旅行日記(②東北)

2022年8月28日 (日)

はるかな尾瀬…尾瀬沼編

前回までの尾瀬シリーズ

遠い空編
尾瀬ヶ原編
三条の滝編

本来なら早朝に尾瀬について尾瀬ヶ原~尾瀬沼と一気に攻め上げる予定が、出発が遅れたうえに強烈な眠気のおかげで時間的に、そして何より体力的に不可能となったことで、否応なしに尾瀬沼を諦め、はじめの筋書き通り進むかどうか悩んだ結果。。。

 

やはり尾瀬は完破しておきたい!!

と言うことで2日目は取りこぼした尾瀬沼エリアを徒覇します。
因みに予定通りならどこへ行ったかと言うと、沼田、水上エリアに行きたかったんだけどなあ。。。
群馬再訪時の課題として残しておきます。

 

 

2日目。
朝6時、大音量の村内放送で目が覚める。

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スマホのアラームなど無くともここ片品村に住んでいたら規則正しく起きれそうww
ペンションでのボリューム満点の朝食を頂き、尾瀬沼トレッキングへの英気を養います。

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手作りパンがなんとも美味しい♡
ペンションの方々の料理って本当どこも美味しいですよね。
さあ、それでは尾瀬沼トレッキングへGO!!
戸倉から8キロほど上った先にある大清水と言うところから尾瀬沼トレッキングはスタート。

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以前来た時には大清水~一ノ瀬間に乗り合いタクシーはなかったのですが、数年前から30分単位でピストン輸送してくれると。

かたしないろより


それはありがたい、少しでも時間短縮で尾瀬沼にアプローチ出来るのであれば、使わせていただきます。
大清水からのアプローチも日曜だからさぞかし多かろう、、、と思ったんですが、

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9時発の乗り合いタクシーは俺だけでした(;^_^A

15分ほどタクシーに揺られ、登山口にあたる「一ノ瀬」へ。
ここから尾瀬沼までは三平峠を越えておおよそ1時間。
今回は尾瀬沼を時計回りにグルッと一周してまた大清水に戻ってくる単純コースで半日かけて巡ります。

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三平峠までは沢沿いを上っていくのですが、途中沢の水を汲める場所もあり、小一時間もあればあっという間に三平峠。
三平峠まで来たら尾瀬沼はあっという間です。

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おっ、尾瀬沼が見えてきたぜ!!

三平峠からは15分もかからず尾瀬沼湖畔に到着。
ここからは尾瀬沼湖畔南側から攻めていってみたいと思います。
尾瀬沼山荘から尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶ5キロのルートの入り口にあたる沼尻まではマイナールート故、ややぬかるみの多い道で言うほどスピードも稼げない上、すれ違いもし辛い狭い道が多いので沼尻までの3キロを小一時間かけてのんびり散歩。
ぬかるみが多いと言うことは湿気も多いと言うこと、木々のあちこちにキノコちゃんたちがニョキニョキ♪

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ほとんど誰も通らない尾瀬沼南湖畔を歩き続け小一時間、ちょっとした湿原が現れると、尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶルートの分岐点、「沼尻」に到着です。ここ沼尻から尾瀬沼ビジターセンター間は群馬県から東北福島県の領域になります。

目の前には燧ヶ岳の雄姿がくっきりと。

いつかあの山にも上ってみたいなあ。。。

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ここでも白い水芭蕉、白菜化しておりますww

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少し沼尻で休憩の後、北湖畔をトレッキングし、尾瀬沼の中心地、大江湿原のある尾瀬沼ビジターセンターへ向かいます。
北湖畔は南湖畔のジメジメ感もなくなり、多くの高原植物が花を咲かせていていました。
チングルマやワタスゲ、リンドウ?等本当この季節は花の季節で色々目の保養になります。

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これはコバイケイソウ??分からん。。。

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あと数週間遅かったら尾瀬沼周辺ではニッコウキスゲの群生も拝めたとおもうんですが、まだちょっと早かったか。。。
まあ水芭蕉とニッコウキスゲは入れ替わりですし水芭蕉拝めたと言うことで良しとしますか。

沼尻から花咲く小径を散策して、福島県側の一番の登山口、沼山峠からのルートと交差する大江湿原が見えてきました!

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尾瀬沼は沼山峠からのトレッキング客が多いのですね、多くのハイカーが尾瀬沼めざし列をなしていました。
そして尾瀬沼ビジターセンターにはちょうどお昼12時、一ノ瀬からのトレッキング開始から大体2時間ちょっとで尾瀬沼の3分の2を制覇いたしました。

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休憩がてら撮った燧ヶ岳の雄姿。
もうすぐ7月だというのに雪渓が残っているんですね。
ここで逆さ燧ヶ岳を狙ったもののやはり風が少しありゲット出来ず。。。

と思ってたら尾瀬沼山荘へ戻る道中でいい場所発見!

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完全にきれいな燧ヶ岳とはいきませんでしたが、わずかな風がやんだタイミングで逆さ燧ヶ岳ゲット出来ました。
もう少し湖畔まで近づけたら良かったんですけど、トレッキングルートから外れるのはマナー違反ですしね。

さて、これで無事に尾瀬沼のリベンジは完了。
はるかな尾瀬シリーズも一旦これでコンプリートです。
次回からは旅行記としてこの続きを。。。

次回、片品編へ続く

今回のルート

大清水(9:00)~(乗り合いタクシー)~一ノ瀬(9:25)~三平峠(10:10)~尾瀬沼湖畔(10:30、小休憩)<南湖畔>~沼尻(11:20)<北湖畔>~尾瀬沼ビジターセンター(12:00、休憩)~尾瀬沼湖畔(12:50)~一ノ瀬(13:30)~大清水(14:00)

一ノ瀬~尾瀬沼周回の往復でおおよそ15キロほどの行程

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2022年8月13日 (土)

はるかな尾瀬…三条の滝編

東電小屋からその奥に進んでいった先にある平滑りの滝、三条の滝まで行ってみようと思います。
東電小屋から尾瀬ヶ原の北端にあたる元湯山荘(閉鎖中)に向かい、福島県と新潟県の県境を流れる只見川沿いの山道を進んで三条の滝へ歩みを進めていきます。

はるかな尾瀬シリーズ

遠い空編
尾瀬ヶ原編

もう一つのサイトも更新中↓

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「夜は猫といっしょ」
「ぶどうの季節ですね…大野ぶどうと大樹ぶどう」

 

 

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元湯山荘までは木道がほとんどで長閑な尾瀬ヶ原の風景が広がっているんですが、元湯山荘からは山道に雰囲気が変わり、三条の滝と山荘の大体半分くらいの場所にある「平滑りの滝」辺りからは下り坂になっていきます。
山荘から20分程で「平滑りの滝」に到着。
前回はここで時間と体の負担を考え止む無く戻ったんでした。。。

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平滑りの滝、一枚岩の花崗岩の上を流れゆく水の独特な流れ。
鳩待峠からの道中で眺めてきた川上川、猫又川、そして尾瀬沼から流れ来る沼尻川等が合わさり東電小屋近くで只見川になるのですが、さっきまで眺めていた静かな流れが一気に川幅も広がり、このような500メートル近い花崗岩の上を波打ちながら滑るように流れ良く水の流れ。
これもまた「尾瀬」の姿の一つなんです。

さて、ここからは自分も未知の領域、三条の滝まで頑張ります。
コース的には1.2キロ小一時間となっているが、平滑りの滝までとは違い、いきなり急な岩場も多いうえに、これだけ晴れていてもぬかるんだ山道になっており、思った以上に時間を取られる。
なるほど、平滑りの滝~三条の滝間はわずか一キロちょっとなのに、かなりの時間を要することが良く分かったわ…

しかし、こんなことでへこたれてはならぬ。今回はちゃんと三条の滝まで踏ん張り続けるのみ!!
そして、平滑りの滝から30分ちょっと、見えてきました。。。

 

 

 

 

 

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名瀑「三条の滝」です!!
水の流れが3つに分かれることから名づけられたという三条の滝ですが、この時期はまだ雪解け水の多い時期なので一条の滝モード!!
これはこれですごい迫力です。
こんなに多くの水量を蓄えている尾瀬。あんなに静かな尾瀬沼のどこにそんな懐があるのか。。。
まさしく母なる湿地、尾瀬。

暫しの迫力タイムを堪能し、元湯山荘のある「赤田代」に戻ります。
ルートの平均所要時間は赤田代~三条の滝の往復で2時間半以上でしたが、今回1時間半で戻ってきました!!
しかーし、、、

 

 

 

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あ゛~~~~、もう動けねえ。。。

 

 

 

赤田代の誰もいない木製ベンチに30分以上寝転んで爆死していた人物、それは私です(-_-;)
ほぼほぼ大阪からぶっ飛ばしで1時間半の仮眠をとったとは言うものの、朝からほぼほぼ歩き通しでここまで来ましたが、歳には勝てぬ、ますます自分の衰えを自覚せざるを得ない( ;∀;)。。。

やっと体の窮状が抑えられ、身体を起こすともう時間は13:30過ぎ。
鳩待峠の最終が確か17:20だったので、時間的には余裕あるけど、尾瀬沼からの大清水だと15:50で最終だし絶対ここから間に合わないw素直に鳩待峠に戻ることにします。

帰り道は東電小屋ではなく尾瀬ヶ原の北側の中心地、福島県檜枝岐村の「見晴」地区へ。
赤田代から20分も歩けば見晴地区へアプローチは容易。
ここでは多くの山小屋があり、宿泊をここで取って早朝から尾瀬探訪出来るまさしく尾瀬の要所と言ってもいい場所です。

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明治の中頃、この地に来た橘彌四郎が惚れ込み小屋を建てた位、滔滔と湧き出る清水にこの絶景たる風景は一言では言い表せない程の素晴らしい世界です。
見晴のバックには日本百名山の一つ「燧ヶ岳(ひうちがだけ)」、目の前には悠然たる「尾瀬ヶ原」
ここに来たら世間の雑踏が嘘のように消えていく。
湧き出る「弥四郎清水」はとっても冷たいうえに、純度100%だからグイグイ飲めてしまう。
ペットボトルに入れてしまうのも惜しい位の純水。
水ってこんなに美味しかった?と言う位。
尾瀬ヶ原に来たら、この「見晴」までは是非足を運んでいただきたいです。

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と、本当ならここらでゆっくりお茶タイムとしたいのですが、時間は14時過ぎ。
多分時間的には最終バスまでには間に合うと思うんだけど、先程までの自分のバテ具合と山の鼻から鳩待峠の上りを考えると、リスクは最小限に、と言う判断で名残惜しいけど先に進みます。

見晴から次の竜宮分岐までは実は初歩きのルートなんですよね。

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そして竜宮~牛首~山の鼻エリアは湿地たる尾瀬を目一杯堪能できるエリア♪
水芭蕉が咲き誇る光景もまた尾瀬!って感じですが、この「池塘」と呼ばれる泥炭層に出来る浮島の様な光景もまた尾瀬ならではの光景。
この池塘に流れ来る水が竜宮の地で再び湧き出るという一旦沈んだ水がまた竜宮の地で湧き出るなんてなんて遊び心のある清水達w
そんな自然の遊びも見られるのがこのエリアの見所ですよね。

さて、そろそろ尾瀬ヶ原エリアのトレッキングも最終行程。
もうすぐ山の鼻エリアに着く頃、燧ヶ岳の絶景が取れるスポットがあったのですが、、、

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そう、池塘の水面に映る「逆燧ヶ岳」を狙ったんですが、微風が続く尾瀬ヶ原、暫し粘ってみたんですが、風によって水面が揺れてうまく取れず。きっと無風の状態だと相当きれいな逆燧ヶ岳が見れたんでしょうね。

そして山の鼻まで戻ってきた時時間は15:50。
うーん、鳩待峠から下ってきた時は50分弱だったから、上りを加味していくと一時間として予定到着時間16:50。

やっぱり見晴でお茶タイムしておかなくて良かった(´▽`) ホッ
17:20発の最終バスまで30分しか時間ないし。。。
無謀な疲れに来たわけではない尾瀬紀行、ちゃんと時間に余裕を持って行動することがやっぱり大切やね。
そうして、無事16:45分、スタート地点の鳩待峠に戻ってきました。

乗り合いタクシーはすぐに乗れて、17時15分過ぎ、戸倉ターミナルへ。
一日強行尾瀬巡りはこれにて終了。
この日は戸倉から10分ほど車で下った片品村にあるペンションに急遽宿泊予約を入れたのですが、、、

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うぉー!!なんですの、このパワー飯は!!

疲れた体にはこの濃いめの味付け、めっちゃパンチ効くんやけどwww

どでかい大根の煮付けに底上げならぬ底抜きと言わんばかりのぎっしりと詰まったトマトミートグラタン。

(゚д゚)ウマー!!

 

そして、これで十分だったのに、

何じゃこれはーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

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自家製と言う手作り味噌がめっちゃ効いているスペアリブ!!これは堪らないうまさ!!お腹がはちきれんばかり。。。
これは尾瀬での定宿決定だわ!!

この日の行程

鳩待峠(8:40)~山の鼻(9:30)<休憩、研究見本園経由>~牛首分岐(10:30)~東電小屋(11:10)~赤田代(11:40)~平滑の滝(12:00)~三条の滝(12:30)~赤田代(13:15)<休憩>~見晴(14:10)~竜宮(14:50)~山の鼻(15:50)~鳩待峠(16:45)

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食後は予定していた2日目の行先を急遽変更することにし、場所の取捨選択を。。。
うん、どうしたものか。。。

次回、尾瀬沼編へ続く。

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2022年7月31日 (日)

はるかな尾瀬…尾瀬ヶ原編

前回のプロローグ(遠い空)編が長すぎたので、やっとここからが本編。

プロローグ(遠い空)編

強烈な眠気には勝てず、5時前に着いた群馬県藤岡市。
このまま強硬で向かえばちょうど6時頃に何とか尾瀬の入り口にある片品村「戸倉」に到着できたのですが。。。
自分の体の限界には勝てず。。。

 

 

車の中で速攻爆死(~_~;)

結局、6時半まで1時間半ちょっと、意識思いきり飛んでおりました。
もう歳には勝てん、あのサービス残業さえなければ現地で身体休めたのに、、、

 

尾瀬を6時過ぎに出発することはこれで見事に潰え、6時半から最後の一走りです。
しかし、少しでも仮眠が取れたこともあってか、大分すっきりと運転することが出来たので結果これでいいのでしょうw
そして、尾瀬の入り口となる群馬県片品村の戸倉ターミナルには7時40分着。

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土曜の朝と言うこともあり、ほぼほぼ満車状態でしたが何とかギリギリ停めることが出来、バスに乗り換え「鳩待峠」まで向かいます。
バスの時間は便数が限られているのですが、出発時間が7:50分。

間に合いませんでしたorz…

 

 

 

なんてね。
実は戸倉~鳩待峠間は乗り合いタクシーで人が集まり次第ピストン運送してくれているのであります♪
と言うことで8時の便で一路鳩待峠へ!!

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鳩待峠には8:40分前に着。
それでは10数年振りの尾瀬トレッキングスタート。
今回の行程は前回とほぼ同じでこんな感じを予定していたのですが、、、(拡大可↓)

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総距離では27キロほど。
一ノ瀬~大清水(約3キロ)は前回は歩きましたが、今回は乗り合いタクシーがある様なので、それを使うのを前提。
ただこのコースだと大清水発の最終バスが15:50分発。。。
前回もギリギリの行程だった上に鳩待峠着の時間ですでに東電小屋まで向かっていたことを考えるととてもじゃないが、大清水コースは断念せざるを得ない。。。

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と言うことで急遽このコースへ。これでも総距離25キロほど。(拡大可↑)
ええ、出発時間と最終バスの加減でこのような形に。。。
う、無念じゃ。。。_| ̄|○lll

嘆いても仕方あるまい、明日以降の計画を練り直せば良いだけだし。。。
と強がりw鳩待峠から尾瀬ヶ原の入り口にあたる「山の鼻」に向かいます。
鳩待峠から山の鼻へは緩い下り坂ですが、はじめの1キロほどは石段の階段を下っていくので足元に十分注意。
長閑な新潟に流れる阿賀野川の源流のうちの一本となる川上川の清流を眺めていると、心の汚れも流れていくようです。

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石段の山道が終わると木道が尾瀬ヶ原の入り口まで続きます。
因みにこの木道は右側通行、ゆったり心に余裕を持って散策しましょう♪
時期的にもう水芭蕉は終わりなのかなあ。。。
花はなく、どでかくなった水芭蕉の葉っぱたち、やっぱり白菜だわw

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緩い下り坂を進むこと3キロちょっと、時間的には50分弱、尾瀬ヶ原の入り口「山の鼻」に到着です
先ずはここで体調を整え夜中にサービスエリアで買っておいたおにぎりとお茶を頬張り、気合を入れなおします。

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ここ山の鼻は7月より山開きとなる日本百名山「至仏山」の入り口でもありますが、本日は6月の最終週。一度あの至仏山から眺める尾瀬ヶ原を拝んでみたいものです。
また、このエリアは植物研究見本園たる植生保護地区があり、水芭蕉やリンドウ、ニッコウキスゲ等の高山植物も多く見られます。
まだ時期的にニッコウキスゲはちょっと早かったのか見ることはありませんでしたが、水芭蕉の花がこのエリアをはじめ、この後向かう尾瀬ヶ原エリア全体で拝むことが出来、ちょっと諦めていただけに疲れた体に気合を入れさせてくれます。
やっぱり来てよかった、尾瀬最高!!

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入り口を入ると、至仏山がようこそ尾瀬へ!とお出迎え。

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うぉ、大きくなっててもやっぱり心を奪う水芭蕉の群生!!

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いやあ、これはますます足取り軽くなるわ、この後の尾瀬巡りも楽しみであります。
山の鼻を後に尾瀬ヶ原のメイン地域「牛首」から山の辺を通り東電小屋に向かうコースを往路は取ろうと思います。

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木道を歩きながら無意識に頭の中で歌う歌はもちろん「夏の思い出」一曲w
この歌を保育園で歌ったら40代以降の先生しか反応してくれませんでした_| ̄|○lll

夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空~♪
霧の中に浮かび来る やさしい影 野の小路。。。

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水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり。。。
シャクナゲ色に黄昏る はるかな尾瀬 遠い空~♪

うん、やっぱり尾瀬ヶ原は水芭蕉だねえw
因みに前回来た時の水芭蕉の大きさの時が一番かわいらしくてGOO!↓

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のんびり散策しながら牛首の三叉路から東電ルートに入ると、人の流れもなくなり、尾瀬ヶ原の風景は全て俺の物!!
神様、素敵な光景を頂き感謝いたします♡

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どでかいゼンマイや花咲く前のニッコウキスゲの群生地を通り東電小屋に着いた頃には11時過ぎ。。。
群馬県から新潟県に入りました!

そう、ここ尾瀬ヶ原は群馬、福島、そして新潟と関東、東北、甲信越の3地域のトライアングルエリアなのです。
因みに東電小屋のある新潟県魚沼市。
想像つかない山奥のエリア、そこがそう、「尾瀬」なのです。
しかし日差しがきつい。。。

次回、三条の滝編に続く

道の駅ららん藤岡~戸倉(バス乗り換え)~鳩待峠

鳩待峠(8:40)~山の鼻(9:30)~(植物研究見本園)~牛首三叉路(10:30)~東電小屋(11:10)

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はるかな尾瀬…遠い空編

突然ですが、臨時ニュースです。
現在正月明けに出掛けていた高知県東部巡り旅行記の途中ですが、急遽今夏に出掛けてきた記事をぶっこめ!と圧がかかったのでここで、急遽差し込みをさせていただきます。
何卒ご了承くださいませw
もう一人の大樹がどうしても、というもので今回は高知旅行記を控えさせていただきます。
その後交互に両記事を更新させていただきます。
よろしくお願いいたします。

大樹


夏が来れば思い出す~、、、

で始まるあの「尾瀬」に10数年振りに出掛けてきました。

 

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実はちょうど月曜に創立記念の振休をもらっていて、久しぶりの連休になっていたのですが、時期もちょうど梅雨で、身体も疲れていたので家でのんびりしようと考えていたのです。
ところが、2日前になって全国的に雨天模様の中、ふと天気予報を見ているとその時期、関東だけが晴れ模様となっていた。

ん!?

 

たったこれだけの情報で、急遽出かけようと思ってしまう自分て(・_・;)。。。

しかしあまりに急。
それも関東のどこ?
前回関東攻めで行こうと思っていて行けなかった「栃木県」や、のんびり箱根辺りで温泉の癒しをもらうか。。。

と、一瞬頭がよぎるもふと群馬の地名を見た途端、「うん、群馬、そして尾瀬!!」と即決!
尾瀬、時期的には水芭蕉も見頃は終わっているでしょうが、この時期から夏場は高原植物が色々咲いていそうですし、何より前回尾瀬に行ったときには天気も今一つだったので、今回の貴重な関東の晴れ間をありがたく使わせていただきます!

以前の尾瀬紀行はこちら

行先はこれでOK。
しかし、2日後には出発ともなると宿や飛行機も厳しいか、と調べてみると飛行機やレンタカーは問題なさそう。
でも値段がギリギリ故に高いなあ。。。

 

 

ええ、車で行くことにしました(;^_^A
弾丸尾瀬強硬旅の幕開けです。

しかし、その弾丸旅のスタート前から波乱は発生。
18時過ぎには仕事も終え出発!
と思っていたら、職場でトラブル発生して、結局閉園時間も超えてしまい、急いで家に帰り準備をして出発するもすでに21時30分。
朝6時過ぎには尾瀬散策スタートのつもりで出発する計画でいたので、出発前から計画の練り直し。
飛行機で行こうとしていたら、確実に最終便の飛行機に乗れず、計画倒れになるところでしたが、車でもかなりの打撃。

初めの計画では、
飛行機:19時半発→羽田21時着→レンタカーで尾瀬→1時頃着、仮眠。
それが車に変わり、
車:18時半発→21時頃名古屋周辺→0時頃長野周辺→3時過ぎ尾瀬着、仮眠。

見事に仮眠時間取れず( ;∀;)。。。
それだけでなく下手すれば6時出発も厳しい感じ。
徹夜&強行トレッキング。。。

 

考えただけでヤバし。。。
少しでも時間の短縮を目指し、休憩時間も省き車を飛ばすも、名古屋着で日が変わってしまった。。。
前回も実は車で尾瀬に行っていたので、その時の記録を読み返すと、日が変わる頃にはすでに更植JCTだったようなので、2時間半以上もの遅れ。
これはいかん、残り6時間で尾瀬着はかなりの厳しさだ。。。

と焦るも無茶は出来ず、とりあえず頑張るところまで頑張るか、と車を走らせ中央道飯田辺りまで来たところ、、、

 

 

豪雨に巻き込まれました。。。

雷鳴が鳴り響き、洪水の様に雨が車をたたきつけ視界も真夜中と言うこともあり全然前が見えない( ;∀;)
木曽駒ヶ岳のご機嫌が相当悪い様子で(汗)車も減速せざるを得ず、何とか雨が小康状態になった岡谷に着いた頃には時間は2時30分過ぎ。。。
岡谷からは高速を降り、ショートカットで東御市(とうみしと呼ぶらしい)から再度高速に乗ることで距離とお金を節約w
ただ4時までに高速に乗らないと深夜割引が貰えないので1時間ちょっとで乗り継がないと、とこれまた焦りながらの運転。
何とか3時40分に東部湯の丸ICへ、ふーっ、間に合った。。。

4時ごろになると、夜も白み始め、あ゛~朝が来たなあ。。。とちょっと気持ちもハイに♪
しかし、その清々しい気分もほんの一瞬。

暫くバスタ新宿行の夜行バスの後ろを走って「運転手さんも大変やなあ…」なんて思いながら運転していたのですが、、、

ええ、時間の余裕のなさと途中の豪雨等による緊張が続きすぎ、群馬県に入った辺りから強烈な眠気が。。。

 

 

4時45分、最後の時は訪れました。。。

 

 

自分の意図とは別に足はブレーキを、そしてハンドルを握る手は高速を逸れ、、、

 

 

高速道併設の「道の駅 ららん藤岡」へwww
6時到着の夢はここで潰えました。_| ̄|○llll

 

夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空…

 

次回から本編ですw
引っ張ってすんませーん!!(笑)

 

本編はこちらから。。。(コメ欄はこの記事に関しては閉鎖しております)

今回の行程

大阪(21:30)~(名阪国道経由)~名古屋IC(12:20)~(中央道経由)~岡谷IC(2:40)~(国道142号経由)~東部湯の丸IC~(上信越道経由)~道の駅ららん藤岡(4:45)

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2022年4月29日 (金)

常磐線沿いお上り旅…いわき(勿来、小名浜)

北茨城の観光を終え、一旦いわきに戻ります。

前回の北茨城編はこちら

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「Persona non grata(ペルソナ・ノン・グラータ)」
「キャッシュレスってやっぱ便利♪」

 

 

本当なら北茨城からまた南下して茨城県の他市に移動するのが普通なんですが、レンタカーを福島県内で借りている関係上、隣の県で返すとなると手数料馬鹿にならないほど高いんですよね。
しかしただ戻るだけでは時間も残っているし、いわきの南部、西部にあたる勿来、小名浜地区を巡ってからレンタカーを返すことにします。

北茨城の岡倉天心ゾーンからわずか数キロ、いわき市勿来地区に到着です。
勿来は関東と東北を分け隔てる重要な地。
奥州三関の一つである勿来関は、
「来る勿れ(くるなかれ)」と言う名の通り、これ以上先には来るな、と遠い昔の時代の民族の争いの最前線にあたる場所にあり、複雑な時代背景を知ることが出来る場所です。

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関所のあった場所は現在公園になっており、松尾芭蕉や小野小町、紀貫之等錚々たる歌人達もこの地にて色々な歌を作っており、武将源義家の句「吹く風を なこその関と 思へども 道もせに散る 山桜かな」
は、聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

そんな不思議な人を引き付けるよう何かしら妖艶な雰囲気を持つ来勿の地。
公園には関所跡や勿来関文学歴史館、平安調の吹風殿もあり、文学マニアそして自然散策の人にも是非とも立ち寄っていただきたい静かなスポットでございました。

勿来関跡
勿来関文学歴史館

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公園内は紅葉も見ごろ、良い時期に訪れることが出来ました。
こんなに多くの歌人達がこの地の魅力を詠んでいるのに、マイナー感強いのは場所柄なのか??
勿来の地名通り「来る勿れ」の場所故なのか。。。

と色々思いをはせつつ、次は小名浜地区に向かいます。

小名浜にはいわきマリンタワーを有する一大公園、「三崎公園」に立ち寄ってきました。

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うへーい!!
間近に見る太平洋の荒波!!

近くから見ても高台から見ても太平洋の迫力を壮大に感じることのできる公園、海で思いきり叫びたい人は是非ここ「三崎公園」へGO!でございますよ♪

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海に突き出た展望台からの足元の絶壁!!
高いところから見るとさすがにこれは足がすくむレベルですな。。。

さて、そろそろ時間も限られてきました。
ですが、最後にどうしても立ち寄っておきたい場所があるので、もう少しだけいわきの海辺を進んでいきたいと思います。
その途中、塩屋崎灯台が時間ギリギリだけど登れそうなので、さっき小名浜の展望台に行ったにも関わらず立ち寄ってしまったw

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ちょうどこの地辺りで雨と晴れ間がきれいに分かれているのがわかるタイミングに遭遇。
近くから雨が降っている場所がピンポイントで拝めるシーンは貴重ですね。

駆け足で塩屋崎灯台に立ち寄りましたが、ここから数分のところにあるのが今回のいわき観光の最後の〆、

「いわき震災伝承みらい館」

東北大震災に伴う津波被害の伝承を先の世代にしっかり伝えていく大きな命題を抱えて作られたこの施設、東京電力の廃炉資料館は震災に伴う原発事故の伝承がメインでしたので、東北大震災の大枠をしっかり再度自分の頭に叩き込みたく立ち寄った次第。
リアルな津波の映像などショッキングなのもありますが、自然の持つ色々な姿も忘れないようにしないといけないな、と再認識。

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いわき震災伝承みらい館

閉館ギリギリまで館内を見て回り、これにて広かったいわき市内の観光も一応?コンプリート。
本当はもっと色々気になる場所はあったんですけどね、やっぱいわき市は広いわw

いわきの小名浜地区の中心地、泉地区でレンタカーを返し、ここから一気に水戸まで常磐線で移動です。
おおよそ一時間半弱の鈍行旅なんですが、東京の電車ってなんか独特なシートですよねえ。。。
ましてやロングシートだし(;´・ω・)

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19時過ぎに着いた茨城県の県庁所在地、水戸!!
水戸に来たのは2回目、でも降り立ったのは実質初!!
水戸に来たからには飲みに行くぜえ!!

 

と思ったんですけどねえ。。。
やっぱり夜の繁華街で飲むのはこの情勢下、避けておきたい。。。
お店の人には大変申し訳ないが、いわきでもホテルで静かに夕食食べたし、今回もホテル内のレストランで静かに食事を頂くことにします。
しかし、このホテルのレストランで茨城の名産品を色々いただくことが出来たのはとてもうれしい誤算!
それもなかなか良心的な値段ときた!!

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突き出しはやっぱり水戸納豆だよねえ♪
あまりしょっちゅうは納豆食べない自分ですが、わさびと納豆ってめっちゃ合うんやねえ。
暫く家でもからしの代わりにわさびにしてしまった位新しい味わい方を知りました♪

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残っているメニューを見返したところこれは「目光」と言うこの地域で取れる深海魚のから揚げ。
サクッと口の中で魚の甘みを感じることが出来、とても好みな味わい♡

そして冬の茨城に来たら、やっぱこれですよね。

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来た来たキターーーーーー!!

これぞ、茨城名物あんこう鍋!!

まさか、ホテルのレストランでここまでいただけるとは、このホテル、侮れんぞ!!
値段も良心的だしホテル代も安いし、結構ボ〇いけどいい宿見つけたぜえ!!

さあて、腹ごしらえも済んだし明日は朝から水戸市内観光で歩き回るぜ!!
続く

今回の行程

北茨城(岡倉天心邸)~来勿関跡~三崎公園~塩屋崎灯台~いわき震災伝承みらい館~泉駅

常磐線沿いお上り旅シリーズ

南相馬
浪江、富岡、いわき(四ツ倉、平)
いわき(湯本)
北茨城
いわき(来勿、小名浜)←今回

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2022年4月10日 (日)

常磐線沿いお上り旅…北茨城

いわき市内観光は一旦切り上げ、ちょっと数時間ほど県を跨いでフライングした場所へ向かおうと思います。
その場所は北茨城、茨城県に突入です。
いわき市内を巡る予定の中で、ふと地図を眺めていると北茨城にも色々気になる見所が点在しているのを発見してしまった以上、これは訪れない訳にはまいりませぬ。
常磐線沿いお上り旅のテーマにも沿っていますし、少々のフライングは許容範囲内。

と言うことで北茨城観光へ!


常磐線沿いお上り旅シリーズ

南相
浪江、富岡、いわき(四ツ倉、平)
いわき(湯本)
北茨城←今回

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Persona non grata(ペルソナ・ノン・グラータ )


先ず訪れたのは「浄蓮寺」
なんと、茅葺屋根の珍しいお寺です。
茅葺の屋根が独特で生き物のようにも見えますね。

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個人的にはクリボーの長老?の様なww

となんとも罰当たりな印象でスタートの浄蓮寺ですが、1200年近く前に建立された由緒あるお寺で、裏手の山沿いの渓谷には33体の観音菩薩が苔生す岩にあちこちにあり、身近に功徳を積めるように彫られたものだとか。
渓谷は晩秋の装いで紅葉が最高潮、人もおらず静かな自然を独り占め!!

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前日に摩崖仏拝んできたばかりですが、ここの観音像群も手彫りの由緒ある石仏群。
やや、ややこしい場所にありますが、自然に溶け込んだ浄蓮寺、一度訪れてみてください。

それでは今度は北茨城の海沿いに向かいます。
いわき湯本編でも少し触れましたが、ここ北茨城は詩人「野口雨情」の生まれ故郷。
「ななつのこ」「赤い靴」「シャボン玉」等色々な童謡の作詞家でもございます。
その雨情が生れ育った北茨城には幾つかの雨情関連の施設があるので順にご紹介。

先ずは雨情の生家。

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雨情関係の資料などもあり、色々お話も伺うことが出来ました。
童謡が好きな人ならきっと満足いく場所だと思います。
続いてはここ雨情生家から目と鼻の先にある「野口雨情記念館」

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ここも雨情関係の資料などのほか歴史資料館も併設されているので北茨城の歴史なども一緒に知ることが出来ます。
入り口前にある像の横を通ると「シャボン玉」の歌と共にたくさんのシャボン玉が噴き出て来る者を歓迎してくださりますよ♪

雨情関連の施設を満喫した後は、五浦岬公園一帯へ。
近代日本の美術史に名を残した「岡倉天心」の施設があり、その中でも日本美術院をこの地を気に入り建立し、近代美術の学びに一生を注いだということですが、すまない、名前は聞いたことがあるのだが(;´・ω・)。。。

でもこの地を気に入ったことはよくわかるな。
この太平洋の眺望は確かに最高!!
海に突き出たように建つ六角堂も絵になるよね。

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五浦海岸の展望台からは岡倉天心をモチーフにした映画のセットなどもあり、にわかながら岡倉天心のことを知ることが出来ました。
野口雨情に岡倉天心、北茨城の二大巨匠確かにいただきました!!

それではまたいわきに戻ろうと思います。

参考サイト

北茨城市観光協会
観光いばらき

今回の行程

湯本~浄蓮寺~野口雨情生家~野口雨情記念館~五浦岬公園(天心記念館、六角堂)~茨城県天心記念五浦美術館

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2022年4月 4日 (月)

常磐線沿いお上り旅…いわき(湯本)

とっても広い福島県いわき市。
いわき市内をくまなく回るにはとても1日では足りない。
しかし、自分の休みも限られている中、どこへ行ったらいいのか。。。

そんな中、自分なりにいわき市をぐるっと巡るルートを行の飛行機で設定してみました。
と言うことで、旅2日目の午前中はいわき市の「湯本」地区を中心に巡ってみたいと思います。

しっかり朝ごはんを頂き、準備万端。
ふとスマホいじっていると、駅周辺も見所があるようなのでそこに立ち寄ってから湯本地区に向かおう♪

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駅前にはいわきの町を作った政治家さんの銅像、そしてその背に磐城城址が。
しかし、立ち入り禁止状態になっていてせっかく朝の散歩がてら駅周りを見て回りたかったんですが、残念、、、

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朝8時過ぎ、2日目の行程の開始です。
早速調べた「大國魂神社」と言うところへ。
名前からしてなかなかパワーを頂けそうな場所ではございませんかw
実際勝負運に強い神社なようで、金運にも縁があるとか。
境内には鬼穴があり、人型を入れることで厄を鬼が持ち帰ってくれるとかなんとか。
どれだけ強運をもたらすのだ、この神社は。。。

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色々重なっていた不運から少しでも抜け出せるようにお祈りをし、ここから本場の湯本地区へ向かいます。
まずはいわき市にある国宝「白水阿弥陀堂」

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平安期に作られた浄土式庭園を持つ御堂。
あいにく冬場故に庭園は寒々としていましたが、蓮や紅葉や銀杏等季節によってはまさしく浄土世界を味わうことが出来たんでしょうね。
近くにはいわきの炭鉱の始まりとされる場所もあり、時間があればその辺りも見て回りたかったです。
時間もタイトなので、この白水阿弥陀堂の傍にある「白水常盤神社」にだけお参りしていこうと思います。
神様が集う社、を謳っているだけあって恋愛や人脈に縁のある神社らしいです。
大市姫命(徳姫)と言う女性の神様を祀った神社で、明治までは白水阿弥陀堂と同じ場所で鎮座していたものの神仏離令でこの地に移動したんだとか。
大國魂、常盤神社の両神社のお参りで金運、人運上向くかな♡

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白水阿弥陀堂HP

さて、それでは湯本地区のメインへ。
湯本地区は炭鉱で栄えたと同時に温泉地としても何気に有名。

先ずは炭鉱バージョンの湯本をご紹介。
着いた先は「いわき市石炭・化石館ほるる」

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いわき炭鉱の盛衰の歴史をこと細かに見せてくれる博物館です。
炭鉱博物館あるあるの炭鉱採掘の様子もさることながら、採掘の副産物でもある化石の展示も迫力があって見ごたえがありました。

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この化石の展示のいくつかは「直に」触ることが出来、他の博物館では味わえないリアルさを得られるので、男心がすごく擽られる。
湯本の温泉街とは線路を挟んで反対側ですが十分徒歩圏内なのでこの地域に来たら是非立ち寄っていただきたい施設でした。

いわき市石炭・化石博物館ほるる

それでは、湯元温泉街へ。
本当ならどこかの立ち寄り湯でも、と思ってたんですけどやっぱり時間がない。
足湯で我慢、我慢。

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足湯傍には「野口雨情記念湯元温泉童謡館」たるものが!!
うぉーい、これは保育士としてはとっても気になる!と思ったのですが、あいにくの閉館中。
ちっ、ついてないぜ。。。
しかし、この野口雨情とはこの後また再会するのでありますw

足の疲れを足湯で取った後は温泉神社をこれまた参拝。

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温泉が湧き出る神社、神籬(ひもろぎ)の湯があり、硫黄臭のある熱いお湯でお清めしようとするが、熱すぎですw
神社と温泉のコラボ。また一風変わった風情があっていいですよね。

さて、駅前まで戻ってきました。
次の場所へ向かおうと思いますが、駅前の雰囲気は温泉地と言うより、、、

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うん、なんかミニ南国って感じですよねえ。。。

湯本温泉の雰囲気とはに使わないソテツ、なんだかな。
と思った方、いやいや、この温泉地湯本と南国的ムードは実は大きな因果関係があるんですよ、それが。。。

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そう!スパリゾートハワイアンズ!!
ここいわきにある一大リゾート&アミューズメント施設ですよ。
ここの運営会社が常盤興産と言う元炭鉱会社で、磐城炭鉱の閉鎖による倒産危機からの捲土重来、起死回生を目指し作り上げた施設。
そんなバックヤードがあったんですね。

のんびりリゾートで温泉をと言うのも良いんですけど、今回はあいにく節約旅。。。
お金は最小限にw
いつかの機会に訪れてみたいですね。

いわき湯本温泉
スパリゾートハワイアンズ
いわき市観光サイト

それでは次の地へ。。。
次は少しフライングします。

続く

今回の行程
いわき駅~大國魂神社~白水阿弥陀堂(白水常盤神社)~いわき市石炭・化石博物館ほるる~湯本温泉街

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常磐線沿いお上り旅シリーズ

南相馬編
相双(浪江、富岡)、いわき(四ツ倉、平)
いわき(湯本)←今回

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「大きな株のお話…個別株と投資信託の差が。。。」

2022年3月27日 (日)

常磐線沿いお上り旅…浪江、富岡、いわき(四ツ倉、平)

前回の南相馬編はこちら

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「個別株と投資信託との差が。。。」

レンタカーを借りて南相馬市から、相双地区へ。
相双地区、あの東日本大震災で福島第一原子力発電所の水蒸気爆発により、放射能汚染の影響をもろに被った地域です。
その北側にあたる「浪江町」

テレビでも何度となく出ていた浪江町。
少しずつ復興も進んでいる感じでしたが、この先の双葉町、大熊町は帰宅困難地域で立ち入りの制限がかかっている緊張感のある地域。
通り抜けることしかできませんが、すごく緊張の鼓動が激しくなるのを感じます。
すこし、緊張の糸をほぐそうと浪江町の道の駅で気持ちのリセットをしてから相双地区を進んでいこうと思います。

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浪江町の名物、「浪江焼きそば」パン。
Bー1グランプリでも一位に輝いた浪江やきそば。
太麺にどっしりの豚肉。この上に唐辛子を載せて食べると、とても腹にグッとくるやや濃厚な味わい。
焼きそばパンに唐辛子、なかなかこれはいける♪

さて、腹も満たしたし、ここからは緊張感をもって相双地区を下っていきます。

浪江町から双葉町に入った途端、緊張感のある光景が国道6号沿いに広がってきて、未だ大震災の傷は全く癒えていないことを実感する。

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震災から10年経っても日常の生活が送れない福島浜通りの相双地区。
心が痛い。
無心で車を走らせるが、暫くすると左手奥にあの「福島第一原発」の煙突群が見えてくる。
直線距離で一番近いところで1キロちょっと先に未だに放射能の恐怖と戦っている多くの人々が働かれているのを思うと息が詰まる思いです。
実は、双葉町に「東日本大震災・原子力災害伝承館」があるので立ち寄りたかったのですが、緊張して走っていて、看板を見ているとなんとなく直線以外進入禁止のように思えてしまい、気付けば通り過ぎていたんです。

東日本大震災・原子力災害伝承館

普段なら行って戻ってと、少々の距離なら車で周りを探すのですが、こんな状況故に今回は諦めることに。
次回は必ず立ち寄ろうと思います。

そして、浪江から18キロほど走って帰宅困難地域を超えたところは、富岡町。
数キロ手前まで廃墟の広がる荒涼とした町が、息を吹き返したかの如く人の生きる息吹を感じられる地域に戻ってきたという不思議な安堵感の中到着したのはこの地域でもう一か所訪れようと思っていた震災関連施設。

「東京電力廃炉資料館」

1時間かけて少人数で担当が付いて福島第一原発のことを事細かにパネルや映像を駆使して説明してくださります。
自分一人しかいなかったので、マンツーマンで惨状、および今後の対応について話してくれずっと頷きを入れながら展示を見入ってました。
ここは是非この地域に来られたなら色々学ぶ上で訪れて欲しい施設。
1時間と言うわずかな時間ではありましたが、今の福島のことを少しでも知ることが出来有意義な施設でした。

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もっと相双地区をじっくり時間をかけて巡りたいのですが、この日はとりあえず「いわき」まで進む予定。
また時を改めて、この相双地区を訪れたいと思います。
その時は今よりももっと復興が進んでいることを願って。。。

相双地区を抜けると浜通りの中心「いわき」市に到着です。
16時なのに、もう周りは夕方迫る雰囲気で立ち寄れそうな場所も限られそう。
四ツ倉地区のインターを降り、すぐそばにある「ワンダーファーム」と言う面白そうなところがあったので、時間も限られているしここで今日の巡り旅は終了とするか、、、

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着いた「ワンダーファーム」
トマト、トマト、トマトな農業公園?

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トマト、トマト、トマト、と来たら買うしかないよね。
トマトジュース♪

小さい瓶なのに200円以上したw
数口で飲み終えるのに、200円以上ってwww

でも、とっても濃厚で甘味もあってプチ贅沢と言うことでOKか。

ワンダーファーム

敷地内の奥にはどこでもドアがあったのでもしかしてドラえもんでもいるのか!?と思ったがその先には小さな神社の鳥居がございました。

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これは何かしらの野外芸術作品なのか!!??

と、考えながらいわき市街に向かうと、途中で「いわき回廊美術館」と言う看板を見かける。
でも、もう時間ギリギリだし入れないかなあ。。。と思い一応ググってみると。。。

ギリギリだが入れそうだ。
それも美術館と言いつつ、屋外型展示がメインみたい。
ちょっとユニークな感じだったし、まあ立ち寄ってみよう!

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いわき回廊美術館

いわき市にゆかりのある現代美術家、中国出身の蔡國強氏がここ、いわきに「万本桜プロジェクト」と言う桜の植樹事業を起こし、平成25年にオープンした野外美術館
日没までと言うなんともアバウトな開館時間がまたグーッだわ。

回廊と言う名がついているように手作りの回廊沿いに色々な人が描いた絵画が展示されており、外側にはこれまた自然の材料うぇお駆使して作られている多くの展示物が俺のの美的想像を掻き立ててくれます。
熟した柿の木もまた一つのアートだねえ。
前述のプロジェクトであった「いわき万年桜プロジェクト」とは99年かけて9万9千もの千本桜をこの地に植えようと行われているプロジェクト。
ちょうど今からの時期、きっと桜がきれいに咲き乱れる光景がここで見られるんでしょうね。それがまだ何十年も植樹が続いていくわけですから、これは半永久的に自然の美術世界が描き変わっていくわけですね。近くにいたら毎年訪れたくなるね。

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そして日沈む夕方、ポツンとこれまた絵になる世界が目の前に。

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うぉーい、これはもしやもしやの「ぶら下がりブランコ」ではないですか!!

漕いだ先は崖。
これは是非ともチャレンジしない訳にはまいりません。
良い歳した自分が子どもに戻って何が悪い、誰もいないし子どもに戻るぜえ!!
(って、普段から子どもなんで問題ないかw)

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漕いだらこんな感じでいわきの田畑を眼下に見下ろせるんだよ。
これは楽しいわ!
(あっ、ちなみに自己責任でと書かれておりますので、安全性は担保されておりませんw)

回廊美術館のメインはここまでですが、実はまだまだ美術館全体の敷地は広大で、ぐるっと一山分が敷地なので、歩いて山を進んでいけば、、、

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こんな手作り吊橋や、、、

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山のてっぺんには蔡國強プロデュース?の再生の塔なども見られ、まさしく日没ギリギリまで自然美術館を堪能することが出来ました。
ここは基本無料ですが、お気持ちで500円寄付してまいりました。
いやあ、一日の〆にとってもおいしい心の御馳走を頂きました。

いわき回廊美術館(うつくしま浜街道)
いわき回廊美術館(いわき市観光サイト)

いわき駅近くのホテルにチェックインして早速夜の町へ!
と普段ならするのですが、まだコロナ禍の真っ最中。
酒が入るとやはり厳しい感じかなあ、と思ってたので、街中のホテルに泊まる時にはホテル内で済ますことに。
今は我慢ですね。早く飲みに繰り出したい!!

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今回の行程

大悲山の石物~道の駅なみえ~東京電力廃炉資料館~ワンダーファーム~いわき回廊美術館

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2022年3月21日 (月)

常磐線沿いお上り旅…南相馬

この日記を書く数日前、まさかの東北での大地震。
奇しくも3.11の東北大震災と時期も重なり、驚きとそして何の因果なのかと世の中の不条理に苛まれての記事アップ。
そう、今回から始まるのは昨冬に出掛けた常磐沿線を上る旅行記。

旅を決めたのはこれまた旅発つ10日ほど前。
有休の調整を行っていたところ、自分の休みをもらっていた前後は誰も休みを取っておらず、ならば有休も結構残っているし頂いても良い?と言うことで土日を入れての4連休が出来たわけでございます。
それなら、伊東歌詞太郎のライブ、大阪でも行ったけど東京のファイナルもチケットまだ取れそうだし、行こうかな??となりどの地域を他の日に巡るかと色々考えたわけです。

本当は北関東(群馬、栃木、茨城)を巡るつもりだったんですが、ここであるトラブルが。。。
宿を取ろうとしていた時、職場の先生より「コロナ濃厚」の連絡が入り、これは有休キャンセルか、、、
という状況が発生し、一旦旅の旅程設定を中断したのですが、5日前に「濃厚接触に当たらず」と言うことで休みはそのまま取れる状況となって、よしそれでは、、、と予約サイトを見ると、目ぼしいところは埋まっており、飛行機の値段も厳しいと来た。。。
北関東に行くなら茨城空港のスカイマークは!?と調べるも結構強気の設定(-_-;)
成田便もスカイマークと変わらないし、羽田便は言うまでもなく。。。

前回結構贅沢したので、今回の旅は出来るだけ節約で行こう、と思ってケチケチモードで設定していただけに根本的に考え直すか、とピーチのHPを見ると仙台便が成田便よりもグーンと安く5000円台ときた。
復路は成田便でこれも結構安い値段でゲットできそうなので、往復15000円前後。

よし、ならこのルートで宮城から東京に下るルートで移動しよう!!
そこでスポットが当たったのが、東京と宮城をつなぐ「常磐線」ルート。

常磐線ルート上にはあの「福島第一原発」を含む福島県浜通りも通る。。。
いままでいろいろな地域を旅してきた大樹もこの「浜通り」は全くの未踏の地。

原発復興の町の様子も見てみたいし、よし!このルートで決定だ!!

 

と言う前置きがあり、今回のルート設定と相成りました。
それでは常磐線沿いを巡る旅のスタートです。
あっ、地図上では宮城から東京には「下って」おりますが、鉄道路線では大都市→地方方面を「下り」反対に、大都市に向かう方向を「上り」と言うらしい。。。なので今回は「常磐お上り旅」といたしたいと存じますm(__)m


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ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~

大きな株のお話…確定申告をしてきました。

こころのねっこを広げて


12月に入って、朝夕冷える久しぶりの関西空港。
国際線が飛ばなくなって、関西空港もそれはそれは寂しい限り。
それでもピーチが発着する第2ターミナルはそこそこ搭乗客がおり、ちょっと一安心。
飛行機も朝のピーチタイムでズラっと♪

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飛行機は定時に出発し、8時40分に仙台空港着。
ここからバスと電車を乗り継ぎ福島県に入ります。
列車メインの旅も久しぶり♪
時刻表をチェックして1時間に1本の常磐線でのんびり常磐線を南下していきます。

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仙台空港からバスで着いた常磐線の起点「岩沼」駅。
この駅から仙台までは東北本線に乗り入れるみたいで、路線としてはここから東京の上野駅までを常磐線と名乗るみたいです。

駅前には松尾芭蕉の「桜より松は二木は三月越し」の句碑と共に映画「バクテン」の宣伝ポスターの新旧で岩沼をアピール。
ちょうど令和4年の4月から深夜アニメで放映されるみたいです。

オリジナルTVアニメ「バクテン」
岩沼市HP

近くには二木の松があるようですが、1時間に1本の電車を逃す可能性があるのでまたの機会にし、列車の到着を待ちます。
やってきたのは緑色のラインの仙台地域でよくみられる列車。
しかーし、まさかのロングシートですか(;´・ω・)

ここから終点の原ノ町と言うところまでガタゴト1時間ちょっと。。。
なんとも長閑な列車旅であります('◇')ゞ

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終着駅、原ノ町駅。
ここは「南相馬市」の中心地。
どうもここ南相馬市までが仙台の交通圏に入るようです。
南相馬市の北側に宮城県と接する「相馬市」があるのですが、見所はこちら「南相馬市」の方が多そうなので、ここでちょっと列車旅からレンタカーに乗り換え福島県を下っていこうと思います。

先ず向かったのは「南相馬市博物館」と「雲雀ヶ原祭場地」

南相馬市博物館

ここ南相馬市の一番の名物と言えば「相馬野馬追」
南相馬市博物館ではその馬追と南相馬の発展の歴史を学ぶことが出来ます。

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そして、この博物館すぐそばにあるのが「相馬野馬追」が行われる「雲雀ヶ原祭場地」

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ちょっとした広い運動場と言うか競馬場と言うか。。。
ここであの有名な馬追神事が拝めるんですね。

毎年暑い夏の真っ只中の7月に行われる相馬野馬追、一度見てみたいものですね。
街中を練り歩く騎馬武者行列、ワクワクしますよね。

さて、その馬追の出陣の地と言うのがここ相馬地区に3社あり、ここ南相馬にある「相馬太田神社」にも立ち寄っていこうと思います。
「相馬太田神社」「相馬中村神社」「相馬小高神社」の相馬三妙見神社の総本宮であるここ相馬太田神社には大きな大木と共に白馬の御神馬も祀られていてとても荘厳な雰囲気な神社であります。

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続いては南相馬野「小高地区」にある「大悲山の石仏」群へ。

「観音堂石仏」「薬師堂石仏」「阿弥陀堂石仏」を総称して大悲山の石仏」と言われ、日本三大磨崖仏らしいですが、その謂れは全く分からないというなんとも神秘的な場所です。

薬師堂石仏は緑に苔生した岩の剥落がはげしいものの、他の2か所は彫り込まれた石物群の凄さを味わうことが出来ますよ。

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これら石物群が彫られたのは今から1000年以上前の平安時代前期とされ、よくぞこの令和の世まで現存出来たものだ、と感動。
岩に彫られ命を持った石仏の皆々様はこの現世をどのようにご覧になってらっしゃるのでしょうね。。。

周辺は晩秋から初冬に季節の移り変わりを示すかのように木々が赤く染まり旅情を掻き立ててくれますが、そろそろ次の地域に向かうことにしましょう。。。

参考サイト

南相馬観光協会
南相馬市観光情報サイト
小高観光協会

続く

今回の行程

仙台空港~岩沼駅~(JR常磐線)~原ノ町駅~南相馬市博物館、雲雀ヶ原祭場地~相馬太田神社~大悲山の石仏群

仙台空港から~原ノ町駅(仙台空港~岩沼駅間はバス)

南相馬市内(原ノ町駅~南相馬市博物館、雲雀ヶ原祭場地~相馬太田神社~大悲山の石物群)

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2020年11月 8日 (日)

十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅(黒石、大鰐編)

夏の旅路「十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅」シリーズもこれでやっと終了。
11月中旬まで引っ張るとは自分も全く想定していませんでした(;^_^A


十和田八幡平国立公園を一人静かに巡る旅シリーズ

黒石、小坂編
新玉川温泉編
秋田駒ヶ岳編
ムーミン谷編
駒ヶ岳温泉編
抱返り渓谷編
小岩井牧場編
焼走り、安比高原編
八幡平編
鹿角編
奥入瀬渓流編
酸ヶ湯温泉編
八甲田山編


八甲田山から下山するや否やいきなりの大雨。。。
天気予報通り夕方までは前線の影響を受けるようでこの後は暫し雨が降ったり止んだりを繰り返す感じ。

ですが、この日のメインの八甲田山登山は無事ミッションクリアしているので、飛行機の時間までの5時間弱ほど行のルートで取りこぼしたところを中心に巡って帰ろうと思います。

Photo_20201108212901

城ケ倉大橋、津軽地方と南部地方を結ぶ交通の難所であった城ヶ倉渓流に平成7年に出来た橋。渓流の上に作られただけあってすごい見晴らし!
紅葉の季節には圧巻の風景を見せてくれるんでしょうね。

ここまで来たところ、パタッとさっきまで土砂降りだった雨が上がってくれました。
この後は遅めの昼食とお風呂と決めているので特に雨でも大丈夫なんですが、やっぱり気持ちよく過ごすには雨は無いに越したことは無いですよね。

で、この後向かったのが「黒石」、、、

ええ、初めに立ち寄った地に逆戻りでございますw
その後はこれまた秋田に向かう途中で通過した「大鰐」でお風呂三昧とルート取りこぼしの部分をしっかり拾い上げていきます。

黒石では1日目に立ち寄ったもみじ山を通過し、黒石市街に入ります。
観光は以前していたのですが、その時に知った「黒石焼そば」を一度食してみたく立ち寄った次第。
少しスマホをいじると「妙光」というお店が近くにあるようなのでナビたよりに訪れると、ちょうどいい塩梅で人が入れ替わりで席が空いていた!!これはラッキー♡と早速名物「黒石焼そば」を注文!

黒石焼そばはモチッとした平太麺にウスターソースで絡めた焼そばにスープをかけてあげ玉などをトッピングしたちょっと見た目には濃い目の汁焼きそばです。

Photo_20201108220301

来ました来ました!見た目は予想通りかなり味が濃そうな雰囲気ですが、果たしてお味の程は。。。

 

 

 

 

ウォー――――――――!!
ウスターソースにスープが混じるとこんなに強烈なお味になるのかあああww

関西人には確かに「濃い―――――――」ww

しかし、何故か不思議と箸が進むのはこの独特な味付けに舌が興味津々だからなんでしょうかねw
で、この黒石焼そばだけでも十分腹は満たされていたとは思うのですが、何を思ったのかこの俺は明らかな暴挙に出てしまった。。。

Photo_20201108220801

何故お前は親子丼まで頼んだのだww
ボリューム的には半分でも多い位だったのに明らかに大サイズw

ええ、30分かけて何とか胃に送り込みました。

地方に来てちょっと調子づいてしまいましたorz。。。
まあ、この後はお風呂に入るだけだしまあ良しとしようw

腹タッポンタッポン状態で黒石から小一時間でこの旅最後の目的地、「大鰐温泉」で5日間の旅の垢と疲れをさっぱりして帰阪しようと思います。

Photo_20201108221601

この辺りまで来ると雨なんて降ってたの?状態で晴れ間も覗いている位。
大鰐温泉の町自体はとても小さいので30分もあればクルッと巡れてしまい、適所に足湯が点在しているので立ち寄り地には持ってこい。
薬師如来がこの地に眼病を患っていた当時の領主にこの地の湯で目を洗うと病が治ると枕もとで囁き、その通りにしたところたちまち眼病が治ったと言われる病治しの湯としても有名らしい。

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ならば自分の睡眠障害も治してもらえるかな?
なんて思いながら、登山の汗と汚れを落とすべく「鰐come」と呼ばれる日帰り温泉でリラックスタイムで飛行機までの時間過ごす。
うーん、何とも最後は珍しく余裕のある旅の〆。

いつもなら間違いなく飛行機の出発30分前位まで焦って運転していることも多いだけに珍しい終わり方w
まあ、本来はこうあるべきなんでしょうが(笑)

こうして5日間の夏休みは幕を下ろす。
この後、日本全体ではGO to トラベルの開催を巡りスッタモンダすることになるのですが…

今回の行程
八甲田山ロープウェイ山麓駅~城ヶ倉大橋~黒石焼そば「妙光」~大鰐温泉鰐come~青森空港

夏はあんなに「Go to トラベル」に拒否反応大きかったのに秋になると一転みんなこぞって出掛けまくっていますよね。
まあ、何が正しいかなんて未曽有のことだけに分からないのも当然ですが、極端な自粛が社会を混乱に陥れたのもまた事実。
予防の意識を高めつつ、普段の社会生活をうまく両立していくのが一番傷口が浅く済むのかもですね。

長かったこのシリーズもこれで〆。
次回は俺も「Go to トラベル」使ってみよう!とふと思い立った1泊2日のフラフラ旅行を更新出来れば、と思います。
実はこの後、怒涛の如く旅ネタが続きますw

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