旅行日記(⑨四国)

2022年9月 4日 (日)

高知東部制覇するぜよ…室戸市編

正月明けに出掛けてきたというのに仕上がりは半年後。。。
やれやれですなw
途中タイムリーなネタを挟んだとは言え体たらくぶりであります。

もう少しペース上げられたらいいのですが、やはりウィークデーはなかなかPCに向かう元気もなく、週末に偏りがちになってしまうからしゃーないと言えばしゃーないか、と自分を甘やかし(;^_^A今回の高知東部旅を締めたいと思います。

高知市を後に前日たどった国道55号を延々戻り、安芸市、奈半利の町をするーしていき、一日目にほとんど巡れなかった「室戸市」を攻めたいと思います。
13時過ぎに高知を出て一時間半ちょっと、室戸市に突入。
本当高知って東西に長いのがわかります。
室戸市は高知東部の一帯を占め、全域がユネスコの世界ジオパークに指定されているほど「地質遺産」としての価値の高い地域でもあります。

そんな室戸市の西側に位置する「吉良川」地域にまずは立ち寄ろうと思います。
吉良川地区一帯は土佐漆喰の独特の町並みが見られるとあって、なかなか訪れることが出来ないところ故、是非とも巡っておこうと思います。

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この独特な壁と瓦がこの地域ならではの「土佐漆喰」と「水切瓦」
室戸市と言えば言わずと知れた「台風銀座」、雨も多く横殴りの雨にも耐えられるよう作られたこの独特な形状が吉良川の町並みの往時の生活様式を垣間見るとが出来ます。
そうそう、塀も丸石をうまく組み合わせた海辺の町ならではの雰囲気があってGOO!!(いしぐろと言うらしいです)
塀も低く作られていて台風対策に苦心されていたこの地域ならではの工夫が随所に見ることが出来なんとも興味深い。

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高知の山で作られた備長炭の積出港として栄えた吉良川地区。
往時の賑わいが聞こえてきそうです。

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重要伝統的建築物群保存地区としてこれからも静かにこの町並みが残っていってくれると良いですね。

もっとのんびり見て回りたいけど、大阪まではまだまだ遠い道のり。
名残惜しいですが、一路「室戸岬」へ向かいます。

一日目に夕闇迫る時間にほんの少し立ち寄っただけなので、見きれなかった場所も攻めていきます。

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室戸岬と弘法大師にはつながりがあって、この「御厨人窟」と言う波の浸食で出来たという洞窟の場所で厳しい修行に挑んでいたと。
因みに弘法大師の別名「空海」はこの御厨人窟から見た風景が「空」と「海」の光景だったからだとか。
室戸岬から車で一気に室戸スカイラインで上った先にある室戸山にはには弘法大師が建てたという四国八十八カ所24番札所にあたる「最御崎寺」もあり、弘法大師ゆかりの地として歴史的な価値も大きい室戸岬です。

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↓この石は鐘石と言い、小石で叩くと鐘を突いたような音が響くらしい。。。
やってみたけど叩き方が弱いのか良く分からなかったけどw

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最御崎寺から突き出た半島まで歩いていくと室戸岬灯台へもアプローチ出来ましたが、あいにく中には入れず。
でもここからの眺めは壮大!!やっぱ海は良いわあ♪

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歴史的スポットでもある室戸岬ではありますが、やはり室戸岬と言えばジオパークに代表される海岸沿いの海岸段丘や奇岩群ですよね。

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うーん、なんとも美しい光景であります。
室戸岬を一望できる岬には中岡慎太郎様の像が室戸岬を訪れる人達を迎え入れてくれてましたよ。

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それでは3日間高知巡りの感謝を伝え、室戸岬を後にします。
もう時間は16時過ぎ。
ここから5時間弱はかかると思われるし、やはりここ室戸の地は遠かった。。。

と、大阪まで頑張ってドライブドライブ!と気合を入れていたところ、、、

とっても気になる施設を見つけてしまいました。。。

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なんか学校ぽい水族館やな。。。

それもそのはず、その名も「むろと廃校水族館」!!

名の通り廃校となった小学校を水族館にしたとあって、館内は理科室や手洗い場などまさしく小学校モード全開!!
時間ギリギリだったのですが、せっかくだからと立ち寄ってみましたが、めっちゃ面白い♪

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勿論水族館ですから色んなお魚達がスイスーイ♪

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うっす!おいらウミガメだぜえw

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フフフ、いらっしゃい♡

なんかこの手作り感満載な水族館ハマるわあwww
結局閉館ギリギリまで居座ってしまった魅惑溢れる廃校水族館、是非新しい室戸市のスポットとして第二の人生歩んじゃってくださいw

17時ギリギリまで室戸市にいたので、結局大阪に戻ってきたのは22時過ぎ。
アプローチしづらい場所ではありましたが、その分多くの癒しや見所だくさんの高知東部。
普段訪れづらいが故にもっともっと欲張ってみたくなる、そんな場所でした。

今回の行程

竹林寺~吉良川の町並み~室戸岬(最御崎寺)~むろと廃校水族館

さて、これで正月明けに出掛けてきた高知東部シリーズは終了。
次回は尾瀬シリーズの続きから、切り離しての旅行記を。
尾瀬から一路群馬県を横断していきます。

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室戸岬の美しい日暮れと共に、、、


高知東部シリーズ目次

馬路村編
奈半利町、北山村編
安芸市、香南市編
香美市編
高知市街編
高知市郊外編
室戸市編←今回


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2022年8月21日 (日)

高知東部制覇するぜよ…高知市郊外編

前回の高知市街編はこちら

高知市街を巡った後は高知市の郊外にも折角だから足を運んでみよう。
と、駐車場から車を出し、道を南下していると、「自由民権記念館」たる博物館が目に入る。
これは立ち寄っておかないといけない、とアンテナが立ち、車を駐車場へハンドルを切ることに。

自由民権記念館

「自由は土佐の山間より」と自由民権運動発祥の地として往時よりリバティズムを先導していた多くの志士達を輩出した高知の地。
「板垣死すとも自由は死せず」の名言で有名な板垣退助もここ土佐の出身。
ここではそんな自由民権運動の歩みについてなどを色々知ることが出来ますよ。
俺もこんなかっちょええ言葉発してみたいもんです。

 

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自由民権記念館を見終わった後は、さらに南下し太平洋を目指します。
そして海岸線沿いの道をしばらく走って向かった先は、

 

「桂浜」

高知県随一の観光名所ですよね。
まずは、桂浜の小高い山の上に建つ「坂本龍馬記念館」へ行ってみるかな。

 

 

よー来たぜよ、大樹!!

自分の記憶の中で桂浜に来ているはずなのに、なぜかここ坂本龍馬記念館の記憶が全くない。
あるのは桂浜に土佐闘犬センター?みたいなのがあったなあ、位。。。
でも今はそれももうないみたいですね。
と言うことで記憶の上書きを開始します♪

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記念館入り口にはしっかり感染対策をとっている坂本龍馬様。


マスクなんて窮屈なの絶対嫌いそうですが(;^_^A
コロナ禍の世の中をどう思われるんでしょうね。。。

 

さて、竜馬記念館と言うだけあって館内は坂本龍馬に関する資料に関しては右に出る者はない、と言わんばかりの資料の数々。
歴史に疎い自分も一時間近く坂本龍馬をはじめとする幕末の志士の歴史を知ることが出来ました。

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寺田屋事件の際、竜馬が所持していたというピストルと同型の実物があったり、、、

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記念館の上からはなんとも眺めの良い太平洋が一望出来、一時間なんてあっという間。
桂浜からの眺めを見て、こんな眺めの良い地でこそこそ静かに過ごすなんてもったいないぜよ!!
と言ったかどうかは知りませんが、こんな壮大な太平洋を目の前に土佐の地から世界の表舞台に出ていきたくなる気持ちは良く分かる。
そんな桂浜を眺めながら龍馬様は近未来の日本を変えようと、この地から旅立っていったわけですしね。

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記念館から桂浜に歩いて降りてみると、そこにはなんとも風光明媚な光景が。。。

 

 

うーん、美しい!!

冬なのになんとも心地よい風と日差し、そして静かに海の波打つ音が気持ちを高ぶらせてくれます。
やっぱり高知来たら桂浜は必見ですね。

しかし、時間がたつのもあっという間。そろそろ次の地へ足を運ばないと高知県は東西に本当長い。。。
大阪までの運転時間を考えると、昼過ぎにはここを発たないといけません。
何といってもまた高知県の東端まで走り抜けていかないといけない訳ですから(-_-;)。。。

と一気に高知市から東進!と思ってたんですが、朝ちょっとルートチェックした時に気になっていた場所があったので、最後にその場所に立ち寄ってから高知市を後にしようと思います。
その場所が、

「五台山 金色院 竹林寺」

お遍路さんの八十八カ所第31番札所の真言宗のお寺であります。

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五重塔をはじめ、山上にあるお寺と言うこともあり樹々の茂みとお寺の雰囲気がとてもマッチングしていて素晴らしい。
そして、なんと言ってもこのお寺の周辺の苔むす景色がお寺の雰囲気を高めてくれています。

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冬場故、少し苔も色褪せ感がありましたが、苔生す時期には青々とした苔の世界を見せてくれるのでしょうね。
あいにく庭園には寄れるだけの時間を捻出出来ませんでしたが、このお寺で癒しを頂き一路室戸市までかっ飛ばします。

次回でおそらく?高知東部シリーズ最後に出来るかな?

最終回、室戸市編へ続く

他の高知東部制覇するぜよシリーズはこちら

馬路村編
奈半利町、北川村編
安芸市、香南市編
香美市編
高知市街編


今回の行程

高知市街~自由民権記念館~桂浜(坂本龍馬記念館)~竹林寺

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2022年8月 7日 (日)

高知東部制覇するぜよ…高知市街編

前回の香美市編はこちら

高知市内のホテルに泊まり最終日は高知市から往路で来た道をまた戻っていきます。
って、もう少しルート工夫すればええのに、って思いますよね。
しかし、往路だけではとても見切れない場所も残っているのでそれはそれでよし、としますw

先ずはホテルでしっかり朝ごはん。
やっぱり高知と言えば、「カツオのたたき」♪

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朝からこんなにたくさんカツオのたたき頬張っていいのお??
と思いつつ、しっかり2回もおかわりいただき、準備万端で7時半前にはホテルをチェックアウト。
早朝からたくさん巡るためには腹ごしらえは基本ですわな。

さて、今回は折り返しの高知市を探訪。
とは言いつつも高知市街だけでも結構気になるスポット多いんですよね。
と言うことで、市街地観光は車でなく、こちらを使わせていただきます。

 

ごめん。。。

 

 

 

 

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まさか、路面電車に「ごめん」と謝られるとは。。。(笑)

実はこれ、「ごめん(後免)」と言うれっきとした地名。
ひらがな表記なのは、きっと狙っているに違いないww

と言うことでこの路面電車に乗って高知市街を色々巡ってみようと思います。
で、料金は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

無料なんです!!!!!!!!!!

公共機関利用促進の一環なのか日曜、祝日に無料デーを設けていたようで、ちょうどこの日は日曜日。
観光客にまでまさかの大盤振る舞い、ありがとうございます。
路面電車もまた味があって、乗った電車が、

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うぉー!!電車に家庭用エアコンつけてる!!
確かに路面電車位の広さなら、家庭用エアコンの広さでも対応出来そう♪

と朝からネタを頂き、はじめに着いたのは「上町1丁目」電停。
よー来たぜよ、大樹!

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この地で坂本龍馬は生を受け、幕末を忙しく、そして颯爽と生きたんですね。
そんな彼の一生を知ることが出来る施設が「龍馬の生まれたまち記念館」

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朝8時には開いてくれているので、早朝から観光するならここから!
坂本家にまつわることなら何でも見ることが出来「坂本龍馬」の世界を堪能するなら是非とも訪れていただきたい場所。

坂本龍馬の半生を学び、身体は土佐モードへスロットルをトップギアへ入れ、続いて向かったのは、「大橋通」

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日曜にここへ来ないと、高知市に来た意味がない!と言うほど来たかった土佐の街路市の中で最大の「日曜市」
火、木、金、そして日曜と高知市街の別の場所でそれぞれ開かれる露店市ですが、この日曜市は規模が半端ない!
300近い露店が1~7丁目に区切られ地元の野菜や特産物等の特産市として高知城前までずっと続く。
コロナ禍であっても、ここだけはどこ吹く風、多くの観光客や地元の方でごった返してました!
通り沿いには「ひろめ市場」もあり、高知のディープさを味わいに是非ともここへおいでくださいませw
朝飯食ってなかったらひろめ市場で土佐名物頬張っても良かったんだけどなあ…

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そして日曜市の散策を抜けた先に現れたのは「高知城歴史博物館」「高知城」

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開城は9時からですが、博物館の方はこれまた8時から開いているので、先にお邪魔。
土佐は幕末だけではない、土佐の長き歴史を学び直せる歴史博物館。
展示物もわかりやすく、土佐愛が膨らんでいきますぜ!

心の風船は土佐loveモードで、高知城が開城していたので、お邪魔。
黒壁がシックで厳かな雰囲気を醸し出す高知城は1603年、山内一豊により築城され、鷹城とも呼ばれ、日本100名城の一つ。

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威風堂々とはよく言ったもんで、この言葉は鷹城こと高知城にピッタリ。
平山とはいえ、小高い山に聳える高知城は迫力でした。

時間は10時前、そろそろ高知市街から高知市の郊外にある見所も気になるし出立いたすかw
その前にあの三大あるもの、が高知市にあるし、やっぱ立ち寄っておきますかね。

それは、そう、あの「三大がっかり_| ̄|○lll」の一つ、

 

 

 

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ん?

 

こっちならわかるか?

 

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はい、出ました、日本三大がっかり_| ̄|○lll

「はりまや橋」です。

 


札幌の時計台、そして長崎のオランダ坂と並ぶ三大がっかり_| ̄|○lll(笑)

 

ここまでネガキャンされてても、一定数観光客を引き寄せるはりまや橋、侮れませんぜw
ここはりまやばし交差点にはからくり時計もあって、毎時0分になると土佐の名物?がニョキと顔を出すらしい。(時間微妙で遠くで始まってしまって写真納めきれんかったw)
代わりにはりまや橋で佇む彼らをキャッチ♡

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はひふへほ~♪
メロンパンナちゃんの大きさもリアルで良いわああw

さて、ホテルの駐車場も11時までなので、そろそろホテルに戻らないといけないですが、最後に土佐の幕末三人衆にはやっぱりお会いしておこうと思うので、これまた路面電車に乗って「高知駅」へ。

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うぉー、なんとも近未来的な駅舎じゃないですかあ!
駅前には「高知観光情報発信館とさてらす」もあり、列車やバスで来た観光客が土佐渦に巻き込まんとする官民挙げての土佐デスティネーションキャンペーン力の凄さを感じます。

そして、その土佐渦の真ん中に現れた土佐三人志士。

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左から

武市半平太

坂本龍馬

中岡慎太郎

初めはこの像は期間限定だったらしいが、結構な人気らしくほぼ定置状態で現在まで来ているのだとか。
流石は福山雅治演じる坂本龍馬の影響なのかな。
そしてこの三志士像にはもう一つ秘密があり、これら三志士像、にゃんと「発泡スチロール」で出来ているのだとか。
なので台風襲来時には撤去してしまう潔さも持ち合わせているとw

流石です、竜馬さん。。。

 

 

さあて、そろそろ市街地から郊外へ向かうこととします。

次回高知市郊外編へ続く

今回のルート

龍馬の生まれたまち記念館~日曜市~高知城歴史記念館~高知城~はりまや橋~高知駅

高知東部シリーズ

馬路村編
奈半利町、北川村編
安芸市、香南市編
香美市編

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2022年7月17日 (日)

高知東部走破するぜよ…香美市編

龍馬の声?が聞こえたからかふと我に返る自分。
すでに時間は15時過ぎ。
いかん、この日の行程では香美市に立ち寄って終了の予定だったのだが、時間的な余裕はもう全くと言っていいほどない。
香美市では2か所立ち寄る予定の場所があるのだが、一か所に絞って次の日に回すことも出来るが、そうすると最終日の行程に支障が出ると思うしなあ。。。

と悩んでいても仕方がない、とりあえずベストを尽くすのみ!


高知東部走破シリーズ

馬路村編
奈半利町、北川村編
安芸市、香南市編

もう一つのサイトも更新中↓

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「そして奴はまた牙をむいた…」


車を走らせ15時40分、着いたのは「龍河洞」

龍河洞HP

大分昔にここに来たようだが、全く記憶がなくw
と言うことで記憶の呼び起こしのための再訪だったわけですが、、、

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うーん、全く脳内倉庫から記憶が引き出せない(・_・;)
まあ、今回新たに来たということで新たに記憶の上書きを行いましょうかね。
と時間も限られているので、どんどん進んでいきましょう。

と、思っていたのですが、ここ龍河洞は、日本三大鍾乳洞だったんですねえ。
(他の2か所は山口県の秋芳洞、岩手県の龍泉洞)

そんな予備知識等すっかり抜けていた自分、龍河洞の大きさをちょっと舐めておりました(-_-;)
観光コースだけでも洞内で軽く1キロ、出口は山の上にある上、駐車場まで戻ってくるとなると軽く全行程2キロ半は想定してないといけなかった。。。
もう一つの場所に行くにはどんなことがあっても16時30分までに着かないといけないのに。。。
ええ、どう考えても30分以内にここ龍河洞を攻め上げないと間に合わん。いや、30分も危うい(;´・ω・)

折角来た龍河洞をゆっくり満喫することがままならない状況に追い込んだ自分を猛省しつつも時間との闘い。
かなりの早足で洞内を進んでいきますが、そんな焦ってどうするね、と言わんばかりの洞内の光景が俺の足を止めてくる。

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ライトアップにもすごく工夫がされていて洞内にある滝とブルーライトがまた面妖で時間ないのに引き込まれて行ってしまう。
勿論鍾乳洞レベルも大したもので10メートルを超える鍾乳石や「神の壺」と呼ばれる古代人がこの鍾乳洞で過ごしていたであろう壺の残骸が長年の石灰水により鍾乳石と化したものなど、見所たくさん。
高低差もあり、なんとも見ごたえある鍾乳洞でした。
時間押しがなんとも悔やまれる。。。

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洞内の最後ではプロジェクションマッピングも展開されていて、先を急ぐ俺の足をこれでもか、と引っ張ってくる。。。
くぅー、なんでこんなタイトに行動してしまっているのだ、俺は。。。

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数々の誘惑を乗り越えて出口に出るも、先ほど述べた通り、入口より大分上がった山の上。
大急ぎで走りながら下っていくも一キロ以上も走らなければならず、駐車場に息絶え絶えで着いた時間は16時10分。
うっ、間に合うのか?

冬場に行ったにもかかわらず滝のように湧き出す汗を拭く間もなく、車をかっ飛ばします。
その最終到着予定地まで、ナビで見ると11キロほど、時間的には18分。。。

16時30分ギリギリやん。。。

大樹、男たるもん、最後まで諦めてはいかんぜよ!

 

と、またもや龍馬の声?に押され山道をかっ飛ばし。。。
16時26分、ギリギリ着いた~。。。

 

 

と、そんなギリギリで着いた場所と言うのが。。。

 

 

「香美市立やなせたかし記念館」

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やなせたかし。。。

そう、あの「アンパンマン」の作者様がここ香美市出身というまさしく「聖地」なのでございます。
保育士大樹としてはここは絶対外せない!!

ギリギリで駆け込み入場すると共に、入場券売り場はクローズされ、まさに最後の入場者となった。
ふぅ( ´Д`)=3 フゥ、良かった良かった。。。

館内は写真なども取れるのですが、ブログなどのUPは禁止されているのも多い様なので、写真でお伝え出来ないのが残念ですが、外の造形ものも十分やなせたかしワールド感じていただけるかと。

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アンパンマン:やあみんな、こんにちは!僕アンパンマンです♪

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バイキンマン:はひふへほ~♪ アンパンマン、今日こそお前をやっつけてやる~♪

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ジャムおじさん:大変だ!バタ子や、急いで新しい顔を焼くよ!
バタコさん  :アンパンマン、新しい顔よ~!

タンタタンタタンタンタ~ン♪

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アンパンマン:ジャムおじさん、顔間違ってますよーー!!これカビルンルンですよおーー!!

なんてやり取りが行われてそうな長閑なやなせワールド。
17時の閉館になっても暫く粘ってしまいたくなるくらい楽しい施設でしたよ。

香美市巡りはかなりのバタバタとなり、まさしくバタコさんと化しましたが、何とか2日目のミッションは終了。
この日のお宿のある高知市街に向かいます。
夜の食事は街中で、と本来ならそうするのですが、やはり夜の市街地は厳しいかな、と今回もホテルの夕食付プランでお願いしたところ。。。

 

 

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えっと。。。

 

明らかに自分一人分の域超えてますよね、これ。。。
レストランの人に聞くも、大丈夫♪と。。。

見事にお腹はちきれちゃいました。。。
レタスだけで2分の1玉あるし(;´・ω・)
しかし、野菜もお肉もとっても甘いし、本場のカツオのたたきもいただけたし、なんともコスパの良いホテルだこと。
これは高知市の定宿決定♪

お酒も入れておデブモードのお腹を抱え、早々にベッドイン、次の日はもう帰阪しなければならないのがなんとも惜しい。。。

次回高知市街編へ続く

※次回は一旦6月末に行ってきたシリーズをぶっこみ予定♪

今回の行程

絵金蔵~龍河洞~香美市立やなせたかし記念館~高知市

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2022年7月10日 (日)

高知東部走破するぜよ…安芸市、香南市編

奈半利を後に高知市方面に車を走らせていきますが、高知県は本当東西に長ーい!
海岸線沿いの国道を延々西に走っていくが、なかなか着かないんですよね(・_・;)
この後は香美市にあるスポットを目指し高知市に入るつもりだったんですが、逆にロングドライブ中に気になった場所が。。。

その場所が今回訪れることになった「安芸市」

安芸市と言えばプロ野球のキャンプ地で聞いたことがあるくらいでしたが、ふと見えた「野良時計」の文字にちょっと寄り道してみるか。

高知東部走破シリーズはこちら↓

馬路村編
奈半利町、北川村編

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野良時計、明治時代にまだ時計が無かった時代に畠中源馬と言う人物が歯車から分銅まで自分で一から作ったというまさしく手作りの古時計。
今でも動くらしいけど、時間はめっちゃずれてるww

野良時計の周りを見ると、この周辺は安芸市の城下町らしく、小さいながらも「土居廓中(どいかちゅう)」と言うこの地域独特の日本風景街道だと。
どういうこと?と思ったら自然文化を活かした街並み風景を指すようで、確かに安芸の城下町の雰囲気は他の城下町とは明らかに雰囲気が違い、地に根差した街並みになっていて、とってもホッとできる雰囲気。
この圧感のない町並み、心なごみますね。

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こんな長閑な城下町もなかなかお目にかかれないもんですね、それでも武家屋敷や城跡もあってここがしっかり城下町だと言うことを実感させてくれます!

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小一時間もあればぐるっと巡れる小さな城下町でしたが、せっかく何かの縁で訪れた安芸市ですし、ここ安芸市由来の著名人もご紹介。

一人目は「弘田龍太郎」
明治時代の作曲家で有名どころだと「鯉のぼり」「春よ来い」「靴が鳴る」等が有名ですね。
今の子は「鯉のぼり」と言えば「屋根より高い~♪」でしょうが、「甍の波と雲の波~♪」の歌もザ・ニッポン!って感じでちょっと好き♡

町中には弘田龍太郎の童謡曲碑があって、中にはあの「はらたいら」さんの挿絵が入った曲碑も。
はらたいらさんも高知出身(香美市)だったんですね♪

そして、もう一人の偉人は「岩崎弥太郎」

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生家を訪れると家の傍にはそれはそれは御立派な銅像が。
一体この岩崎弥太郎とはだれなのか?
それはこの家の紋を見れば、あ~、なるほどと。。。

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分かりました?そう、あの三つダイヤ紋。。。

「三菱財閥」の創始者なのであります!!

三菱UFJ銀ではお世話になっておりますm(__)m(笑)
生家の庭にある石の形も彼が意図的に少年時に並べたものだそうで。。。
何かの形に見えませんか?

 

気付いた方素晴らしい、そう、日本列島の形に並べられているのです。
天下雄飛を目指していた岩崎弥太郎氏ならではの壮大な意気込み、自分も見習わないとですな。
まさかの立ち寄りとなった安芸市でしたが、新しい高知の魅力頂きましたぜ。

と、ちょっと安芸市の立ち寄りが入った関係でやや時間が押してまいりました。
この後香美市に向かおうと思ってまた車を走らせ、香南市と言うところまで来ると、これまた気になる表示が目に入る。
いかん、これはまた引き込まれてまうwww

 

とまさかの2連荘で予定外の立ち寄りw
香南市で気になった場所、それが「弁天座」と「絵金蔵」
対に建つこの2か所の名所、両方見てみたいがかなり時間的にも厳しい。。。
と言うことでえいやっ、と判断し「絵金蔵」の方へ。

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うっ、なんだ、この芝居絵は!!

かなりグ〇テスクな描写にショックを受けつつも説明文を読み進めていくと不思議とこの闇に浮かび上がる絵屏風の妖艶さに引き込まれていくのがまた摩訶不思議。
絵金蔵、夏には町にこの屏風絵が夜の町に浮かび上がる祭りもあるようで、町全体が不思議な妖艶世界に包まれるのでしょうね。

いやあ、2か所も嬉しい寄り道となりましたが、その分時間は削られていくのである。。。

 

おい、大樹!
おめーさん香美市に行くと言っとったろうが!!
早よーいかんと間に合わんぜよ!!

どこからともなく龍馬の声が聞こえる、おっとしまった!
もう時間が15時過ぎ取るではないか!!

やべー!!!

 

次回香美市編へ続く

今回の行程

奈半利~安芸市(野良時計、土居廓中、岩崎弥太郎生家)~香南市(絵金蔵)

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2022年7月 3日 (日)

高知東部走破するぜよ…奈半利町、北川村編

馬路村での長閑な時間をもらい、さあ、出発! 

と思っていたところ、車がカチンコチン(・_・;)。。。
-5度と言ってはいたが、もう10時過ぎだし大丈夫だろうと思っていたんですが。。。
と言うことで、15分ほどアイドリングをかけ続けやっと出発。
この日は高知市まで向かう予定ですが、馬路村から下った海沿いの町をのんびり見て回っていこうと思います。

しかし、前回の記事でもあったのですが、このルート。。。
「目的地までのルートに回避できない通行止めが発生している可能性があります」

のルート。
そして、案の定。。。

 

 

 

「すみませーん」
工事の誘導員がやってきて、予想通りのお言葉が。。。

 

「すみませーん、今ここ通れないんです」

 

え゛。。。

 

と言うことはここからは太平洋側に抜けることが出来ないのか。。。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
迂回ルート教えて、と言うと、、、
「えっと。。。わからないんで聞いてきます」

 

と立ち去る誘導員。。。
マジっすかw

 

そして、数分後息を切らし戻ってきた誘導員が、
「この川を渡っての対岸の道狭いですけど行けるのでそちらでお願いします」と。。。

ふーっ、良かった良かった。
しかし、おおよそ5キロほどの裏道。。。
結構な地獄でございましたw
離合不可な道で、当然ながら対向の車もこちらに誘導されるわけでありまして、少し進んだらまたバックして。。。
ほんま疲れるわあ。。。

やっと無事に抜けきることが出来、大分時間押しましたが奈半利地区へ。

Photo_20220703212201

やなせたかし氏の描いた「なは りこちゃん」w
そう、高知県と言えばアンパンマンの作者様、やなせたかし氏の故郷でもあるんですね。
早速、駅近くの駐車場に車を停めて、奈半利周辺を散歩したいと思います。

奈半利地区、正確には安田町、田野町、そして奈半利町と数キロの間に3つもの町が繋がる場所です。
先ず向かったのは田野町にある「岡御殿」。

Photo_20220703212401

往時の豪商岡家の作ったこの建物が藩主の目に留まり、以後本陣として使われるようになった書院造りの文化財。
室内も庭園も格式の高さを感じさせる造りになっていて、欄間も細部にこだわっていて藩主が本陣として気に入ったのもよくわかる。

岡御殿HP

Photo_20220703212402 Photo_20220703212403

田野町と奈半利町は川を渡ったらすぐ対岸にあり、一帯で見て回れるのは素晴らしいアドバンテージ。
因みに田野町、四国一小さな「町」だそうですよ♪

さて、奈半利町に戻ってきて駅周辺を少し散歩。

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奈半利、こちらも小さな町ですが漆喰に水切り瓦や石が埋め込まれた石壁等、この地域独特な町の造りが面白い。
へえ、、、

と首を鶏のようにキョロキョロ動かしてみていると、地元のヤンキーに絡まれました(・_・;)

Photo_20220703220601

にゃんだ、てめー。
俺らのテリトリー来るんじゃねえニャ♡

うーん、メンチ切られてもきゃわいい♡

猫達にメンチ切られつつ、次に向かったのは奈半利から山に入った場所にある「北川村」

北川村、ここもまた馬路村と同様、ゆずで有名な村であります。
ゆず、北川村。。。

ゆず 北川。。。

 

北川 ゆず

 

北川ゆず

 

 

ゆず北川

 

 

お゛ー-♪

北川悠仁!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ええ、全く関係ないそうですorz_| ̄|○lllllll

 

北川悠仁とは関係のない北川村ではありますが、ここ北川村は、あの坂本龍馬の盟友、「中岡慎太郎」の生まれ故郷でもあるわけです。

龍馬、よく来たぜよ!!
おっと、間違えた、大樹、よく来たぜよ!!

着いた先は「中岡慎太郎館」

中岡慎太郎記念館HP

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破天荒なイメージの坂本龍馬に対して、質実剛健なイメージの強い中岡慎太郎の生い立ちや幕末の彼の活躍について色々知ることが出来ると共に、こんな山間の地から幕末、そして日本の夜明けに大きく貢献することとなった彼の多くの偉業を知ることが出来ました。
北川村、さすがはゆずパワーでこんな素晴らしい偉人を生み出したわけですな♪
北川村には今回冬季閉園のため訪れることが出来なかった「モネの庭 マルモッタン」もあるので、また是非とも再訪したい場所であります。
それでは、そろそろ高知県の中部に移動しますか。

次回安芸市、香南市編へ続く

今回の行程

馬路村~田野町(岡御殿)~奈半利町~北川村(中岡慎太郎館)

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2022年6月19日 (日)

高知東部走破するぜよ…馬路村編

今回から始まった新シリーズ。
2022年正月明けに出掛けてきたその場所は、、、

 

高知県東部ぜよ♪

 

高知県、大阪から向かっても実は結構な時間を要するのですが、(おおよそ5~6時間(・_・;))電車で向かうにも、車と変わらず、ましてや高知市周辺を除けばもっとかかる場所。
ならば、飛行機でサクッと飛んでしまうか。。。
と思うも僅か45分ほどで着くのはいいが、なかなか強気な値段故、コスパ的にも選択肢としては厳しい訳で。。。
と、いう地理的不利な場所故に高知の上陸率が低いまま今まで来たわけですが、今回一念発起して高知県で訪れていない高知県東部地域を2泊3日で往復するルートで巡ってきました。

高知は遠かったなあ、と思った10年以上前の記事はこちら。

田舎へ行こう…高知県大月町
田舎へ行こう…高知県足摺

出発は11時過ぎ。
ええ、実はまさかのコロナの濃厚接触の可能性があり、前日にPCRを受けたのですが、検査結果がなかなか届かずやきもきしていたのですが、朝やっと電話があり、「大丈夫でしたよ♪」と言う連絡を頂き無事出発できる運びとなった次第。
本当なら朝早く出たかっただけに1日目は見事に移動だけで終わりそうでありますorz_| ̄|○lll

徳島まで明石海峡、鳴門海峡の両大橋を超え、徳島市内に着いた頃には14時台。
ここからは延々徳島県の海岸線沿いを走っていくわけであります。
今回のルートはこのような感じ。

うーん、距離もさることながら、時間は軽く6時間越え。
途中休憩や立ち寄りなども含めているのもあって、実際7時間弱かかってしまいましたw
早く出られたら、走り出したばかりのDMVも見てみたかっただけどなあ。

阿佐海岸鉄道HP


とのんびり昼下がりの海岸線を走っていたところ、普段こんな表示出るか!!??と言うこちらを慌てさせるものがカーナビに表示されましてですねえ。。。
高知県に入った途端に、

 

 

Photo_20220619212801

目的地までのルートに回避できない通行止めが発生している可能性があります。

な、な、なんですと!!!

 

今までこんなん出たこともないのに、急に何を言い出すのか?
予定では徳島県から高知県に入った東洋町から山沿いの道を通って、この日のお宿のある「馬路村」に向かおうと思っていたのですが、

きっと、この山奥の道で何かが起こったに違いない。。。
と言うことは必然的に室戸岬まで予定の倍の距離を走るしかない、と言うことなのか。。。
やむを得ぬ、陽は沈んでしまうが大回りで向かうか。

と走行予定を変え、そのまま一気に高知県の海岸線を下り、室戸市へ。
室戸市の末端にはあの有名な「室戸岬」がありますよね。

室戸岬に着くころにはもう日暮れで見て回ることできないかなorz
まあ、3日目の最終日にどうせ、リターンコースだから見て回れるし良いか。

と夕闇迫る室戸市に突入。
室戸市にも色々見どころ調べたので、立ち寄りたいところあるのですが、今回は室戸市の徳島側にある「鹿岡の夫婦岩」だけは拝めて行けそう。

Photo_20220619220701 Photo_20220619220702

サンセットの光景がなんとも素敵じゃないですかあ!!
これは、ちょっとダメもとで室戸岬行ってみるか!!

とただでさえルート大回りなのに、さらに大回りコースを取り、17時。

室戸岬に到着ぜよ!!

Photo_20220619220902 Photo_20220619220901 Photo_20220619220903

何という美しい光景でしょう!!
きっとナビのあの表示がなければ、この光景を拝むこともなかっただけにここはナビの異常表示に感謝ですな。

本当はもっと室戸岬を堪能したいのですが、すでに17時を超え、夕闇に包まれてきているので断念。
と、言うか到着地の馬路村まではまだ大分ある(・_・;)
夕食の時間までの到着も間に合わない可能性大。。。

急ぐぜよ、竜馬!!
じゃなかった、急ぐぜよ、大樹!!

 

 

と車を飛ばすも、またもやあのナビはとんでもない表示を出すのである、、、

よりによって、今度はさっきよりもひどい表示(-_-;)
初めに高知県に入ってすぐに出た警告表示が出て、えっ、こっちもダメなん?ととりあえず確認押して暫くすると、こんな表示が。。。

Photo_20220619212802

ルート上に通行止めが発生したため、新ルートで案内します。

 

 

何!!!!!!!

うぉー------ぉい!!

 

 

ナビをチェックすると到着地の馬路村から大分離れた地点までの案内となっている(・_・;)
いったい何があった!?土砂崩れか?、それとも真冬による地面凍結による通行止めか!?

と、人を焦らす表示が出続けるも、ここまで来て帰るなんてできん、行くところまでとりあえず向かって、無理なら宿に電話するしかない。
と覚悟を決め、馬路村に通ずる県道12号を北上する。
と、

 

 

夕闇の中、進む県道の先に通行止めの標識が。。。
うっ、積んだか。。。

 

 

と思ったんですが、夜間は通行止め解除なのか、難なく通行止め個所を通過出来た。
いやあ、焦ったぜ。
どうやら日中道路復旧工事でかなりの時間通行止めになっている様子。
これは2日目も気をつけないとヤバいかも。

そんなすったもんだありましたが、予定より1時間近く遅れたものの、無事に馬路村に到着。
止まる宿は村唯一の温泉宿「コミュニティセンターうまじ 馬路温泉」

着いたらゆっくり温泉にでも、と思ってたんですけど、到着時間が大幅に遅れているうえに、夕食タイムにもかかってしまったので、そのまま夕食会場へGO!!であります。

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地物を頂けるのがなんともありがたいですね、アメゴやアユにこんにゃくの刺身がなんともヘルシーでGOO!
猪肉や〆の名産ゆずを使ったシャーベット等、地産地消メニュー、ごちそうさまです。

そして順番逆になりましたが、疲れた体を癒しにお風呂へもGO!

Photo_20220619224301

しかし、この日の馬路村の夜~朝の気温は-5度だと。
うっ、寒いぜ。
止まった宿は離れ形式になっていて廊下部分は吹き曝しなので、芯から冷える冷たい空気がピリッと来る。

そして、朝。。。

Photo_20220619225201 Photo_20220619225202

冷たい空気もまた新鮮だわ。
嫌な寒さではなく、シャキッとさせてくれる気持ちよい冬の朝を迎えた馬路村。

早速朝風呂を頂き、健康的に朝食を頂きに上がります。

Photo_20220619225501

宿の朝食って、いつも思うのだが、旅への活力を与えてくれますね、普段家にいる時にはヨーグルトとかしか口にしないくせに、旅に出ている時が一番健康的かも♪

さて、2日目、この日は高知市まで奈半利や安芸、香美の東部地域を巡る予定。
1日目はほぼ観光できていないので、観光のメインはこの日から。
とはいえ、せっかく来た馬路村、馬路の奥には「魚梁瀬」と言う地域があるのを知ったのですが、そこを知ったのは後だったので、今回は馬路村の中心地だけですが、朝の散歩を兼ねてみて回ろうと思います。

宿の前にあって気になったのが「馬路森林鉄道」
日曜等しか動いていないようですが、往時活用していた林業用の鉄道がこうして観光資源として再活用されているのは素晴らしいですね。
そばには「インクライン」と言うこれまた木材の切り出しに使っていた元祖ケーブルカー的乗り物もありました。
水圧だけで上下するなんてなんとも面白いじゃないですか。
これもまた日曜だけらしいですが、乗れるみたいです。
日曜じゃなかったのがなんとも惜しい(この日は土曜orz)

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詳しくは馬路村まかいちょって家HPより

霜の降りた道をサクサク進んでいくと、町の中心地に。
因みに馬路村の人口は800人ほど

800人とはなんともこじんまりとした村だことで(・_・;)

 

 

そんな馬路村の名物と言えば、

Photo_20220619231201

そう、ゆずであります!!
因みになぜ、今回馬路村を宿に選んだのか、それはこいつが美味かったからぜよ♪

 

201993019937

知っている人は知っている、その名も「ごっくん馬路村」

原材料は

安田川の水

ゆず

はちみつ

しか入っていないというまさしく超天然素材のみを使用した飲料。
これがとてつもなくうみゃいのだ!!

たまたま手に取って飲んだ途端、俺の中で何かの概念が変わってしまった位の強烈な自然味を味わってしまったからには、馬路村、気にならないはずがない!
勿論この後しっかり箱買いしてしまったぜ。
この「ごっくん馬路村」是非手に取ることがあったら飲んでみてくださいませ。
散歩中に立ち寄ったゆずの森にある工場では見学後にこの「ごっくん馬路村」をただで貰えるぜよ♪
それだけでも満足なのに、同じ敷地内にあるパン屋さんからなんとも甘ーい香りが。。。

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うぉーい、これは反則ぜよ!!
さっきうみゃい朝食食べたばかりなのに、こんな素晴らしいフレンチトーストを焼かれては買わない訳にはいかんて!!
馬路村は俺を一体どうしようというのか、さすがは「日本で最も美しい村連合」に加盟しているだけのことはあります。
コンビニがなくても、信号がなくても、ここ馬路村の魅力はそんな不足を補ってなお有り余るほどですぜ。

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最後は重要文化財に指定された薬師堂がある金林寺にお参りして馬路村を後にしたいと思います。
朝の読経をされている住職の後ろから静かにお参りさせていたき、この度の無事を祈ります。

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出発は10時過ぎ、もう地面の霜もなくなってきたし、車を出すかな。。。

Photo_20220619233002

 

ええ、凍ってましたorz_| ̄|○lll

次回奈半利町、北川村編へ続く

今回の馬路村関連のおすすめHPはこちら↓

馬路村ふるさとセンターまかいちょって家
ゆずの村馬路村(馬路村農協)
コミュニティセンターうまじ 馬路温泉

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2021年4月18日 (日)

山と川を楽しみ尽くせ、徳島…つるぎ、美馬編

3ヶ月かけて書いてきた徳島シリーズもやっと?今回が最終回。
これが昨年の記事なんて引っ張りすぎ?

山と川を楽しみ尽くせ、徳島シリーズ

剣山編
東祖谷編
西祖谷編
大歩危編
阿波池田、脇町編
上勝編
太龍寺編
つるぎ、美馬編←今回

太龍寺からさてさてどこへ行く、、、

実は前日2日目はあいにくの雨天。
阿波池田、脇町編

で、脇町のうだつの町並みに立ち寄ったんですけど、ちょっと不完全燃焼的で時間が取れるなら最終日にもう一度戻ろう!と。。。

その際、脇町の隣町「つるぎ町」の貞光と言うところにもうだつの町並みがあると言うことが前日の調査で判明したので、そちらも立ち寄ろうと欲張り企画を急遽ぶっ込むことにしました。

そんな時間あるのか?w

 

帰りも普通に高速で帰れば時間はそんなに気にしなくても良くねえ?
と思ったあなた、実はですねえ。。。

行きの移動を含む剣山編でも書いたのですが、実はこの時期、和歌山と徳島を結ぶ「南海フェリー」で、半額セールをやっていて、車を乗せての移動でも5000円かからないと来た!
高速ガソリン、そして時間的な部分を見ても絶対船で戻る方がコスパ良いので、これは使うしかありません!!
もちろんこれを使うにはいくつかの要件があり、徳島or和歌山の宿泊施設を使うなどの条件がつくのですが、今回はその条件も難なくクリアしているので前日の夜に予約を入れたのですが、出港時間は19時前。

タイムリミットは脇町を2時間前の17時にセット。
それまでの間目一杯観光ぶっ込んでいきます!

太龍寺を後にし、ナビを見ながらショートカットを重ね、ナビの設定よりも30分早くつるぎ町の中心地、貞光に到着。
脇町のような整った感じの町並みと言うよりは、昭和の町並みの中に江戸の風味が甘味されたと言った方が合っているかな。
編に観光地化されていないが故に、自然な形のうだつの町並みを堪能できそうです。

Photo_20210418195301 Photo_20210418195302

街道沿いに佇むうだつの町並み、ここのうだつの雰囲気は脇町ともまた違って、二層うだつと反り返る角のような形の瓦がとても特徴的。
こういったところにも富と威厳の象徴を表しているのは面白い発見です。

Photo_20210418195501

またうだつの白壁にも家毎に彫刻が施されていて、貞光ならではの独特なうだつの雰囲気を味わえたのは大きな収穫!!

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貞光のうだつの町並みの中程にあるのが「旧永井家庄屋屋敷」
茅葺き屋根とうだつとの融合が庄屋屋敷の持つ財力を表していますね。

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貞光のうだつの町並みを見れただけでも十分なんですけど、やはり前日の雨天のリベンジは果たしておきたい。
大分時間は限られていますが、脇町のうだつの町並み、もう一度伺っておきます。
脇町とは隣町なので20分ほどあれば到着できるので足掻けるところまで足掻こう!

週末の好天と言うこともあり、前日の脇町とは一転。
多くの観光客が訪れていてテレビの取材クルーも来るほどの盛況ぶり。

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やっぱり天気の良い方が絵(写真)は映えるねえ♪
っていうか単に俺のパチパチ写真のレベルでどうこう言うものではないんですがw

前日に訪れたおぜんざいのお店も取り損ねていたので、しっかりパシャリ♪

Photo_20210418202306

そば雑炊食べていこうかな、と思ってたんですけど夕食はあれに決めていたのでまた来た時のお楽しみにしておこう。
ここ脇町は現在は美馬市と呼ばれ、そろそろ観光も終わりかな、と思っていたんですけどどうしても一カ所、美馬市にあるある有名な場所を訪れて徳島観光を終えようかと思います。

その場所が、世界三大土柱がここ徳島は美馬にあると言われる。。。

 

 

 

 

「阿波の土柱」です。
イタリアのチロル地方、アメリカのロッキー山脈、そしてここ美馬。
世界三大!と名が付くなら訪れないわけには参りません。
最後の〆に最高のネタの提供ありがとうございます!!

Photo_20210418204601 Photo_20210418204602

段丘礫層の長年の気候による浸食で出来た独特な地形。
その昔この地域が吉野川の川底だったなんて誰が信じるでしょうね。自然のパワーはいとすごし!!

ここ阿波の土柱はにゃんと土柱の上まで登ることが出来るのです。
15分ほど上っていくとそこにはこんな絶景が待っていました!!

Photo_20210418205601 Photo_20210418205602

うっへーーーーーーーーー、すげーーーー絶壁!!

もちろん柵などもないので、落ちたらご愁傷様です。
上からのぞき込むと長年の雨風が作り上げた独特な形状の土壌が眼下に。
こんな不思議な世界が阿波に存在するとは、ただただ驚きです。
高速のサービスエリアからも近いので、機会があったら是非立ち寄って見てくださいね。
なかなか見ることの出来ない絶景でしたよ。

それではもう17時近いので徳島港に戻ります。

しかし、その前に。。。

 

 

 

Photo_20210418210801

じゃーん、徳島ラーメン♪
最後の晩餐としてこれは外せまいw

生卵は徳島ラーメンには必須ですよねえ♪
と余裕ぶっかましておりますが、実はこの時間、すでに出発予定時間30分以上オーバー。。。

どう足掻いても時間取り戻すには厳しすぎます。
船を諦めたのか?
いえ、けっしてそのようなことはございません(^_^;)
ナビで検索したら途中高速うまく使ったら遅れを15分ほどまで取り戻せることが分かったのであります♪
とはいえ、余裕ぶってゆっくり頬張っている時間は無いので、ほぼほぼかきこみ状態でしたけどorz…

17時半にラーメンをかきこみ、急いで徳島港に向かい、到着したのは船の出航時間の30分前。
ふーっ、焦った、、、

船着き場について程なく船が着岸しました。

Photo_20210418212901

24時間就航の南海フェリー(夜中1便のみ現在休航中)ですが、週末の夕夜便はやはり混んでいるので、予約しておいて正解。
車も満載状態で19時前無事に出港。
朝からドライブ三昧で疲れた身体を休めるにはちょうど良い2時間の船旅。
また徳島に行く時にはこの船を使っての上陸も良いかもね。

Photo_20210418212902

3日間フルで走ってくれた愛車ヴェゼル。
お疲れー!!!!

久しぶりに車三昧で走り抜けた徳島の3日間。死道、酷道満載の徳島ドライブ旅でしたが、とっても楽しかった♪
また機会があれば長距離ドライブ楽しむ機会作ってどこかへ行こうかな?
これにて山と川を楽しみ尽くせ、徳島シリーズこれにて終了。

次回からはこれまた秋に出掛けてきた「鹿児島」シリーズがスタート。。。
多分(;´Д`)

参考サイト

貞光のうだつの町並み
脇町のうだつの町並み
阿波の土柱
南海フェリー

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2021年4月11日 (日)

山と川を楽しみ尽くせ、徳島…太龍寺編

もう一つのサイトも更新中♪


ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~

陽だまりのような保育ありがとうございます
伊東歌詞太郎 ワンマンライブツアー2021「プレアデス」

山と川を楽しみ尽くせ、徳島シリーズ

剣山編
東祖谷編
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大歩危編
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上勝編
太龍寺編←今回


山犬嶽から那賀町まで小一時間のこれまた山道責めで次の場所へ向かいます。
四国霊場20番札所の鶴林寺の近くの峠道を抜けて、那賀川沿いまで降りてくると急に視界が広がり、目の前に大きな山が見えてきます。
その麓にあるのが道の駅「鷲の里」

ここに車を停めてこれから向かう場所が目の前にそびえる大きな山標高618メートルの「太龍寺山」

えっ、またまた登山ですか!!??

 

いやあ、さすがに2回もはねえ。。。
出来なくはないけどきっと次の日からグデングデンなので、今回は山登りはせずに、「文明の利器」を使って太龍寺山に行こうと思います。
と言いますか、正確には太龍寺山ではなく「太龍寺」に行くのですがね♪

四国霊場21番札所にあたる太龍寺、「西の高野」とも呼ばれ高野山奥の院と配置まで似ているのだとか。またこの太龍寺のある場所は全受注の通り太龍寺山の山上にあるため、遍路転ばしの異名を持つほどお遍路さんには厳しい山寺だったのですが、これから使う「文明の利器」のおかげでなんとも楽ちんに訪れることが出来るようになりました。

それが、こちら↓

Photo_20210411152001

太龍寺ロープウェイ

西日本最長のロープウェイで、途中にある鉄塔支柱はなんと「世界一の大きさ」なんだと!!
料金もなかなか気合いの入った値段で往復で2600円ですがお布施と思って奮発しちゃいましょう♪

それでは早速暫しの間、太龍寺までのショートトリップへ!

Photo_20210411153301

道の駅「鷲の里」に併設されているロープウェイの駅から出発早々に那賀川の河川を跨いで太龍寺山に向けぐいぐい上がっていくロープウェイ。
そして世界最大の鉄塔支柱!ここを通るときのグラッ感が堪らん♪

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太龍寺山が見えてくると、いくつかのオブジェが見えてきます。

子後に住んでいたと言われるニホンオオカミの原種や、山防人と呼ばれるわっか上のオブジェ、そして舎心ヶ嶽に鎮座する「求聞持法(ぐもんじほう)修行大師像等、ロープウェイの後半は外の風景から目が離せません!!

Photo_20210411160301 Photo_20210411160302

緑の青青とした森林帯を越えて少し下がったところが、終点の太龍寺駅です。
こんな山を越えた先にお寺があるとは弘法大師空海が修行の地に選んだだけのことはありますね。

早速太龍寺本堂を参拝したいと思います。

Photo_20210411164101 Photo_20210411164102

本堂までの参道の階段は80段、石段の左隅に人生の節目の記載もあって、階段一つ一つに人の人生の往生を噛みしめながら上がっていくと本堂に到着。

Photo_20210411165301

この本堂だけでも太龍寺の厳かな雰囲気を十二分に味わえますが、このお寺の魅力は「西の高野」と呼ばれる所以と言われる太龍寺大師堂。

西の高野、そう、高野山奥の院の御廟と同じ配置で各御堂が並んでいるのです。
まさしく、阿波奥の院と言っても過言ではない!!
高野山奥の院は写真などは不可ですが、こちらは指定無しなので、高野山奥の院に行かれたことのある方もない方も、こういう感じなのかあ、と感慨深くお参りすることが出来ますよ。

Photo_20210411210301

御廟橋、そしてその奥にある拝殿(太師堂、奥の院では燈籠堂)まで雰囲気そっくり。
御堂の大きさはさすがに段違いではありますが、、、

Photo_20210411210701

↑こちらが本家奥の院の御廟橋。これ以降奥の院では写真不可な場所とされています。

では、奥の院に行かれた方もそうでない方も、奥の院の拝殿、そして御霊の雰囲気をここ太龍寺で味わっていただきましょう。。。

Photo_20210411210901 Photo_20210411210902Photo_20210411211801Photo_20210411212401

拝殿もこじんまりながら拝殿に模された彫刻がなんとも凄い。
燈籠も拝殿を囲み、本家と同じように時計回りに拝殿の裏側に回っていきます。
東西南北に参拝者を待ち構えているかの如く、白虎?やガネーシャ?のような神話生物が拝殿を見張っておられます。
そして、拝殿の裏には「御廟堂」が鎮座しております。

Photo_20210411212501

この配置が全く高野山奥の院と同じ。
高野山の神聖な奥の院の世界をここ太龍寺でも味わえるとは、なんともありがたい。。。

他にも太龍寺には多宝塔、六角経蔵など広大な敷地内に見所たくさん。
ロープウェイもおおよそ20分ごとに動いているので、時間を気にせずお参り出来るのもありがたい。
とはいえ、自分には実はそれほど時間が無い。。。

と言うのもどうしてもある場所をリベンジしておきたい、と前日の宿で決めたため、昼過ぎにはこの地を発たなければならないのです。
次回、最終回!

今回訪れた場所

太龍寺ロープウェイ
太龍寺

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2021年3月21日 (日)

山と川を楽しみ尽くせ、徳島…上勝編

昨日が土曜祝日で唯一の連休。。。
一日ほぼほぼ爆睡して終わっておりました。
暫くはきつい状況ですが、メンタルなんとかキープして頑張りたいと思います!


もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
輝かしい未来に向けて。。。

山と川を楽しみ尽くせ、徳島シリーズ

剣山編
東祖谷編
西祖谷編
大歩危編
阿波池田、脇町編


脇町を後にこの日のお宿がある場所まで夕80キロ弱のドライブが始まるのですが、夕闇迫る中走るルートは国道193号と県道16号。
いや違った、酷道193号と険道16号だった(汗)

普通に走れば距離的に見れば1時間半もあれば到着しそうなものですが、走る道はワイディング&隘路が8割?位。
16時半前位に出たのですが、宿に着いた頃にはもう夕食で予約を入れていた時間ギリギリの18時半。
2時間のドライブのほとんどを酷道と険道攻めで緊張の連続の中走っていた自分、いやあ、ドライブ好きですがこれは疲れた(-_-;)
道中夕闇が迫ってくると、山の中の隘路は見通しが悪いのでスピードも落ちてくるし、何度となくすれ違いのためバックしたりストップしたり、、、
さすがは酷道、険道王国徳島でございます。

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そんなスリリングなドライブの果てに着いたこの日のお宿は徳島県は上勝町というところにある「月ヶ谷温泉」
勝浦川沿いにある一軒宿「月の宿」さんでお世話になります。

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ジビエの猪肉、滅多に口に出来ないお肉を頬張れる幸せに感謝♡

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アメゴの押し寿司。アメゴってどんな川魚だろう?と思ったらマスの四国名らしい。
押し寿司は関西や北陸中心でよく食べるけど、酢飯が引き締まって食べ応えがあって俺好き♡

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〆の晩茶あんみつ。番茶とは違うみたいで、この地域特有のお茶っ葉らしい。
とてもさっぱりしたあんみつ!これはとてもヘルシー♪

食事の後は、川沿いの温泉でまったりとし、部屋に戻ってからはベランダ越しに勝浦川を眺めつつ静かな夜の一時を過ごす。。。
旅の時だけはブルジョアジーな気分を味わうのも許されるよね♪

そして、朝。
前日の雨もすっかり上がり、最終日は気持ち良く徳島巡りを〆ることが出来そうです。

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朝食もヘルシーでストレス無く食事が進む♪
やっぱり旅館の和食は最高ですね!

朝風呂も浴びたし、気持ち良く最終日のスタートを切れそうです。
宿から見えるこの渓谷、徳島の山と川を味わうにはもってこいの光景。
せかせかした町中から離れ、自然に囲まれた田舎での一時を過ごせることは、まさしく心の癒やしですよね。

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折角この上勝町に来たわけですし、この町の見所を攻めてみるのもありかなあw
と言うことで、宿近くにある町案内の看板を眺めて2カ所、「おっ!」という場所があったので立ち寄っていこうと思います。

その場所が「樫原の棚田」と「山犬嶽」

上勝町には多くの「棚田」が点在しており、その中でも最大規模の「樫原の棚田」は日本の棚田百選にも選ばれ、国の重要文化的景観にもなっているとか。
そして、その樫原の棚田からさらに奥に登っていたところにあるのが「山犬嶽」
水苔で有名なまさしく「もののけ世界」を堪能できると。

早速麓から棚田近くの駐車場を目指すが、まともな駐車場ではなく、数台停められるくらいのスペース。
ここから棚田までは普通に一キロほど歩いて行かねばなりません。

そして、朝日に輝く樫原の棚田に到着。

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これぞまさしく、「ザ・日本の原風景」ですよねえ。
誰もいない静かな朝の田舎の一風景。
後から来たハイカーさん達もひーこらひーこら上ってこられた後にもかかわらず、この風景を見て大歓声をあげてらっしゃいました。

でも、俺はまだまだ山を上り続けていきます。
そう、犬山嶽はこの樫原の棚田のてっぺんのまだその先まで上っていった先に登山口があるのです。
ええ、、、まだまだ上り続けていくのであります(;´Д`)

樫原の棚田からまた1キロ以上クネクネ道を上っていった先にある登山口、もうすでにここまでで十分「登山モード」なんですけど(;´Д`)
入り口には動物よけの柵があり、戸を開けて入山。
もちろんきちんと閉めないといけませんが、ボロボロで戸の体をなしていないぞ。

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この犬山嶽の水苔の世界が広がるエリアまでは小一時間ほどかかるらしいが、それらしい獣道を自分の勘で進んでいかねばならない。
整備された登山道ではないので、道を間違えるとえらいところに誘われそうです。

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そしてついに参りましたよ。
苔むす世界へようこそ!!

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時期が時期故、広葉樹の葉っぱがちりばめられ過ぎの感はありますが、水苔ワールドは健在!
まさしくもののけがあちこちにうろついてそうな荘厳な世界です。
誰もいないので、きっと陰から俺の姿をもののけ達がじーっと見入ってそうな、そんな神聖世界でした。

上勝町、徳島県の中でもちょっとマイナーな感じのする町ではありましたが、メジャー処では味わえない田舎ならではの原風景を味わうことの出来た素敵な町でした。

では、昼になる前に次の町、「那珂町」に向かうことにします。

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続く

上勝町観光ガイドブック

今回の行程

月ヶ谷温泉~樫原の棚田~犬山嶽

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