。

全てはエバーエアのストライキのせいです( ;∀;)

弾丸旅とは言え体酷使し過ぎの今回の台湾旅でしたが、十分満足出来る週末旅が出来るのも台湾だからこそ。やっぱ台湾旅は楽しいね(飛行機の便は考えないといけないけど)

以上2泊3日、いや2泊4日か、の台湾弾丸旅は終了。また台湾行くぞーーーーーーー♪


台北周辺を巡る弾丸旅シリーズ

猴硐編
金爪石、九份編
猫空編
大同区編
淡水編←今回


今回の行程 

圓山~淡水~士林~桃園国際空港

 

 

 

さて次回からは新シリーズ。福岡から始まる船を多用した旅シリーズとなります!

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2019年8月10日 (土)

台北周辺を巡る弾丸旅…大同区

前回の猫空(マオコン)編はこちら


台北周辺を巡る弾丸旅目次

猴硐(ホウトン)編
金爪石、九份編
猫村(マオコン)編


ホテルで少し仮眠を取った後20時過ぎに起きてホテルのある中山で夕食を摂った後は前日出来なかった夜市巡りをしてこようと思います。
中山地区は台北駅のすぐ近くでおしゃれなブティックや百貨店も多くて食事をするのもすごく便利。早速近くのレストランで夕食を摂ります。

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今回は小籠包に牛肉麺、そして鉄観音のお茶が美味しかったのもあり、アルコールでなくお茶を選択。特大サイズのカップに並並入った鉄観音にホッと一息つきながら遅めの夕食をいただきます。確かこれで450ドル、やっぱり安い(おおよそ1500円位)

腹も満たされたので中山から徒歩圏内にある寧夏路夜市に行ってみます。
寧夏路夜市の面白い所は他の夜市は雑多感が凄いのですが(それはそれですごく味があっていいのですが)、理路整然と屋台と通路が分かれており、メインを挟んで両サイドに屋台、そして一番外側はまた通路を作り移動がとてもスムーズ。それだけでなく食べ物の屋台群と遊戯の屋台群もきれいに2分されていて血液型占いでいう所の「典型A型気質」な屋台。

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士林や松山の夜市に比べると規模は中規模以下ですがなかなか面白い夜市でした。
この後もう一カ所ある場所へMRTに乗って移動したいと思います。
その場所は夜市ではないのですが、この時期どうしても忘れてはならないものがあり、それをゲットしようと永康街と言う場所へ、、、

台湾来訪時はいつも夏ではなく秋~冬の訪れが多い自分。なのでどうしても旬を逃し食べる機会がなかったんですよね。

 

 

 

 

 

 

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そう、マンゴーかき氷!
いつの日か必ず本場で、と思いつつもう何年経ってしまったのか。。。これでやっと念願叶い本場のビッグサイズのマンゴーかき氷ゲット出来ました!!マンゴーかき氷で有名なのか?永康街にはいくつかのスィーツのお店が競い合いマンゴーかき氷を宣伝して客を奪い合っていました。今度食べる時には違う店もチャレンジしてみたい。

因みに今回のお店は芒果皇帝と言うお店。
http://en.kingmango.com.tw/ice.html

しかし、何ともボリューミーな。。。写真では伝わり辛いですが軽く20センチはある中皿にデーンと。。。何とか食べきったけどこの半分でも十分な位。値段は確か200ドルでした(700円位かな)

しっかり初日の屈辱を晴らし、最終日の3日目に備えホテルに戻り最後の夜を過ごします。
さて3日目の帰国に使う飛行機なんですが、実は。。。

次の日の0時5分発。。。夜中も夜中、因みに関西空港には4時前に到着です。。。

日曜日の夕方の便で帰りたかったですけど、あのEVA Airのストライキで帰国便も欠航となり、Peachも満席。やむを得ず深夜便となったんですけど、このまま朝仕事なんですよ。アクシデントのためとはいえちょっと愚痴りたくもなります。

ホテルをチェックアウトすると夜中まで時間を潰さないといけないので、若い頃ならいざ知らず、歳をとりまして暑さとこの睡眠障害の状況下での夜中までの行動は地獄モードです。
なのでホテルもチェックアウトタイムの10時過ぎまでギリギリ粘り遅めの出発として少しでも体を休める作戦に。
台北郊外まで元気に歩くことも躊躇われるこの状況でどこに行こうか、と思ったところ西門~中山~圓山の大同区地区には行ったことが無いなあ(西門は正確には少し大同区ではなく隣接区ですが)と言うことでMRTの淡水信義線の西側、大同区をのんびり巡って、最後は前回の訪問で中途半端に終わった「淡水」に行って今回の旅を〆ようと思います。

チェックアウト後中山駅をそのまま通過し大同区へ。前日の夜通った寧夏路夜市の横をしばらく行くと初めの目的地、迪化街(ディホワジェ)です。古き良き台北を味わいたい人に人気のここ迪化街には昔は乾物の問屋街だったこともあり、キノコや茶葉、干物などが道の両サイドの店にこれでもか、と並べられ台北の奥深い世界を堪能できます。新しい台北も素敵だけど、古い町並みがしっかり残るここ迪化街、リピーターの日本人にも人気なんでしょうね。他の地域に比べ明らかに日本人率高しでした。迪化街の外れには台湾コーヒーの通りもあり、ここ迪化街でお茶か台湾コーヒーかを贅沢に悩み、色々な店に入ってみるのも楽しいかもしれないですね。

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迪化街からは一旦南下し、北門から西門(シーモン)地区へ移動しようと思います。

台北古城の5大門の内、唯一残っている北門を通り。。。

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西門地区へ。西門は台湾の原宿、渋谷ともいわれ、多くのファッションビルも立ち並ぶおしゃれタウンですが、その中心部にデンと構える歴史的建造物があります。

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西門紅樓。1908年に日本人建築家の近藤十郎が市場として建築されたもので現在ではカフェやお土産屋の入った複合施設となっています。西門には何度か来ているんですけど、ここ西門紅樓の中に入ったのは初めて。横浜の赤レンガもそうですが、新しい形で古きものをうまく活用されてる良い事例ですよね。

本来ならここから順に迪化街、そして圓山方面へ歩いていくのが良かったんですけどね。頭働いていませんでした。。。

ここまでで昼過ぎ、まだまだ1日は長い。体力を温存しながらMRTに乗って圓山に移動します。

圓山と言えば絶対的に有名なのが「圓山大飯店(エンシャングランドホテル)」や「忠烈祠」。ただどちらも東側にあるので今回は西側のみを攻めるのでまたの機会にしておきます。と言うか猛暑の中とても歩くことは出来ない…
駅から10分程で台北孔子廟に到着。境内は静かでゆったり見て廻ることが出来ます。

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書、学問の祖である孔子様。中庭にある「大道之行」「天下為公」。大道の行われる世では天下は公(公共)とされる。。。
素敵な言葉ですね、現在の世界政治にはこの言葉は活きているのでしょうか?行く末が心配です。

孔子廟のそばには隣聖苑や医療の祖を祀っている道教の保安宮も隣接していて、台湾文化を感じる場所として静かながらも足を運んでみて損はない場所でした。

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それでは最終目的地の淡水にMRTに乗って移動します。

続く

中山~迪化街~西門

西門~圓山~孔子廟

 

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2019年7月27日 (土)

台北周辺を巡る弾丸旅…猫空

前回の金爪石、九份編はこちら

2日目の朝、爆死していた分、朝は早めに起きることが出来たものの全く早々に出掛けようと言う気になれずシャワーを浴び、歯を磨きテレビをダラダラ見て8時まで部屋でウダウダ。。。少しは睡眠不足補えたかなと思うんですが、まだ体の復調までは至っていない感じ。とりあえずは朝食を食べようとホテルのレストランに行くと、泊っている人が少ないからか、まさかの「モスバーガー」!!すぐそばに確かにモスバーガーの店舗あったけどまさかホテルのレストランでモスバーガーにしてくれ、とは…勿論美味しかったですけどちょっと笑けてしまいます。

9時過ぎにホテルを出てこの日は台北の郊外、「猫村(マオコン)」で一日過ごそうと思います。前日行った猫村こと「猴硐」にハマった?いえ、ここ猫村はお茶の名産地で一度本場の茶芸館様式を味わってみたいと思っていたんです。今回は猫と名は付くものの猫の登場はございません♪(あっ、嘘です。出てきます、とんでもないもんがw)

MRTの木柵線と言うニュートランスポートシステムの様な高架鉄道に乗って終点の動物園駅へ。そこから今回の猫空に向かう路線が「猫空ロープウェイ」、かなり長いロープウェイで全線制覇するには30分近くかかるみたいです。事前調査ではロープウェイに乗るのに週末だと数十分~1時間は覚悟しておかないといけない旨の記事がありましたが、全然。5分程で普通に乗れてしまいました。ロープウェイには2種類あって普通のロープウェイの他、足元がガラス張りのものもあり好きな方を選べるみたいです。

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乗り込んで約20分ちょっと、途中にいくつか下車可能駅があり、そのうちの一つ「指南宮」駅で途中下車してみようと思います。
下車理由は勿論「指南宮」を参拝するため。駅から5分程で着くみたいなので早速参拝してみます。

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台北一の道教の寺院でもある指南宮、しかしこの長い歴史の中で道教のみならず仏教、儒教も受け入れ一つの廟の中に異なる宗教が混在している不思議な道教の総本山。道教も神道同様に多くの宗教を受容する心の広い精神感が今の台湾人の心の礎となっていることに納得。

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3つある大きな廟を小一時間もあれば見て廻れるので猫村に行く前にでも立ち寄ってみてもいいかもしれません。駅に戻ってくると12支のモニュメントがあって山を一周すると12支全てのモニュメントを拝めるらしいです。とてもそんな元気ありませんが。。。
指南宮駅から猫村方面を見るとすごい谷を跨いでロープウェイが伸びているのが分かります。すごい斜面だなあ。

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指南宮を後に終点猫村まで向かう時にはちょうど昼時。猫村に着いたら早速茶芸館のどこかに入ってみようと思います。

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駅に降りると進行方向に対し大きく右か左かでルートが分かれる様なので、事前にマップで調べた「壺穴」がある左手から攻めることにしてみました。
暫くは茶房があちこちに点在していて賑わっているのですが、数百メートルも行くと何とも静かな一本道。山の脇を静かに散策していくには良いのですがこの蒸し暑さ、すでにばててしまっています。壺穴だけは見てから茶房に入ろうと思っていたんですが、持ってきた1リットルの水はもうすっからかん。持つかなあ。。。
途中鉄観音の資料館みたいなところがありお茶を無料で頂けるとのことでしたが、地元民が屯していてちょっと近寄りがたい雰囲気だったので諦めて谷を下ったところにある壺穴に向かうがかなりの急坂を下り上がり。。。やっぱお茶もらってきたら良かった。。。自然遊歩道から眺める茶畑は日本の茶畑と違ってまた味わいがあり素敵な光景なんですけどね。バテが勝ってしまってます。。。

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そしてやっと川底に着いたところにあった壺穴、この壺穴の謂れが、ここ猫空の地質が軟弱なため川底は球状の石により侵食を受け、長い年月をかけて多くの穴があいてしまい、それが猫の爪痕に見えたため猫空と呼ばれるようになったという説もあるとかないとか。。。

壺穴そばにかかる橋には猫やタヌキが吊り橋を支えておられますが。。。

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こっちから見てるだけでは分かり辛いんですけど。。。

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ニャハハアw手放したったにゃあ!!

てめえ、舐めた真似すんじゃあねええw

とぶっこみネタを頂き?元来た道を戻っていくんですが、ここで完全にHP 0モードに。一歩歩いては足が止まり、を繰り返し30分近くかけてやっと戻って来た時にはもうどこでも良いから早く茶房に入りたいという一心。最後の力をふり絞り山側か谷側かの店でパッと目が行った谷側の茶房にお邪魔することに。雰囲気も地元っぽく庶民的な雰囲気の茶房でした。

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値段も結構するのでは、と思ったんですがすごくここ猫村の中では安い部類な様で(後日調べ)自分みたいなプロレタリアートには最適な茶房だったようです。早速お茶とお腹に何か入れておこうと炒飯を注文。お茶はやっぱり鉄観音かなあ、と思ったんですがこの時期は鉄観音の時期ではないことを先ほど寄った資料館で知ったので苞種茶と言うものを選択。烏龍茶の一種ですが鉄観音に比べ発酵が軽く見た目は緑茶ぽいのが特徴、でもしっかり烏龍茶の香りはしますよ。

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お茶の入れ方が分からずちょっと目が泳いでいると店員さんがニコニコしながら豪快に沸かした湯を急須や茶椀にぶっかけ温めてくれ、お茶っぱを入れてくれる。なるほど、なかなか奥深い。。。かなり凝視してその様子を見ていた自分を見て、近くにいた台湾人の夫婦が「これ、良かったら飲みなよ」と多分鉄観音?のお茶っぱが入った急須をくれて、まさかの2種類を堪能させてもらうことに。本当台湾の人って親切な人が多いですね、ありがとうございます。

1時間半近くこの茶房で体も心も癒しの補充をさせてもらい、大分元気が出てきました。ここからは猫村駅の反対側の進行方向右側も散歩してみようと思います。こちら側はコンスタントに茶芸館が点在しており、初めて来た方ならこちら側でも十分お気に入りの茶房を探すことが出来るかなあ、と思います。

散策路ものんびりしたもので、散策コースとしては右側(西側)のコースがお勧めかもしれませんね。ただ個人的には左側の東側コースが絶対的に満足いくコースでしたけど。

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いつもなら絶対欲張ってもう一カ所位は出掛けてしまいそうですが、今回は猫村だけできちんと終了、夕方に街中に戻ってきましたが無理せず一日の疲れを取るべく、一旦ホテルに戻って2時間ほど仮眠を取り今度こそは夜の町へ繰り出そうと思います。

続く


台北周辺を巡る弾丸旅

猴硐
金爪石、九份


 

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2019年7月19日 (金)

台北周辺を巡る弾丸旅…金爪石、九份

もう一つのサイトもUPしましたので良かったらお待ちしております。

ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
夕涼み会が終わってホッ。。。


前回の台湾旅スタート編である猴硐編はこちら

猴硐から一駅戻り瑞芳(ルイファン)に到着。ここから行く場所と言えば、もうあの場所しかありません。九份、言わずと知れた「千と千尋の神隠し」のイメージと合致したと言われる提灯揺れる老街です。しかし、九份に行く前に行こうと思う場所があります。それがバスの終点「金爪石」

一時期は東アジア一の産出量を誇った金鉱山の跡地です。九份に向かうバスの多くは実はここ金爪石が終点でアクセスは容易だったんですけどなかなか機会を逃し、今回は炭鉱の町猴硐を訪れたこともあり、是非とも訪れたいと思っていたのです。

九份から金爪石までは10分程で着くのですが、九份のにぎやかさからは一転、旧鉱山街の少し鄙びた感じが良いです。金爪石のメインはやはり金鉱山のことを余すことなく知ることが出来るテーマパーク「黄金博物館」がメイン。閉館30分前に到着し、閉館ギリギリまで色々見て廻ってきました。とは言え黄金博物館は本当旧金鉱をテーマパークにしているので本当広い。時間のなさもありますが、体力的な限界もすでに迎えているのでとても全体を見て廻る元気はなかったです。

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博物館内には世界有数の金鉱もあり、お金を出せば砂金採りも可能だとか。佐渡の金山と共にこの地でも間違いなくアジアンゴールドラッシュがあったんですね。

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本当ならここから歩いて海側に降りて行った先に「黄金瀑布」があり、見ていこうかなと思ったんですがもう体力の限界。日本に帰って調べると普通にバスで軽くいけちゃったみたいなんですが、この時にそんなことを考える余裕など毛頭なく九份に戻ることに。また機会を見て黄金瀑布も行ってみようと思います。
バスに乗って10分で九份に戻るとすごい人。流石週末の夕方です。

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もう何度も来ている九份老街。疲れはピークですが来慣れた場所と言うこともあり足取りも軽くなります。九份の町もゴールドラッシュで沸く金爪石の採掘の町として栄えてたのですが、閉山後は金爪石同様寂れてきてしまっていたのですが、昨今の歴史ブームや町並みの素晴らしさ、そして日本では言わずと知れた「千と千尋の神隠し」の舞台イメージと似ているとのことで一気にブレイクした地。提灯が坂町にぶら下がる町並みは絵になりますよね。

金爪石まで頑張って歩き続けていたので、HPも0に近づいていたので日本で今猛烈に流行っているタピオカミルクティーを注文して少しブレイクタイムします。近くには九份茶房もあり、多くの日本人はそちらにどんどん吸い込まれていきますが、お茶はまた明日堪能させてもらおうと思うので、しっかり今はクールダウンをしてHPの補充をしていきます。

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熱々のタピオカからとろけ出る黒蜜が冷たいミルクティーと混じりあうこの一時が堪らないですね。「はやくシェイクしてくれよ」と言う両者を焦らすこの一時が良い。

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ここで30分もダラダラクールダウンしてようやく体も落ち着いてきたので九份老街を散策していきます。夜になるまではもう少し時間がありそうですが、すでに多くの観光客が夕方の九份に訪れすごい人になっています。

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やっぱり九份と言えば提灯がトレードマーク。少しずつ灯りも灯りはじめ雰囲気が出てきました。来る度に雨模様の九份でしたが、今回初めて晴れた九份を味わうことが出来ました。「財布忘れても傘忘れるな」の格言の如く雨だらけの九份、自分も御多分に漏れず毎回雨だらけでしたがやっぱり傘差さずに見て廻れるアドバンテージは大きい。このまま夜の帳が降りるまで九份で過ごしたかったんですけど、タピオカミルクティーだけではもうHPを完全回復させるには程遠く、そして何よりここ数日の猛烈な睡眠不足が体を蝕み続けもう帰ろうモード100%に。

今回はこれにて九份を後にしたいと思います。

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ホテルに戻って少し仮眠でもとって夜市にでも行こうかと思ったんですが、部屋に入ってそのままベッドで死んでました。。。
シャワーも浴びることもなく汗だくの身体のまま朝近くになるまで爆死していたことを考えると久しぶりの熟睡。

弾丸で来た怒涛の一日目がこんな形で終わるとは。。。

2日目に続く


台北周辺を巡る弾丸旅

猴硐編


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2019年7月15日 (月)

台北周辺を巡る弾丸旅…猴硐

大阪では6月27日~30日の間G20、いわゆる「グループ20」が開催され、交通規制や学校や職場の休講、休日があり色々大変だった時期、わざわざその時期を狙ったわけではないのだが海外逃亡してきました。行先は「台湾」何度も来ていますが、今回は自分の中で足を運んだことのない台北郊外の場所を中心に巡って来てます。

6月28日の早朝の関西空港、電車でしか行けないとなってましたが、実はそんなこともなく車でも普通に関空島に入ることは可能。ただ多くの検問があり時間の保証が出来ないとのことでしたが、早朝に入ったこともあり検問もすんなりクリア。
本当は前日の27日の夜の飛行機で台湾に行く予定だったのですが、使用予定だった「EVA Air(長栄航空)」がまさかの客室乗務員によるストライキが21日から始まり、出発の4日前にまさかのアラートメールで欠航が決定。
あまりのギリギリの欠航に全ての行程をキャンセルせざるを得ないかと思ったのだが、ダメもとで「Peach」を検索するとギリギリだったけど安く行けそうだったので、ホテルはそのまま1日だけ宿泊数を減らし頑張って行くことに。ただ帰国便にはかなりの修行が入るのですがそれは最終回で。

出発前からG20とEVA Airのストライキと言うダブルアクシデントの下、怒涛の弾丸台湾旅の始まりです。

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早朝の関西空港は気持ちよい晴れ模様。反対に台北は行程の3日間全て雨模様の予報、まあ仕方がないかなあ。
空港島内に留まっている外国要人を乗せた滅多にお目にかかれない飛行機群を横目にほぼ定刻に出発し3時間ちょっとの飛行機旅。

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そして着いた台北。見事に晴れ渡っていました。沖縄同様台湾の天気って当てづらいのでしょうかね。でも晴れていて良かったです。ただ、自分の身体はもう実は限界。最近に始まった訳ではないのですがここ数年「睡眠障害」に襲われててこの時期がピーク、出発までの1週間の睡眠時間が毎日2時間位しか取れず身体と神経に不調が。無理出来ない歳になったのかなあ。それに加えての本当ならありがたいこの晴天も身体にはかなりの負担。MRTで40分揺られ台北駅に着いた時には体はフラフラ。前述の通り睡眠障害の上、実はこの日までの前2日間ほぼ寝ていない状況だったので旅を入れてなかったら絶対一日爆睡していたと思います。

なので台北駅ですでに体の限界を感じたので駅で昼食を摂って少しリラックスしようと思います。ありがたいことに食欲だけはあったので、これから行く場所でも歩き回ることになるだろうしボリュームあるものを選んでみました。

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これで325元、1000円ちょいかな。台湾の物価は本当安い。
これで少し休憩も出来たし台鐡に乗って今日の目的地に行こうと思います。その場所は猴硐(ホウトン)、悠遊カード(EASY CARD)を持っているので台北周辺の交通は全てこれでOK。鈍行に乗り込み1時間ちょっとかけて猴硐に到着です。

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猴硐駅に着くと早速猴硐のメインキャラがお出迎え。

2

ここ猴硐(ホウトン)は見ての通り「猫村」として有名な場所で、地区自体はとても小さな集落で周辺に炭坑が昔はあったのですが(九份周辺は一大炭坑地だったんです)閉山となり寂れていた所、10年ほど前に炭鉱労働者や地元の人達が飼っていた猫達にスポットが当てられ人気の猫の町としてブレイクされた地。世界6大猫町としても有名だとか!

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猫関連のキャラやショップが斜面に色々猫村感を前面に出してくれていますが、この地はあくまで小さな一集落。地元の人達、そして猫達がのんびりまったり過ごす姿があちこちに。これだけ暑いとダラーッともしたくなります。

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お前、どこから来たニャ?

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ん?大阪?こにゃ(粉)もんはうまいニャか?

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何?こ(粉)にゃもんだと。そりゃうみゃそうにゃあ。

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ねえねえ、あんた、こ(粉)にゃもんも良いけど、うちの店でアイスでも買って行きニャよ♪

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こにゃもん?んなもんいいから寝とくに限るニャあ!

とまあ、暑さをうまいこと避けながらたくさんの猫達が軒先で銘々自由に台湾タイムを過ごしている姿にほっこり。暑さがキツイので自分も猴硐での散策は1時間もあればもうクタクタ。この後夕方も動く予定なので1時間ちょっと猫達との戯れて隣の瑞芳(ルイファン)へ。その前にここ猴硐には前述の通り元炭鉱の町。駅前に炭坑跡が残っているのでそこは見ていこう。

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ここに炭坑がなければ、この町の猫達も住んでいなかったんですものね。時代の流れは進んでもその歴史は猫達が引き継いでくれる、そんな小さな町猴硐を後に瑞芳に戻ります。

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続く

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2017年2月10日 (金)

台湾郊外を巡る旅…3日目

年末の台湾弾丸旅も3日目、2日後は正月ですw年を越すと一気に値段UPするのでここで帰らないと貧乏保育士の財布が悲鳴を上げますorz。もっとゆっくり台湾を巡る時間とお金があればと思うんですが、仕方がない。。。
と言うことで3日目、最終日スタートします!
3日目は基隆の郊外、野柳と言うところへ行きます。野柳には1000万年におよぶ地殻運動、海蝕、風蝕の影響を受けて出来た奇岩群があり、独特な風景が拝めるとあって一度行ってみたいな、と思っていた所の一つ。バスで小一時間基隆からかかるので、半日かけて向かいます。
しっかり朝食をとり、朝のラッシュの台北駅へ。今回は基隆まで通勤電車を使って小一時間のミニトリップ。日本のラッシュアワーと違い、本当のんびりとした列車旅。窓から眺める台湾の住宅街を眺めつつあっという間に9時に基隆着。基隆は2回目ですが、駅も一気にきれいになって日本的駅舎が映えてます。完全完成はまだみたいですが、台湾の港湾の入り口として今後もどんどん栄えていくんでしょうね。


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ここからバスに乗り換え野柳に向かうんですが、どのバスも途中下車の形なので気が抜けない、なぜなら台湾のバスは日本の様にアナウンスがなく、下手すればバスの前の表示も当てにならないから( ̄Д ̄;;

なので小一時間、外の風景もそこそこに通過するバス停の名をにらめっこしながら(笑)何とか野柳で下車出来ました。まあ、一応横に座っていた人に合ってる?と確認も忘れずにw
バス停を降りてから野柳の奇岩群がある所までは15分程。とことこ歩いていくとすごい観光バスの数!ここが野柳地質公園かあ!!

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多くの中華系の観光客に紛れ、入場料を払っていざ野柳奇岩群へ。2キロ弱の半島のあちこちに風と波と地殻変動の複雑な自然の造形家が作り出した芸術群は見ごたえ十分!一番の有名奇岩がこの女王の頭と言われるもの。しかし俺にはどの角度から見てもそうは見えずwwwひっきりなしにみんなここでポーズをとっているので余計にピンとこないのかなあ??

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他にもいろんな形の奇岩があちこちに。自分好みの奇岩を探す方がここは楽しいかも!キノコちゃん達が一杯ニョコニョコ♪その表現の方がしっくりくるねw
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みなさんはどれがお好み?俺的にはハート型のキノコちゃんか最後の写真の獅子?的な奇岩がいいなあ♪
他にももっと面白い奇岩が一杯あり、なかなか知的好奇心くすぐられる野柳地質公園でした。
もう少し時間をかけたいんですが如何せん、夕方の飛行機で帰阪です。3時には台北駅を出ていないといけないのにすでに11時半。基隆まで戻るのに小一時間かかるから、時間があったらまた九份行こうかと思っていたんですが断念、また次回訪れることにしよう。

バス停まで戻ってくるとオーストラリアから来たという外国人がバスの乗り方を聞いてきたので一緒に基隆までバスの中でちょっと交流。拙い英語でもちゃんと聞いてくれた外人さんどうもですw
外人さんと基隆で別れ台北市街まで戻ってきた頃には13時過ぎ。もう時間も2時間ないので南港と言うところで一旦降り、台湾での最後の食事を。どこにしようかな、と思っていたら台湾ファーストフードの看板があり、ちょっと若い子向け?もチャレンジしておこう!と台湾式ハンバーガーをチョイス。唐辛子が凄く効いていて辛味大好きな俺にはすごく堪らん!

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台湾での滞在可能時間も2時間を切り、どこ巡るかと南港から歩いて行ける場所を地図で見てみると国父記念館と台北101が歩いて行けそうだったのでどちらも何度か行っていますが再訪しちゃおう、と行ってきました。
国父記念館の衛兵、本当毎度毎度思いますが1時間の交代まで身動き一つしないのってすごいですよね。俺なんか瞬き競争したんですが、10秒と持ちませんでしたww(ドライアイか(笑))瞬きはさすがにしていましたが、体が動かないあの忍耐力には感服ものです。

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国父記念館から見えているのが台湾一の高さを誇る「台北101」文字通り101階建ての超高層ビル、最後はここに久しぶり(恐らく初台湾の時以来か)に上がって台湾旅を〆ようか。と思っていたら。。。
お~~~~~~っと!

もう15時前ではないかあ!!

上っていたら飛行機の時間が。。。
と言うことで、今回は下から見上げるだけ゚゚(´O`)°゚
次来た時には上るぞオオww

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急いで台北駅に戻り、いつものバスターミナルに向かい空港行のバス停へ。。。
あれっ?ないぞ…???

えっ?どういうことだ??
急いでバスターミナルのインフォメーションに聞くと…
「ここ西バスターミナルから駅の東側に移動したよ」と。。。
ウォーッと!!!
それもついこの間変わったばかりらしい。。。
何度も使っていたから余裕ぶっかましていたらこの様ですわil||li _| ̄|○ il||li
猛ダッシュでバスに乗って出発90分前に到着。渋滞があったらもしかしたらアウトですw
こうして年末の慌ただしい台湾旅は幕を下ろすわけですが、本当時間に振り回された3日間、次の来湾時にはゆったり時間を過ごしたいな。以上台湾旅報告でした!


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今回の行程
台北~基隆~野柳~南港~国父記念館~台北101~桃園国際空港 

2017年1月22日 (日)

台湾郊外を巡る旅…2日目

弾丸の2泊3日の台湾旅、のんびり過ごしている時間はありません。12月29日、2日目も朝から郊外に向け頑張ります。朝一でホテルの朝食を頬張る。台湾の朝食にはやはりおかゆですね、南瓜のおかゆ、甘みが効いていてスルスル入ります。

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7時過ぎにはホテルを出て、台北駅へ。2日目は台湾新幹線に乗って、台中まで一気に南下いたします!ところが新幹線の切符売り場、前の人達が何やら時間を一杯取ってくださり(;''∀'')乗りたいと思っていた新幹線、間に合わず。。。止むを得ず次の新幹線を、と思ったのですが、出発時間が凄く固まっていて結局30分後の新幹線が一番早く到着するらしい。で出しからやられちゃいました。
新幹線自体はとてもきれいで前回来湾時 には台湾新幹線3デイパスみたいなのを駆使して乗りまくりましたが、今回は台中の往復なので普通に取ったんですがそれでも往復1400元、5000円もかかっていないかな、安いわあ。

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台北から1時間ほど揺られ、9時過ぎに高鐡台中駅に到着。ここから今回の目的地へのバスに乗り換えます。バスに揺られおおよそ1時間半~2時間ほどで向かうその先は。。。
日月潭!
台湾のちょうどど真ん中。かなりの山奥ですが、この日月潭は台湾最大の淡水湖で北側は太陽、南側は三日月の形をしている所からこの名前が付いたとか。1周30キロ以上あって1日かけて自転車で巡ることも可。はじめは実は自転車で巡ろうか、と思っていたんですよね。ところがその期待は台中駅で見事に挫かれることに。。。

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日月潭行のバスは大体30分~1時間おきに出ているんですが、ウィークデイにも関わらずそこそこのお客さん。まあ、それでも前に並んでいるのは数十人だから次のバスで大丈夫だな、と高を括っていた所、到着したバスが、、、


すでに満席(;'∀')…
そのまま台中駅からほとんど乗せられず(高速バスの様で全員着席が必要みたい…)そのバスは行ってしまった。。。もしかしてこのパターンって…


思った通りでした。。。


次のバスもほぼ満員( ;∀;)こんな調子でいつ乗れるねん!!
日本だったら臨時のバスとかも出そうなものですが見事に時刻表通り、1時間以上待ちぼうけです。。。

そして3本目のバス、やっぱり一杯。
しかし、ここで一人旅の俺に女神が。。。
数席空いているみたいで、一人の客だけ先にその席に座らせて何とかこなそうと誘導され何とか乗り込むことが出来ました。多くの連れ客の冷たい視線を申し訳なく思いながらも一時間半近く遅れて無事に日月潭へ出発することが出来ました。

1時間半ほど揺られ着いた日月潭。計画していた時刻を大分オーバーし、11時半に着いたのでこれは自転車は無理だなあ、、、気持ちを切り替えバスを駆使して日月潭巡りをします。バスはちょうど降りた直後に連絡バスが止まり、ダッシュで乗り込み。今回唯一のスムーズな乗り継ぎです。ただこれがこの日唯一のスムーズ行動になろうとは思いもよりませんでしたが。。。

バスに揺られること15分、初めの目的地「文武廟」対の大きな赤い獅子の像が来客を向かい入れてくれる。まるで沖縄のシーサーもどきみたい。

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ここ文武廟には三国志武将でも有名な関羽を初め、文人孔子が祀られており、文字通り文武廟として立派な建物です。何でも台湾最大級の広さだとか。おかげでこれまた次のバスに間に合わない位多くの龍の彫刻をはじめとする文武廟の魅力を味わうことが出来ました。ここから眺める日月潭もスポットとして有名なようで、はるか向こうには雲海に浮かぶ慈恩塔が魅惑の日月潭を魅せつけてくれてます。
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↑一番下の写真の中央に小さくそびえる慈恩塔にこれから向かいます。

次のバスが来て終点の一つ手前、玄奘寺で下車。ここ玄奘寺は玄奘法師の霊骨が祀られている由緒あるお寺。しかし場所が不便ゆえにここまで来る方もほとんどおらず隠れたスポットと化してます。
因みに玄奘法師とは誰か?あの西遊記にも出てくる三蔵法師なんですね。日本占領時南京から持っていかれた玄奘法師の霊骨が戦後台湾の玄広寺に戻されたとのことですが、この寺にその後移送され現在に至るとか。。。

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この地に現代を静かに見守る玄奘法師、この時代をどう見ているのでしょうね。。。

ここ玄奘寺から2キロ弱の山道を登っていくと先ほど文武廟から見えていた慈恩塔に着きますが、その道中は完全に靄の中。何とも神秘的な道を歩いていてまさしく天竺へ通じる様な疑似空間。汗はすごくかきますが、神聖な気分に浸りつつ到着した慈恩塔、蒋介石が母に対する思いを表すために建てたとされていて、海抜954メートル。因みに日月潭の海抜は748メートル、200メートル近く上ってきたわけだ。そしてこの塔は46メートル。954+46=1000メートル!うまいこと計算されていますね。

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ヒーコラ塔を上りきるとそこには雲海広がる日月潭が!まさしく台湾版「天空の城」と言っても良い位の絶景です!勿論晴天広がる日月潭もきっと素敵なんでしょうけどこの幻想さはやはりこの雲海があってこそですね!!

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さて、ここから玄奘法師の霊骨が初めに祀られた玄広寺まで向かおうと散策路のある玄奘寺に戻ると、、、


散策路工事中で閉鎖!!!
え゛~~~~~~~~~~~~!
歩いていくとかなりの距離があるんですが。。。それもバスさっき乗ってきたバスの後、2時半近くまでないし。。。ショートカット出来る散策路が通れないとあれば遠回りで車道を延々歩くしかないのか。。。

その距離3キロ近く。慈恩塔の入り口まで戻っていく形になるので結局4キロ近く歩く羽目に。クネクネ道を降り続け30分、やっと玄広寺へ。ここはかなりの人がいるけどみんな車で来ているのかなあ?と思っていたらこの寺の下に大きな港が、、、あっ、なるほど遊覧船が発着しているのかも!

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ルンルンで降りていくと埠頭には一杯の観光船が。帰りはここから乗って帰ろう!とチケットブースを探すが、そんなものは全くない!!( ;∀;)どうやらツアー向けの埠頭の様で。。。
と言うことは俺みたいな個人旅行はここから乗船出来ないと!?。。。il||li _| ̄|○ il||li

ショック増大。

今度のバスはもう3時前までない。。。
くっそーーーーーーーーーーー!
こうなったら観光船が出ている伊達邵まで歩いて戻るしかない。。。
7キロ近い道をまた上って下って、、、俺は一体何をしているのだ。
そうしてやっと着いた伊達邵、着いたと同時に玄広寺からのバスがピタッと横に。。。もう踏んだり蹴ったりの時間の使い方です。
帰りはもうバス使う気分には到底なれなかったので観光船で高速バスが出ている水社まで帰ることに。
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帰りの船に乗り込むときにふと日月潭のマップを見るとショックな表示が。。。



なんやねん!ちゃんと玄広寺も寄り道しているやん!!

どうやら船が着いたらそのまま船で乗船手続きする形だった訳ね。。。( ;∀;)
知らなかったとはいえ、すごいタイムロスです。
まあこういった失敗もまた旅の思い出とはなるんですが、如何せん朝から鉄道にバスに振り回されっぱなしの一日、かなり疲れた。。。

バスの時間まで30分程あるので最後に月下老人が祀られている龍鳳宮へ。月下美人は聞くけど月下老人とは。。。台湾では縁結びの神様とされている存在らしいのでしっかりお祈りして帰路につきます。

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水社に戻ってきて何か食べようかな、と思ったら何かしら人の列が、、、
まさか、、、

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やはりバス待ちの列でした、、、

これはうかうか食事なんかしていたら大変だ。いくら始発とはいえこの列、数本は見過ごす形だ、、、案の定乗れたのは3本目。勿論ウィークデイなので1時間半後のバスでしたorz...

かくして振り回されっぱなしの日月潭旅、高鐵台中駅に着いた頃には夜の7時近く。もう涙も出ませんわwwもう一日まともに何も口にしていなかったので腹もすきます。(お茶1本だけ台北で買ったやつで過ごしたのは凄い!)何か食っていこうと駅を見て回ると。。。

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il||li _| ̄|○ il||li


完全日本の新幹線駅です。
ここまで日本が蔓延ると流石にちょっと悲しくなってしまいます。台湾資本、頑張れ!!!

で半分チーンとなっていたところに救いの神が。。。

お゛~~~~~~~~~~~!台鐡の駅弁が売っている!
安くてうまくて最高の駅弁、確か前回 も台中の駅で買ったんですよ!これで80元だったか、200円台でこの弁当!堪らんです!!味付けたまごに骨付き豚肉の甘辛煮が疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。

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新幹線も出発まで結構な時間があったので前回は書き込みでしたが今回はゆっくり味わって食べることが出来ました。食事する幸せをいただけることに感謝ですう。(新幹線、満席続きでこれまたバス到着から1時間近く後の列車になってしまったんですよねえ。まあそのおかげでこれにたどり着いたんですが)
くたくたの身体を台北に戻した頃にはすでに夜の10時近く。このままホテルに直行し爆睡。。。んな訳あるかい!!

と言うことで2日目の夜もそのまま士林へ直行!

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前日行こうと思っていた店に向かい小籠包と野菜とニンニク炒め、炒飯をかき込みデザートにはマンゴーとパイナップルのシェイク!!高カロリーなんて気にしない!腹を膨らませ帰ってきた頃には日が変わる寸前。1日よく頑張りました。次回は3日目、弾丸故もう最終日です。

今回の旅程
台北~高鐵台中~日月潭(水社、文武廟、玄奘寺、慈恩塔、玄広寺、伊達邵、龍鳳宮)~高鐵台中~台北




と言いつつ次回は三河、遠江旅行記の最終日を先に仕上げてしまいます。

過去ブログ

1日目…淡水、龍山寺、士林
年初めの三河、遠江旅行記はこちら

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2017年1月 9日 (月)

台湾郊外を巡る旅…1日目

年末実は弾丸で2泊3日の台湾旅に出掛けてきました。その数日後の年明けには三河、遠江へ出掛けているので1週間の間に2回も旅立ってしまったわけで、、、財布がやばい。。。
すでに正月の三河、遠江旅行記 を書き始めているので、暫く並行しながら書いていこうと思います。では早速。
 
12月28日朝、地元の駅からリムジンバスに乗ろうとバス停に向かうと、1本前の路線バスが出発しようとウィンカーを出して出発するところ。リムジンバスはこの後着。と、ここでアクシデント発生。にゃんとこの路線バス、出発直後ウィンカーを出して。。。

あっ!!危ない!!!

ガッシャーン!!
 
右側にいた車に体当たりしてしまいました。おかげで周りに破片が散らばり、暫くバスターミナルはえらいことに、そこへリムジンバスが、、、
オイオイ、見事にスタートからやってくれたなあ。。。(≧ヘ≦)
暫し事故の影響で待ちぼうけ。そんないきなりの出だしでしたが、空港に着いたら着いたで「労働条件の関係で出発を遅らせます」と。。。
 
はぁ~?
 
まあ、安全第一で住んで仕方ないかと思うのだが、なんか腑に落ちない。(今回はレガシーキャリアのチャイナエアラインを使ったのだが。。。)
ブーたれても仕方がないので、ターミナル内でお茶でも、と思ったが年末故すごい人。さっさと出国手続きをして(これもまた長蛇で一苦労)何とかコーヒーショップでゆったり。。。

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しかし、このゆったり時間もすぐに人だらけでまったりするのが申し訳ない空気に。。。やむを得ず早々に搭乗口でグダグダする羽目になってしまいました( ;∀;)
こうして出発までスッタモンダありましたが、1時間ちょっと遅れて何とか関空を飛び立って3時間ちょっとで台湾は桃園国際空港に到着。到着が遅れた分行こうかと思っていた所が限られるかな、と思っていたんですが、まあ1日目だし無理せず1カ所だけ攻めてゆっくりしよう。イージーカードをチャージして台湾1日目の観光は幕を開けます。
Photo_2Photo_3

MRTに乗り換え、向かった先は台湾の郊外にある「淡水」と言うところ。港町で夕日がきれいな町としても有名なんですが、この日は小雨も混じるあいにくの雨。これでは夕日は望めないか、と思ったんですが、とりあえずは折角来たんだし行ってみるかと。。。
夕日は無理でも紅樓や紅毛城と言った植民地時代の洋風建築をはじめ、老街巡りでも十分淡水は満喫できるので、折角なので町並みを散策しつつ、淡水漁人碼頭まで歩いて向かいます。
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途中の老街にはおいしそうな店が所狭しと並んでいます。淡水では阿給と言う揚げ物が有名らしいんですが、気分的に汁気のものが欲しかったのでもう一つの有名な「魚丸」を食べることに。結構人気の店なのか人が途切れることもなくどんどん人を裁いていく。店に入って早速魚丸を注文。出て来た魚丸がこれ。

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さっぱり目のスープに魚肉団子がマッチしてとってもおいしい!スープはとても淡白ですが、これがまた団子とよく合うんです。関西薄口で慣れているだけあってこれはヒット!もう一杯いただいても良かったくらい。
身体もぽかぽかになり、元気一杯で奥淡水探訪を続けていきます。しかし、淡水漁人碼頭、思った以上に遠い。。。バスにしておけばよかった( ;∀;)とブーたれつつ歩くこと小一時間、やっと着きました!

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夕日のきれいな淡水と言うだけあって、人も多いかな、と思ったんですが、やはり天気の関係か人もまばら。また今度来湾時には再訪したいなと思う町、淡水でした。
帰りは無理せずバスに乗り込み老街で下車しちょっと早いですが、気になっていた店があったのでそこに寄り道し夕食。店主と目が合ってすごくにこやかだったので帰りに入ろう、と思っていたんですよねえ。

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頼んだのが牛肉麺と豚韮水餃子。これで200元(大体650円位かな、淡水の場所代考えれば納得のお値段♪ブロック状の肉にしっかりだしの味がしみこみうまい!やっぱり台湾のB級グルメの王道ですね。
水餃子も唐辛子入りのソースと絡み合い、口の中で辛みが踊り出す。堪らんです♪

お店を出た頃には日も暮れてしまい、これで1日目は終了。でも夜の台湾は絶対忘れてはならない。それが「士林夜市」!!!!でもその前に他の夜市もちょっと散策したい、と言うことで龍山寺近くの華西街観光夜市へ。龍山寺にもお参りしてきましたよ。ここ龍山寺界隈は縁結び系のパワースポットとして有名で、占いの店もたくさん。地下街にある占い町では「500元でいいよおw」とあちこちから声がかかる。また今度ねえwと愛想を振りまきながら華西街観光夜市に着いたのは良いんですが、どうもマニアックと言うかちょっと自分的には雰囲気が通好み?とでも言うのかあまり関心が(笑)
個人的にはやはり士林と松山が夜市の雰囲気があっていいかな。

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でやっぱり士林夜市(笑)やっぱここが一番しっくりくるわあ。何食べようかなwと思ってたんですが、淡水で食べた夕食がまだ残っている感じで今回は飲み物をゲット!パイナップルにえっと何混ぜたっけ???でもおいしかった!!ここは果物をシェイクした後ふたをするときにプラ蓋でなくビニール蓋を貼りつけるんですね。ちょっと面白い。

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至福の一時を過ごし2日目に向け英気を養います。2日目は朝っぱらからかなり遠くへ行ってしまいますw

続く
1日目の行程

桃園国際空港~淡水~龍山寺~士林



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