岡山デスティネーション…新見市編
2023年初のブログ更新です。
今年もコソコソと?進めていこうと思いますのでまた良かったら絡んでやってくださいませw
2023年初のブログは岡山デスティネーションシリーズの最終回、新見市編で〆。
年初初の旅行ブログが最終回とは、、、
と年初めからツッコミかましつつ、粛々と書いていこうと思います。
真庭市から新庄村を抜け、新見市の市街地まで走っていきますが、やはりの途中の峠道は、相変わらずの険道ぶりでございましたw
そんな多少なりとも冷や冷やしながらのドライブではありましたが、昼前には新見市街に到着。
車を停めて町並散歩と行きたいと思います。
1…新見御殿町
新見藩藩主、関長治候によって作られた城下町?いえ、実はこの藩主の頃には江戸元禄時代、この時代になると新たな「築城」は認められなかったそうです。故にこの地域に「御殿」を建てて政務を取り仕切っていたところから「御殿町」と言われるようになったとか。
他の地域の城下町などと比べると数十分もあれば見て回れるほどのこじんまりとした町並でありましたが、それはそれで味わい深く、路地裏にまで入って町の散策が出来るところもあり(三味線横丁と言うらしいが、明らかに路地裏を通る感じw全国路地百選たるものもあるらしく、そのうちの一つに選定されておりました♪)、マニアックに攻めたら面白い町なのかも、と感じました。
絶対普通ならこんな路地裏入りませんよね、人の家に行く感覚ですしwww
町の中心地はこじんまりとしてはおりますが、新見市自体は大変広う御座います。。。
もっと時間があればゆっくり見て回りたいところたくさんあるのですが、今回はコンスタントにいくつかの見所を転々と巡って大阪に帰ることにいたします。
市街地から広島方面に車を走らせ向かうは県境近くにある「鯉が窪湿原」
ところがその手前になんとも面白いものを発見、それがこちら↓
2…親子孫水車
何コレ!!めっちゃでけー------!!
その名も「親子孫水車」
写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、手前から親水車直径13.6メートル、真ん中の子水車6メートル、奥の孫水車4.5メートルと日本一の親子孫水車なんだとか。
鯉が窪湿原に気を取られていましたが、これは嬉しい発見ですね。
それでは鯉が窪湿原へ参ります。
3…鯉が窪湿原
鯉が窪湿原、実は静かに東の尾瀬沼、西の鯉が窪と言われるほど、貴重な植物群が湿地一帯に生息しているという3.6ヘクタールと尾瀬沼と比べれれば規模こそ小さいものの学術的には大変貴重なエリアらしいです。特にオグラセンノウと言う植物はここと北九州、韓国の一部にしか生息しない貴重な植物だそうですよ。
ため池100選にも選ばれており、約2キロちょっとの散策路は気晴らしにちょうど良い散歩道。
鯉が窪と言うだけあってか??ため池にはたくさんの鯉も♪
協力金200円ほど取られますが、湿地を守るためなら安いものであります。
この時期はこの黄色い花が一面に広がっていたのですが、あいにくオグラセンノウはまだ時期じゃなかったようで残念。
のんびり散策を続けていたいんですが、この後もまだ新見市では3カ所ほど見て回りたいところもある、その上真庭市の「神庭の滝」も見損ねていたから帰り道にやっぱり立ち寄っておきたい、時間は待ってはくれないので、ここから怒涛の3連荘で自然岩に纏わる場所を連続して立ち寄ります。
まずは「井倉洞」へ
4…井倉洞
新見市の二大洞窟のうちの一つ、井倉洞。
岡山県は200以上もの大小鍾乳洞が存在するほどの、鍾乳洞天国。
その中でも阿哲台と言う一大カルスト台地周辺にある鍾乳洞群は規模の大きい鍾乳洞が多く、ここ井倉洞も新見市の2大鍾乳洞のうちの一つ。
長さ1400メートル、高低差も90メートル近くあり、結構なアクティビティ型の鍾乳洞であります。
井倉洞のある場所は風光明媚な井倉峡にあり、高梁川の流れにより浸食された石灰岩の絶壁の高さは240メートル!!
こんな断崖絶壁に井倉洞はございます。
これは結構な探検気分を味わえるのではないでしょうかね、早速洞内に入ります♪
しかし、入った途端、井倉洞の幅の狭さにちょっと焦り始める自分、、、ええ、自分以前書いたこともあるかと思いますが、「閉所恐怖症」でして(-_-;)…
昔から狭い所でイーッ!となってしまうことも多く、全然これだけは克服できていないんですよねえ。。。
まあ、十分通れるレベルなのでサササッと通ってしまい先を急ぎます。なんと言っても1400メートル近い長さがある鍾乳洞ですから!
しかし、中に入ったらさすがは巨大鍾乳洞、石灰岩の美術館として素晴らしい展示物、いや造形物があちらこちらに!!
この自然の美が作り出した石灰岩の形の独特な形状は見続けていても全然飽きませんよね。
堂内にある地底湖もとっても神秘的♪
普通に歩くと40分以上かかる井倉洞でしたが、時間が押しているのと、何より「閉所恐怖症」により30分ちょっとで戻ってきましたが、ここ井倉洞、1000円払って十分な見ごたえのある鍾乳洞でした。
洞出口でふと見上げると、井倉の滝がすぐそばに!!!!
この井倉の滝、井倉洞内の水量バランスをとるために作られた実は「人工の滝」なんだと。
えっ、絶対外から見る限り自然な滝にしか見えない!!!
もしこの滝が無かったら洞内の地底湖等も水没状態で見れなかったのかな、井倉の滝様様であります♡
それでは、続いてもう一つの新見市の2大鍾乳洞へ!
と、その道中にある「羅生門」にも立ち寄ろうと思います。
5…羅生門
羅生門と聞けば、ほとんどの人が思い出すであろう芥川龍之介の「羅生門」、そう実はこここそが羅生門!!
では、ありませんww
雰囲気が彷彿とさせるらしいけど、正直何故羅生門なのかは???(笑)
本来なら第一門から第四門まで4つの石灰岩の浸食で出来た天然の門があるのですが、崩落が激しく現在は第一門の手前までしかいけないんだとか、、、うーん、是非とも四門まで見てみたかったなあ。。。
6…満奇洞
そして新見市最後の訪問地にして最大の観光名所としても名高い「満奇洞」に到着です。
映画「八つ墓村」のロケ地としても使われた満奇洞、井倉洞と違って狭くなく、どちらかと言えばこちらの方が観光鍾乳洞として、ゆっくり見て回れるかも。
高低差もそんなになく、全長も450メートル程なので、体力的に不安がある人はこちらの方がゆっくり見て回れるかもですね。
こちらも入洞料1000円、僅か2時間ほどで2つの鍾乳洞で2000円w
でも良いんです、雰囲気の違うそれぞれの鍾乳洞を楽しめるためならそんなことでケチってはなりませぬ♪
それでは早速洞内へ。
井倉洞とは違い、一つ一つの鍾乳洞の見所が広く感じます。
井倉洞の狭さを経験したが故余計か。。。
でも、個人的には井倉洞も充分堪能できましたけどね。
恋人の泉、、、このタイミングで愛の告白をしたら、神秘的な気分と言うかちょっと吊橋効果的に恐怖心から「yes」と言ってしまいそうな雰囲気でもありますが(;^_^A
岡山の鍾乳洞、こんなにたくさんあるなんて知りませんでした。
これも岡山の内陸エリアに的を絞って巡ったからこそ知れた発見。
まだまだ高梁エリアや吉備高原等気になる場所は残っているので是非いつの日かその辺りも攻めてみたいと思います。
この後は前述の通り、「神庭の滝」そして「宮本武蔵」と立ち寄って大阪に返った次第。
なかなか来る機会もなかったエリアでしたが、来れて本当良かった。
旅って新たな発見や感動をもらえる俺にとっての栄養補給源。
そんな旅することに全人生かけている自分、、、
年末年始はとんでもない所まで足を運んでまいりました!!!
その記事は次回以降、これまた昨夏に行ってきた長崎旅シリーズと交互で更新していこうと思いますww
って、まだ半年前の旅が残っているなんて(;^_^A。。。
因みに今流行りのあの地域も出てまいりますよ。
と言うことで岡山デスティネーションシリーズはこれにて完。
岡山デスティネーションシリーズ
美咲町編
津山市編
美作市編
真庭市(北房・落合エリア)編
真庭市(勝山・湯原エリア)編
真庭市(蒜山・新庄エリア)編
新見市編←今回
新見市エリア
1・新見御殿町~2・親子孫水車~3・鯉が窪湿原~4・井倉洞~5・羅生門~6・満奇洞
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