旅行日記(⑧中国)

2023年1月15日 (日)

岡山デスティネーション…新見市編

2023年初のブログ更新です。
今年もコソコソと?進めていこうと思いますのでまた良かったら絡んでやってくださいませw

2023年初のブログは岡山デスティネーションシリーズの最終回、新見市編で〆。
年初初の旅行ブログが最終回とは、、、

と年初めからツッコミかましつつ、粛々と書いていこうと思います。

真庭市から新庄村を抜け、新見市の市街地まで走っていきますが、やはりの途中の峠道は、相変わらずの険道ぶりでございましたw
そんな多少なりとも冷や冷やしながらのドライブではありましたが、昼前には新見市街に到着。
車を停めて町並散歩と行きたいと思います。

1…新見御殿町

新見藩藩主、関長治候によって作られた城下町?いえ、実はこの藩主の頃には江戸元禄時代、この時代になると新たな「築城」は認められなかったそうです。故にこの地域に「御殿」を建てて政務を取り仕切っていたところから「御殿町」と言われるようになったとか。

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他の地域の城下町などと比べると数十分もあれば見て回れるほどのこじんまりとした町並でありましたが、それはそれで味わい深く、路地裏にまで入って町の散策が出来るところもあり(三味線横丁と言うらしいが、明らかに路地裏を通る感じw全国路地百選たるものもあるらしく、そのうちの一つに選定されておりました♪)、マニアックに攻めたら面白い町なのかも、と感じました。

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絶対普通ならこんな路地裏入りませんよね、人の家に行く感覚ですしwww
町の中心地はこじんまりとしてはおりますが、新見市自体は大変広う御座います。。。
もっと時間があればゆっくり見て回りたいところたくさんあるのですが、今回はコンスタントにいくつかの見所を転々と巡って大阪に帰ることにいたします。

市街地から広島方面に車を走らせ向かうは県境近くにある「鯉が窪湿原」
ところがその手前になんとも面白いものを発見、それがこちら↓

2…親子孫水車

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何コレ!!めっちゃでけー------!!
その名も「親子孫水車」

写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、手前から親水車直径13.6メートル、真ん中の子水車6メートル、奥の孫水車4.5メートルと日本一の親子孫水車なんだとか。
鯉が窪湿原に気を取られていましたが、これは嬉しい発見ですね。

それでは鯉が窪湿原へ参ります。

3…鯉が窪湿原
鯉が窪湿原、実は静かに東の尾瀬沼、西の鯉が窪と言われるほど、貴重な植物群が湿地一帯に生息しているという3.6ヘクタールと尾瀬沼と比べれれば規模こそ小さいものの学術的には大変貴重なエリアらしいです。特にオグラセンノウと言う植物はここと北九州、韓国の一部にしか生息しない貴重な植物だそうですよ。
ため池100選にも選ばれており、約2キロちょっとの散策路は気晴らしにちょうど良い散歩道。
鯉が窪と言うだけあってか??ため池にはたくさんの鯉も♪

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協力金200円ほど取られますが、湿地を守るためなら安いものであります。
この時期はこの黄色い花が一面に広がっていたのですが、あいにくオグラセンノウはまだ時期じゃなかったようで残念。

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のんびり散策を続けていたいんですが、この後もまだ新見市では3カ所ほど見て回りたいところもある、その上真庭市の「神庭の滝」も見損ねていたから帰り道にやっぱり立ち寄っておきたい、時間は待ってはくれないので、ここから怒涛の3連荘で自然岩に纏わる場所を連続して立ち寄ります。

まずは「井倉洞」へ

4…井倉洞

新見市の二大洞窟のうちの一つ、井倉洞。
岡山県は200以上もの大小鍾乳洞が存在するほどの、鍾乳洞天国。
その中でも阿哲台と言う一大カルスト台地周辺にある鍾乳洞群は規模の大きい鍾乳洞が多く、ここ井倉洞も新見市の2大鍾乳洞のうちの一つ。
長さ1400メートル、高低差も90メートル近くあり、結構なアクティビティ型の鍾乳洞であります。
井倉洞のある場所は風光明媚な井倉峡にあり、高梁川の流れにより浸食された石灰岩の絶壁の高さは240メートル!!

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こんな断崖絶壁に井倉洞はございます。
これは結構な探検気分を味わえるのではないでしょうかね、早速洞内に入ります♪

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しかし、入った途端、井倉洞の幅の狭さにちょっと焦り始める自分、、、ええ、自分以前書いたこともあるかと思いますが、「閉所恐怖症」でして(-_-;)…
昔から狭い所でイーッ!となってしまうことも多く、全然これだけは克服できていないんですよねえ。。。
まあ、十分通れるレベルなのでサササッと通ってしまい先を急ぎます。なんと言っても1400メートル近い長さがある鍾乳洞ですから!

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しかし、中に入ったらさすがは巨大鍾乳洞、石灰岩の美術館として素晴らしい展示物、いや造形物があちらこちらに!!
この自然の美が作り出した石灰岩の形の独特な形状は見続けていても全然飽きませんよね。

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堂内にある地底湖もとっても神秘的♪
普通に歩くと40分以上かかる井倉洞でしたが、時間が押しているのと、何より「閉所恐怖症」により30分ちょっとで戻ってきましたが、ここ井倉洞、1000円払って十分な見ごたえのある鍾乳洞でした。
洞出口でふと見上げると、井倉の滝がすぐそばに!!!!
この井倉の滝、井倉洞内の水量バランスをとるために作られた実は「人工の滝」なんだと。
えっ、絶対外から見る限り自然な滝にしか見えない!!!

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もしこの滝が無かったら洞内の地底湖等も水没状態で見れなかったのかな、井倉の滝様様であります♡
それでは、続いてもう一つの新見市の2大鍾乳洞へ!
と、その道中にある「羅生門」にも立ち寄ろうと思います。

 

5…羅生門

羅生門と聞けば、ほとんどの人が思い出すであろう芥川龍之介の「羅生門」、そう実はこここそが羅生門!!

 

では、ありませんww

 

雰囲気が彷彿とさせるらしいけど、正直何故羅生門なのかは???(笑)
本来なら第一門から第四門まで4つの石灰岩の浸食で出来た天然の門があるのですが、崩落が激しく現在は第一門の手前までしかいけないんだとか、、、うーん、是非とも四門まで見てみたかったなあ。。。

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6…満奇洞

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そして新見市最後の訪問地にして最大の観光名所としても名高い「満奇洞」に到着です。
映画「八つ墓村」のロケ地としても使われた満奇洞、井倉洞と違って狭くなく、どちらかと言えばこちらの方が観光鍾乳洞として、ゆっくり見て回れるかも。
高低差もそんなになく、全長も450メートル程なので、体力的に不安がある人はこちらの方がゆっくり見て回れるかもですね。
こちらも入洞料1000円、僅か2時間ほどで2つの鍾乳洞で2000円w
でも良いんです、雰囲気の違うそれぞれの鍾乳洞を楽しめるためならそんなことでケチってはなりませぬ♪

それでは早速洞内へ。

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井倉洞とは違い、一つ一つの鍾乳洞の見所が広く感じます。
井倉洞の狭さを経験したが故余計か。。。
でも、個人的には井倉洞も充分堪能できましたけどね。

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恋人の泉、、、このタイミングで愛の告白をしたら、神秘的な気分と言うかちょっと吊橋効果的に恐怖心から「yes」と言ってしまいそうな雰囲気でもありますが(;^_^A

岡山の鍾乳洞、こんなにたくさんあるなんて知りませんでした。
これも岡山の内陸エリアに的を絞って巡ったからこそ知れた発見。
まだまだ高梁エリアや吉備高原等気になる場所は残っているので是非いつの日かその辺りも攻めてみたいと思います。

この後は前述の通り、「神庭の滝」そして「宮本武蔵」と立ち寄って大阪に返った次第。
なかなか来る機会もなかったエリアでしたが、来れて本当良かった。
旅って新たな発見や感動をもらえる俺にとっての栄養補給源。
そんな旅することに全人生かけている自分、、、
年末年始はとんでもない所まで足を運んでまいりました!!!

その記事は次回以降、これまた昨夏に行ってきた長崎旅シリーズと交互で更新していこうと思いますww
って、まだ半年前の旅が残っているなんて(;^_^A。。。
因みに今流行りのあの地域も出てまいりますよ。

と言うことで岡山デスティネーションシリーズはこれにて完。


岡山デスティネーションシリーズ

美咲町編
津山市編
美作市編
真庭市(北房・落合エリア)編
真庭市(勝山・湯原エリア)編
真庭市(蒜山・新庄エリア)編
新見市編←今回


新見市エリア

1・新見御殿町~2・親子孫水車~3・鯉が窪湿原~4・井倉洞~5・羅生門~6・満奇洞

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2022年12月30日 (金)

岡山デスティネーション…真庭市(蒜山・新庄エリア)編

2022年最終の更新となります。
うーん、頑張ってみたんですがやはり取り残してしまったか(;^_^A
残るは新見市編のみ。
頑張れると思ったんですが。。。

と悔やんでも仕方がない、やれるところまで書いていこうと思います。
先に宣言しておこうと思いますが、今回のブログ更新後、半月ほど更新が滞る予定ですので、また2023年もよろしくお願いします♪(おいっw)

もう一つのサイトも更新中
ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「スカイマークのIPOに申し込みました」

 

 

さて、それでは真庭市(蒜山・新庄エリア)編スタート。

夕方近くはなりましたが、まだホテルのチェックインには時間がありそうなので、蒜山高原の見所で車で巡ろうと思います。

1…蒜山ハーブガーデンハービル

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西日本最大のラベンダー畑やハーブ畑が園内に広がり、(まだ時期的にはラベンダーは早すぎたけど)、ハーブのスメルが何とも心地よい気分にさせてくれます。
個人的にはレモン系やオレンジ系のハーブが好きなので、普段負のオーラ全開の自分もハーブ園に身体を預けると本当デトックスされますわあw

蒜山ハーブガーデンハービル

2…ヒルゼン高原センター

さて、ハーブ園から車で10分ほど行くと、蒜山高原のエリアで一番賑やかな「ヒルゼン高原センター」

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ちょうどGWの終わりのこの時期、ここヒルゼン高原センターにて「蒜山高原しゃくなげ祭り」が開催されており、一番の見頃でした。
高原のさんぽみちと言うエリアを中心になんと100種、20000株ものしゃくなげがあちこちで満開!!
遊園地の他、レストランや土産屋を併設した複合施設でGWと言うこともあるとは思いますが、多くの客が園内を埋め尽くしていました。

ヒルゼン高原センター

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高原センターの向かいには「GREENNable HIRUZEN」と言うビジターセンターも出来ていましたよ。
時間的に併設のミュージアムは入りませんでしたが、蒜山高原のサイクリングセンターもあり、高原を自転車で散策したい方々のターミナルとして機能しております。

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ヒルゼン高原センターを後にする頃にはもう夕暮れ間近。
朝に宿で食事を摂った後、飲み物位しか口にしていないままここまで来てしまいました。
夜は宿のレストランでの食事もあるので我慢するかあ。。。

 

 

 

 

 

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って、蒜山まで来てこれを食べずに終了は有り得ん!!!
そう、見ての通りB級グルメの王者「ひるぜん焼そば」!!!
レストランで食べると量が多いのでテイクアウトの外の屋台の方で購入♪

ひるぜん焼そば好いとん会

甘辛の味噌仕立てのソースに、地元産のかしわ(鶏肉)とキャベツを使っていると「ひるぜん焼そば」として認定されるようですが、これがまたうみゃーい!!”
味噌仕立てだから、やや濃いめ?と思いきや、ここの焼きそばはとてもシンプルでありつつ、味付けもそこまで濃くなく俺好みで夕食前だというのにあっという間に平らげてしまいました(;^_^A

3…鬼女台(きめんだい)展望所

蒜山高原を見下ろす岡山県と鳥取県の県境に位置する「鬼女台展望所」
時間がなかった中、夕闇迫るギリギリで訪れたのですが、陽がのびてくれており、遠くに大山や蒜山高原を眼下に見下ろせる光景は時間があれば是非立ち寄っていただきたいスポットでもあります。

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4…道の駅蒜山高原ホテル蒜山ヒルズ

到着した道の駅蒜山高原に併設されているホテル蒜山ヒルズが2日目のお宿。
GW終わりと言うこともあり、ほとんど宿泊客もおらず、のんびり自由に夕食まで道路を挟んだ自然牧場公園を散歩したりして先程食べたひるぜん焼そばの分を頑張って消化ww

そして待っていました!夕食タイム♪

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前菜からしてめっちゃオシャンティーやん♡
冷製スープに入っているミルフィーユがにゃんと蒜山大根で作られているんだと!!
大根をミルフィーユにするなんてなんてセンスなんでしょう♪

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その後に出てくるメインディッシュも山女魚に大山鶏、そして蒜山ジャージー牛のステーキ(・_・;)
何ですか、この贅沢な料理は。。。
宿泊費込みで1万ちょっとだったんですけど、夕食費だけで半分以上かかってない??
あっ、ちなみにこの料理の他にもワインを頼んだんですが岡山県が独自にやっているキャンペーンで2000円分サービスしてくれたので、実質飲み物代無料!!!

何ともコスパの高いお宿でございました。

5…蒜山高原自転車道

蒜山高原を1周おおよそ30キロの自転車専用道が整備されています。
実はここ蒜山高原のサイクリングは2回目。


春の鳥取

あれからもう15年近く経っているなんて(;^_^A
あの時は若かったあ…

今回は日帰り蒜山高原サイクリングの続きをしたいと思います。
行程は朝6時前に宿を出て8時過ぎに戻ってくる2時間ちょっとの行程。
多少のアップダウンはあるものの、平坦区間もそれなりにあると思うので、時間的にはちょうど良いかなあ、と早朝サイクリングを楽しんできました。

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1周コースは緑とブルーのラインを合わせた距離。
とはいえ、前日ヒルゼン高原センターを周辺は車で走っているので、ちょっとショートカットした20キロ程のコースで巡ろうと思います。

蒜山サイクリングマップこちらを参照

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早朝の蒜山三山(ここからは二山しか見えてないけど)、何とも美しい♪
とはいえまだまだ5月初旬の早朝の蒜山、一桁の気温は流石に凍える。。。
この日は早朝に一時雨が降るという天気予報だったのでウィンドブレーカーを羽織ってはいたものの、やっぱ寒い。
そんな中でも色々な風景を見せてくれる蒜山高原の姿を堪能するためなら何のその。

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途中立ち寄った塩釜の冷泉では水触っただけでもう手先痺れまくりましたわw
それでも静かな早朝の蒜山高原、そんな水の冷たさもまた新鮮な気持ちを高ぶらせてくれます。

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蒜山高原側のまさしく「ザ・高原」モードの高原コースを制覇した辺りで出発から1時間程。
ゆっくりペースですが、これならパノラマコースも大体同じ位で走破できそうじゃん♪と余裕ぶっかましていたのですが、三分の2位の距離を走っていた辺りでよくよく考えると今までのルート形状は「下り」だったやん、と言うことに気づく訳です。

ええ、見事に宿のある高原ルートまで最後の5キロほどは延々の「上り」でした_| ̄|○lll

そんなミステイクもありましたが、蒜山三山や春らしい菜の花畑に囲まれての心の洗濯時間を十分堪能させてもらいました。

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↑蒜山三山と菜の花畑と我が愛車(これ、実は初任給で買った自分へのご褒美ものw未だに現役で頑張っております♪)

結局初めの予定時刻通り8時過ぎに宿に戻ってくると、ちょうど待っていました!と言わんばかりに土砂降りの雨が。。。
ふーっ、危機一髪でした。

早朝自転車散歩でお腹も目一杯減らしてきました。
朝のバイキングも美味しく頂きますよお♪

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この後蒜山ジャージー牛乳で作ってもらったカフェオレを頂き、出発までのひと時を優雅に過ごさせていただきました。
雨が降っていたのも1時間ほどでその後は雨も上がりこの日も良い天気になるようでw
それでは、蒜山エリア最後のご案内へ。

6…ひるぜんジャージーランド

言わずと知れた蒜山育ちのジャージー牛の牧場であります♪
写真スポットもいいアングルの場所がたくさんあり、傾斜のある牧場内でお好みのスポットを探せますよ。
メイン処には牛のモニュメントや巨大牛乳瓶もあってちょっとした「映え」スポットでした。

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ちょうど放牧中の蒜山ジャージー牛達が俺を見て近寄ってきました。
どうやら餌をもらえると思っているような。。。
何も持っていない、と言うかもらえないと言うのが分かると、

「ちぇっ💢」

と言わんばかりに三々五々散っていく牛さん達でありましたorz
さて、折角牧場に来たんだし、お土産でも、と思ったんですが、さっき朝食結構もらったしなあ、、、

 

 

 

 

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と言いながら、ちゃっかりアイスカフェオレと生クリームサンドを買ってしまった辺りは御愛嬌と言うことで。。。
前日の夕方からかなり食べて飲んでし過ぎてますな。。。

ひるぜんジャージーランド

蒜山地域のスポット

1・蒜山ハーブガーデンハービル~2・ヒルゼン高原センター~3・鬼女台展望所

4・蒜山ヒルズ(宿泊)~5・蒜山高原自転車道(塩釜の冷泉等)~6・ひるぜんジャージーランド

蒜山高原、西日本有数の高原リゾートの名に相応しい清々しい気持ちにさせてくれる高原でございました。
名残惜しいですが、そろそろ最終の目的エリア「新見市」に向かいます。
その道中、県道58号と言うのを使ったのですが、新庄村と言う小さな村を通過しようとしたところ、新庄宿の「がいせん桜」と言うところがある様なので、ルート上ですし、立ち寄ってみようと思います。


7…新庄神社

村の集落手前にある田んぼの中にポツンとある神社だったんですけど、この絵面すごく気に入っているんです。
田んぼの中に凛と聳える大杉にこれまた小さいながらも威厳ある神社の本殿、そしてそれを映し出す田んぼの水面。。。
どれもが絡み合って新庄神社を祀り上げているかの如く。
地元に愛されている神社だと言うことがヒシヒシと伝わってきますね。

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8…新庄宿(がいせん桜)

そして新庄宿に到着。
旧出雲街道の新庄宿沿いに132本のソメイヨシノが5.5メートルおきに植えられている360メートルの桜街道。
桜の季節には多くの観光客が訪れる隠れた人気スポットだとか。
緑の青々しい桜の木々も十分見ごたえあります。

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それでは県道58号を南へ下り、最後のエリア「新見市」に突入です。
と息巻いていたのですが、この県道58号、新庄村から新見市の峠道、恐ろしく「険道」でございましたorz…
見事に離合不可な1車線道路、ガードレールもない場所多いし、僅か15分程ではあったもの対向車来るんじゃねえ、と願っておりましたが、何度か鉢合わせ延々バックしたり、してもらったり。。。
いやあ、岡山、なかなか攻めてますなあ(-_-;)

7・新庄神社~8・新庄宿(がいせん桜)

続く

岡山デスティネーションシリーズ

美咲町編
津山市編
美作市編
真庭市(北房・落合エリア)編
真庭市(勝山・湯原エリア)編

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2022年12月26日 (月)

岡山デスティネーション…真庭市(勝山・湯原エリア)編

前回から始まった真庭市エリアシリーズの第2弾は真庭中部エリアにあたる「勝山エリア」

前回の北房・落合エリアにある醍醐桜からわずか数キロの場所にあたる場所はもうエリアが変わり勝山エリア。
その場所にあるのが「岩井畝の大桜」なんですが、、、

1…岩井畝の大桜

恐ろしい程の狭道を進ませていくカーナビ(;´・ω・)
岩井畝の大桜手前までハンドル操作誤ったら谷に落ちていくこと間違いなし。
ガードレールもないまさしく「脅道」を超えた先に岩井畝の大桜が見えるとホッとしたもんです。
(別ルートならそんな狭い道でもないのでアプローチは大丈夫だったんですが、流石は俺のカーナビでありますw)

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桜の木の根元にある祠もまた800年を超える桜の老木の神が宿っているかの如く静かにこの地に鎮座しております。
こういう静かな世界、癒しになりますねえ。
このエリアには多くの桜の大木が点在していますので、桜咲く時期に桜の大木巡りと言うのも面白そうですね。

2…勝山町並み保存地区

岩井畝の大桜を後に昼過ぎに勝山エリアの中心地に到着です。
出雲街道の宿場町として往時栄えた勝山の町並み。
駅周辺から伸びていく街道沿いに白壁の土蔵造りの建物が並び、酒造や武家屋敷など規模は大きくはないものの、その分凝縮したエリアを堪能できます。
のれんが勝山の推しの様で(暖簾に腕押しにかけているわけではないww)町並のあちこちに土蔵に馴染んだ暖簾がかかっていて、静かな「和」の空間を楽しむことが出来ました。

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3…神庭の滝

実はこここの後向かう湯原温泉のルート上にあったにも関わらず、何故かスルーしてしまい、3日目の最終日に後悔の念を断ち切れず、立ち寄ったんですよね。
神庭の滝も醍醐桜と同様NHKの大河ドラマ「武蔵」で登場しており、日本の滝百選にも選ばれている中国地方随一の大滝です。
実はここ野生のニホンザルの群生地で、時期によっては多くの猿が近寄ってきて時に悪さをするようですが、訪れた5月は山の恵みが多いようであまり近寄ってくることは無いそう。
その分夏~秋等は結構なニホンザルと会えるらしいが、悪さされたらたまったもんちゃいますよねえ(;^_^A

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迫力ある神庭の滝も素晴らしいですが、神庭の滝の手前の散策路にある滴るように流れ落ちる「玉垂の滝」もすごく見ていて和みますよ。
まさしく「静」と「動」を味わえる神庭の滝でした。

神庭の滝

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勝山エリアを散策する中で、実は今回ふと忘れてしまったのが「久世エリア」。。。
何故忘れてしまったのだあ。。。_| ̄|○lll

岡山北部を通ることがあった時には是非この久世エリアのリベンジを果たさねば!!


さて、2日目の行程としてはそろそろ昼下がり、続いては真庭市の北東部エリアに当たる「湯原」エリアへ。
湯原エリアと言えば、もうここしかない!!

 

4…湯原温泉郷

アルカリ性の温泉で、湯量も豊富で露天風呂番付で「西の横綱」にも選ばれているという人気の温泉地です♪

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町並みも良き昭和風情が漂い、散歩していてもなんとも楽しい♪
見つけた旅館の名もまた味わいあるww油屋と聞いて「湯婆婆(千と千尋の神隠し)」しか浮かばんw

散策していても疲れたら湯原温泉郷はあちこちに足湯があり、自分も疲れた足を癒すべくオオサンショウウオに見られながらまったりと(*´ω`)

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オオサンショウウオが住むくらいきれいな水流れる川の上流には湯原温泉ならこの場所と言うところが。。。

その場所こそ「湯原ダム」とその放流口傍にある「砂湯」です!!

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自分もここで浸かりたいと思ったんですが、時間の関係上写真のみ。
因みにここの砂湯、24時間無料で入ることが出来る混浴の露天風呂。
裸ん坊の方々がおられたのでこれ以上近くで写真は撮れなかったんですが、美作三湯の一つ、湯郷でも入っているのでまたの楽しみに取っておこうと思います。

次回は真庭市の北に位置する「蒜山エリア」をご紹介。
さてさて、今年中にどこまで進めるか(;^_^A

岡山デスティネーションシリーズ

美咲町編
津山市編
美作市編
真庭市(北房・落合エリア)編

今回のご紹介場所

岩井畝の大桜~勝山町並み保存地区~神庭の滝~湯原温泉郷

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2022年12月25日 (日)

岡山デスティネーション…真庭市(北房・落合エリア)編

岡山デスティネーション旅、第4弾は岡山最大の面積を誇る「真庭市」をご案内。
あまりに大きいので今回から真庭を3回に分けて進めていきたいと思います。


もう一つのサイトも更新中

ETERNAL WIND~永遠に吹く風~

「岡山日帰りライブ」


真庭市の第1回目エリアは「北房・落合エリア」

2日目にこのエリアを半日かけて巡っております。

美咲町(本山寺)→真庭市北房・落合地域(木山神社、木山寺、備中鍾乳穴、毘沙門の滝、岩井畝の大桜)→真庭市勝山・久世地域(岩井畝の大桜、勝山町並み)→真庭市湯原地区(湯原温泉郷)→真庭市蒜山地区(蒜山ハーブガーデン、蒜山高原センター・ジョイフルパーク、蒜山ヒルズ)

1…木山神社
2…木山寺

先ず向かったのは「木山神社」と「木山寺」
木山街道沿いに一帯が木山様と崇められていた霊地として有名です。

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牛馬の神を祀る木山神社。
木山寺と共に神仏習合の「木山宮」として祀られてきたのが、明治になり神仏分離政策により木山神社と木山寺に別れ現在に至るらしいです。
牛馬の神様なのになぜかかわいらしいニャンコの置物がちょこん、と。。。なんともかわいらしい遊び心のある神社でした。

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遠くから見た目、普通に猫がくつろいでいるように見えたんですけど、見事に置物でしたww
木山神社から車で10分も走ると木山神社の奥宮にあたる「木山寺」に到着。
その昔はこちら側が本宮だったようですよ。

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木山寺も木山神社と共に歴史ある寺で、真言宗の弘法大師空海様がこの地を訪れ、霊地であるこの地に仏堂を建てるに相応しい、とのことで建立された由緒あるお寺。
高野山関連と言うこともあり、「こうやくん」も参拝者をお出迎え♪

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木山神社
木山寺

3…備中鍾乳穴(びっちゅうかなちあな

鍾乳穴(かなちあな)なんて絶対読めないw
鍾乳洞ではなく「穴」と言うことはそれほどの規模ではないのかなあ。。。
と訪れてみたんですが、、、

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急な下り坂を下っていくと、、、
おっと、なかなかな異世界に通じそうな縦長の空間ですなあ。。。
異世界に転生するならこちらから♪
って違うかw

早速中に入ってみると、「穴」と侮っていた自分に激しく反省(・_・;)

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うぉー!!
なんだ、この独特な形状の石灰世界は!!??
色々な鍾乳洞見てきたけど、ここの石灰世界は大きさよりもその一つ一つの独特な形状の石灰岩の芸術美を楽しめるのが良い♪

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22層からなる「五重塔」、どうしてこんな水の流れが出来るのか、本当自然の世界って不思議ですねえ。
因みに今回の岡山旅では、まだ2か所もの「鍾乳洞」巡りが待っておりますww
因みにこの「備中鍾乳穴」は文献に残る日本最古の鍾乳洞」でもあるそうですよ。

4…醍醐桜

鍾乳穴から「毘沙門滝」に立ち寄り続いて向かったのが、岡山一の巨木として有名な「醍醐桜」
岡山には不思議と「老桜」があちこちに点在しており、ここ醍醐桜はその中でも特に有名で、NHKの大河ドラマ「武蔵」のロケ地にもなっており、桜咲く季節になるとこの山奥の一本桜を目指して長い渋滞が発生するくらいだと。

一説には700年とも1000年ともいわれる長寿命の大桜。

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こんなに長生きしていてもまだ青々しい葉を茂らせ続ける醍醐桜、流石の一言です!!
この後、僅か数キロ先に岩井畝の大桜もあるのでそちらにも立ち寄って、真庭の勝山・久世エリアに突入です。
しかし、その道程がヤバすぎた(-_-;)

続く

岡山デスティネーションシリーズ

美咲町編
津山市編
美作市編

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2022年12月18日 (日)

岡山デスティネーション…美作市編

今回も連投で津山に続いてのブログUP!です。
岡山デスティネーションシリーズ第3弾は「美作市」をご案内。

美作市は一日目の午後、及び最終日三日目の夕方には美作市の旧大原町エリアを訪れています。

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL WIND~永遠に吹く風~
「日帰りライブIN岡山」

因みに一日目のルートはこの通り↓

その他のエリアスポットはこちらから↓

美咲町編
津山市編

1…湯郷温泉郷

美作と言えば「湯郷温泉」、美作三湯の一つに数えられ別名「鷺の湯」とも言い、湯治の他、美肌の湯としても有名だと。
早速温泉町を探訪します。
ザ・昭和感溢れる湯郷温泉郷、他の温泉地では結構さびれてしまっていたであろうレトロ感が、ここ湯郷では現役バリバリ!

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ちょっと、かなり子ども心擽られるんですけどwww
時間があれば全部立ち寄ってみたくなる位♪

次来た時には絶対全制覇してやるぜえw

現代玩具博物館・オルゴール夢館
湯郷温泉鉄道模型館&レトロおもちゃ館
あの日のおもちゃ箱 昭和館

コンパクトな温泉郷ですが、その分見所も固まってくれている上に、足湯も数カ所点在しているので疲れたら少し休憩してと散策にはもってこいの温泉郷です。
塩湯社に湯神社と町中に温泉由来の神社があって、温泉地の歴史もまた感じられるのが湯郷のいい所ですね。

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今回はここ湯郷温泉で宿泊予定なので、温泉は宿でいただくことにし、夕食前ではありますが少し疲れたので閉店間際ではありましたが、美作農園で採れた旬の果物をデザートとして出してくれるカフェがあるので立ち寄り。

2…農園カフェ湯郷

その名も美作農園の「農園カフェ湯郷
イチゴの甘みがクリームにマッチして堪らんミックス加減♪
スィーツ男子としてここは及第点を差し上げましょうww(何様やねんw)

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おっと、そろそろ17時になりそうです。
湯郷温泉のはずれにある「名物」を見に行きましょうか。

3…からくり時計

それは「からくり時計」、さんぶ太郎伝説のお話が毎時ジャストから数分間からくり時計で見られます。
さんぶ太郎とは岡山では有名な昔話な様で、巨人「さんぶ太郎」のおにぎりに紛れていた大きな岩をお箸で除けるというシーンらしいが(;^_^A
そういえば、温泉郷の入り口に大きな梅干しのようなモニュメントがあったが、それもさんぶ太郎のおにぎりをモチーフにしたものなのか??

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それではそろそろ1日目のお宿へ。

4…リゾートイン湯郷

今回泊ったのはリゾートイン湯郷

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ちょっと温泉街からは外れた所にありますが、静かな環境で落ち着いて過ごすことが出来そうです。
お風呂もいただき夕食もこれでもか、と言わんばかりの地元産のメニューを堪能。〆に出てきたのが蕎麦と言うのもなんとも心憎いねえ。
朝ごはんもこれまた前日に続いての「卵かけご飯」!!
毎日食べても飽きないのが卵かけご飯、普段朝食を摂ることが少ない自分なので、良い栄養補給させていただきましたw

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今回の美作市散策エリア
1…湯郷温泉郷 2…農園カフェ湯郷 3…からくり時計 4…リゾートイン湯郷


続いては最終日三日目の夕方に訪れた美作市の旧大原町エリアをご紹介。

三日目のルートはこちら↓

津山からほんの少しだけ時間が取れそうだったので、夕方のわずかな時間ですが、立ち寄ってきた場所がこちら↓

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ん?宮本武蔵???

 

あの宮本武蔵?!

そう、あの「宮本武蔵」でございます。

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1…宮本地区

駅名にもなっている大原町宮本地区。
周辺には武蔵の里記念館、武蔵武道館等地区全体が「宮本武蔵」一色であります。

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到着したのが16時半過ぎであいにく資料館内に入れなかったのが残念ではありますが、宮本武蔵生家や武蔵神社など幼少時の宮本武蔵が過ごしたであろうエリアが近場に固まっているので宮本武蔵の聖地巡りとしては最高のエリア化と思います。

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2…讃甘神社

宮本武蔵生家傍にある讃甘(さのも)神社。
幼少時は別名「暴れたけぞう」とやんちゃであった武蔵が、ここの宮司が鳴らす太鼓のバチの音が左右不均等だったことを気付き、そこから「二刀流」を思いついたのだとか。
剣豪のセンスが磨かれたこの神社、鳥居もまた独特ですよね。

3…宮本武蔵生家

さて、その讃甘神社と小川を挟んであるのが「宮本武蔵生家」

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現在は火災で焼失し現存しているのは大黒柱のみらしいですが、この地で宮本武蔵は生まれ育ったとあると、歴史ロマンも広がります。
近くにある神社ではしゃいでいた武蔵の「神仏を敬い、神仏に頼らず」の言葉の意味がずっしり来ます。
そんな宮本武蔵が祀られているのが、この生地から上った先にある「武蔵神社」

4…武蔵神社

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神社には宮本武蔵の墓のほか、家族墓、武蔵小次郎の供養塔もあり入り口には武蔵が好んだと言われる唐の歌人の詩の一部「戦気」の碑もあり、宮本武蔵ファンならこの聖地は是非とも抑えていただきたい場所であります。
あっ、そうそう後で知ったんですが、この武蔵神社の石垣のどこかに♡のマークが隠れているようですよ♪

1…宮本地区 2…讃甘神社 3…宮本武蔵生家 4…武蔵神社

宮本地区は時間も限られてしまったので駆け足モードになってしまいましたが、鳥取エリアへ向かう際にこのエリアは通るので、その時に再度丁寧に攻めてい観たいと思います。

次回は岡山北部最大の面積を誇る「真庭市」の北房、落合地域を攻めていきます。

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2022年12月17日 (土)

岡山デスティネーション…津山市編

岡山北部内陸エリア来訪地第2弾は「津山市」をお伝えしようと思います。

第1弾の美咲町編はこちら

もう一つのサイトも更新中♪
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津山市は岡山県北部に位置する岡山第3の規模を誇る町であります。

津山と言えばB級グルメの王者級の人気を誇る「津山ホルモンうどん」が有名ですよね。
甘みのあるタレがうどんとホルモンに嫌味なく絡んで、普段あまりホルモン系は食べない自分でもどんどん食が進む流石はB級グルメの人気度上位に来るだけのことはあります。

今回1日目に津山を探訪したのですが、1日目には朝に食べたかめっち食堂のたまごかけご飯がまだ腹に溜まっていたのと、津山から先の旅程を鑑み食べず終いで、3日目の最終日の帰り道に津山近くのサービスエリアのレストランでいただきました♪

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最近のサービスエリアのレストランもなかなかのレベル!!ホルモンもさっぱり脂っこくなく、甘ダレもしつこくないので、ご飯も進みます!(関西人は粉物にご飯は普通ですwww)

そして津山と言えばもう一つ忘れちゃいけない名物?!が…
それこそ津山が誇る有名人!!

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B'Zの稲葉浩志様の故郷でもあるのです!
駅前にもB'Zの看板がでかでかと!!流石は津山が産んだ世界のロックスターであります!
この後津山市内観光で稲葉浩志様の実家も出てまいります♪

 

それでは津山市街を中心に巡って来た場所をご紹介♪

1…津山まなびの鉄道館

先ずは津山駅裏手にある「津山まなびの鉄道館
扇形の機関車庫が昭和の列車が国民の足として活躍していた往時の栄華の面影を残しています。
新しい列車も良いですが、このローカル線感を味わえるディーゼルカーの数々、逆に映えますね♪

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続いては駅から市街地を流れる吉井川を越え西側に進んで行きます。
ここからは実は車から積んできたスポーツサイクルに乗り換え、自転車での町並み散策です。

2…重要伝統的建築物群保存地区(城西、城東地区)

駅前のメイン通りの西側は「城西」と呼ばれ後述する「城東」地区に比べるとややマイナー感がありますが、寺町として往時は相当栄えていた様で現在も往時のほどではないが12もの寺院が現存しています。
また、作州民芸館や城西浪漫館等明治期の洋館などもこの地区にあり、城西地区自体が重要伝統的建築物群保存地区に指定されていてます。

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城西は前述の通り、ややマイナー感があるのですが、これから向かう城東地区の重要伝統的建設物群保存地区は津山の城下町のメイン処が固まっているので、時間がなければ是非城東だけでも見ていかれてはいかがでしょう。
町の通りが曲がる升形を見るとすごくテンション上がるんですよねえ。。。

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3…イナバ化粧品店

稲葉浩志さんの実家の化粧品店も城東地区のはずれにございます。
普通芸能人の実家とかあまりアップするものではないんですが、ここのお店は逆にウエルカムな様で、この日も多くのファンの方々が訪れ写真を取っていました。
マップまで作られているくらいですからww

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4…津山城

1000本もの桜が植えられている桜の名所として津山市民に愛されている津山城は現在は城跡のみとなっていますが、一部櫓は復元されており、高い石垣の上に建つ姿はとても立派です。
織田信長に仕えていた小姓「森蘭丸」の弟、森忠政が築城されたと言われ、往時は櫓だけで77もあったのだとか。
小高い山の上にある津山城址から見る津山の町並み、石垣の積み上げられた芸術美が素晴らしいです!
未公認?ながら♡の石も発見ww

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5…衆楽園

津山城を築城した初代藩主、森忠政の後を継いだ2代藩主森長継によって作られた、京都御所にある「仙洞御所」を模して造られたという庭園。無料で庭園を散歩できるのもありがたい、前回来た時も夜遅くまでやってくれていたので、時間がない人もここなら焦らず訪れることが出来ますよ。
園内ではちょうど蓮の花がきれいに咲いていた時期でした。

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6…中山神社

そして津山観光最後の訪問地は「中山神社」、駅周辺の市街地からはやや離れていますが、独特な造りが本殿や鳥居に見られるので、時間のある方は是非。

Photo_20221217203301

この鳥居はその名も「中山鳥居」と呼び、貫が外に突き出ていないのが特徴で、一般的な明神鳥居(横になっている部分の下の部分がたいていの場合は突き出ている)とは違いここ中山神社でしか拝めない独特な形なんだとか。
普通に見ていたら全く気付かないけど、説明を見るとおーっとなりますw

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そして本殿も国の有形文化財に指定されていて、これまた独特な「中山造り」と呼ばれ、この地域を中心に美作周辺の神社に模されているようです。
他にも本殿前に構える「神門」等神社建築の粋を集めた中山神社は参拝して損はなし♪
以上津山市巡りでした。

今回の津山市のスポット
1…津山まなびの鉄道館 2…伝統的建築物保存地区(城西、城東地区) 3…イナバ化粧品店 4…津山城 5…衆楽園 6…中山神社

次回は津山から少し兵庫側に戻った美作市周辺をご紹介。
美作では1日目の宿泊先となった美作エリア、そして最終日の3日目の大阪帰りの途中に立ち寄った旧大原町エリアをご紹介しようと思います。

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2022年12月 4日 (日)

岡山デスティネーション…美咲町編

一日で3記事も上げるなんて滅多にないこと、いや初めてだなw

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その11(福井~帰阪)
岡山デスティネーション(行程、目次)
そして目次からの岡山デスティネーションシリーズの第一弾

を丸々半日かけて書いたので、もうPC眺めたくねえ(笑)

と言うことで良かったらまた読んでやってくださいませ。
それでは早速スタート!!

GWも終わりを迎えようとしている土曜の早朝、大阪から一路岡山まで車でぶっ飛ばしてきました。
大阪からも3時間もあれば到着する岡山デスティネーションの第一弾は「美咲町」です。(一部久米南町も含みますw)

岡山デスティネーションの行程などの目次はこちらから


大分昔にこの地に来たことがあるのですが、ここ美咲町にはとっても美味しい卵かけご飯の店があるのですよねえw

その名も「かめっち食堂」

1…「かめっち食堂」

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500円で卵かけご飯(幸福定食)が食べ放題なのだあww
大分昔に来た時から値段も上がっていないし、流石は物価の優等生のお米と卵♪
地元美咲町特産の「森の卵」と「棚田米」を使ってこのお値段とは有り難いたらありゃしないw

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4種類の味付けの違う醤油を組み合わせながらお好みの卵かけご飯を仕上げます♪
ノーマルのほか紫蘇ダレ、ピリ辛、ジンジャーと悩むわあw
今回朝9:00の開店直後に到着したので、早朝からのドライブで思いきり腹も減ってますので、しっかり3杯お代わりして味わせてもらいました。
朝からかなり人の出入りも多く、食べている間も多くの客が出入りしていてかなりの盛況ぶりです。
朝からこんな状況だから昼時はお並び決定やね。


2…「北庄の棚田」

続いては「北庄の棚田」(ギリ久米南町)、かめっちのお米はこの棚田から来ているとあっては立ち寄らない訳にはまりませぬ。

日本の棚田百選に選ばれ、その広さはなんと日本一!!
棚田の枚数は2700枚にもなると!
なんとも素晴らしい眺めです♪

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3…「誕生寺」

ここ北庄棚田に訪れる手前には「誕生寺」(こちらもギリ久米南町)と言うこれまた気になる名の寺院がありました。
誕生寺、浄土宗の宗祖「法然」の生家跡に建てられたという有名な寺だったようで、門傍には法然が手植えしたと言われる「大いちょう」もありました。
本堂にあたる御影堂は国の重要文化財にもなっていて、偶然見つけた寺院でしたがこういうラッキーな拝見はうれしいものですね。

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4…「亀甲駅」

4つ目のスポットはかめっち食堂の名前の由来にもなっている「亀甲(かめのこう)」
駅舎も見事に亀亀しておりますなあw
ここが何故亀甲?と調べてみると亀の甲の形の石が。
昔旅人がこの場所で行き倒れ、それを哀れに思った町人がこの地に埋葬をしたところ、弘法大師の尊像を乗せた大きな岩が地面からせり上がり、その形が亀に似ていることから亀甲岩と名づけられそれが地名になったのだとか。

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5…「本山寺」

誕生寺から西に向かうと北庄棚田、反対の東に向かった先がこの本山寺になります。

美作随一の規模を誇り、津山藩の庇護を受けながら長きにわたりこの静かな山の中にある天台宗のお寺。
寺門の周りはまるでちょっとしたお城の様な造りになっており、いかにこの本山寺が重要な地であったかが分かります。
本堂、常行堂、三重塔の3つは国の重要文化財にも指定されており、本堂はなんと室町時代の建物だとか!!
三重塔も江戸時代に建立されており、森の中にあるにも関わらずとても荘厳さが際立っておりました。

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6…「柵原ふれあい鉱山公園」

それでは、美咲町の最後のスポットへ。
その場所は吉井川と言う川沿いにある「柵原ふれあい鉱山公園」

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ん?こんなところにローカル線か?
いえいえ、実はこの駅と線路はもう使われておらず、同和鉱業と言う(今はDOWAホールディングスか、一時期株式保有させていただいておりましたわw)非鉄金属の大手企業がここ柵原の地で発見された埋蔵されていた大量の硫化鉄の産出のために敷かれたもので、片上鉄道として、瀬戸内とこの柵原を鉱石輸送と共に旅客運送も行っていた名残だそうです。
公園内には鉱山の栄華、衰退の歴史を伝える柵原鉱山資料館(入館料520円)もあり、是非とも一緒に立ち寄っていただきたい施設です。

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以上美咲町域の立ち寄り地をリポート。
次回は県北の雄都と言われる津山市編です。

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今回の美咲町スポット(一部久米南町域もありますがw)

1…かめっち食堂 2…北庄の棚田 3…誕生寺 4…亀甲駅 5…本山寺 6…柵原ふれあい鉱山公園

 

岡山デスティネーション

今頃5月の旅?
すみませんねえ、全然UPペース上がらず。。。
でもこの岡山旅は何とかテンポよく頑張ってあげていこうと思います。ええ、多分www

GW、普通に出掛けるなら時間も出費も重なりそうなんですが、GWの最終日ならみんなは自宅へ帰る方、俺は旅発つ方と言うこともあり、月曜にお休みもらっていたので土~月の2泊3日で岡山の内陸部にあたる県北を巡る旅に出かけてきました。

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先に行ったところを上げると

美作、津山、真庭、新見の4大内陸部都市を順不同で色々巡って参りました。

1日目…美咲町~津山市~美作市

2日目…美作市~美咲町~真庭市

3日目…真庭市~新見市~真庭市~美作市

真庭市はですねえ、あまりに大きすぎて5つのエリアがあります(勝山・久世地域、北房・落合地域、湯原地域、蒜山地域、新庄・新甘地域)
流石に隈なくとはいきませんでしたが、気になる場所をコンスタントに攻めてまいりました♪

で、今回は行程だけ先に載せておき、内容はその地域の巡った場所を順不同でお伝えしようと思います。

 


1日目は美咲町から津山、そして美作の行程↓

美咲町(食堂かめっち、亀甲駅、誕生寺、北庄棚田)→津山市(津山まなびの鉄道館、津山城、津山城下町、中山神社)→美咲町(柵原ふれあい鉱山公園)→美作市(湯郷温泉郷、からくり時計、リゾートイン湯郷)

2日目は美作市から真庭市を中心に蒜山高原まで↓

美咲町(本山寺)→真庭市北房・落合地域(木山神社、木山寺、備中鍾乳穴、毘沙門の滝、岩井畝の大桜)→真庭市勝山・久世地域(岩井畝の大桜、勝山町並み)→真庭市湯原地区(湯原温泉郷)→真庭市蒜山地区(蒜山ハーブガーデン、蒜山高原センター・ジョイフルパーク、蒜山ヒルズ)

3日目は蒜山高原から真庭新庄地域を超え新見、そして真庭の神庭の滝を経て美作の宮本武蔵へ↓

蒜山高原一周→ひるぜんジャージーランド→新庄村(新庄宿)→新見市(新見市街、親子孫水車、鯉が窪湿原、井倉洞、羅生門、満奇洞)→真庭市勝山地域(神庭の滝)→美作市(宮本武蔵駅、武蔵生家、武蔵神社)

それでは、前置きはこの位で早速岡山デスティネーションシリーズ始めます。

リンクはこちらから↓

美咲町編
津山市編
美作市編
真庭市(北房・落合エリア)編
真庭市(勝山・湯原エリア)編
真庭市(蒜山・新庄エリア)編
新見市編

(コメ欄はこのブログでは開けませんので各市町村編からどうぞ)

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2021年12月12日 (日)

弾丸フェリーvol4…美祢市秋芳町編

弾丸フェリーシリーズVOL4もこれが最後。
1泊2日と弾丸フェリーシリーズ初の「宿泊」が入ったものの、週末の限られた時間、最大限使ったわ。
しかし、ここ山口県から戻るのは「飛行機」を使うため(帰路も船にしたかったのだが、到着時間では仕事に間に合わん(;^_^A)福岡空港まで車を走らせなければならぬ、、それも飛行機の時間上やむを得ずここ秋吉台を13時には出ないと間に合わぬ。
時間は11時過ぎ、まあ予定では12時過ぎに秋芳洞を訪れる予定だったので時間的な余裕はあるかな。

長者ヶ森コースのトレッキングを堪能した後、秋吉台の南側にあるカルスト展望台に少し立ち寄ってから秋芳洞に向かうことにします。


弾丸フェリーvol4シリーズ

萩市編その1…藍場川、橋本川周辺
萩市編その2…明倫学舎、松陰神社周辺
萩市編その3…萩市城下町周辺
萩市編その4…武家屋敷、萩城跡周辺
美祢市美東町編その1…景清洞、大正洞
美祢市美東町編その2…秋吉台
美祢市秋芳町編…秋芳洞←今回

 

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~

「新しくしました!!」


時間があれば、秋吉台の南側も攻めてみたかったんですが、両方のトレッキングを行うには時間が足りぬ(-_-;)、、、
せめて展望台からの眺めで我慢我慢、こちら側の方が「秋芳洞」に近いこともあり、人も多いけど、やっぱり歩くなら長者ヶ森の方がいいな♪

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展望台そばにはカフェもあるので、歩くのが嫌な方はここで秋吉台を堪能してくださいませ。
それではここからほどなく向かえる「黒谷口」から秋芳洞に入っていきます。
ほとんどの方はきっと麓側から入洞されるとは思いますが、こちら黒谷口は駐車場も無料やし、なんと言っても3洞チケットを持っているから、一旦麓側に出ても再度入洞可能。
ほとんどの方は片道でここ黒谷口に出てしまうと、帰りはバスORタクシーで戻らないといけないようですが、秋芳洞を2度も堪能できるとあれば、絶対こちら側から入るのがいいと思いますよ♪

それでは早速何十年ぶりかの秋芳洞に入洞!!

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入り口は人口トンネルで、地球の歴史を絵パネルで囲んでいてはじめはちょっとどこかの科学館?と思うような通路を突き進んでいくと秋芳洞の入り口に到着します。

それではここから日本最大級の鍾乳洞、「秋芳洞」の地下世界を暫しご堪能♪

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え~っ、のっけから鍾乳洞の芸術度高くねえ!!??

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先ほど訪れた景清洞、大正洞もなかなかのレベルでしたが、さすがは秋芳洞!

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逆さのように見えるけど、これも上から氷柱状に伸びてきた鍾乳石。天地がひっくり返ったような光景が自然に拝める世界うってすごい!!

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巨大マツタケは、、、

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何百枚もの鍾乳石皿に分け分けしましょ♪

そして秋芳洞一番の見所と言えば、、、

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これ、黄金柱!!

いやあ、この大きさ、こんな恐ろしいほど長い鍾乳石ワールドを拝めるとは秋芳洞、さすがであります!!
高さは15メートル以上もあると!!こんな柱が出来るまでに何百万年かかるのだか。。。

すごい、の連呼で終えた前半戦。一旦メインの入り口まで出てきて参道を見てまた戻ろうと思いますが、宿でご飯を食べただけで何も口にしていなかったから、何か口にしたいな。

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参道沿いにはなぜか多くののソフトクリーム屋が。。。
種類も半端ない位多いのだが(;^_^A

あっ、そうか、ここは山口県。
岩国城の麓の錦帯橋にもとんでもない種類のソフトを売っているお店が有名だったが、山口ソフトクリーム県、恐るべしだ!!

と言うことでこの時期に人気だという地元特産「秋芳梨ソフト」をゲット!!

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なんかちょっとケチじゃねw
でも味はサッパリとしていて甘すぎないところがGOO♪

と、水分&糖分補給し終わり、2回目の秋芳洞入洞!
帰りもあの芸術美を拝めるとはなんかとっても得した気分♪

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こうして秋芳洞を堪能しきったころに、ちょうど13時前となりました。
おーし、ちょうど計画通り♪
飛行機は16時過ぎなので、ご飯も食べていけるかなあ♪

 

なんて、この時は余裕ぶっかましておりましたが、車に乗って「さ、どこで食べようかなあ?」なんてのんびり考えながら着いた下関の壇ノ浦PA。

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時間的にも13時45分、うんうん余裕でご飯食べていけるね。
じゃあ、せっかく下関に立ち寄ったんだし、、、

とレストランに入ろうと思ったところ、急にトイレに行きたくなり、すっきりしたことをいいことにさっきまでご飯食べる気でいたくせに何かしら頭の鍵が抜けたのか、そのまま車に戻ってしまうというとんだミステイクを犯す。。。

開聞海峡を走りながら、

あれ、俺ご飯食べるって。。。_| ̄|○lllll

 

 

ホンマ俺って老化現象激しすぎ??

まあ、しゃーない、こうなったら福岡空港で飯食って帰るか!!
と気持ちを切り替え車を走らせるが、、、

到着時間15時40分。。。
ええ、出発30分前でした_| ̄|○lllll

 

なぜそうなった??
ええ、空港近くまで戻ってきてまさかのガソリンスタンドが発見できず。。。
それで40分近く無駄に時間を費やしてしまいました。

もし、このアクシデントを鑑みず下関でご飯を食べていたら、明らかに搭乗時間に間に合わなかったでしょう。。。(´▽`) ホッ
やっぱり時間には十分余裕を持って行動せねばなりませんな。

さて、これで弾丸フェリーシリーズは終了。
次回からはまたまた、九州シリーズ!!

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2021年11月28日 (日)

弾丸フェリーvol4…美祢市美東町秋吉台編

大正洞からは「カルストロード」というドライブウェイを気持ちよくドライブしながら、一路「秋吉台」に向かいます。
前回の景清洞、大正洞編はこちら

秋吉台と言えば言わずと知れた日本最大のカルスト台地。
カルスト台地とはいわゆる「石灰石等が雨などで浸食されて出来た形状の台地」、ドリーネ(カルスト台地が雨などで浸食されて出来た窪地)が大きくなっていくとウバーレ、ポリエとなっていくことを地理で習ったなあ。。。
地表の浸食のみならず水を通しやすい性質の台地故、多くの鍾乳洞もこの地には多く存在し、前回登場した大正洞や、景清洞、そして次回登場予定の「秋芳洞」もこの秋吉台の台地の下に神秘的な地下空間を作り出しているんですよね。

で、今回はその地表部分をトレッキングする予定。

コースは全コースを制覇しようとすると丸一日かかってしまうので、展望がよさそうな秋吉台の北側を巡ることに決定。

1_20211128221601

↑このトレッキングマップの長者ヶ森コースを巡るコース。(拡大可)

秋吉台の観光情報のコース案内でも2時間半以上と書いてある。

長者ヶ森コース(1)

パンフには所要時間約3時間とあるが、3時間かけていると秋芳洞の見学時間が取れなくなってしまうので、2時間で巡りきる計画で10時に長者ヶ森駐車場を出発。

Photo_20211128222601

ドリーネの窪地がよくわかりますね、ここは「帰り水」と呼ばれるところ。
って、説明調べてみたらドリーネよりも大きいウバーレだと、そうだよね、これだけ大きい窪地だとね。
雨が降るとこの窪地に水が溜まりちょっとした湖になるんだとか、その姿も見てみたいものですね。

それでは、時間も押していますので、どんどん秋吉台の台地を早足トレッキング♪
秋の紅葉晴れの下、秋の代名詞、ススキ野原がなんとも絵になります!!

Photo_20211128223001

先ずは駐車場から一番近い「北山」へ。
10分ほどで着いてしまったぜえww
遥か眼下に広がる駐車場と。。。

Photo_20211128223002

カルスト台地に顔を出している石灰石柱が秋吉台独特のワールドを魅せつけてきます!!

Photo_20211128223003

それでは、ここからがトレッキングの本格始動。一気に冠山、そして地獄谷と見晴らしの良い2峰を攻めていこうと思います。
秋吉台で一番トレッキングがしやすいのは山焼きが終わった後の春らしいのですが、秋もなかなかどうして。ススキ野原と石灰石柱のコントラストを拝みながらトレッキングを楽しめるのは秋でないと!!

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と呑気な発言をしたことを冠山に来た後から後悔し始める。。。

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ええ、冠山までは草もそんなに生えておらず、ススキや高原花を目に収めつつ口笛吹きつつ、気軽にお散歩気分で歩いていたのですが、、、

Photo_20211128223702 Photo_20211128223703

地獄谷に向かうにつれ、周りの草が自分の身長近くまで生い茂り始め、獣道状のトレッキングルートがなくなり始めるのである。。。
何とか、このルートか?と自分の勘を頼りに何とか地獄谷までたどり着くも、きっと同じように道に迷ったであろうトレッカーの僅かに草を分け入った決死の??個人製作ルート??があちこちに。。。

 

 

ええい、、、

俺も適当に大体の感覚で振りきってやるわあああああああ!!!!!!

獣道も発見できず、自分の勘とマップの目印を頼りに何とか中国自然歩道に辿り着いた時のホッと感はそれはもう感涙もんですわ。
ここまでで、すれ違ったというか抜かしたトレッカーはわずか1組。。。
みんなここまで来ることはないんだな、おかげでマスク外しながら自由気ままにトレッキングできたけど♪
でも、こんな自然の迷路の秋吉台、見晴らしが良かったから自分の勘も働いたけど、森林では絶対やってはいけない愚行ですので、皆さんは真似なさりませんように。。。
と言うか、散策ルートとしては機能していないので、地図読みに自信のない方は初めの北山だけにしておいた方が無難かと存じます。

Photo_20211128224401

そして、この草の道隠しと共に俺を悩ませてくれたのが、この石灰石の浸食跡。
見てわかる通り、長年の雨風で石灰石の尖がりがひどいのなんの。
見事に手をついて出血しましたorz。。。

そんなこんな悪戦苦闘しつつも、中国自然歩道まで戻ってきたら、もう長者ヶ森まではのんびりルートなので一安心。

Photo_20211128225101 Photo_20211128225102

中盤の草むらとの格闘の時間は一体何だったんだ、と思わんばかりの気持ちよいトレッキング。
そうだよ、これだよこれ♪
さっきまでのイライラもこれで帳消し。あっという間に最後のゴール手前の目的地、「長者ヶ森」に到着です。

Photo_20211128225401 Photo_20211128225402

大きな木々に囲まれたところはここ長者ヶ森以外は秋吉台には全くと言っていいほどなく、ここだけはなんとも神秘的なものに守られているのか、と思ってしまいます。

遠目から見ているとトトロが現れそうですね。

ここ長者ヶ森は一説では平家の屋敷跡だとか、この辺りを納めていた長者が没落して廃墟の跡が森になっただとか、いくつかの逸話があるようですよ。

さて、無事にコース1周トレッキング完了!!うんうん、我ながら頑張ったねえ。。。
えっと、かかった時間は。。。

 

 

お゛~!!

ほぼ1時間で1周!!

 

11時過ぎには戻ってこれた!!

これはいい計算ミス。パンフでは3時間のところ、2時間で、とは思っていたが凄いハイペースだった訳だ、これなら安心して最終目的地「秋芳洞」も堪能できそうです。
この早めの到着が最終回に影響を及ぼすことはこの時、大樹は微塵も思っておりませんでした。。。

次回最終回。

参考サイト

山口県美祢市 秋吉台国定公園観光情報


弾丸フェリーvol4シリーズ

萩市編その1…藍場川、橋本川周辺
萩市編その2…明倫学舎、松陰神社周辺
萩市編その3…萩市城下町周辺
萩市編その4…武家屋敷、萩城跡周辺
美祢市美東町編その1…景清洞、大正洞
美祢市美東町編その2…秋吉台←今回

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
伊東歌詞太郎 ワンマンライブツアー2021 Auroragazer


今回の行程

大正洞~長者ヶ森駐車場~北山~冠山~地獄谷~良悟の松(今は枯れてありませんでした)~長者ヶ森

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