旅行日記(⑩九州)

2023年7月 8日 (土)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その9(武雄~帰阪)

冬に出掛けてきたサイコロきっぷで行く武雄温泉の旅なのに書き終わりがまさかの夏!!(笑)
次に描こうと思っている記事も半年以上前のやつだし、どんどん後ろ倒し状態になってしまっております。。。
記憶もかなりぶっ飛んできてしまっているのでペースを上げたいとは思うんですがなかなかキーを打つ手が進まず(-_-;)

とは言え先ずはこのサイコロきっぷ旅を完遂しないと!!

そんなサイコロきっぷ旅の最後は嬉野からまたまたの武雄に戻って参りました。
何故?それは、この場所に来たかったからであります。

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この奇岩を囲むようにある庭園が「御船山楽園」と呼ばれる場所。
国指定記念物にも指定されており、奇岩の手前にある一面のつつじが咲き誇る頃にはそれは鮮やかな世界が広がるみたいですが、如何せん真冬故、何とも寂しげな感じもしますが、これもまたわびさび?的でシンプルイズベスト!!

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今度来るときには是非とも花鮮やかな世界を堪能してみたいものですね。
そして、庭園散歩をした後、何故武雄に戻ってきたかの理由を。。。

これを見に来たんですわww

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なんですの!!この光の妖艶な世界は!!??

これこそ、御船山楽園で繰り広げられている「チーム・ラボ」の常設展示です。
一度見に来たかったんだよねえ。

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光の面妖な雰囲気からして異世界への入り口に誘われそうな。。。
そして、ここからがまた面白い見所です。

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御船山観光ホテルのきれいな館内を通っていくと。。。

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????!!!!!!

なに、この廃墟感全開の建物は。。。
いや、これマジの廃墟ですよね、明らかにこのために崩したとは思えない。。。

まさかのホテルの廃墟部を芸術に仕立て上げてしまうとはさすがは「チームラボ」であります!!
充分お化け屋敷感100%でありますが、勇気を振り絞り廃墟を進んでまいりますと。。。

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何とも不気味なエリアですが、水面や壁に映る光の不可思議な動きを楽しめるところへ来ました。
光の先に足を置いてみると、そこからまた光の枝が四方へ散っていく様はとても面白い。
第六感を掻き立ててくれる光の芸術であります!!

続いては元大浴場だったところでしょうか、床からこれまたエヴァンゲリオンに出てきそうな?石柱のオブジェがw

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こんなに廃墟を芸術世界に変えてしまうチームラボのセンスには脱帽しかございません。。。
最後には長い一本道をあるからされ、まるであの世に誘われて逝きそうな、、、

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燃える炎の世界が!!
これは小さい子どもが見たらトラウマレベルの怖さでございます。
テーマ自体はお化け屋敷ではないはずなんですが、本当面妖なチームラボの常設展。
今も色々違う形で御船山楽園と共にコラボ企画作っているようなので、武雄に来られたら是非このチームラボ常設展立ち寄られてみるのも良いかと思います♪

チームラボ御船山楽園

そろそろ、旅も〆の時間となりました。
昼下がりまで色々巡ってきた実質1泊2日の強硬旅でしたが、佐賀の杵藤エリアを中心に楽しむことが出来ました。
最後の〆のご飯は旅の女王も立ち寄られた「井手ちゃんぽん」本店様で遅めの昼食としたいと思います。

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佐賀に来たら「井手ちゃんぽん」は食べておけ!!!
と言う位、佐賀県民に愛されているちゃんぽん。
これは食べない訳にはまいりません。
時間帯も良かったのか混んでおらずそのまま席について早速人気の「井手ちゃんぽん」を注文。

程なく出てきた「井手ちゃんぽん」、このボリューム、男にとっては堪らん!!
焦げ脂の旨味が食をそそります!!
あっという間に食べ終えましたが、実はこの井手ちゃんぽんにはもう一つの名物があり、「井手カツ丼」も有名だとか。。。

いやあ、もうさすがに入らんわ。。。
今回は残念ですが、ちゃんぽんを食べられただけでも良しとしましょう。

井手ちゃんぽん

これにて佐賀杵藤エリア巡りもコンプリートであります。
夕方には無事に博多に戻り、レンタカーを返却し、ちょっと新幹線の時間まで余裕があるので「福岡空港」に立ち寄ります。

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ええ、「井手カツ丼」を食べるためにwwwwwwwwww

 

つい数時間前まで食べられへん、と思っていたのに僅か数時間後にはしっかり「井手カツ丼」を食べてしまうこの強欲な自分w
ふっ、実はちょっと調べものしていた時に空港に「井手カツ丼」があることをリサーチ済だったわけさww
勿論腹が許せば本店で食べることも考えたんですが、歳的にもいっぺんに腹に入れられるほどの余裕もない訳でw

 

と言うことでちょっと反則気味ですが?井手名物2品ゲットいたしましたーーーーーーー!!

帰りの新幹線は「みずほ612号 新大阪行」
山陽新幹線ではのぞみと同じく最速型の種別です。
1回目の記事でも書きましたが「さくら」「みずほ」は東海道新幹線に運用が入らないからか、普通車であっても座席が「2:2」配列なのでゆったりグリーン車の様に過ごせるのでチョイスでは外せませんなw

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帰りの新幹線でもさっき井手カツ丼頬張ったばかりなのに、博多駅に出来ていた長い行列が気になり買ったあるものを頬張りながら帰阪します。
それが、こちら↓

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博多駅名物『MIGNON(ミニヨン)』のミニクロワッサン!!
こんなん駅構内に作られたら香ばしい匂いに並ばない訳にはまいりません。
時間迫っている中20分近く並んでギリギリでゲット!
量り売りですが、軽く10個位ペロッと食べられてしまう魅惑のクロワッサン!
明らかに昼下がりから怒涛のデブリモード(笑)でこの旅は終了となりました(^_^;)

いやあ、時々の自分へのご褒美旅故いいよね?と言うことで。

これでダラダラ書いてきたサイコロきっぷで行く武雄温泉の旅は終了。
またサイコロきっぷ販売されたら是非チャレンジしてみたいな。

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)
その4(太良~鹿島)
その5(鹿島~武雄)
その6(武雄~有田)
その7(有田~嬉野)
その8(嬉野~武雄)
その9(武雄~帰阪)←今回

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2023年6月22日 (木)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その8(嬉野~武雄)

有田を後に訪れたのは武雄と二分する人気温泉地「嬉野」です。


サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)
その4(太良~鹿島)
その5(鹿島~武雄)
その6(武雄~有田)
その7(有田~嬉野)

その8(嬉野~武雄)←今回


嬉野温泉は日本三大美肌の湯としても有名で、ぬめりのあるナトリウム泉は、お肌をつるつるにしてくれますよお♪
それでは早速足湯巡りにレッツゴー!!

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シーボルトの湯と言う公衆浴場の傍には無料の足湯もあり先ずはここからお邪魔。
しかし何故シーボルト?どうも江戸時代にこの地にシーボルトが立ち寄ったことに由来するところからネーミングされたようですがww
浴場の建物も温泉地にしてはちょっと異質な感じもしますが、泉質は間違いなし!!
早速足を入れてみるとなんとも気持ちよいヌルっと感が味わえますよ。

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シーボルトの湯から数分逝ったところにも足湯があったのですが、普通の足湯に加えてなんとも不思議な装置みたいなものが。。。どうも説明を読んでみると、これは蒸し湯と言うもので足を蓋を開けて中に入れると足が蒸し風呂の中に入った状態となるなんとも不思議な足湯であります。
ほんの数分試してみましたが、ジーンズだったので完全に上げきれず、ジーンズの方が蒸れてしまうので途中でやめましたが面白い蒸し足湯場でした!!
他にも足湯ならぬ手湯を味わえるスポットもあり、温泉に入る時間のない方でも楽しめる嬉野温泉、これはいと嬉し♪

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雰囲気ある温泉街を散策しながら、海神の娘、分かりやすく言えば「乙姫様」を祀るという神社が近くにあるみたいなので探してみますと、ありましたありました!
その名も「豊玉姫神社」
美肌祈願が出来る神社だと言うことで、この日も結構多くの女性が参拝に訪れておられましたよ。

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乙姫様はどこかなあ??
と探すもどう見てもこれは「ナマズ」。。。

しかしこの白い色をしたナマズこそ美肌の御利益をもたらす乙姫の御遣いだそうで、しっかりナマズにお参りをすることで乙姫様の様な美肌に近づけるようでございますwww
お参り方法はこのナマズ様に杓子で水をかけ神社と同じ参拝を行うだけ。
その後ナマズ様を撫でることで後利益を頂けるようです。
俺もキムタクの様な歳をとっても美肌でいられますように、、、と願懸けさせていただきましたwwwwww

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豊玉姫神社に祀られているのはナマズ様だけではございません。
この「ゆっつらくん」もなぜか一緒に祀られている???ので、申請さの中にもホワッと感も感じられる素敵な神社豊玉姫神社、是非皆さんも嬉野に来られたら立ち寄ってみてくださいませ。

さて、少しお茶でもしようかと、温泉街から少し離れた所にこれまた嬉野名産の「嬉野茶」を味わえる施設がある様なので行ってみようと思います。
その途中に「轟の滝」たるものが、、、
はてどんな滝なのでしょうか。。。

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名の通り水が流れると「雷の様な轟」が響き渡ると言われる轟の滝。
この日は渇水期なのか、そこまでの水量はありませんでしたが、この柱状節理の岩場を見ると水の流れが激しい時の轟く様子が目に浮かびます。

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轟の滝に相応しい?不動明王像が鎮座しておりますが、轟の由来とはまた違う謂れからここに祀られているようで、この像は戦中に作られたものだそう。。。今の人間の愚かさに「喝」を入れていただきたいものです。

さて、轟の滝の散策を終え近くにある「うれしの茶交流館チャオシル」に到着です。
お茶を学び、味わえるお茶専門の資料館であります。

折角ここまで来たんですし、美味しい「嬉野茶」を頂くことにしようじゃありませんか。

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嬉野茶の入れ方に従いお茶を頂きましたが、うーん、素晴らしい香りと深いうま味。
一緒に頂いた抹茶アイスの甘みと、お茶の甘みと共に後から感じるほのかな苦みが美味しさのレベルを上げてくる逸品!!
帰りに嬉野茶しっかりゲットしてしまいました!!

嬉野温泉、ほんの数時間でしたが立ち寄れてよかったです。
この後はまたまた朝に旅発った「武雄」に戻ってしまおうと思います。
え?なんで~~!!??

有田から嬉野温泉へ

嬉野市街

続く

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2023年6月10日 (土)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その7(有田~嬉野)

武雄から有田町へ入るとすぐに、上有田地区です。
有田焼のメイン処はこの「上有田」地区に固まっているのでありがたい。
電車だと小さな駅なのでついつい隣の「有田駅」に行ってしまいそうですし、特急も停まらない駅だから気をつけないといけないですね。

さて、先ずは「有田町歴史民俗資料館」

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窯場のエリアごとに土質等の違いをうまく使い、高級品から量産品まで窯毎に役割分担をして有田焼が多くの人々に渡る様に配慮していた事など、有田焼の奥深さを学べる施設でした。
施設と隣接してあるのが「泉山磁石場」

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朝鮮の陶工により発見され、日本で初の陶磁器となった「有田焼」の発祥の地と言ってもいいここ泉山磁石場、現在は採鉱はされていないものの、岩の色からしても特殊な磁石が取れたことが分かりますね。
この後向かう上有田の町が楽しみです。

ここから少し行ったところが「上有田」の中心部。
古い町並みは「重要伝統的建造物保存地区」になっており、江戸時代~昭和初期の和風、洋風の洒落た建築物がたくさん見ることが出来、通りの建物にはたくさんの有田焼が展示されていて、見て回るだけでもとっても楽しくなるエリアです。

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いいよねえ、この和洋の古家が立ち並ぶ町並み、流石は陶磁器文化を凌駕した有田の町です!!
手洗所やバス停も有田焼で作られていて、時間をかけてどんどん道奥まで行ってしまいたくなる位楽しい♪

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道奥と言えば、ここは是非とも訪れていただきたい細道がありました。
「トンバイ塀のある裏通り」と言う趣ある裏通り。

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トンバイとは窯を作る際に用いた耐火煉瓦で、その廃材を塀にしたと言うまさしくSDGs、巡回型社会の先駆け?ですね。(ちょっとちゃうかw)通り自体はこじんまりとしていますが、味わいある細道なので是非立ち寄ってみてくださいませ。

上有田の町のあちこちが有田焼で飾られていて、この時期は早春に近い2月と言うこともあり、あちこちに有田焼で出来た干支やおひな様が展示されていたのですが、どれもが手作りながらの味わいが感じられてて目でたくさん味わえます。
このウサギ、家に飾ってあげたくなりますね♡

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さて、上有田に来たらここも是非訪れていただきたい場所が。。。
その場所は「陶山(すえやま)神社」

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おっと!!参道を横切る様に有田線の線路が突っ切っております!!
参道に線路とは、ここの神社は見せつけてくれますね!
鎌倉の御霊神社でしたかね、確かあそこも踏切渡ったら鳥居が目の前、って場所だったような気がするけど、ここの踏切は見事に「遮断機」もないので、スリリングさではこっちが勝りますなw

そして、この陶山神社と言えばやはりこれ。

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そう、鳥居や燈篭、狛犬など、神社を構成するほとんどの物が「有田焼」で作られているのであります。
故に、神社にしては珍しく「青」を基調としており、ちょっと神社にしては異質ですが、これはこれでまた味わいある奥深さを感じる神社であります。

ここ上有田エリアの町並みにも有田焼の展示はされていたんですが、有田焼の展示を楽しませてくれるエリアは有田駅近くにもあります。
それが有田駅から車で5分ほどのところにある「アリタセラ」と言う有田焼ばかりのショッピングモール!!
有田焼で作られた神輿やひな壇、そしてとても面白かったのがこの下の写真にある「カップヌードル」の有田焼コースター♪
本当に見た目はでかいショッピングモールなのに、全部の店が有田焼関連しかない、と言う全国広しと言えども、ここまでテーマ特化型のショッピングモールは訪れる価値大です♪

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さあ、それでは有田エリア最後の〆は有田駅傍にある「佐賀県立九州陶磁文化館」へ…

 

 

 

ええ、見事に月曜と言うことで「休館」となっておりましたorz。。。

しかーし、ここはあの旅の女王のネタを拝見し、まだ有田にはあの場所があるではないか!!と車を走らせその場所へ。
その場所こそ「有田ポーセリンパーク」

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ドイツにあるツヴィンガー宮殿を模したどでかい宮殿を中心に広大な庭園と有田焼の工房等が集まったこの施設、月曜と言うこともあってか、初めはもしかして閉園してしまったのか?と思うほどの静けさ。。。
施設もほとんど閉まっており、宮殿内も入れなかったのはちょっと残念。
ここ有田町とツヴィンガー宮殿のあるドイツのドレスデンは江戸時代などにヨーロッパに売られた有田焼が数多く博物館に展示されており、それが縁で姉妹都市になった関係からこの施設が出来たようですが、是非とも中も見学したかったですね。

 

これで有田巡りは終了。
次は嬉野温泉に浸かりに行くかなあ♪

続く


サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)
その4(太良~鹿島)
その5(鹿島~武雄)
その6(武雄~有田)
その7(有田~嬉野)←今回


今回の行程

乳待坊公園展望台~有田町歴史民俗資料館~泉山磁石場~上有田伝統的建築物群保存地区~陶山神社~アリタセラ~有田ポーセリンパーク

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2023年5月28日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その6(武雄~有田)

楼門や武雄温泉新館を見て回るともう夕食時間。
宿に戻って夕食を準備していただきます。

宮本武蔵ゆかりの宿 湯元荘東洋館

部屋食でどうぞ、と言うことで早速準備していただきます。

 

 

前菜から順に運ばれてきますが、有田焼のお皿にきれいに盛られた料理が目でも味わせてくれます。

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旅館の料理って本当一つ一つに丁寧な和心が込められていて、見て食を楽しむと言う大人の「食育」が効いていて夕食の満足度も爆上がりです。地酒もいただきほろ酔いで幸せな夕食の一時間でした。

暫し食後の休憩を挟み、旅館内に2カ所あるお風呂を頂きにいきます。
旅館上階と一階に別に風呂があり、先ずは上階のお風呂から頂き、その後1階の風呂へ。
1階の方がややこじんまりとはしておりますが、こちらの方が源泉なので、ゆっくり浸かって一日の疲れを取ります。
泉質はアルカリ性単純泉ですが、浸かっていると体の中から温まっていることが分かります。
上がっても全然湯冷めしないのが良泉の証拠ですね。

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お風呂に入ってまったりしたものの、まだ不思議と元気が残っているので夜の散歩へ。
ライトアップされている楼門もまた妖艶な雰囲気でいいですねえ。
真冬なのにお風呂の泉質が良い証拠なんでしょうね、全然体が冷えないのはさすがは良泉、武雄温泉であります。

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次の日の朝も食事前からお風呂を頂き、体の中にパワーを溜め込み、朝食で総仕上げ!!
普段あまり朝食は食べないので旅に出た時が毎回思いますが、一番健康的な生活を送っている様に思います。

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身支度を整えいよいよ最終日スタート。
この日は有田から嬉野の方に向けて旅をして、福岡に戻り帰阪の予定。
1泊2日ながらなかなか濃いめの行程であります。

もし公共交通機関オンリーの旅ならこの武雄温泉から嬉野まで西九州新幹線使ってみたかったんですが、今回はそれは叶わず。。。
次回来ることがあれば是非乗ってみたいものです。
さて初めは武雄の郊外の見所を巡って隣町の有田町へ入っていくルートを取ろうと思います。

先ずは武雄市街のはずれにある「円応寺」と言うお寺へ。
この円応寺、春には参道沿いの桜が咲き乱れ、それは美しい参道になるようですが、それに加えこの独特な「鳥居」がシンボル。
ん?神社ではなかった(^_^;)
不思議な鳥居型の石門、ここを統治していた鍋島氏の菩提寺と言うことですが、彼らの独特なセンスがこのような石門を作らせたんでしょうかね。鳥居型ながら両端がクルッと巻いたような形にしている辺り独特なセンスを感じます。

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そして本堂前にもこれまた立派な石門が。。。
どう見ても石門だと西洋的な建物をイメージしてしまいますが、境内はいたって和のお寺でした。

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続いて向かったのは、飛龍窯と言うところ。
個のエリア一帯はこれから向かう有田に加え、すぐそばには伊万里のエリアもあり、ここ武雄の北部も焼窯があちこちに点在しているみたいです。地図で見ると以前行った伊万里の「大川内川」のエリアも近かったみたい。
で、この飛龍窯、実は「世界一の容積を持つ登り窯」だそうで、写真に収めてみようとしてもとても入りきらない大きさです。
23メートルもの長さを持つ登り窯。中はいくつかの房と呼ばれる窯が構えられており、最大12万個もの湯呑を焼くことが出来る程だとか。

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この一帯の焼き物の盛んなことが良く分かりますね、この後の有田が楽しみです。
それでは有田町へ、と思ってたらふと奇岩群が目に留まりすぐたどり着けそうなのでちょっと立ち寄ってみます。

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なに、この奇岩は。。。
もしかして陶器用に岩石を削って出来たもの?
ここは「黒髪山」と呼ばれる一帯で、516メートルの低山でありながら、強烈な岩場が続き登山難易度の高い山なんだとか。
男女がこの山に上ったまま姿が消え、そのまま岩になってしまったという夫婦岩等なかなか静かに気になるスポットでありました。

次回は有田の町をあちこち巡ってみようと思います。

続く


サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)
その4(太良~鹿島)
その5(鹿島~武雄)
その6(武雄~有田)←今回


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2023年5月14日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その5(鹿島~武雄)

鹿島を後に、この日のお宿にして今回の旅一番のメインエリア、「武雄市」に向かいます。
もう時間は夕方、鹿島から武雄までの見所はもう無理かなあ。。。
と思っていたんですが、まだ何とか見て回れそうな場所があるので、そちらに立ち寄ってから宿に入ろうと思います。


サイコロきっぷでいく武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)
その4(太良~鹿島)

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「サイコロきっぷ大幅値上げ!!??」


そのひとつ目が鹿島市から10分程武雄市側に行ったところにある「和泉式部公園」
ええ、ある方wwが立ち寄った場所だったので、ネタ追いで寄らせていただきました(笑)
武雄市か鹿島市なのかなあ、と思ったらここはまさかの嬉野市。
めっちゃ嬉野市鹿島市に隣接するエリアまで張り出てるんですねえ。

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平安時代の有名歌人である和泉式部。
紫式部、清少納言と並ぶ三大女流歌人の一人でもある彼女の出生地がここ「佐賀」らしい。
全く歴史は?な俺ですが恋歌の天才であることだけは何かで聞いたことがありますw

さて、和泉式部公園を後に、いよいよ本日の宿泊地、武雄に到着です。
まだ18時にチェックイン予定なので、まだ陽も残っているうちにルート上にある「武雄神社」にご挨拶していきます。
入り口には夫婦桧が神社を守るように植わっており、色々なご縁を繋ぐ御神木として崇められれております。

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本殿は武内宿禰(たけうちのすくね)という主祭神等5柱神が祀られていて、この武内宿禰はにゃんと、360歳をほこる長寿の神様なんだと。。。まるで亀様の様な長寿様ですね。
本殿の左奥には長寿の神様を祀っているだけあって、樹齢3000年もの大楠があります。
長寿大木ナンバー7!!と言う素晴らしい大木で根っこの部分は洞窟の様にぽっかりと開いており、中には祠が祀られているみたいですが、近づくことは出来ず、夕方と言うこともありうーん、、、見えない(笑)

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しかし、あんなに大きな空間がありながら凛と根を張り続ける大楠の生命力には感服ですね。
流石は長寿、ご縁繋ぎのパワースポットを名乗るだけのことはあります。

そろそろ宿のチェックインタイムになりますので、武雄温泉街まで最後の一走りです。
今回お世話になる宿は「湯元荘東洋館」と言う日本旅館。
武雄温泉街の中心にあり、目の前はなんと国の重要文化財である「楼門」「武雄温泉新館」があるという好立地。
そしてこの旅館、チェックインしてから知ったのですが、「宮本武蔵ゆかりの宿」だと。
宮本武蔵の兵法書「五輪の書」をこの宿で練ってたと言う由緒正しきお宿でございます。

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食事は19時からと言うことで少し時間があるので、目の前の楼門に行ってみようと思います。

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お゛~、これが武雄温泉のシンボル「楼門」かあ。
まるで竜宮城の入り口の様であります。
この楼門、東京駅を作った「辰野金吾」の設計と言うから重要文化財になったのも頷けます。
この楼門をくぐると同じく重要文化財である「武雄温泉新館」の建物が現れます。
ギリギリで見学が出来そうなので建物の中に入ってみます。
温泉新館と謳っておりますが、今は営業されておらず資料館として往時のハイカラセンスを見せつけてくれています。

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和であり、洋でありなんとも往時はさぞかしハイカラであったであろう武雄温泉新館の建物。
タイルなんて当時はき贅沢の極みだったと思うので、最先端の温泉を楽しむためにたくさんの入浴客が訪れていたことを想像させてくれます。
因みに現在は建物の両端にそれぞれ武雄温泉元湯「鷺の湯」と言う公衆浴場で入れるようになっています♪

さて、そろそろ宿に戻って夕食を頂きましょうか。。。

続く

今回の行程

道の駅鹿島~和泉式部公園~武雄神社~武雄温泉楼門

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2023年4月23日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その4(太良~鹿島)

長崎県の入り口までフライングしましたが、フルーツバス停で旅のお腹も膨らみ?本来の目的地へ向かいます。
向かうは「鹿島市」


サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅シリーズ

その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)
その3(吉野ヶ里~太良)


鹿島市と言えば、日本三大稲荷の一つ「祐徳稲荷神社」がある場所。
やはりここは外せませんね。
しかし、日本三大稲荷っていくつあるのか、、、
「伏見」「豊川」「最上」「笠間」。。。
もうここで5カ所目なんですが(;^_^A

 

うーん、、、

まあ、良いか♪

と一路祐徳稲荷へ!!

祐徳稲荷神社HP

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お゛~、流石は三大稲荷を名乗るだけあって結構な賑わいであります。
参道沿いのお店に活気があるとなんかワクワクしちゃいますよね。

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入り口に着きました。
鳥居をくぐるとまた鳥居、前を見ても後ろを見ても、はたまた右を見ても左を見ても鳥居、、、
稲荷様の特色なんでしょうかね(笑)
それでは本殿にお参りしましょう。

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何とも煌びやかな楼門。
目の前にある神池から見る楼門はなんとも絵になります!!
そして、楼門をくぐると右手に見えてくるのが祐徳稲荷のシンボルともいえる「御本殿」がお目見え!
うーん、首が痛くなる位見上げないといけない位の高台に鎮座されております。
なのに、上に行かれる参拝者の方はそんなに多くなく、御神楽殿の方が多くの方が列をなしておられました。
まあ、あの上まで上がるのは一苦労ですわな。
神楽殿の左右には神楽殿らしく大きな面が飾られておりました。
なかなかいい顔つきですね♪

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でも折角参拝しに来た訳ですし、本殿には行ってみたいです。
参拝階段を上り、本殿へ。

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本殿を全体から拝むなら下から位しか写真を撮れない位狭い高台に位置する「本殿」
今まで参拝したお稲荷様の中で、ここ祐徳稲荷が一番煌びやかで鮮やかな色合いですね、映えますw

さて、本殿まででも十分な高台ですが、この本殿の奥には「奥の院」もある様子。
まだ昼下がりですし、時間は取れそうなので上ってみることにします。

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稲荷大神にお仕えする白狐を祀る命婦大神等がある奥の院。
はるか眼下に見える参拝道や鳥居の数々を見るとここ祐徳稲荷の規模のでかさを感じることが出来ます。

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鹿島市の一大観光地を攻めることが出来ましたが、まだ鹿島市には気になる場所があります。
時間も無くなってきましたが、次向かう場所は「肥前浜宿」です。

海辺にも近く港町である交通の要所であるのと同時に湧き出る地下水とお米で日本酒造りでも有名で、祐徳稲荷もあっての門前町的な要素も兼ね備えた一大宿場町の趣を残すここ肥前浜宿。
酒蔵通りを中心に重要伝統的建築物保存地区に指定されており、往時の面影を感じることが出来る町並み。

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通りに見られる酒蔵は白壁の建物が多く、往時の経済力の凄さを物語っています。
車で来てなかったら日本酒の試飲とかも出来るような場所もあるだけに惜しいw
海辺に近いのに湧き水が酒造りに合っていると言うのは何か不思議な感じ。
塩味は無いのですかね。

ふと時計を見るともう16時を超えました。
陽も下ってきましたので、そろそろ本日のお宿、武雄温泉に向かうことにします。

その前に「道の駅 鹿島」で一休みしていきましょう。
って、初めはスルー予定だったんですが、「干潟」を目の当たりにできるエリアらしいので、小休止がてら立ち寄ってみます。

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遠浅の干潟、ムツゴロウとかもこの泥んこの中に隠れているのかな?
あいにく、海中鳥居の時間よりは水が増えてきている感じですが、傍まではどうやらいけない様子。
まあ、見ることが出来たと言うことで良しとします♪

朝からそういえば、何も口にしてねええwww
と言うことでおやつと称し、このような地元名物を購入。

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佐賀県産温州ミカン100%ジュース「みかんのきもち」と、これまた佐賀名物?らしい「焼だご」をゲット。
焼だごとは「和風クレープ」みたいなもので黒砂糖をくるんだなんとも素朴な味わいなのに、バター系とすごくマッチしていてとても美味しい。
何といっても「出来立て」なのがありがたい♡
夕食までそんなに時間ないのに、これはもっと早めに立ち寄って食べておくべきだった、と思う位の美味しさ。
と言いつつ夕食は夕食で間違いなく全食する気満々ですけど(笑)

それでは武雄市に向かうことにします。

続く

今回の行程

フルーツバス停~祐徳稲荷神社~肥前浜宿~道の駅「鹿島」

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2023年4月16日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その3(吉野ヶ里~太良)

吉野ヶ里で2時間弱もの時間を使ってしまいましたw
観光するのは2日間しかない中、いきなり1日目の半分弱を使ってしまったことになるので、急いで本来の目的エリア「杵藤」エリアへ車を走らせます。


その1(出発~博多)
その2(博多~吉野ケ里)



その1でも書いたんですが、もし電車、バスだけだったら杵藤エリアで巡れるところも大分制限がかかるので、レンタカーにしたものの、この調子では行くエリアレンタカーでも制限しないといけないか(;´・ω・)。。。
と車で走ること1時間半、やっと杵藤エリアに到着です。

杵藤エリアとは。。。

Img_kouikimap

佐賀県の西南部に位置するエリアを指し、今回お世話になる武雄温泉のある武雄市をはじめ、鹿島市、嬉野市等3市4町からなるエリアです。
そんな杵藤エリア第一の訪問地は杵藤エリアの一番南側、「太良町」です。

太良町、何があるのか?
実はこの旅をする前にあるブロガー様が、このエリアを散策されてて、お~!と言う場所を訪れており、行ったからには俺様も訪れてやるぜえwwと真似っこした次第(笑)

そのお~!な場所がこちらです。

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ん?鳥居が。。。
この場所こそ「大魚神社の海中鳥居」です。

この海中鳥居には謂れがあって、その昔悪名高い代官が村人により、この鳥居の先にある沖ノ島に置き去りにされてしまったのですが、大魚(ナミノウオ)に助けられ、その感謝をこめ作られたと言う悪代官をも改心させた?素晴らしき鳥居であります。
それでは早速鳥居の先まで行ってみることにしましょう。

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ちょうど干潮時間と言うこともあり、一番先の鳥居まで来ることが出来ました。
遠浅で有名な有明海だけあって、干潮時のただ広がる海辺のエリアのなんとも広いこと。
はるか向こうまで歩けそうな位、遠浅の海の底が広がっています。

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向こうまで海中道路なんでしょうか、海辺に向かって一本道が続いている様子。
折角だし足を運んでみましょうかね。

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もう数百メートルは歩いたかなあ、ここまで海の先まで歩ける場所ってそうそうありませんよね。
干潮タイミングだからこそ歩けるこの海中道路、やっと先っぽまで来ました。

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うぉー、なかなか神秘的な雰囲気を醸し出す海に沈み行く一本道。。。
この海中道路は漁を終えた魚などを荷揚げする大切な生活道路の一つらしいですが、近づいてみると海に引き込まれていきそうです。。。
この道が線路だったら「千と千尋の神隠し」で出てくる海中列車のシーンですよね。

いいもの拝ませていただきました♪
帰りにこの鳥居の大本、大魚神社にも参拝。
海中鳥居の賑わいとは一転、誰にも知られていないかの如く、静かで小さな神社でした。

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さて、それではここから戻って鹿島市に。。。

 

 

とはならないのでありますwwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

太良町を超えると長崎県へ突入なんですが、、、

俺は発見してしまったのである。。。
Googleマップをいじっていたら、、、

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おっ、スイカww

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ん?フルーツトマト?

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メロンちゃーん♡

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甘いイチゴ~♪

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みかん?はっさく?w

な、なんですの、この果物達のバス停は!!!

そう、これはどれも「バス停」
5種類、16カ所のバス停にこのフルーツバス停が存在するのであります!!
今回はこの5種類を制覇できる最短のバス停「長戸」まで進んでみます。
長崎県営バスと言うバスが諫早から出ていて一時間におおよそ1本位あるみたいですが、佐賀からだと祐徳バスで県境近くまで行って数キロ歩く形を取ったら可能だけど、如何せん便数が少ない(-_-;)
やはり、今回はレンタカーで正解でしたね。

このバス停はそのまま「フルーツバス停」として、地元の小長井町が長崎を訪れた人達を和まそうと作ったものらしい。
折角だったら鹿島から諫早まで海中鳥居とコラボして定期観光バスでも走らせたら人気でそうだけどなあ。。。

 

と勝手な妄想を脳内で繰り広げながら佐賀県に戻ります。
次回、鹿島市編です。

今回の行程

吉野ヶ里遺跡~大魚神社の海中鳥居(海中道路)~フルーツバス停(今回は長戸バス停まで)

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2023年4月 9日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その2(福岡~吉野ケ里)

暫く更新滞っておりました。
毎日サー残三昧で、帰ってきたらご飯食べつつ爆死している日々が続き、休みが日曜のみの日が続き、PCに向かう元気もなく。。。
今週やっと激務に目途がついたので(と言うことは終わっていない(-_-;))、何とか頑張って更新いたします。

毎年の事ではありますが、何か年々この時期の忙しさが激しくなってきているような。。。
残業代出るわけでもないのに、日々仕事に忙殺されている我にどなたかご褒美をww

 

と独り言はこの位にし、溜まっているネタを更新します!

夏に続いての冬バージョンの「サイコロきっぷ」
前回スタート編を書きましたので、ここからやっとスタート地点ですね。
それではよろしくです。

 

もう一つのサイトも更新中♪
ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「可愛くてごめん♪」

 


泊まった宿は博多から30分程北九州寄りにある「古賀」
福岡市都市圏の東側に位置するベッドタウンです。
朝8時半にレンタカーを借りるために電車で移動になるとは、福岡市街のホテル事情の厳しさ故。。。
インバウンドで日本人の方がホテルに手を出し辛い値段になっているこの世知辛い世の中ですねえ。

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博多駅に着くと、確かにインバウンドで多くのアジア系の人であふれていました(;^_^A
インバウンドの人達はほぼほぼ西口側に流れていきますが、俺は東口近くのレンタカー屋さんへ。
ここから一路佐賀までのんびりドライブです。
国道385号を使い、那珂川と言うエリアを抜けて目指すは「吉野ヶ里」
あの「吉野ヶ里遺跡」で有名なエリアですね。

今回佐賀県は「杵藤(きとう)エリア」を中心に巡る予定だったんですが、ちょうどルート上に吉野ヶ里があるとあれば、再訪するしかないでしょう!と言うことで、博多からおおよそ1時間程で到着です。

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吉野ヶ里歴史公園、ちょうど日曜と言うこともあり、朝10時だというのにすごい人手。
車も無事停められましたが、日曜市みたいなものも開かれていて、何ともにぎやかな吉野ヶ里です。

吉野ケ里歴史公園

公園に入ると、広大な敷地が目の前にデーンと。。。
それもそのはず、この歴史公園全てのエリアを含めると100ヘクタールオーバー!
あの「ネズミーランド&シー」を含めた位の広さを誇る巨大歴史公園なのであります!!

そんな広大な公園を全て網羅するのは不可能でありますので、有料ゾーンである「環濠集落」ゾーンだけでも攻めておきたいと思います。
前回来た時の記憶も大分朧気、、、それもそのはず、前回来たのは自分が初めて年長児担任になった時だったから、もう十云年前(;^_^A

自分の旅行歴史を思い起こすべくの再訪、しっかり記憶の上書きをしていこうと思います。
先ずは南側エリアに広がる「南のムラ」へ。

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吉野ヶ里集落の庶民が住んでいたとされるエリアだそうで、竪穴住居、高床建物が混在していて、弥生でありながら縄文の名残も感じられるエリアです。
どこの建物も中を見学できるのですが、意外と寒さを感じないのは土の温かみがあるからでしょうか。。。
(建物の中は半地下状態に掘られているところがほとんど)
「冷暖房風呂トイレ光回線完備の竪穴式住居」に住みたいとおっしゃっておられる方がおられましたが、意外といけそうな気がする~♪

さて、続いては北上し「蔵と市」エリアへ。
蔵と市のエリア横は後程出てくる「南内郭」となっており、吉野ヶ里集落の商業的エリアへ。

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おっ、歴史教科書で習った「ネズミ返し」もきちんと再現されています♪
中には往時の保管方法をそのまま再現されていて、なかなかリアリティのある市エリアでした。
たくさんの倉が再現されているところからも、如何にこの地が繫栄していたかが分かりますね。
こんな立派な集落ですから、外敵から攻められることも多かったとのことで、環濠集落と言われるだけあり、集落を囲むように彫られた環濠もとても巨大です。
攻めてきても一旦この溝に降りていかないと侵入できず、その間に上から狙い撃ちって感じですね。

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ここまで歩いてすでに45分、やはりなかなかの広大さであります。
夏場にこの広大なエリア歩くとなるときついでしょうねえ。。。
このまま横の南内郭に行こうかとも思ったんですが、ルート的に南内郭は最後にもう一度通るのでそのままスルーし、北内郭に先に向かうことにします。

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北内郭に来ると今までのエリアとは雰囲気が一気に違ってきます。
それもそのはず、ここ北内郭エリアは「祀り」を司る神聖なエリア。
門の上には「鳥」が。。。

これは往時穀物を運ぶ鳥が崇拝されていた事が由来の可能性があるものだそうで、東アジアでは門などに鳥形が飾られているところもあるのだとか。
東アジアとの繋がりを考えても、なるほどなあ、と感心させられます。
また門には神が出ていかない様に結界を張る意味合いもあり本当奥が深い。。。
鳥居との関係はあるのかないのかも含め諸説あるようで、どれも決め手に欠けるようで、まさしく古代ロマンですよね。

そして、吉野ヶ里遺跡一番の巨大な主祭殿が目の前に現れます。

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前回、確かにここに来ているのに多分上がっていないんですよ。
確か天気が崩れ落雷の可能性が出てくると上れなかったんじゃなかったかなあ。。。
天気は晴れだったんですが、夕立の雲が近づいていたか何か。。。

ですが、今回はそんな心配は御無用な真冬の快晴空。
早速二階部分に上がると、そこはクニの祀りを話し合っているのでしょうか、会議の様子が伺えるように再現されています。

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そして三階部分に上がると、そこは巫女がお告げを聞く神聖ゾーン。
神からのお告げを階下の長達に伝える重要な場所だったんですね。

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前回は多分ここまでしか来ていなかったと思うんですが、今回はその先まで向かうことにします。
ここから北側のエリアは発掘が続いているゾーンな様で、今回もその半分位までのところしか行けなさそうです。

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この高く積まれた土の山は北墳丘墓、古墳ですね。
裏側に回るとまさかの内部を博物館の様にして展示されておりました!!

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真ん中に埋められているのは甕棺、棺桶です。
こんな完全な形で残されているとは驚きですね。
この甕棺から発掘された副葬品もこんな形で残っているのを目の当たりにできるとは、吉野ヶ里遺跡すごいです!

北墳丘墓を後にする頃にはすでに1時間半近く、結構見て回りましたねえ。
最後はスルーしてきた南内郭を巡って〆たいと思います。

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ここ南内郭はこの地を納めていた王や支配者層が住んでいたエリアで、物見櫓等も見られます。
傍には吉野ヶ里遺跡で発掘された展示館もあり、色々発掘された品々を見ることが出来ます。
歴史ファンには堪らない場所ですね。

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朝から訪れた吉野ヶ里遺跡なのですが、見事に二時間近く過ごすことになりました。
いやあ、歴史疎い自分ですが、なかなかいい古代ロマンに浸ることが出来ました。
次回は本丸、杵藤エリアに向かいます!!

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2023年3月19日 (日)

サイコロきっぷで行く武雄温泉の旅…その1(出発~博多)

何でこうもJR西日本さんは攻めてくれるのでしょうね(;^_^A
ニュージーランドから戻ってきた年明け、成田に戻ってきてネットを見ると、まさかまさかのJR西日本より真冬に「サイコロきっぷ」第三弾が発売されるというニュースが!!

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勿論「5000円」設定は全く変わらず!!
いくら真冬で旅行時期としてはオフシーズンとは言え、攻めまくりですよね。
ニュージーランド行ったばかりで財布もスッカラカンなのに、この5000円で行き帰りの旅費で済むのであれば、使わない手はございません。
とは言え、散財しすぎたし、今回はちょっと、、、躊躇していたのですが、やっぱり買ってしまえ!と1月20日過ぎに「サイコロきっぷ」をポチッと購入♪

因みに今回の第三弾のサイコロきっぷの行先は以下の通り。

加賀温泉(芦原温泉よりもまだ先まで行けるのか!!??これは雪露天を風流に味わうのも手ですな♪)
出雲市(出雲と言ったらやっぱり出雲大社ですよね、松江やレンタカー借りて石見銀山の再訪も良いなあ)
湯田温泉(おっと!!実は山口市は通っただけでちゃんと観光したことがないエリア、その上温泉で宿泊出来るとは!)

そして今回も、、、

 

博多(やっぱりJR西日本の西の果て、これ当たったらもうどこにでも行っちゃうよお♪)

の4カ所。
確率は加賀温泉、出雲市で3分の1、湯田温泉が9分の2、そして博多が9分の1と博多の確立が第一弾より確率がアップ!!
でも、俺的にはどこに当たってもめっちゃラッキーな場所なので、ルンルンでサイコロを振らせていただきます♪

何が出るかな、何が出るかな、何が出るかな~♪

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チャチャチャチャーン♪

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うぉー!!!来たよ来たよ。
山口県の湯田温泉に決定!!!!

 

 

 

ん?

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ま、ま、ま、まさかこの展開は。。。
パチンコの確変突入モード??

。。。

。。

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テッテテー!!!!

ウォーーーーーーーー!!
まさかのレア目

「博多」ゲーーット!!!

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こ、こ、こんなラッキーが新年早々あっていいのでしょうか?
まさかの博多とは、、、
これはすぐに宿を取って旅程を整えないと!!
しかし私の仕事、この2月3月と言うのは大変忙しい時期でございまして…(-_-;)
その上土曜日は全て出勤。(2週は祝日だったのですが、唯一の連休は、宿代も高騰しており海外旅終えたばかりの財布では厳しい)
サイコロきっぷの使用期間は1月20日~2月12日の連休まで。
自分の休み的に可能なのは、2月の第一週に振休が月曜にあった日月の2日間のみ。

せめてその1泊、博多から行けそうなところピックアップして楽しもうではないか。
そうして選んだ場所こそ、佐賀県は「武雄温泉」なのでございます。
佐賀県、唐津エリア等は何度か行ったことがあるものの、その他のエリアは吉野ヶ里と有田を除いてはほぼ未踏。
故にいつか佐賀の方攻めてみたいなあ、と思っていたので、今回杵藤(きとう)エリアを中心に1泊で巡れるだけ巡ってみようと思います。

さて、今回のサイコロきっぷの旅、前回同様「公共交通機関」のみで巡り倒すか、とちょっと画策してみたのですが、このエリア、祐徳バスと言うバス会社があるのですが、都市間移動がかなりシビア過ぎてとてもじゃないが1泊では行くエリアが限定されてしまいそう…残念ですが今回はレンタカーで巡ることにします。

そうして出発の日。
ええ、実は日曜の朝一で向かおうと思っていたんですが、土曜は未満児の子ども達の発表会の日、昼からの保育も子どもも少ないと言うことで「半休」を急遽頂けることになり、まさかの土曜「前入り」が可能となりました♪
うぉっしゃー!速攻宿をゲットするぜえ!!

 

ええ、博多エリア全滅でした。。。_| ̄|○lll

と言うか、僅かに空いていたビジネスホテルで2万近いんだよお。
ここはニュージーランドなのか!?という位の宿壊滅状態。
どうやら、この原因は週末であること以上に韓国からの「インバウンド」がドドッと福岡に集中しているのだと。
にゃんと言うこった(涙)

折角前入りが出来ることになったのに、これでは。。。
とちょっと範囲を広げ検索をかけてみると「久留米」や「筑豊」エリアだと妥当な値段で宿が取れそうですが、レンタカーを借りることにしたのは「博多駅」。。。
流石に今からレンタカーの借りる場所を変えると手数料も取られるうえに、レンタカー代もバカにならない位上がるだろうし。。。
そんな中、目に入ったのが博多駅から30分程のところにある「古賀」と言うところ。
博多駅にもアプローチしやすいし、値段もリーズナブル。
無事宿をゲットし、サイコロきっぷで予約を再度取り直しします。
ええ、実はサイコロきっぷ、切符発券までは予約の取り直しが出来るのであります。

こうして、2月4日の土曜、仕事上がりで夕方の新幹線で一路博多へ向かいます。
そうそう、切符を買った数日後、「出雲」エリアを走る特急「やくも」と言う列車がこのサイコロきっぷの影響でほとんどの指定席が「満席」で予約が出来ない恐ろしい状況になっているとのことで、まさかの予定よりもかなり早い「サイコロきっぷ終売」となっておりました。
ふーっ、危なかったぜえ。
と言うかもし「出雲市」当たっていたら俺も切符予約に振り回されていたと言うことですよね。
これは運が良かったと言うべきなのか。。。

 

さて、本題に戻し今回乗り込むのは勿論「山陽新幹線」
「のぞみ」「ひかり」「こだま」、そして九州新幹線に乗り入れる「みずほ」「さくら」
どれに乗るべきか。。。

 

それはもう「みずほ」「さくら」以外に選択肢はない!!
博多で降りるのに何故か、、、それは

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分かります?
新幹線の座席配置って大体2:3の5席配列なんですが、この「みずほ」「さくら」は2:2の4席配列なんです♪
グリーン車並みの座席配列で2時間半の新幹線旅が味わえるのであります!!
少々時間がかかってものぞみには乗りません!

と言うことで出発まで少々時間がございますので、夕食を食べに、、、
いえ、買いに行きましょう♪

新大阪駅構内にある「駅弁にぎわい」と言う駅弁コーナーだけで17メートルもあるとんでもない巨大駅弁ステーション。
北は稚内から南は鹿児島中央までと全国津々浦々の駅弁がここで買えるとあってすごい人気であります。
前回のサイコロきっぷ旅では慣れない列車旅で駅弁を買い損ねたので、今回はしっかりリベンジさせていただきます♪

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18時近くになったのでホームに上がります。
流石は新大阪駅、巨大ターミナルらしく新幹線が通勤電車並に出発到着を繰り返しております。
今回乗るのは「さくら569号」鹿児島中央駅行です。
短い8両編成ですが、優等列車らしく上品さを感じる車内。
出発するや否な早速買った駅弁を広げプチ晩餐の開始であります♪

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今回チョイスしたのは兵庫県は明石のあなごとだし巻き卵の駅弁。
アナゴの味付けが何とも優しい♡
ビールも2本買ったけどあっという間になくなってしまいましたw
ほろ酔い気分のまま2時間半はあっという間、21時前に定刻通り「さくら」号は博多駅に到着です。

ここからJR九州の在来線に乗り換え古賀駅まで向かうのですが、ホームにはこんなに乗客がいるのに全然列車が来ない。
やっと入線してきた電車はめっちゃすし詰めだし( ;∀;)ちょっと列車数減らし過ぎちゃう?

ほろ酔いもぶっ飛び、やっと満員電車から解放され、ホテルに着いた頃にはもう22時過ぎ。
ふーっ、疲れたわあ。

次回、博多から一路佐賀県へレッツゴーです♪

続く

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2023年3月 5日 (日)

舞い上がれ!島原へ!

五島列島と島原半島を巡る旅も今回で最終回。

舞い上がれ!シリーズ

長崎編
下五島(福江島)編
上五島(中通島)編
南島原編
雲仙編

雲仙普賢岳を後に一気に島原市へ駆け下りていきます。
このエリアは1991年の大噴火により火砕流が発生し甚大な被害がもたらされた地でもあります。
そんな大災害の爪痕を少しでも後世に伝えていこうと作られた施設が「がまだすホール(雲仙岳災害記念館)

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入館料は1000円越とやや高いですが、往時の火砕流の恐怖や自然の凄さ、そして恐ろしさを学べる施設です。
ジオラマで再現されていると分かっているとはいえ、こんな自然の猛威が目の前に迫っていたら、と思うとゾッとしますね。
多くのマスコミ従事者がこの火砕流で飲み込まれてしまいましたが、報道の在り方についても我々視聴者は考えていく必要がありますよね。
多くの迫力ある画像を得ようと危険と隣り合わせの地まで足を踏み込みその穿った使命感が仇となったところもあると思うので、その責任の一端は我々視聴者にもあると思うので、今後の報道について、そして自然を甘く見ないと言うことをしっかり胸に刻み込ませていただきました。

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それではがまだすドームを後に、島原市街へ最後のアプローチ!
島原には以前一度だけ来たことがあるのですが、その時も結構駆け足だったんですが。。。
今回も。。。

 

ええ、見事な駆け足となってしまいました。。。

 

と言うのも飛行機の出発時間から逆算して、島原から空港までGS立ち寄りを加えておおよそ1時間半。
16時半がタイムリミットなんですが、がまだすドームを出る頃にはすでに15時半orz…

わずか1時間で島原市街を攻めることは出来るのでしょうか??
まあ、普通なら無理ですねえ(;´・ω・)
ですが、旅に出たら色々見て回りたい気持ちになるのも当然というもの。

ならば最後まで足搔いてみせましょう!
そう、それが大樹でありますww

そうと決まればパパパッ!と突き進んでまいりましょう!
先ず向かったのは「浜の川湧水」

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ここ島原市は昔から別名「水の都」とも言われ、雲仙山系の湧水地として、日本全国名水100選にも選ばれており、町のあちこちに50以上もの湧水地を抱えるエリアだと。
それを総称して「島原湧水群」、全てを巡るなんてことは出来ませんが、島原市でも有名な3か所を頑張って駆け抜けていきます♪
その1カ所目がここ「浜の川湧水」なんです。

浜の川湧水の傍には「銀水」と言うここの湧水を使った「かんざらし」と言う島原伝統の和スィーツの専門店があります。
時間がないんだけど。。。うーーん…

 

 

 

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入ってしまいましたあww


かわいらしい小さな白玉粉を湧水で冷やし、蜜汁をかけたものですが、チュルっと口の中に入っていく度に冷たさと甘さが口内を踊りまくります♪
これは時間がなくても立ち寄って大正解!
この浜の川湧水の場所、道も狭く分かりづらい場所だったんですが、一発で見つけることが出来たからこそ立ち寄れた訳で、自分の運の引きの強さをこの時ばかりは感謝でしたね。
お店の中にも湧水地があり、雰囲気あるとても素敵なお店でした。

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と、まあお分かりかと思いますが、僅か1時間ちょいの島原観光で、ここ浜の川湧水だけで30分以上使ってしまいました(涙)
残り30分弱、残り2か所の湧水地エリアを巡ることが出来るのでしょうか。。。
急いで車を市街中心地に走らせます。

そしてまず向かったのは「島原城」とその先にある「武家屋敷群」

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当然ながら島原城、中に入るだけの時間などございませんorz
まあ、以前一度ここには入っているので今回はごめんなさい_(._.)_

と駆け足で島原城を後にしようとすると、、、

くぉらーーーーーーーー!!

Photo_20230305134305

振り返ると北村西望と言う人の彫刻等を納めた記念館たる施設と、彼が作ったであろう彫刻群が。。。
因みにこの北村西望と言う人物。。。

Photo_20230305171701

これをご覧になったらお分かりかと思います。
そう、長崎原爆の碑に建つ「長崎平和祈念像」を作った彫刻家なのです。
そして、そのうちの一つの像が、俺をにらみ。。。

Photo_20230305172001

「喝!!!!!」

少しは反省しろ!こんな駆け足観光、俺は認めんぞ!
再訪を誓え!!さもなくば永遠説教垂れるぞ!!!と。。。

すみません(;´・ω・)
絶対またここ島原をしっかり巡りますんで何卒お許しをーーー!!m(__)m

 

とお説教を背中で浴び続けww駆け足で武家屋敷群へ猛ダッシュ!!

お前、全然分かっとらんやろ!!
の怒号を背に(笑)2か所目の湧水エリア「武家屋敷群」に到着です

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あぜ道の真ん中に水路が作られているなんとも珍しい造りの武家屋敷群です。
とは言いつつ地域住民の生活エリアとして往時の雰囲気はそのままですが、子ども達が湧水をぴょんぴょん飛んで遊んでいる姿はほのぼのとさせられます。
400メートルほどの水路を挟んだ両側に下級武士を中心に暮らしていたエリアにはしっかりと枡形の入り口もあり、もっとゆっくり時間があればいくつかある武家屋敷もお邪魔できたのになあ。。。と後ろ髪を引かれつつ、最後の3カ所目のの湧水エリアへ。
実はこの地点ですでにタイムアップモードなんですが、猛ダッシュで向かいますw

その場所は「鯉の泳ぐまち」

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ここは前回も来た所でしたが、この湧水で悠々と泳ぐ鯉を眺め続けていたいものですが、すでにオーバータイム15分以上(;´・ω・)
空港到着までの時間も考えると、ここで撤収(涙)

西望の石像にも説教されたし、これはもう一度3度目の正直で時間取って再訪確定でございます。
時間ってこういう時、止まってくれると本当ありがたいんですが、時間の流れを疎ましく思いつつ空港へ。

で、まあ良くあることではありますが、搭乗30分前のレンタカー返却。
あと10分遅かったらヤバかったですね。
もう少し余裕を持った行動をしたいものであります。

以上2泊3日の長崎旅は終わりです。
次回はニュージーランド海外旅は引き続き書きつつ、今年の2月の頭にある場所に行ってきたので、タイムリーさを優先しそちらを書いていく予定。。。
ますます、昨年に行った場所が取り残されていくのでありました。。。


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島原の行程

がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)~浜の川湧水(銀水)~島原城~島原武家屋敷群~鯉の泳ぐまち

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