旅行日記(④甲信越)

2022年9月25日 (日)

そして軽井沢へ…

草津温泉を後にここから大阪までの8時間ものロングドライブ。。。
距離も500キロ近く。
休憩なしで高速ぶっ飛ばせばもう少し早くは着くかもしれないけど、これでは一日帰るだけで終わってしまう。
折角こんな遠くまで来たのに、そのまま直帰はやはり旅好きとしてはありえない選択。
ルート上に存在する観光地としては、長野県の上田、佐久、そして軽井沢。。。

うーん、軽井沢以外はまだスルーしかしたことのない地域だし、じっくり見て回りたい。
しかし、時間は厳しいときた。。。
となると選択肢はただ一つ、「軽井沢」だな。

軽井沢だけは関東に住んでいた時代から何度となくよく遊びに来ていた地域だったのですが、大阪に戻ってきてからは2回ほどしか訪れておらず、記憶もかなりぶっ飛んでいると来た(~_~;)、、、
これは再訪するしかありませんなw

色んな思い出があるほろ苦い軽井沢ではありますが、もうこの歳になったら気にするもんも何もないわw

と車を北軽井沢を経由し軽井沢方面へ。
鬼押出しも久しぶりに立ち寄ってみても良かったんですけど、時間+1時間は見ないといけないし、今回はパス。
その代わり、軽井沢に抜ける時、ケチって中軽井沢に抜ける国道146号ではなく、旧軽井沢地域直結している有料道路「白糸ハイランドウェイ」経由で白糸の滝と言うところに立ち寄ってみようと思います。

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白糸の滝と言えば、富士宮の白糸の滝が有名ですが、富士宮が壮大さと線美さを兼ね備えているとすれば、軽井沢の方はか細い絹糸が垂れているという例えがいいかな。
迫力差の代わりに繊細さを味わえる滝でした。
周辺の山はがけ崩れなのでかなり荒れてしまっていて、そんな中でも繊細な絹糸のような水が流れ落ちる様子は一見の価値ありでしたよ。
見学料などもないので、500円出して白糸ハイランドウェイ使ったなら絶対立ち寄っていただきたいスポットでございます。

白糸ハイランドウェイの出口には「旧三笠ホテル」と言う古い洋館ホテルがあって国の重要文化財にも指定されているらしいので、是非ともそこも、とも思ったんですが、令和4年6月現在保存修理中とのことで外観も拝めず。。。
次軽井沢方面に来ることがあれば、その時は是非立ち寄ってみたいと思います。

車は白糸ハイランドウェイを抜け、軽井沢市街地に入って参りました。
やはり、さすがは日本一を誇る有名別荘地、雰囲気が一気に変わります。
俺みたいな超プロレタリアートはお呼びではないわ、と言わんばかりのレベルの高い雰囲気が俺を包み込むw

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コソコソしながら(笑)駅近くの駐車場に車を停め、まずは軽井沢の玄関口、「軽井沢駅」にご挨拶。
新幹線が出来、とても立派な駅舎となっておりますが、その横には往時から使われていたしなの鉄道の「軽井沢駅」が併設されています。
こっちの駅の方が、あ~、やっぱ軽井沢だなあ、って感じがあって俺は好き。
駅舎を見学していたところ、「ろくもん」と言う観光列車が発車していく所をゲット。
ああいう観光列車にも是非乗ってみたいものだ。

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軽井沢駅のメイン口の裏口は「ザ・西武」エリアw
プリンスホテルをはじめ、ショッピングモール等一気に軽井沢を盛り上げた立役者の西武グループ、流石だぜ。

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プロレタリアートの俺には値段設定が高すぎるので拝ませていただくだけにして、そろそろ旧軽井沢エリアへ。
駅から旧軽井沢エリアの入り口までは1キロちょっとありますが、沿道からもう他の観光地とは違う雰囲気が町全体から湧き出ている感じ。

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ニューアートミュージアム、トリックアートミュージアム等気になるところもたくさんあったけど、如何せん帰る時間を考えると旧軽井沢エリアだけで終わってしまう。。。
ええ、実は軽井沢エリア、どうしてもあるエリアに立ち寄りたいと考えておりまして、限られた時間の中でこのエリアは町並散策のみしかとれそうにない。。。
到着したのが11時前だったのですが、軽井沢を14時過ぎには出発しないと、到着の日が変わってしまう。。。
仕事が控えているだけに、なんとしても21時台には家に到着しておきたい。
後ろ髪引かれますが、ここは初志貫徹で旧軽井沢のメイン、「軽井沢銀座」を中心に巡ってこようと思います。

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ここが本場旧軽井沢銀座!!
平日だというのに結構な人出であります。
通りの両側をこれでもか、と多くの店が構えておられ、見て回るのに本当飽きないわ。

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食べ物屋もいいけど、軽井沢らしさを感じられる町並に溶け込む自分に少しブルジョアな気持ちになるわあ♪
そして旧軽井沢銀座を抜けると、打って変わっての旧中山道エリアへ。
旧軽井沢銀座と旧中山道エリアの境目にある「軽井沢ショー記念礼拝堂」まで来ました。

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軽井沢最初の教会でありつつ、軽井沢最初の別荘地でもあるという礼拝堂。
和と洋の融合の世界の奥はあの「碓氷峠」まで歩いて行けるようですが、とてもそのような時間は取れそうにない、ここでリターンとなります。
時間はすでに12時。時間があればここ軽井沢で贅沢なランチを、とも思ったんですが、すでにタイムリミットまで2時間ちょっと。
うーん、うーん。。。

 

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これで我慢じゃー!!

これでも結構奮発?したんよw
アトリエ・ド・フロマージュさんの「チーズソフト」

ほんのりチーズの風味がアクセントになっていてチーズチーズしていないところが心憎い♪
よし、これで軽井沢のブルジョアジーの世界の一端をかじった、と言うことにしておこう(笑)

これにて旧軽井沢エリア探訪は終了。
駅前まで歩いて帰る途中、ふと不動産屋が目に入り、家の値段が写真と共に。。。

えっと。。。

 

8千5百万。。。

うんうん、ちょっと高いかな。。
もう少し安ければなあ、、、

1億5千万。。。

うんうん、かなり高いかな。。
さっきも言ったけどもっと安いのはないの?

3億2千万、、、

うんうん、バカ高いかな。。

 

 

って、プロレタリアートバカにしとるんかい!!

と言う値段設定に自分の置かれている立場をしっかりと認識させられた軽井沢散策の〆でございました(;^_^A

さて、そんな現実から逃避するべく、先程言っていたもう一つの軽井沢エリアに向かいます。
その場所は「南軽井沢」エリア。

軽井沢エリア、幾つかのエリアがあって、東側の新旧軽井沢エリア、そして中軽井沢、西側に追分エリア、んでもって今から向かう「南軽井沢」エリア。

何故今回南軽井沢を選んだのか、それは旧軽井沢で叶わなかったミュージアム巡りをしたいと思ったからであります。
しかし、南軽井沢エリアにあるミュージアムを全部回ることなど到底出来ません。
許された時間は1時間ちょっと。
そこで目をつけたミュージアムが、

「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」
「軽井沢絵本の森美術館」

勿論自分が保育士でアダルトチルドレンだと言うことと(~_~;)、このエリア一帯が「ムーゼの森」と呼ばれる施設内にある故巡りやすいと言うこともあって選んだ次第。


ムーゼの森のコンセプトは「探究・大人の知的好奇心」

もう、これは俺のためにある施設と言っても過言ではないw
このムーゼの森エリア以外の他にもペイネ美術館、ル・ヴァン美術館等等多くのミュージアムがこの南軽井沢エリアに固まっております。
興味のある分野を選んでみて回るのもまたここ南軽井沢エリアの楽しみかもしれませんね。

それでは早速「エルツ・おもちゃ博物館・軽井沢」から。

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ドイツエルツ地方で盛んに作られている木製玩具をメインに展示している博物館、あの「くるみ割り人形」もエルツ地方特産の木製人形なんですよ。

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クルミを割るためにこんな人形が作られる発想がなんともユニーク。。。
因みにくるみ割り人形の多くが王族や兵隊の衣装なのは、ブルジョアジーの代表にプロレタリアの代行をさせているためだとか。

確かに面白い!面白いぞ!!その発想!!

別にブルジョワに恨みがあるわけではないが、プロレタリアートからの脱却を目指すに目指せない自分へのモヤモヤの代弁と言うことで(;^_^A

そして道路を挟んで向かい側にあるのが「軽井沢絵本の森美術館」
ムーゼの森の敷地内と言うこともあり、森の中を散策しながらの美術館巡り。
森の中にある3カ所の美術館を巡ってみると、時間の経つのがゆっくりになったような。。。
おとぎ話などで出てくる妖精のせいかなあw

そうそう、フェアリーテイル(おとぎ話)に出てくる魔女や悪い魔法使いなども実はこのフェアリー(妖精)と同種なんですよ。
ちょっとそういう目線で見てみると、おとぎ話もまた違った捉え方出来るかもしれませんよ。
この下の「ジャックと豆の樹」のお話に出てくる「巨人」もまたフェアリーw

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フェアリーの魔法にずっとかかっていたいものですが、あいにく現代社会にはスマホやら時計やら便利なものが多すぎる。
帰阪のタイムリミットは見事に過ぎております(;´・ω・)
ここで残念ですが軽井沢散策は終了。

あ゛~、ここから目一杯車走らせても21時過ぎかあ。。。
文句を言っても仕方がない、頑張って帰ることにします。
佐久から気付けば真夜中に往路で通った国道142号を走っている様子。
立科、岡谷と抜けやっと高速に乗ったころにはすでに夕方であります。。。
朝草津のホテルで摂った朝食以外ではあのチーズソフトしか口にしていないからさすがに腹も減る。
ふと気づくと、もうすぐ駒ケ根のSA。。。

 

 

 

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あ゛~やってもうたあ(;^_^A
これで21時の目標は潰えました。。。

案の定この後ガソリンスタンドの立ち寄り以外ノンストップで大阪に戻ってきたものの22時30分。
ふぇー、疲れた、、、
次の日の仕事もパワー半分状態だったのは言うまでもありません。
これで2泊3日の強硬尾瀬紀行は終了。
次尾瀬に行くとき、車でまた向かうのでしょうか???それは神のみぞ知るw


今回の尾瀬紀行シリーズ

はるかな尾瀬…遠い空編
はるかな尾瀬…尾瀬ヶ原編
はるかな尾瀬…三条の滝編
はるかな尾瀬…尾瀬沼編
そして片品へ…
そして草津へ…
そして軽井沢へ…←今回


さて、次回からは順番をまたまた抜かしw9月に行ってきた旅行記をUP予定。
次の旅行記はちょっと大樹らしくない?かも。

今回の行程

草津温泉~軽井沢(白糸の滝、旧軽井沢、南軽井沢エリア)~駒ケ根SA~大阪

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2022年8月13日 (土)

はるかな尾瀬…三条の滝編

東電小屋からその奥に進んでいった先にある平滑りの滝、三条の滝まで行ってみようと思います。
東電小屋から尾瀬ヶ原の北端にあたる元湯山荘(閉鎖中)に向かい、福島県と新潟県の県境を流れる只見川沿いの山道を進んで三条の滝へ歩みを進めていきます。

はるかな尾瀬シリーズ

遠い空編
尾瀬ヶ原編

もう一つのサイトも更新中↓

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「夜は猫といっしょ」
「ぶどうの季節ですね…大野ぶどうと大樹ぶどう」

 

 

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元湯山荘までは木道がほとんどで長閑な尾瀬ヶ原の風景が広がっているんですが、元湯山荘からは山道に雰囲気が変わり、三条の滝と山荘の大体半分くらいの場所にある「平滑りの滝」辺りからは下り坂になっていきます。
山荘から20分程で「平滑りの滝」に到着。
前回はここで時間と体の負担を考え止む無く戻ったんでした。。。

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平滑りの滝、一枚岩の花崗岩の上を流れゆく水の独特な流れ。
鳩待峠からの道中で眺めてきた川上川、猫又川、そして尾瀬沼から流れ来る沼尻川等が合わさり東電小屋近くで只見川になるのですが、さっきまで眺めていた静かな流れが一気に川幅も広がり、このような500メートル近い花崗岩の上を波打ちながら滑るように流れ良く水の流れ。
これもまた「尾瀬」の姿の一つなんです。

さて、ここからは自分も未知の領域、三条の滝まで頑張ります。
コース的には1.2キロ小一時間となっているが、平滑りの滝までとは違い、いきなり急な岩場も多いうえに、これだけ晴れていてもぬかるんだ山道になっており、思った以上に時間を取られる。
なるほど、平滑りの滝~三条の滝間はわずか一キロちょっとなのに、かなりの時間を要することが良く分かったわ…

しかし、こんなことでへこたれてはならぬ。今回はちゃんと三条の滝まで踏ん張り続けるのみ!!
そして、平滑りの滝から30分ちょっと、見えてきました。。。

 

 

 

 

 

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名瀑「三条の滝」です!!
水の流れが3つに分かれることから名づけられたという三条の滝ですが、この時期はまだ雪解け水の多い時期なので一条の滝モード!!
これはこれですごい迫力です。
こんなに多くの水量を蓄えている尾瀬。あんなに静かな尾瀬沼のどこにそんな懐があるのか。。。
まさしく母なる湿地、尾瀬。

暫しの迫力タイムを堪能し、元湯山荘のある「赤田代」に戻ります。
ルートの平均所要時間は赤田代~三条の滝の往復で2時間半以上でしたが、今回1時間半で戻ってきました!!
しかーし、、、

 

 

 

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あ゛~~~~、もう動けねえ。。。

 

 

 

赤田代の誰もいない木製ベンチに30分以上寝転んで爆死していた人物、それは私です(-_-;)
ほぼほぼ大阪からぶっ飛ばしで1時間半の仮眠をとったとは言うものの、朝からほぼほぼ歩き通しでここまで来ましたが、歳には勝てぬ、ますます自分の衰えを自覚せざるを得ない( ;∀;)。。。

やっと体の窮状が抑えられ、身体を起こすともう時間は13:30過ぎ。
鳩待峠の最終が確か17:20だったので、時間的には余裕あるけど、尾瀬沼からの大清水だと15:50で最終だし絶対ここから間に合わないw素直に鳩待峠に戻ることにします。

帰り道は東電小屋ではなく尾瀬ヶ原の北側の中心地、福島県檜枝岐村の「見晴」地区へ。
赤田代から20分も歩けば見晴地区へアプローチは容易。
ここでは多くの山小屋があり、宿泊をここで取って早朝から尾瀬探訪出来るまさしく尾瀬の要所と言ってもいい場所です。

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明治の中頃、この地に来た橘彌四郎が惚れ込み小屋を建てた位、滔滔と湧き出る清水にこの絶景たる風景は一言では言い表せない程の素晴らしい世界です。
見晴のバックには日本百名山の一つ「燧ヶ岳(ひうちがだけ)」、目の前には悠然たる「尾瀬ヶ原」
ここに来たら世間の雑踏が嘘のように消えていく。
湧き出る「弥四郎清水」はとっても冷たいうえに、純度100%だからグイグイ飲めてしまう。
ペットボトルに入れてしまうのも惜しい位の純水。
水ってこんなに美味しかった?と言う位。
尾瀬ヶ原に来たら、この「見晴」までは是非足を運んでいただきたいです。

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と、本当ならここらでゆっくりお茶タイムとしたいのですが、時間は14時過ぎ。
多分時間的には最終バスまでには間に合うと思うんだけど、先程までの自分のバテ具合と山の鼻から鳩待峠の上りを考えると、リスクは最小限に、と言う判断で名残惜しいけど先に進みます。

見晴から次の竜宮分岐までは実は初歩きのルートなんですよね。

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そして竜宮~牛首~山の鼻エリアは湿地たる尾瀬を目一杯堪能できるエリア♪
水芭蕉が咲き誇る光景もまた尾瀬!って感じですが、この「池塘」と呼ばれる泥炭層に出来る浮島の様な光景もまた尾瀬ならではの光景。
この池塘に流れ来る水が竜宮の地で再び湧き出るという一旦沈んだ水がまた竜宮の地で湧き出るなんてなんて遊び心のある清水達w
そんな自然の遊びも見られるのがこのエリアの見所ですよね。

さて、そろそろ尾瀬ヶ原エリアのトレッキングも最終行程。
もうすぐ山の鼻エリアに着く頃、燧ヶ岳の絶景が取れるスポットがあったのですが、、、

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そう、池塘の水面に映る「逆燧ヶ岳」を狙ったんですが、微風が続く尾瀬ヶ原、暫し粘ってみたんですが、風によって水面が揺れてうまく取れず。きっと無風の状態だと相当きれいな逆燧ヶ岳が見れたんでしょうね。

そして山の鼻まで戻ってきた時時間は15:50。
うーん、鳩待峠から下ってきた時は50分弱だったから、上りを加味していくと一時間として予定到着時間16:50。

やっぱり見晴でお茶タイムしておかなくて良かった(´▽`) ホッ
17:20発の最終バスまで30分しか時間ないし。。。
無謀な疲れに来たわけではない尾瀬紀行、ちゃんと時間に余裕を持って行動することがやっぱり大切やね。
そうして、無事16:45分、スタート地点の鳩待峠に戻ってきました。

乗り合いタクシーはすぐに乗れて、17時15分過ぎ、戸倉ターミナルへ。
一日強行尾瀬巡りはこれにて終了。
この日は戸倉から10分ほど車で下った片品村にあるペンションに急遽宿泊予約を入れたのですが、、、

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うぉー!!なんですの、このパワー飯は!!

疲れた体にはこの濃いめの味付け、めっちゃパンチ効くんやけどwww

どでかい大根の煮付けに底上げならぬ底抜きと言わんばかりのぎっしりと詰まったトマトミートグラタン。

(゚д゚)ウマー!!

 

そして、これで十分だったのに、

何じゃこれはーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

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自家製と言う手作り味噌がめっちゃ効いているスペアリブ!!これは堪らないうまさ!!お腹がはちきれんばかり。。。
これは尾瀬での定宿決定だわ!!

この日の行程

鳩待峠(8:40)~山の鼻(9:30)<休憩、研究見本園経由>~牛首分岐(10:30)~東電小屋(11:10)~赤田代(11:40)~平滑の滝(12:00)~三条の滝(12:30)~赤田代(13:15)<休憩>~見晴(14:10)~竜宮(14:50)~山の鼻(15:50)~鳩待峠(16:45)

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食後は予定していた2日目の行先を急遽変更することにし、場所の取捨選択を。。。
うん、どうしたものか。。。

次回、尾瀬沼編へ続く。

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2022年7月31日 (日)

はるかな尾瀬…尾瀬ヶ原編

前回のプロローグ(遠い空)編が長すぎたので、やっとここからが本編。

プロローグ(遠い空)編

強烈な眠気には勝てず、5時前に着いた群馬県藤岡市。
このまま強硬で向かえばちょうど6時頃に何とか尾瀬の入り口にある片品村「戸倉」に到着できたのですが。。。
自分の体の限界には勝てず。。。

 

 

車の中で速攻爆死(~_~;)

結局、6時半まで1時間半ちょっと、意識思いきり飛んでおりました。
もう歳には勝てん、あのサービス残業さえなければ現地で身体休めたのに、、、

 

尾瀬を6時過ぎに出発することはこれで見事に潰え、6時半から最後の一走りです。
しかし、少しでも仮眠が取れたこともあってか、大分すっきりと運転することが出来たので結果これでいいのでしょうw
そして、尾瀬の入り口となる群馬県片品村の戸倉ターミナルには7時40分着。

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土曜の朝と言うこともあり、ほぼほぼ満車状態でしたが何とかギリギリ停めることが出来、バスに乗り換え「鳩待峠」まで向かいます。
バスの時間は便数が限られているのですが、出発時間が7:50分。

間に合いませんでしたorz…

 

 

 

なんてね。
実は戸倉~鳩待峠間は乗り合いタクシーで人が集まり次第ピストン運送してくれているのであります♪
と言うことで8時の便で一路鳩待峠へ!!

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鳩待峠には8:40分前に着。
それでは10数年振りの尾瀬トレッキングスタート。
今回の行程は前回とほぼ同じでこんな感じを予定していたのですが、、、(拡大可↓)

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総距離では27キロほど。
一ノ瀬~大清水(約3キロ)は前回は歩きましたが、今回は乗り合いタクシーがある様なので、それを使うのを前提。
ただこのコースだと大清水発の最終バスが15:50分発。。。
前回もギリギリの行程だった上に鳩待峠着の時間ですでに東電小屋まで向かっていたことを考えるととてもじゃないが、大清水コースは断念せざるを得ない。。。

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と言うことで急遽このコースへ。これでも総距離25キロほど。(拡大可↑)
ええ、出発時間と最終バスの加減でこのような形に。。。
う、無念じゃ。。。_| ̄|○lll

嘆いても仕方あるまい、明日以降の計画を練り直せば良いだけだし。。。
と強がりw鳩待峠から尾瀬ヶ原の入り口にあたる「山の鼻」に向かいます。
鳩待峠から山の鼻へは緩い下り坂ですが、はじめの1キロほどは石段の階段を下っていくので足元に十分注意。
長閑な新潟に流れる阿賀野川の源流のうちの一本となる川上川の清流を眺めていると、心の汚れも流れていくようです。

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石段の山道が終わると木道が尾瀬ヶ原の入り口まで続きます。
因みにこの木道は右側通行、ゆったり心に余裕を持って散策しましょう♪
時期的にもう水芭蕉は終わりなのかなあ。。。
花はなく、どでかくなった水芭蕉の葉っぱたち、やっぱり白菜だわw

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緩い下り坂を進むこと3キロちょっと、時間的には50分弱、尾瀬ヶ原の入り口「山の鼻」に到着です
先ずはここで体調を整え夜中にサービスエリアで買っておいたおにぎりとお茶を頬張り、気合を入れなおします。

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ここ山の鼻は7月より山開きとなる日本百名山「至仏山」の入り口でもありますが、本日は6月の最終週。一度あの至仏山から眺める尾瀬ヶ原を拝んでみたいものです。
また、このエリアは植物研究見本園たる植生保護地区があり、水芭蕉やリンドウ、ニッコウキスゲ等の高山植物も多く見られます。
まだ時期的にニッコウキスゲはちょっと早かったのか見ることはありませんでしたが、水芭蕉の花がこのエリアをはじめ、この後向かう尾瀬ヶ原エリア全体で拝むことが出来、ちょっと諦めていただけに疲れた体に気合を入れさせてくれます。
やっぱり来てよかった、尾瀬最高!!

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入り口を入ると、至仏山がようこそ尾瀬へ!とお出迎え。

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うぉ、大きくなっててもやっぱり心を奪う水芭蕉の群生!!

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いやあ、これはますます足取り軽くなるわ、この後の尾瀬巡りも楽しみであります。
山の鼻を後に尾瀬ヶ原のメイン地域「牛首」から山の辺を通り東電小屋に向かうコースを往路は取ろうと思います。

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木道を歩きながら無意識に頭の中で歌う歌はもちろん「夏の思い出」一曲w
この歌を保育園で歌ったら40代以降の先生しか反応してくれませんでした_| ̄|○lll

夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空~♪
霧の中に浮かび来る やさしい影 野の小路。。。

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水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり。。。
シャクナゲ色に黄昏る はるかな尾瀬 遠い空~♪

うん、やっぱり尾瀬ヶ原は水芭蕉だねえw
因みに前回来た時の水芭蕉の大きさの時が一番かわいらしくてGOO!↓

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のんびり散策しながら牛首の三叉路から東電ルートに入ると、人の流れもなくなり、尾瀬ヶ原の風景は全て俺の物!!
神様、素敵な光景を頂き感謝いたします♡

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どでかいゼンマイや花咲く前のニッコウキスゲの群生地を通り東電小屋に着いた頃には11時過ぎ。。。
群馬県から新潟県に入りました!

そう、ここ尾瀬ヶ原は群馬、福島、そして新潟と関東、東北、甲信越の3地域のトライアングルエリアなのです。
因みに東電小屋のある新潟県魚沼市。
想像つかない山奥のエリア、そこがそう、「尾瀬」なのです。
しかし日差しがきつい。。。

次回、三条の滝編に続く

道の駅ららん藤岡~戸倉(バス乗り換え)~鳩待峠

鳩待峠(8:40)~山の鼻(9:30)~(植物研究見本園)~牛首三叉路(10:30)~東電小屋(11:10)

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はるかな尾瀬…遠い空編

突然ですが、臨時ニュースです。
現在正月明けに出掛けていた高知県東部巡り旅行記の途中ですが、急遽今夏に出掛けてきた記事をぶっこめ!と圧がかかったのでここで、急遽差し込みをさせていただきます。
何卒ご了承くださいませw
もう一人の大樹がどうしても、というもので今回は高知旅行記を控えさせていただきます。
その後交互に両記事を更新させていただきます。
よろしくお願いいたします。

大樹


夏が来れば思い出す~、、、

で始まるあの「尾瀬」に10数年振りに出掛けてきました。

 

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実はちょうど月曜に創立記念の振休をもらっていて、久しぶりの連休になっていたのですが、時期もちょうど梅雨で、身体も疲れていたので家でのんびりしようと考えていたのです。
ところが、2日前になって全国的に雨天模様の中、ふと天気予報を見ているとその時期、関東だけが晴れ模様となっていた。

ん!?

 

たったこれだけの情報で、急遽出かけようと思ってしまう自分て(・_・;)。。。

しかしあまりに急。
それも関東のどこ?
前回関東攻めで行こうと思っていて行けなかった「栃木県」や、のんびり箱根辺りで温泉の癒しをもらうか。。。

と、一瞬頭がよぎるもふと群馬の地名を見た途端、「うん、群馬、そして尾瀬!!」と即決!
尾瀬、時期的には水芭蕉も見頃は終わっているでしょうが、この時期から夏場は高原植物が色々咲いていそうですし、何より前回尾瀬に行ったときには天気も今一つだったので、今回の貴重な関東の晴れ間をありがたく使わせていただきます!

以前の尾瀬紀行はこちら

行先はこれでOK。
しかし、2日後には出発ともなると宿や飛行機も厳しいか、と調べてみると飛行機やレンタカーは問題なさそう。
でも値段がギリギリ故に高いなあ。。。

 

 

ええ、車で行くことにしました(;^_^A
弾丸尾瀬強硬旅の幕開けです。

しかし、その弾丸旅のスタート前から波乱は発生。
18時過ぎには仕事も終え出発!
と思っていたら、職場でトラブル発生して、結局閉園時間も超えてしまい、急いで家に帰り準備をして出発するもすでに21時30分。
朝6時過ぎには尾瀬散策スタートのつもりで出発する計画でいたので、出発前から計画の練り直し。
飛行機で行こうとしていたら、確実に最終便の飛行機に乗れず、計画倒れになるところでしたが、車でもかなりの打撃。

初めの計画では、
飛行機:19時半発→羽田21時着→レンタカーで尾瀬→1時頃着、仮眠。
それが車に変わり、
車:18時半発→21時頃名古屋周辺→0時頃長野周辺→3時過ぎ尾瀬着、仮眠。

見事に仮眠時間取れず( ;∀;)。。。
それだけでなく下手すれば6時出発も厳しい感じ。
徹夜&強行トレッキング。。。

 

考えただけでヤバし。。。
少しでも時間の短縮を目指し、休憩時間も省き車を飛ばすも、名古屋着で日が変わってしまった。。。
前回も実は車で尾瀬に行っていたので、その時の記録を読み返すと、日が変わる頃にはすでに更植JCTだったようなので、2時間半以上もの遅れ。
これはいかん、残り6時間で尾瀬着はかなりの厳しさだ。。。

と焦るも無茶は出来ず、とりあえず頑張るところまで頑張るか、と車を走らせ中央道飯田辺りまで来たところ、、、

 

 

豪雨に巻き込まれました。。。

雷鳴が鳴り響き、洪水の様に雨が車をたたきつけ視界も真夜中と言うこともあり全然前が見えない( ;∀;)
木曽駒ヶ岳のご機嫌が相当悪い様子で(汗)車も減速せざるを得ず、何とか雨が小康状態になった岡谷に着いた頃には時間は2時30分過ぎ。。。
岡谷からは高速を降り、ショートカットで東御市(とうみしと呼ぶらしい)から再度高速に乗ることで距離とお金を節約w
ただ4時までに高速に乗らないと深夜割引が貰えないので1時間ちょっとで乗り継がないと、とこれまた焦りながらの運転。
何とか3時40分に東部湯の丸ICへ、ふーっ、間に合った。。。

4時ごろになると、夜も白み始め、あ゛~朝が来たなあ。。。とちょっと気持ちもハイに♪
しかし、その清々しい気分もほんの一瞬。

暫くバスタ新宿行の夜行バスの後ろを走って「運転手さんも大変やなあ…」なんて思いながら運転していたのですが、、、

ええ、時間の余裕のなさと途中の豪雨等による緊張が続きすぎ、群馬県に入った辺りから強烈な眠気が。。。

 

 

4時45分、最後の時は訪れました。。。

 

 

自分の意図とは別に足はブレーキを、そしてハンドルを握る手は高速を逸れ、、、

 

 

高速道併設の「道の駅 ららん藤岡」へwww
6時到着の夢はここで潰えました。_| ̄|○llll

 

夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空…

 

次回から本編ですw
引っ張ってすんませーん!!(笑)

 

本編はこちらから。。。(コメ欄はこの記事に関しては閉鎖しております)

今回の行程

大阪(21:30)~(名阪国道経由)~名古屋IC(12:20)~(中央道経由)~岡谷IC(2:40)~(国道142号経由)~東部湯の丸IC~(上信越道経由)~道の駅ららん藤岡(4:45)

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2019年7月31日 (水)

梅雨明け盛夏の木曽駒ヶ岳

台湾旅行記の途中ですが、急きょ出掛けて来た木曽駒ヶ岳トレッキング記を残しておこうと思います。
いつもの年より遅めの梅雨が明け一気に夏空モードになった西日本。東日本はまだ梅雨明けしていない状況でしたが、天気もやや不安定ながらもなんとか天気が持ちそうだ、と休みの数日前に判明した木曽駒ヶ岳。例年山登りをしようと思いつつ、限られた休みの中であらかじめ登山日を決めると身動きがし辛いのでギリギリまで天気予報とにらめっこして7月26日(金)の休みの日に決行と相成った次第。

前日の木曜日は最終の遅出だったので19時過ぎまで仕事、このまま仕事場から木曽駒ヶ岳の麓、駒ケ根市に向かおうかとも思ったんですが、一旦家に戻ってシャワーを浴びてさっぱりしてから出掛けた方が良いかと思い出発の時間を夜中に変更。1、2時間仮眠でも取れるかとも思ったんですがやはりそれは叶わず。。。気が張っているとなかなか難しいですね。そんなこんなしながら、日が変わった頃家を出る。もう少し早く出るつもりだったんですが、現地到着時間が微妙だとこれまた体を休める自信がなく始発バスが出る6時前に着く様に行動。

名阪国道から中央道をぶっ飛ばしおおよそ4時間半、長野県は駒ケ根市に5時過ぎに到着。駐車場はそれほど混んでなかったのですが、始発バスで向かう人はかなり一杯おられおおよそ200人近くがバス停にズラッと。。。

Photo_20190730231901

準備をしてバスの列に並ぶこと40分。6時の始発から4本目のバスに何とか乗車することが出来ました。激しい時にはバスに乗るのに数時間、そしてそのあとに乗り換えるロープウェイにまた乗るために数時間。。。ピーク時には恐ろしい時間ロスが想定される中、まだましな方かなあ。ロープウェイには2本待ってこれも30分程の待ち時間で何とか乗ることが出来ました。1便当たり60名が限度らしいので時間が読めないのは厳しいですね。うちの職場の先生も実は去年ここに来たことがあるとのことだったのでその時の話を聞くとバスで1時間半、ロープウェイに2時間半もの待ち時間を喰らったのだとか、うへぇ。。。

Photo_20190730232301

そして着いたロープウェイの終点千畳敷駅。このロープウェイ駅は日本最高峰にある「駅」で標高2612メートル、富士登山の各5合目よりも高い位置に駅があるんですね。
駅を出るともうそこは一大絶景地、「千畳敷カール」!!

Photo_20190730232703 Photo_20190730232702 Photo_20190730232701

生憎ガスが出ているようですが、トレッキングには支障はないので早速、木曽駒ヶ岳に向けて第一にして一番の関門処「八丁坂」をクネクネ上っていきます。

Photo_20190730232901

↑この山の合間の谷をジグザグに上っていくんですが、石段を組み立てただけでとても狭い。ペースも人それぞれなんですが、退避スペースも限られているのか、あちこちで渋滞発生。うーん、こういう時自分のペースが崩れるのはやっぱりしんどい。まあ、それはそれで周りをゆっくり見ていきなさい、と言う山の神のお達しなんだろうなあ、と思いながらのんびり上っていきます。
途中野生のお猿さんや通称「オットセイ岩」が静かにセカセカモードの自分を癒してくれています。

Photo_20190730233402 Photo_20190730233401

少し上っては渋滞に巻き込まれ、を繰り返しながら小一時間かけて「乗越浄土」と言う踊り場に到着です。

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乗越浄土まで来ると完全にガスに周りは埋もれてしまいあいにくの眺望は望めず。。。残念。しかしここまで来たからには最後までしっかり登頂して来た証を残していきます。ここから標高2925メートルの「中岳」までは緩めの坂を上っていくだけなので体は楽。乗越浄土から先は登山道もすごく広くて渋滞もなく自分のペースで上ることが出来るのはうれしい限りなんですが、上っていく途中から急激に天気は悪化。折角中岳山頂まで登頂したにもかかわらず雨が降り出してしまい勿論眺望も×。。。

Photo_20190730233501 Photo_20190730234701

もしここでゴールだったらかなりチーン、、、だったのですが、本当のゴールである「木曽駒ヶ岳」まではまだ道は続く。天気の回復を願いウィンドブレーカーを羽織りサックにもカバーを付け中岳を降り、再び駒ヶ岳に向けて登り始めます。とは言えそこまでのアップダウン差でもないのでトレッキングレベルで十分サクサク進めます。

そして、9時半過ぎ目的地「木曽駒ヶ岳」山頂に到着!!

しかしやはりと言うか、雨こそ上がったものの、周りはガスに囲まれ全く周りは見えず。。。駒ヶ岳神社も曇って寂しいなあ。。。

Photo_20190730235401Photo_20190731000002

頂上の碑でとりあえず写真を撮って休憩がてら持ってきたプリッツとアンパンを頬張る。甘いものとしょっぱいものを交互に食べるのが堪んないんだよねえww
と暫し休憩していると、何と言うことでしょう。。。

Photo_20190731000001Photo_20190731000201

ガスが晴れて少しの間ですが青空が目の前に広がってきました!
おかげで一気にテンションも復活!
帰り道のも行のルートでは拝めなかった全貌が完全ではないものの見ることが出来気持ちも上がってきます。ガスがなければ日本アルプスの山々が展望できたでしょうが、それはまた別のアルプスの山々に上った時に取っておこう。。。

Photo_20190731000003

帰りは千畳敷カールの高原植物を一望できる剣が池の方を回って行こうと思います。しかしその前に当然のことながらやはりあの「八丁坂」を降りなければならず。。。

Photo_20190731001201

はい、帰り道も渋滞でーす(;^_^A

下りの方がもっとダラダラな渋滞となっていました。
まあ、やむを得んがこれが週末だったらとんでもないことになっていたかも。。。

自分の予定していた時間よりは大分時間がおしてしまいましたが11時半には千畳敷カールの麓に戻ってきました。剣が池の周りは写真を撮るには一番のポイントらしいんですがやはりガスで曇っていてちと残念、それでも宝剣岳や乗越浄土の形は見えただけ良いかな。反対側はすごくきれいに晴れているのに。。。

Photo_20190731001302Photo_20190731001303

剣が池の周りにはこれからがメインとなりそうな高原植物の花々が少しずつ数を増やしてました。その中でも今年は当たり年とのことで4~5年に一度しか咲かないと言う「コバイケイソウ」がそこら中に咲いており癒しの一時を目に焼き付けさせてくれてます♪

Photo_20190731001301Photo_20190731003101

さあて、それではミッションコンプリートと言うことでロープウェイに乗って下山です。アナウンスでしきりに昼を過ぎると数時間待ちの可能性があることをアピールしていたのでロープウェイ渋滞を回避すべく早々に乗り場へ。おかげで帰りも2便待ち程で無事乗ることが出来ました。皆さんも行かれる時には渋滞待ちの時間も加味して丸々一日はかかるものと思って行動した方がいいかもしれませんよ。

木曽駒ヶ岳については

「駒ヶ岳ロープウェイ」

「信州駒ケ根ガイド」

がお勧め。是非皆さんも木曽駒ヶ岳に興味を持たれた際は情報収集なさってみてください。

昼下がりにロープウェイ、バスの乗り継ぎ車を停めている菅の台バスセンターに戻って来て遅めの昼食タイム。流石に昼を抜くともう倒れそうな位体力消耗しきっております。駒ケ根と言えば「ソースかつ丼」。長野在住の天下のブロガー「ゆうきさん」がお勧めの「ガロ」と言う喫茶店のソースかつ丼を推しておられたので、駐車場の側やし行ってみるか、と。あと少しで閉店の時間だったようですが店内は満杯。それでも待っていただければ大丈夫ですよ、とのことで待つこと40分。。。

はらぺこ大樹の前に現れたソースかつ丼。。。

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いやいやいやいや。。。

間違っているでしょ、何ですかこのボリュームは…

大きなカツが4枚デーンと入っているだけでなくこの山もりのご飯&キャベツは(;゚Д゚)!!!!

どう頑張っても半分しか食べられませんでした。お店の人に「すみません、残す形になってしまって…」と恐縮すると「いえいえ、皆さん食べきれなくて持ち帰り用のタッパーに入れて行かれますよ」と。。。
自分も御多分に漏れず入れていただき、夜遅く家で残りのかつ丼を頬張らせてもらいました。冷めてもうまい!!

しかし、こんなボリュームを頬張ってしまうゆうきさん、恐るべしであります。。。
今回はお会いできませんでしたけど、また長野行く時にはお声掛けさせていただきますね。

帰りは駒ケ根高原周辺にある「駒ケ根市郷土館」「旧竹村家住宅」、そして光苔と霊犬早太郎伝説で有名な「光前寺」を巡って大阪へ。

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身体的にはもう長野で泊まっていってもいいか、と思ったんですけど次の日に令和初の台風6号が土曜に見事近畿~東海に上陸とのことで、直撃コース(;゚Д゚)。。。通行止めの可能性も否定できないので天気が急変する前に急いで大阪に戻ることにしました。
しかし、前日からの仕事上がりの上に徹夜モードで駒ケ根に来てそのまま登山をして、そして直帰。。。。

いやいやいやいや。。。あり得んでしょう。。。

案の定やっぱり体は悲鳴を上げはじめ、中央道に乗って10分程で早々に猛烈な眠気が。。。
やばい、と近くにあったパーキングエリアで仮眠をとるもエンジンを切ると猛烈な汗が( ;∀;)結局寝ることもかなわず、50キロ程毎に休憩を20分位ずつ入れて愛知県まで何とかたどり着く。名古屋市内に入ると一気に天気が急変しはじめ土砂降りの雨。この後三重県方面に向かうのだが見事台風上陸ルート。眠気も一気にぶっ飛び土砂降りの中、トラック野郎の水たまり攻撃に耐え22時過ぎ大阪へ何とか戻ってきました。

秋田旅行記で無理はしないようにしよう、と決めていたのに今回もめちゃくちゃ暴走弾丸登山旅となってしまいました。。。

皆さん旅程は余裕をもって組んでみましょうねえ。
って、全く反省してないね、こいつ。。。

次回は台湾旅行記に戻ります。そして暫し今年の夏休みで出掛けてまいりますのでやや更新が遅くなりますのですみません♪

 

 

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2018年7月12日 (木)

(再)山を見よう。。。…上高地

乗鞍高原を後に、白骨温泉を経由して上高地に向かいます。
 
以前は乗鞍高原から白骨温泉を経由する道は有料道だったはずですが、今は無料通行が出来るようになっていました。とは言ってもこの道、スーパー林道でありながら整備はされていない感じで道も大分痛んでいました。
それでもこのショートカットの道のおかげで、30分ちょっとで上高地の入り口、沢渡(さわんど)に到着です。
ここからは車を置いてシャトルバスに乗り換え上高地に向かいます。おおよそ30分に1本のバス。車を置いた直後にバスが行ってしまったのが見えたので、次のバスまでトレッキングシューズに履き替える等、ゆっくり準備を行って11時40分発のバスで出発です。沢渡地域にはいくつかの駐車場が点在しており、そこを全て立ち寄り進んでいきます。天気も回復してきて土曜も重なり、最後の駐車場のバス停を通過する頃にはほぼ満席のバスは30分ほどかけて上高地に向かいます。
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
上高地のシャトルバスについて
長野県側はここ沢渡(さわんど)よりシャトルバス。
岐阜県側は平湯温泉よりシャトルバス。
詳しくは
アルピコ交通(上高地線)
濃飛バス(上高地線)
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
PhotoPhoto 
 
バスはほぼ定刻通り上高地界隈へ。バスの終点まで行ってグルっと巡るのも良いんですが、今回は手前の「大正池」から上っていく総行程10キロのトレッキングコースで足慣らしをしようと思います♪
 
今回のコース
大正池~<自然研究路>~田代池~ウェストン碑~河童橋~<河童橋・明神自然探勝道梓川右岸>~田代池~<河童橋・明神自然探勝道左岸>~河童橋~上高地バスターミナル
 
行程約10キロ↓下記サイトでのウォーキングマップを参照してみてください。
 
バスを降りて川辺まで来ると目の前には北アルプスの一端を担う「焼岳」とその焼岳の噴火で流れ出た泥流により作られた堰止湖「大正池」の姿が。
 
Photo_2  
 
焼岳の荒々しい姿と大正池の静かなる流れ。。。水を触ると何とも冷たく清らか!顔に塗り付けると体全体に染み渡っていきます。
それでは元気を出して一路「自然研究路」と言われる上高地屈指の人気コースを辿り、メインとなる河童橋まで小一時間の散策をスタート。大正池は前述の通り、泥流により堰止られた池、堰止により水中に埋没した枯木が神秘さを醸し出しています。
 
Photo_3
 
梓川の清流の眺めもさることながら、湿地帯に咲いている高原植物の花々やせせらぎが散策の気持ちを高揚させていってくれます。
 
PhotoPhoto_2
 
大正池から20分程歩いていくとT字路にぶつかり、それを右に折れていくと、、、
 
Photo_3
 
田代湿原の田代池が現れます。赤茶の土がまた神秘さを掻き立ててくれます。田代とは水田の言い換えで、なるほど、これは確かに自然が作り出した「水田」と言うにふさわしい。この後出てくる上高地を一躍有名にしたウェストンもここからの上高地の眺めを相当気に入っていたとか。。。写真映えとはまた違った直にいるものだけが感じることが出来る風景、ありがたくいただきました。
 
田代池からは針葉樹林を抜けて梓川をまたぎ右岸へ。因みに上高地に針葉樹林が多いのは、ここの気候が一部亜寒帯に入るため。この上流の奥穂高の辺りまで行くと雪渓も残り、ツンドラ気候と同様の場所もあるとか。上高地ってこんな美しい風景とは裏腹に厳しい自然の洗礼を受けての風景なんですよね。
 
大正池から40分ちょっと歩いてきました。あと少しで上高地のメイン処、河童橋に到着ですが、その前にウェストン碑に立ち寄ります。前述で出てきたウェストン。上高地を世界に知らしめた第一人者をたたえ、ここにその記念碑が建立されたと。世界中の自然愛好家がここ上高地にやってくるきっかけを作ってくれたウェストン。この日も多くの外国人がここ上高地を訪れていました。
そしてウェストン碑を後に5分程で遂に来ましたよ。河童橋!
 
Photo_4
 
やっぱり多くの人はここからの眺めを見て、「あ゛~、これぞ上高地!」って思いますよね。
でも、その風景は後程。このまま北進して今度は「河童橋・明神探勝道」へ足を進めていきます。
河童橋~明神もおおよそ1時間。トレッキングにはちょうどいい時間です。
梓川の右岸を進んでいきます。岳沢湿原のカラマツの間を縫うように進んでいくんですが、右手に梓川を眺めながら、そして左手に穂高の山々を眺めながらトレッキング出来るので、個人的にはお気に入りのコースです。左岸は森林の中を静かにトレッキングするコースなので、帰り道で選ぶのがいいかな、と思います(バスターミナルまでの距離も最短だしww)
 
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大正池からコツコツ歩き続け2時間弱、明神地区に到着です。ここまで来ると河童橋周辺の様に、たくさんいた観光客もほとんどおらず、本当静かなものです。前回もここで写真を来た記念に撮ってもらったんですよねえ。
 
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ここ明神には目の前にそびえる明神岳をご神体とする穂高神社奥宮が鎮座しており、折角ですから参拝させてもらいます。ウェストンの案内役であった嘉門次のご子孫が開いている茶屋もまた周りの風景に溶け込んでいい感じ。
 
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奥宮参拝するために300円支払い、明神池をお参りさせてもらいます。明神池は一之池二之池とあり、明神岳より湧き出る伏流水により極寒の真冬であっても凍らない神秘の池。透明度も相当なものです。
 
Photo_12Photo_13
 
明神地区までがトレッキング向けコース。ここから奥上高地の徳沢、横尾までも行くことが出来ますが、明神から徳沢までまた1時間、横尾まで2時間かかるので、向かっていると夕方のギリギリの時間になってしまいますんで、またいつかの機会に来れたら、と言うことで。
帰りは梓川の左岸のショートコースで帰ります。明神岳の姿やニホンザルとの遭遇などこちらも実はなかなかどうして、の魅力コースでありました。
 
Photo_15Photo_16 
 
何と言う堂々としたサルの雄姿!上高地の自然の中を生きている自負さえ感じますw
 
そして、戻って来た河童橋!ここからの風景は先ほどスルーしましたが、ここでお見せいたしましょう!!
 
Photo_17
 
ジャーン!穂高の山々と梓川。
これぞ、ザ・上高地ですよねえ!
 
残雪残る穂高連峰に青い空、白い雲。堪らない光景でございます。
 
半日で巡った上高地ですが、また来る時には丸々一日かけて焼岳とかも登ってみたいな。
さて、上高地からはまたバスに乗って沢渡まで戻り、今日のお宿、「平湯温泉」に向かいます。しかし、バスターミナルは長蛇の列。臨時便も出してくれましたが、30分待ちとなりました(;''∀'')
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
上高地公式ホームページ
…上高地の基本情報はここでバッチリ!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
沢渡に戻って来てからは車に乗って20分ちょっとで岐阜県に入り、17時前に平湯温泉着。食事の時間まで少し時間があったので温泉街や平湯大滝まで足を運んできました。温泉地だけあり温泉街のあちこちで源泉が湧き出ていて、泉質も色々味わえるとあり、これは温泉マニアには堪らん場所ですね。足湯もあちこちにあり、入ったところの足湯は凄くぬるっとしていて暫し体に張り付くような感じでしたよ。
 
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散策の後は待っていました、夕食タイム!朝食を食べて以来、パン1個頬張っていただけで乗りきってきたので腹ペコペコ。地のものが盛りだくさん!こんなに食べきれんぞ!
 
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なのにお酒も入り食べきれんぞ!とか言っていたくせにしっかり食べきってしまう辺り大概にせえよ、と思うんですがw
まあ、次の日も山登りするし、しっかりパワーつけておこう、と言うことで♪
 
次回は乗鞍岳に登頂します。
 
続く   
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
(再)山を見よう。。。シリーズ
 
 
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今回の行程
乗鞍高原~上高地(上高地は一般車進入禁止)~平湯温泉
 
 
上高地内の行程
大正池~田代池~ウェストン碑~河童橋~明神池~河童橋~上高地バスセンター
 
 
グーグルマップでは表示に無理があるので以下のサイトのウォーキングマップの4時間コースを参照してみてください。
 
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2018年7月 8日 (日)

(再)山を見よう。。。…乗鞍高原

梅雨真っ只中の6月末~7月の頭にかけての週末、久し振りに行きたくなった場所「飛騨、乗鞍」。
この地域は初めて自分が年長を持った10年以上前訪れた地域で運動会前だったのですが、気持ちが乗らずええい、出掛けてしまえ!とほとんど何も考えずに向かった因縁の地。
あれから一昔、久しぶりに上高地をネットで拝む機会があり、ふと再訪をしたくなった次第。
 
前回と再訪地は全て同じですが、今回はややボリュームアップ!
 
因みに前回は
 
白川郷~高山~乗鞍~上高地
 
と飛騨側から西から東へと攻めましたが、今回は乗鞍側から東から西へと進むことに。
 
乗鞍高原~上高地~平湯温泉~乗鞍岳~新穂高~高山~飛騨古川~白川郷
 
うん、かなりボリュームアップしているwやや、ではなかった(笑)
と言うことで「山を見よう。。。」シリーズ、再開?です!
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
初代「山を見よう。。。」シリーズ(クルル時代のブログを移植したものなのでブログ内リンク切れあり)
 
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
週末の金曜の昼、半休で車を飛ばし長野県は乗鞍高原まで6時間、結構かかりました。
着いたら即行風呂で汗を流し食事タイムへ。
この宿は11年前にも泊っており、かなり古い民宿と言うか国民宿舎的ですが、懐かしい「キノコ鍋」をここで食べたくなり予約したのです。
 
Photo
 
来ました、来ました!
どでかいエビフライがハンバーグに変わってはいるものの、他は11年前と全く変わってない!馬刺しもしっかり健在!
 
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そして、やっぱり期待を裏切らないキノコ鍋!キノコを頬張った後のお出しでおじやを自分で作って汁も全食!ロングドライブで疲れた体の髄まで染み渡ります。
腹タッポンタッポン状態で気持ち良くなって、夜中の風呂に再度入りに行きこの日は就寝。夜中豪雨で何度か目が覚めてしまいましたが。。。
 
そして土曜の朝、目覚めると曇ってはいますが、これから天気は回復するとのこと。長野側を見ると、すでに晴れています。岐阜側はめっちゃ曇っていますが。。。朝食を頂き、出発前に最後のお風呂をいただきます。
 
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乳白色の単純硫黄泉。風呂から上がってもずっとポカポカ状態が続きます。勿論硫黄臭付きですw
気持ちいい一日を風呂からスタート出来、気持ちも上向きでチェックアウト後、7月1日から開通する乗鞍エコーラインの限界地「三本滝」まで向かってみようと思います。因みにこの日は6月30日、そう閉鎖期間の最終日!土曜なんだから1日前倒ししてもよさそうなものを。。。
 
Photo_5
 
三本滝はここから片道20分ちょっと山道を下った先にある滝。朝っぱらからいいトレッキング運動です。沢路を眺めながらの散策は気持ちがいい。ただ朝方までの雨で足元はぬかるんでいるのでややゆっくりめに歩いていくと。。。
 
Photo_6
 
分かります?ガマガエルかな、20センチ位あるどでかいカエルちゃんが足元に。スタスタ歩いていたら踏みつけてしまってたかもw
こんな大きなカエルが住んでいる様な場所ですから、周りの風景も水辺と木々のコントラストでどこも自然の美の絵として映えます。
 
Photo_7Photo_8
 
水の流れが少し早くなり、水音が激しくなってきてかかっている吊り橋を渡った先にあったのが「三本滝」です。
 
Photo_9Photo_10
 
って、2本しかなくない。。。?
と思ったら、
 
Photo_11       
 
お゛~、こちら側にありましたか!
左のチョロチョロはそのまま「無名沢滝」、中央の高低差のある滝が「黒い沢の滝」、そして右の迫力ある滝が「小大野川の滝」、日本の滝100選にも選ばれている名滝。もっと近くまで行ってみたかったけど足元危ういのでここで暫しマイナスイオンを頂きます。
 
Photo_12
 
乗鞍高原にはここ三本滝以外にも善五郎の滝、番所大滝等もあり、時間があれば滝めぐりのトレッキングで半日過ごせそうです。それでは次の場所、一の瀬園地へ。
 
Photo_13
 
一の瀬園地は平坦な草原で、その昔はこの一帯で牧場も展開されていたと。また水芭蕉が湿地帯で5月には咲き誇り、水のきれいさを物語っています。
 
Photo_14Photo_15Photo_16 
 
あっ、少しですが乗鞍山系が顔をのぞかせ始めました。これから一気に天気が回復してくれると良いんですけどね。
それでは、乗鞍高原を後に「上高地」へ向かおうと思います。
 
今回の乗鞍高原を詳しく知りたい方はこちらも参照してみてね。
 
乗鞍高原観光協会
 
続く 
 

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2015年7月27日 (月)

長野を攻める…その7(戸隠、姨捨、安曇野)

その1(馬籠宿、妻籠宿)
その2(木曽福島宿、奈良井宿)
その3(塩尻、ビーナスライン)
その4(善光寺)
その5(松代、志賀高原)
その6(野尻湖、野沢温泉村)

ほんまにほったらかし状態となってしまいました。。。この後、6月に行った弾丸?北海道もあるというのに。。。
未だにGWのネタを書いている辺りほんますみません状態です。。。

強引ですが最終回、進めたいと思います。

最終日は戸隠を攻めたいと思います戸隠と言えば、やはり戸隠神社。戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年以上から存在する信仰高い神社らしいです。これは拝まないといけないですね。五社巡拝 のスタートは奥社と九頭龍社のある参道から。まだ雪が残っており、足元はぬかるんでいるので要注意。入り口の大鳥居から奥社のある1本道は片道2キロちょっとの緩やかな上り道。両側を大きな杉林が荘厳さを引き立てます。

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天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が祀られている奥社、誰それ?どうやら天照大神が天岩戸に隠れて出てこなかった時に岩をこじ開けた人物?いや神様がこの天手力雄命だとか。。。ほーっ、それならイメージつくww

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奥社の隣に小さく申し訳なさげに鎮座されているもう一人の神様が祭られている九頭龍社はこの戸隠に天手力雄命が祭られる前から鎮座されていた地元の神様という位置づけみたいですが、この神様の素敵なところは「虫歯の神様」と言うこと。今は大丈夫ですが、歯茎親知らずの炎症で痛かったんです。。。歯が痛いあなた、是非九頭龍社へww

戸隠五社巡りの丁度ど真ん中、中社のある地域まで降りてきました。素戔嗚尊の度重なる非行に天照大神が天岩戸にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったという神様、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が祀られている神社です。

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神様にも悪ガキ?はいたんですねえ。。。そういう俗世間の縮図が神の世界にもある辺りちょっと不思議なロマンです。さて、中社からこれまた下って向かうは五社巡りの最後を締めくくる宝光社と火之御子社。この二つを結ぶ「神道(かんみち)」を散策しながら巡っていきます。火之御子社は岩戸の前で舞われた天鈿女命が祀られていて、良縁の神様でも有名らしいですが、これで今年はモテ期到来かwwwそんな邪なやつは捨て置かれそうです(^-^;さて、最後に向かったのが宝光社、中社の御子神様、天表春命(あめのうわはるのみこと)が祀られています。ここ戸隠はまさしく日本神話の中心地でもあったんですね。神様の名前は全く頭に入らないが話のロマンだけは感じ、ちょっと早いけど戸隠名物「戸隠そば」を食べることにしますwww

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3種類の轢き方の違いで味わえる戸隠そば、値段張ったけどたまの贅沢、良いでしょう!存分に味わいました♪

さて、これで長野巡りも一通り終了。。。

んな訳ないヽ(´▽`)/

夕方どうせ大阪帰るんやったら。。。と寄り道したところが2箇所。それが「姨捨」と「安曇野」!どちらも名は存じておりましたが、全く無縁でしたんで、ナビを頼ってレッツゴー!

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姨捨の棚田が有名なのを知っていたので、それを眺望できるこの姨捨駅までやってきました!月夜の風景が素敵だと言うことで、棚田に映る月を「田毎の月」とも言うそうですね。昼間見ても素晴らしい景色ですから月夜の風景は最高でしょうね。スイッチバックの珍しい駅なので鉄ちゃんにとってもいい場所かもw

そして最後の最後、向かったのが安曇野と言えば、ここ!「大王わさび園」いや~、いろんな人のブログ拝見させてもらっていて、絶対行っておかねば!と思っていた場所なんですよねえ。やっと願い叶いました!わさびを育てるきれいな水。触ってみるとにゃんとも冷たい!このまま呑んでしまいたい位です。

わさび田や、その傍を流れる安曇野川の清流の風景も安曇野のよさを引き出してくれますね。駆け足でしたが寄り道してよかった!ここから大阪までノンストップで帰るので最後のご当地グルメ、わさびコロッケを食べました!わさびソフトでも良かったんですが、ボリュームのあるほうがいいかなあwwって…

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以上2ヶ月もかけて書いた長野旅行記も終了。次回からはこれまた駆け足での北海道記です。

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2015年6月30日 (火)

長野を攻める…その6(野尻湖、野沢温泉村)

その1(馬籠宿、妻籠宿)
その2(木曽福島宿、奈良井宿)
その3(塩尻、ビーナスライン)
その4(善光寺)
その5(松代、志賀高原)

すみません、大分時間が空いてしまいました。ちょっと急がないといけない時期にバタバタして、その上また弾丸でどっかいったりしていて(おいおい!)。。。

と言うことで一気に行きますww

湯田中の温泉でさっぱりし、一路この日の宿がある「野沢温泉村」に向かおうと思ったんですが、ほんの少しばかり余裕がありそうです。ちょっと寄り道して向かった先は「野尻湖」、あのナウマン象で一躍有名になった湖です。どんなところかなあww

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うん、静かな湖畔ののどかな湖です。。。暫く湖の周りを散歩して野沢温泉に向かいますか。あっ、ナウマンゾウ博物館見てなかった。。。orz

夕闇迫る野沢温泉村に到着後、早速町中にある13の共同浴場めぐりにGO!ここ野沢温泉は散策で歩ける程度の距離に、町のあちこちに共同浴場があり、硫黄臭のするかなり熱めの源泉賭け流し温泉どころ。体にお湯をかける手もそーっと。。。。(笑)10回位かけないととてもじゃないけど入れません。。。入ってもクワーッ!と一気に顔中に汗が…

クゥー、これは効くわあ。。。

と言う訳でとても13湯入れるだけの気力ありませんでしたわww因みにこれらの共同浴場、どこも無料なので本当ありがたい、丁寧に使わせていただきました。しかし地元の人はこんな熱いの毎日入っているんですね。すごい。。。

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宿に戻ると、にゃんと!この日の宿泊者は俺だけだそうで、館内自由に使わせていただいた上に豪勢な食事まで頂き大満足!朝ごはんは釜で炊いたおこげご飯、いいですねえ♪地元の食材をこれでもか、と使って頂き、まさしく地産地消!うみゃい!!

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朝も勿論浴場めぐりにGO!2日目でもやはり熱いものは熱いwwしかし、揚がった後湯冷めしないんですよねえ、本当気持ちよかったです。そうそう、町中を散策しているとこんなものがあちこちに。。。

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道祖神、と言うものらしいです。なかなか面白いものが地域には祀られているんですね。こういうのもまた地域観光の面白いところ。野沢温泉と言えば温泉ですが、その温泉を活用した生活の知恵処も拝めるのがこの野沢温泉の面白いところ!「麻釜」と呼ばれる源泉が湧き出る地域の台所処。野菜をゆでたり、勿論観光客向け?のゆで卵もゆでられますよ♪

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目一杯野沢温泉を堪能し、最終日も動き回りますよ♪

続く

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2015年6月12日 (金)

長野を攻める…その5(松代、志賀高原)

その1…(馬籠宿、妻籠宿)
その2…(木曽福島宿、奈良井宿)
その3…(塩尻、ビーナスライン)
その4…(善光寺)

ホテルをチェックアウトし、せっかく川中島近くまで来たんだからと、川中島合戦地を見て行こう!と思ってナビに入れて向かいました。ところが、どういう訳かその場所が判明しません。ナビも違うところに何度入れても誘導されてしまいます。標識も見て探し回ったんですが、結局分からず。。。

何てこったい!!

今回は諦めました。。。(ノω・、)次回信濃路来訪時のリベンジを誓うww
そして川中島合戦地からそれ程遠くない場所にあるのが「松代」、真田の城下町として栄えた場所です。あまり歴史は詳しくないですが、町並みもコンパクトにまとまっていて観光しやすそうなので楽しみです。
松代城址の近くに車を停め、約2時間半のショートトリップ♪

松代城址~文武学校~象山神社~山寺常山邸~真田邸~真田宝物館~松代駅跡~松代城址

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近くに池田満寿夫記念館があり、けっこう観光バスが一杯停まっていましたが、今回はごめんなさい。m(_ _)mしかし、歴史町を巡るのって楽しいですよね。にわかにその町の歴史を感じ、学べることって旅の楽しみの一つだなあ、とつくづく思います。ただ問題はその学んだものが抜けていってしまうということ。。。まあ、こうしてブログに残すことでそれを防いでいると言っても過言ではないかw
この地の名手、佐久間象山は歴史が苦手な俺からすれば名前しか存ぜぬ方でしたが、ここに来たことでほんの少しですが、どのような偉人かを知ることも出来た訳で。。。しかし暦男ではない俺はこの方の像をみて「はっちゃけた水戸黄門みたい。。。」と。。。

こいつにつける薬はなさそうですorz。。。

とは言え、地理派の人間としてもやはり歴史の町の散策は楽しいわけでして、ちょっと前まで走っていた長野電鉄の屋代線の跡や松代城下の町並みはこの土地の時代背景を肌身で感じることが出来、間接的にでも歴史を味わえているはず、うん♪

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午前中はここ松代で一杯観光し、日差しにやられそうだったので、次は少し涼しいところにでも向かいましょうか。で、向かった先は「志賀高原」、初めは「湯田中」で温泉にでも浸かっていこう♪と軽い気持ちで向かったんですが、思ったよりも近いところに志賀高原があることを知って、少し足を伸ばしてみたんですよね。GWでもまだ残雪の残る志賀高原は涼しい!点在する池の数々も志賀高原が湿原であることを目で楽しませてくれます。

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この高原を越えて群馬県に入るとあの「草津温泉」ですが、今回は長野路を攻めるので、戻って湯田中温泉で一っ風呂を楽します。駅にはおっと!これは確か成田エクスプレスでは???JRから譲り受けたやつですかねえ。こうして地方で第二の人生ならぬ鉄生を送っている成田エクスプレス、ファイト♪さて、湯田中駅そばに日帰り入浴の温泉があったのでさっぱりして、本日のお宿に向かいます。

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でもまだ時間あるなあ。。。

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