旅行日記(⑤北陸)

2022年12月 4日 (日)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その11(福井~帰阪)

長々ダラダラ書いてきてしまったのですが、今回で秋に出掛けてきたサイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズも終了。
もっとテンポよく書かないといけないのに、なかなか手が進まず、、、
今回はこの後、GWの終わりに行ってきた岡山旅も同時UPを目指しますw

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズを振り返ってみましょう。

その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)
その4(丸岡~東尋坊)
その5(東尋坊~芦原温泉)
その6(芦原温泉~恐竜博物館)
その7(恐竜博物館~勝山)
その8(勝山~大野)
その9(大野~一乗谷)
その10(一乗谷~福井)

そして11回目にしてやっと最終回。
もう少し次回はテンポよく書かないと溜まっている旅行記の記憶が薄れてしまう(;^_^A

と褌を締め直し?最終回行きます!!

バスに乗って40分ほど、福井駅に到着したころには15時。
朝からかなり歩き通しなので、やはりここは腹ごしらえしておきます。
どこにしようかなあ。。。。と思ったら早速目の前にあの店が(*'▽')

 

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ええ、前日の勝山市内でバスの時間待ちの間に入った「ユトリ珈琲店」
あのビッグサイズのアイスコーヒーが忘れられないw
そしてここは何故かカレー推し?な様なのでアイスコーヒーとカレーでちょい遅めの昼ご飯♪
やっぱアイスコーヒー、メガなんですけど(;^_^A
値段も安いし福井でのひと時はここユトリ珈琲店一押しですね。

さて、そろそろ旅も終盤、18時半過ぎのサンダーバードまで残り3時間。
福井市街の見所をカレーを食べHP復活したので、頑張って徒歩で巡り倒したいと思います。

駅の西口が福井のメイン玄関となりますが、さすがは恐竜県福井。
駅からして「恐竜」推しでございます♪

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駅前の恐竜のリアリティのなんとも高いこと、福井=恐竜県を推し進めるためにはどこまでも、って感じですな。
リアリティとキャラクター化された恐竜のコントラストもGOODであります。

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さて、それでは福井観光へGO!先ず向かったのは駅の北側に位置する「養浩舘庭園」

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旧福井藩主松平家の別邸として使われていて、迎賓館としての役割もあったそう。
そんな庭園を邸内から眺められるこの光景、日々の疲れも癒されますよね。
こんな別世界で自分の余生を過ごせたらどれだけ贅沢か。。。

続いては養浩舘に隣接してある「福井市立郷土歴史博物館」
養浩舘とセット券でお得に訪れることが出来ます。350円だったかな。

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この九十九橋、柴田勝家が半分を木橋、残りを石橋にした「反石半木」
水の流れを考慮したとか、敵の侵入の際あえて壊しやすくしたとか諸説あるようですが、往時の知識の結集が感じられます。

博物館を後にしたころには16時40分、残り時間半分を切りました。
ここからはかなり駆け足モードになりそうですが、ギリギリまで攻めてみたいと思います。
1日目に時間があったので立ち寄った福井城跡に再度立ち寄りをし、現在の福井城如し福井県庁をパシャリ。
石垣に県庁、さすがは現在の巨城w

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そろそろ17時、資料館、博物館巡りのタイムリミットとなりました。
ギリギリ入った場所は「福井市グリフィス記念館」
ちょうど外観の改修中でしたが、中は見学できるようなのでお邪魔します。
幕末期、近代化を学ぶべく渡米した日下部太郎が異国の地で大学で多くを学んだにも関わらず、志半ばで天命を受けてしまいその志を継ぐかの如くここ福井の地に来日したのがグリフィス。
多くの近代化のヒントを多くの藩士に伝えた功労者として現在尚称えられている方だと。
館内のグリフィスをはじめとする肖像画がしゃべりながら色々往時の事を分かりやすく話してくれるので興味のある方は是非。
入館料も無料ですw

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資料館巡りを終え、残りの時間は夕闇迫る福井の町を足羽山から拝んで〆といたしたいと思います。

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愛宕坂を上っていくとなんとも風情のある石道が続きます。
足羽山には3つの神社があるのですが、さすがにすべてを巡るには時間が足りないので、この中で有名な2か所を巡って福井駅に戻ろうと思います。
先ずは石道を上りきった先にある「足羽(あすわ)神社」
継体天皇と言うあまり聞き慣れない天皇をまつる神社らしいです。
鳥居前にあるタカオモミジがまた印象的ですね。
ここ足羽神社では枝垂桜が有名な様ですが、支えられている枝垂桜はちょっと痛々しくもありますが、春に花開く様子は「年老いても尚春を忘れず」と言う感じで訪れる人々を和ませてくれるんでしょうね。

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もうそろそろ駅に戻らないと、時間的に余裕がありません。
駆け足で足羽山を下りた先にあるのが「毛谷黒龍神社」、どうやらここが最終巡り地となりそうです。

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毛谷黒龍神社、名からしてなんともパワーを頂けそうな神社でありますが、まさしくその通り!
ここはパワースポットして知る人ぞ知る有名な神社だそうで、九頭竜川を守る水の神社として地域の人々に祀られてきた神社であると同時に四大明神の北の明神としても有名らしい。。。

因みに南は熊野、東は鹿島、西は厳島らしいです。

そんな毛谷黒龍神社、降魔調伏のパワーをもらえる神社(意味的には悪を追い払い、心身の調和を図る的な??)とあれば、パワースポットとして取り上げられるのもうなずける。
順序に従い反時計回りに拝殿から願懸け石で3回石を打ち、蛇の形をした幸運の撫で石を触って、最後は厄割り石で厄を割るのが参拝方法。

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最後の厄割り石だけ社務所の時間が終わっていて手に入らなかった(~_~;)
まあ、それ以上の御利益を頂こうと多めに願懸けさせてもらったと言うことでw(欲深い、と神様にも呆れられそうですが(;^_^A)

時間は18時前、名残惜しいですが、これにて2泊3日のサイコロきっぷ旅も終了であります。
18:20頃駅に戻ってきたのですが、行きのサンダーバードでは駅弁を見事に買い損ねたんですよねえ。。。
やはり帰り位は駅弁食べながら帰りたいよねえ。。。

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って、鯖寿司一択かい(笑)

と言うか駅弁、時間も時間故、ほぼほぼ売り切れ状態だったんですorz
まあ、十分美味しかったですけど♪

美味しい福井飯に多くの観光見所、ベタ処を攻めたつもりですが、まだまだ見たいところたくさんあったなあ。。。
滅多に足を運べていない北陸の地ではありましたが、サイコロきっぷのお陰で十分楽しむことが出来ました。
また来年同じきっぷが発売されたらまたチャレンジしてみたいかなあw

と言うことで長々ダラダラ書いてきた秋のサイコロきっぷ旅はこれにて終わり。
続いて冒頭にて言いました岡山旅も続けてUPしますのでよかったら♪

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今回の行程

14:20…一乗谷発「京福バス」

15:00…福井駅東口着、昼食

15:50…養浩舘庭園、福井市立郷土歴史博物館

16:40…福井城跡を経てグリフィス記念館へ

17:30…足羽山(足羽神社、毛谷黒龍神社)

18:20…福井駅着

18:40…サンダーバードで帰阪

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2022年11月24日 (木)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その10(一乗谷~福井)

サイコロきっぷの旅もそろそろ終わりを迎えようとしています。
残り今回入れて2回、駆け足で書いて早くGW末に行ってきた旅記録を書かないと詰まっている旅が(-_-;)
ちょっと頑張って書いていきますね。

それでは大野編の続きから


今までのサイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズはこちら

その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)
その4(丸岡~東尋坊)
その5(東尋坊~芦原温泉)
その6(芦原温泉~恐竜博物館)
その7(恐竜博物館~勝山)
その8(勝山~大野)
その9(大野~一乗谷)
その10(一乗谷~福井)←今回


大野駅から福井駅行きのバスは越美北線とほぼ同じルートを走っていきます。
のんびりバスに揺られ30分ちょっと、バスはあるバス停のそばを通る。

 

次は「前波」です。

 

ピンポーン!

 

迷わず校舎ボタンを押す俺。
前波バス停で降りると目の前には足羽川とそれを塞ぐように聳えるその名も「足羽川頭首工」

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Googleマップで見るとこの頭首工に遊歩道が写っていたんですよね。
Googleマップ、グッジョブ!!👍
よし、ここで遊歩道を渡った先に道の駅があってそこからすぐの場所に「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」があるんですよね。
先ずはそこで一乗谷の情報を、と思っていたんですが、、、

 

 

ええ、頭首工通行止めで渡れませんでしたorz_| ̄|○lll

見事痛恨のミス!
Googleマップ、ブーブー!!👎
(って、自分が悪いんやろw)

 

結局一つ先のバス停近くの端からグルッと2キロ弱無駄に歩くことに。。。
ちっ。

暑い中とことこ歩き続けるので、折角大野で貰った清水もあっという間になくなり、道の駅に着いた頃にはまた別のお茶を買う羽目になってしまったわ。
まあ、そんなこんなアクシデントがありましたが、何とか「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」に到着。

と思ったら。。。

 

 

 

 

Photo_20221120234301


殿!!大変でござる!一大事でござる!!

何をそんなに慌てておる、もう博物館は目の前ではないか。

我ら大樹一族一世一代の失態に御座います!!
なんと、一乗谷攻めに向け朝倉氏遺跡博物館を先攻めするはずが。。。

 

 

 

 

ん?早よ~申してみい!

はっ、恐れ多くも申し上げます。
ここ一乗谷朝倉氏遺跡博物館、半月後に開館する新博物館への資料移動とかで「閉館」となっております!!

なんじゃと、それはまことか!!!???

誠に我が一族最大の失態にて返す言葉もございません。。。


とまあ、頭の中でこんな大河ドラマのワンシーンが巡っていたかは別とし、ここ一乗谷朝倉氏遺跡博物館10月1日にリニューアルオープンと言うことで、半月早く来てしまったばかりに見事に入れずΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
バス停はミスって遠回りすることになるし、博物館には入れないし、すでに一乗谷攻め苦戦しております。
流石は朝倉氏、一筋縄ではいかぬわ!!(笑)

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これはこれでまた一乗谷再訪確定ですなw
とここで諦めては元も子もない、頑張って一乗谷まで歩き続けていきます。

大野から一乗谷のアクセスはバスでは残念ながらこのパターンしかないのです。
いや正確には土日のみここの博物館を経由するバスがあったのですが、朝一と昼下がりの二便しかない(汗)
大野からの観光客が立ち寄ることを全く想定していないんだ(涙)

なので歩くのが嫌な方はこの二便のバスに合わせて行動するか、大人しくこれまた越美北線で一乗谷駅に行くかしかない訳であります。
あっ、福井駅からは別の路線がちゃんと一乗谷方面に出ているのでご安心を、あくまで大野方面からのアクセスが悪すぎるだけなのでw

なんか一乗谷に行く前から踏んだり蹴ったり状態ですが、意外とこれまた味わいのある風景も拝めているのでそれはそれで旅の良き思い出ですね。

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越美北線の味わいある線路もまた絵になります♪
この後一乗谷遺跡の入り口辺りまで来た時に踏み切りの音が聞こえたから、意外と11:30発の列車でも良かったかもなあ。。。
そして遺跡手前にはこれまた苔生した雰囲気がある「安波賀春日神社」等一乗谷直行では気付かない小さなスポットも公共交通機関旅ならではの醍醐味か。

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そして汗かきかき12時過ぎ、一乗谷の入り口にあたる「下城戸跡」に到着。
いよいよ一乗谷攻めの始まりです♪

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 応仁の乱で功を上げた朝倉氏がこの地に本拠を構え以後織田信長に滅ぼされるまで、北陸の小京都と呼ばれる位の栄華を極めた地、一乗谷。
一乗谷の山城も時間があれば是非とも立ち寄ってみたいものです。
それでは、早速一乗谷の入り口に近い朝倉景鏡館跡や瓢町の平面復原地区の館跡群から進んでまいります。

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遺跡群だけあって、復元されているわけではないのですが、この谷一帯に広大な敷地群が広がっていたことが分かる発掘跡の数々。
この後いく館跡群もなんとも楽しみであります。
山城の方を巡ろうと一乗谷史跡公園センターから裏道を通り、瓜割清水を通って山道へ入っていきます。

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いやあ、ここは分からんてww
明らかに民家の裏あぜ道モードやん♪
民家の横をお邪魔します、とコソコソ入っていき山道へ。
すると、前からドスンドスン、と何かが駆け下りてくる音が。。。

 

えっ、何?

このあぜ道を駆け下りてくる足音は明らかに四足歩行の動物の足音。
それもめっちゃ早く駆け下りてきているようだが、まさか熊?
それとも猪か!!??

 

ちょっと焦った俺の目の前に駆け下ってきたこやつは一体。。。

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狸か!?
いや、違う。

なんだ、あの細長い目のような模様は!!??
まさかUMAなのか!!!!

 

相手も思いきり駆け下りてきた先にいた俺に明らかに動揺を隠せない様子。
10秒ほどお互い睨めっこを続ける。。。

あまりに動かないので、俺もフラッとスマホを取り出してパシャリ。
すると、さすがに人工音には敏感なのか、森の中へ駆け足で戻っていってしまった。

後で写真を見ると、うーん、これはきっとハクビシン、いやアナグマだなあ、と。
でも、いきなり出会ったら結構頭真っ白になるもんですね、イノシシとかでなくて良かった。

さて、そんなアクシデントもありましたが、無事に南陽寺跡に到着。
一乗谷の4大庭園の一つがここにあったとのことで、石組が残っているだけですが、往時はここに三段の滝も作られていたようです。

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ここ南陽寺跡からしばらく行くと一乗谷城址に上る登山道があったのですが、「クマ出没注意」の看板と共に、閉鎖されておりました_| ̄|○lll
残念、まあその前に「アナグマ」たる「熊」と出会っているだけに巨大熊でも出会っていたらフリーズだけで済まなかったかもしれないので、素直にここは身を引くことにします(笑)

その後も英林塚、諏訪館跡、湯殿館跡を順繰り巡っていく。。。

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庭園跡も煌びやかさこそないものの、静かな歴史の時の流れを静かに見守っているかの様に感じるのは、朝倉氏の栄華の名残でもあるんでしょうかねえ。。。
さて、南陽寺跡、諏訪館跡、湯殿館跡と3つの庭園跡を拝んだ後は、やはりここは絶対外せない、一乗谷と言えばここ!と言わせんばかりの一大館跡である「朝倉館跡(館跡庭園)」

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上から見ても下から拝んでも広大な敷地に朝倉氏の栄華を感じます!
五代当主朝倉義景の居所跡で、三方を土塁と濠で囲まれ、裏手は山と見事な要塞として最強の居所と言っても過言ではない。
居所跡の端には義景の墓所もあり、魂は今もなおここが朝倉氏の物だと言っているかの様。

そして、朝倉館跡の絵面?写真面として有名な場所こそ「唐門」から見る館跡ですよね。

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濠には錦鯉が泳ぎ、周りの青々と茂った草が唐門を引き立ててくれてとっても絵になりますよね。
日曜日だというのに人も多くなく、広大なので人がいないタイミングもすぐに訪れて、いいアングルで写真いただけましたw
って、スマホでパシャなんですけどwww

雪に包まれた唐門の写真も見たことがあるんですが、青々な唐門もまたいい感じ♪

一乗谷のメイン処を攻めたところで、道路を挟んで反対側も見ていきたい、その場所こそ「復原町並」

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入場料330円を払い早速中へ入ると一世風靡したであろう往時の城下町の雰囲気を今に、200メートルにわたり、武家屋敷と町屋が復元されていてちょっとしたタイムスリップ。
そんなタイムスリップの中にも現代芸術が組み込まれていて、見た目にも楽しみを倍増させてくれてました。

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いいねえ、風鈴と傘の芸術美。
一昔前にはあまり見なかった「魅せる」展示方法、人間の美術は無限ですね。
そして、何故か気になっていたのですが、ここ一乗谷もなんですが、福井を巡っている中でやたらと目に入ったのがこれ…

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なんでも「千歳くんはラムネ瓶のなか」と言うライトノベルで、かなり有名な青春ラブコメディらしい。
福井中でエモいモードになっている通称「チラムネ」、本当最近実在する地方をネタにしたリアルなアニメとか多くなってきましたが、福井県ではきっとこのチラムネが大人気なんでしょうかね♪

さて、そろそろ昼下がり、最後は一乗谷の山手側の砦、上城戸を拝んで一乗谷巡りを〆たいと思います。

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お腹もすいたけど、復原町並の出口まで来たもののお土産屋こそ一軒あれど食事処は皆無。。。
入り口にあった史跡公園センターにレストランはあったものの、もう歩いて戻るには元気が足りない。
ちょうど残り5分で福井駅行きのバスがある。。。
一乗谷、結構立派な観光地なのに、ここにアクセスするのもバスだと一日8往復、うーん。。。
このバス逃がすと1時間半もまた待たなければならないし、食事は福井駅で摂ろう。
と言うことで14:20のバスで福井駅に戻ります。

次で最終回。
福井市内を電車発車ギリギリまでお散歩してみようと思います。

参考サイト
ふくいドットコム「一乗谷朝倉氏遺跡復原町並」
特別史跡 一乗谷朝倉氏遺跡

10:40…越前大野駅発「京福バス大野線」

11:10…前波バス停、徒歩

11:45…一乗谷朝倉氏遺跡博物館(通過ww)

12:05…一乗谷着、散策

14:20…一乗谷発「京福バス一乗谷東郷線」、福井駅へ

※前波バス停から道の駅一乗谷あさくら水の駅のショートカットは出来ません(;^_^A
Googleマップに騙されないで(笑)

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2022年11月20日 (日)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その9(大野~一乗谷)

勝山散策を目一杯楽しみ夜の帳も完全に落ちた大野の町に着いたのは19時前。
七間通り沿いにある趣のある日本旅館に宿泊し、最終日に備えます。
朝、天気も無事に晴れと言うこともあり、気持ちもなんとも清々しい。
朝食を頂き、8時前から大野市街を散歩がてら色々見て回ろうと思います。
この日は日曜日、福井駅で18時過ぎのサンダーバードで大阪に帰阪予定ですので、限られた時間を有意義に出来るだけ使うべく、これまた時刻表と睨めっこ。
ここ大野市と福井市を結ぶ路線は2路線、一つは勿論金曜から使い続けている「京福バス」、そしてもう一つがJR西日本の「越美北線」と呼ばれる超ローカル線。
京福バスはおおよそ1時間に1本程あるのですが、越美北線に関しては一日7~8便しかないと(;^_^A
こんな超ローカル線乗らない訳にはいかない!とも一瞬思ったんですが、タイミングの良い時間に列車がないのが辛い。
11:30発と言うのがあるようですが、この後は一乗谷にも行ってみたいので、この列車に乗ると、一乗谷での時間が読めないため、やむを得ず今回は大人しく京福バスで移動します。休日フリーチケット500円ですしね♪

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大野市の町散歩は旅館横にある寺町通からスタート、名の通りこの通り沿いには左右に多くの寺院が並んでおり、400年以上前に京都の町並みを模して基盤目状に町作りをした際、町の東端にあたるこの通りに寺院を集めたらしい。
結構広い石道に開放的な雰囲気を持ち合わせる大野の寺町の寺院、子ども達が寺院の傍でワーワー朝から楽し気に遊ぶ姿はこれもまた現在の大野の町の雰囲気にうまく溶け込んでいていとをかし。

えちぜんおおの観光ガイド

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寺町通りを左側に折れると、そこは石灯篭通り。
通りに石灯籠の名が付けられるとはさぞかし立派な石灯籠なのかな?と歩みを進めていくとありました!!
何とも大きい笠の石灯籠。脇には日本有数の湧水の地、大野らしく湧き水たる「清水(しょうず)」が滾々と湧いておりました。

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前述の通り、大野の町のあちこちでこの「清水(しょうず)」が湧き出ており、湧水スポット巡りも楽しいですよ。
今回、時間の関係と体力を鑑み全ての清水を巡ることは出来ませんでしたが、この後の大野散策の中でもいくつか後述させていただきます。
ここで空のペットボトルにありがたく湧水を頂き早速いただくと、何ともやさしい喉越し。
普段何気なく飲んでいる水なのに、やはり湧水は違うのが分かりますね。
学がないのでうまく伝えられないのが申し訳ないんですが、是非皆様も大野に来られた時には是非お近くの清水で飲んでみてくださいませ。

さて、それでは続いては大野城のお堀沿いを散歩し、旅館のあった「七間通り」に一旦戻り城下町を一周します。
お堀沿いには武家屋敷があり、見学できる武家屋敷としては「田村家」と「内山家」があります。

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武家屋敷にあるあのカラフルなのは「風車」
最近こういった「魅せる」工夫が見られますが、これもまた現代の文化との融合って感じで面白くて好き♡
さて、城下町をグルッと一周して七間通りまで戻ってきました。
なぜ、ここに戻ってきたのか、それは。。。

 

 

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ここ七間通りでは「七間朝市」が開催されているのです。
七間朝市は週末のみの開催、それは是非訪れておかないと♪
人通りは高山とかの有名どころの朝市に比べると静かなものですが、またこれも背伸びをしない大野の町にマッチしていていいですよね。
そんな朝市の中、ふと人が集まっているところが、、、

見ると「いもきんつば」の旗がなびいている。。。

 

 

 

 

 

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ええ、買ってしまいましたともww
この後七間通りからほど近い「越前おおの結楽座」に立ち寄り、これまたここで湧き出ていた「芹川清水」と一緒に早速いただいてしまいました。
あっ、さすがにいっぺんに6個はよー食べられませんで。
朝ごはん頂いたばかりやし。。。

 

3個だけ先に頂きましたわw

さて、ここで早いものでもう9時を裕に過ぎております。意外と時間かかってますね。
コースとしてはこの後天空の城としても有名な「越前大野城」に上り、その後は時間の許す限り城下町の南側をせめて、越前大野駅へ向かおうと思います。

天空の城としても有名な「越前大野城」、天空と言うからにはやはり上に上っていかねばならないのですよね、ええ分かっておりましたとも。
山城の宿命、頑張って上っていくことにいたします。

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秋~早春の極限られた気温差の大きい天気の日にのみ現れる大野城を囲むように広がる雲海で有名な大野城。
さぞかし標高の高い山城かと思いましたが、小高い山程度だったので10分もあれば十分登頂可能でした。

越前大野城HP

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野面積みと言う自然の石をそのまま石垣に用いたという大野城。
こじんまりとはしていますが、威風堂々としたお城であります。
向かいに見える犬山から見る雲海に包まれた大野城はとても絵になるようですね。

さて、時間も限られてきました。
バスの時間は10:40前に駅を出発予定。
このバスを逃すと2時間待ちで越美北線を使うことになります。
うーん、ここまで来たら焦らなくても良いかなあ、なんて思い始めましたが、やはり一乗谷の事をあまり把握していないこともあるので、初志貫徹で10:40に乗ることを目標に頑張ります♪

大野城を降りて町の南側に行くとこの一帯は名水の町大野らしく多くの遊水エリアがあちこちと。
新堀清水、朝倉義景の墓所の傍に湧き出る義景清水、そして大野市一番の清水の名所「日本の名水百選」にも選ばれた「御清水」と本当町のあちこちに湧き出る名水の数々。
水に恵まれた町って本当羨ましい。

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もう大野の町並み散策しているだけで軽く1リッターは清水からお水頂いて飲み干したかもw
お陰でお腹もタッポンタッポン状態。
御清水で3回目のペットボトル補給をいただき、バスが出る越前大野駅へ向かいます。
この地点で残り15分切りました。
間に合うか??と焦りつつ早足で駅に向かうと駅から5分ほどのところに気になるスポット発見。
その名も「良縁の木」

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この木、実は「杉」と「欅」と全く違う樹がなんと「根っこ」で絡まっているのだとか。
同じ種類の兄弟木はよく見ますが、ここは全く別個の種類の木が絡まって出来たまさしく本物の「ご縁ある樹」
時間ない中、人生に色々な良縁がありますよう、お祈りして最後はダッシュで駅へ。
駅に着くと同時にバスが向こうから。。。

ふーっ、(;^_^A
危なかったぜえ。


バス停横にも清水が湧き出ており、時間ギリではありましたが、少し飲ませていただきバスへ駆け込む。
最後の方は駆け足だったのは痛かったけど、大野の町、散策するにはとても楽しい町でありました。
さて、バスは定刻通り、一路福井駅へ向かいます。
途中一乗谷に行きたいのですが、このバスは一乗谷方面には向かわないらしい、、、

ならば。。。

 

 

続く

7:45…宿発町並散歩(寺町通り、石灯籠通り、七間通り)

9:00…おおの越前結楽座、休憩

9:20…大野城

10:00…朝倉義景墓、御清水

10:30…春日神社(良縁の木)

10:40…越前大野駅着、京福バスで福井駅方面へ

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズ

その1(出発~福井編)
その2(福井~永平寺編)
その3(永平寺~丸岡編)
その4(丸岡~東尋坊編)
その5(東尋坊~芦原温泉編)
その6(芦原温泉~恐竜博物館編)
その7(恐竜博物館~勝山編)
その8(勝山~大野編)
その9(大野~一乗谷編)←今回

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2022年11月 6日 (日)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その8(勝山~大野)

ラブリー牧場のソフトクリームを頬張り、元気復活!
この後次の場所に行くのにバスも待っていれば乗れるのですが、このルートはどうしても歩いておきたい。
と言うのも、このルートはその場所に辿り着くまでもが観光名所なのであります。

そのルートとは中宮平泉寺参道。

日本の道100選にも選ばれており、旧参道として苔生す石畳の坂道は九頭竜川から持って来て作られたもので、周りの杉やブナの木がかぶさる様に覆っているので昼間であっても薄暗く参道の趣が増してます。
途中ある「牛岩、馬岩」には丑の刻時にここを通るとこれらの岩が牛と馬に化け、通る参拝人を遮るという逸話もある位。
う゛~、こんなうっそうと茂った林の中で石から化けた牛と馬がいると絶対叫んで逃げ帰ってしまいそうですよね。
ただ、この恐怖に打ち勝ち、平泉寺に迎えた強者のみが望みをかなえられるのだとか、歴史版肝試しですな。

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左が牛岩、そして右側が馬岩。
勇気のある方は丑の刻に是非ここを歩いて平泉寺へ♪
勝山城博物館からはおおよそ2キロもないので体力に自信があれば十分歩いてアプローチ出来ます。
まあ、ちょっとしたお山上りと思って♡

しかし、越前大仏から歩き続けていた自分のHPはすでに一桁(-_-;)
ラブリー牧場のソフトクリームでホイミを唱えたものの、復活分のHP平泉寺参道で使い切ってしまった。。。

何とか平泉寺の入り口「歴史探遊館まほろば」に到着したその横にみえるは。。。

そば処「まつや」の文字が!!
身体は何も言うことなく店内へ。

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ここまで来たら頼むものはもう一択でしょう!
永平寺で食べ損ねた「越前おろしそば」♪

お値段も良心的だし、疲れた体にはお蕎麦の栄養補給にはばっちり!
大根の辛みが越前そばの特徴?らしいことを聞いたのですが、さてさて。。。

 

美味ーい!

が、大根逆にめっちゃ甘みがあって美味ーい!(゚д゚)ウマー
って、あれ?全然辛くないのだがww

よく大根おろしっておろし方や大根の上部下部で辛みが出たりでなかったりとかはあるけどw
まあ、十分美味しかったし良し!としましょう。
何といっても「美味しい」が一番ですものね。

腹も満たされましたので、気合入れて平泉寺散策に向かいます。
平泉寺白山神社

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参道の階段からしてなんとも趣のある…
一の鳥居を抜けると苔生す世界が一面に広がっていてなんとも神秘的。

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ここ平泉寺は正式には平泉寺白山神社と言い、神仏習合の名残で神社とありますが、なんと奈良時代に白山信仰の拠点として作られた地と。
かの義経と弁慶も奥州へ逃げ延びる際、この地を訪れたことがあるのだとか。
そんな昔からこの地で信仰の地として栄えてきた平泉寺ですが、一向一揆により焼山されてしまったらしく、その往時の規模のでかさを把握するのは容易ではないようで、今現在もこの地の発掘調査が続いているものの、分かっているのはごく僅か。
いやあ、歴史の不思議の大きさを感じさせますね。

参道を進み左手に少し進むと、御手洗池と呼ばれる平泉寺の寺号の由来となった池がありました。

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深緑の境内にこれまた深緑の池。。。
水面に映る深緑が池の水の色と合わさるとより神秘度が増している感じがしますね。

そして、拝殿前に到着。
独特な二の鳥居は神仏習合の時代によくみられる権現造の山王鳥居をくぐると、、、

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拝殿に到着。拝殿の後ろに本殿(本社とここでは言うみたい)があり参拝を済まします。
本社を挟み左右にそれぞれ「大汝社」「別山社」を含め白山三社をあらわしているとのことです。

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本社参拝をした後は右奥にある三之宮へ。
ここまで来る人は殆どいないようで空気もよりピリッとした感じがします。
三之宮の手前には楠木正成の供養塔もありました。

Photo_20221106134401Photo_20221106134402  

いいねえ、この佇む「静」を慈しむ雰囲気。
暫しここに心身委ねたくなります。
バスの時間は16:10頃と17:40頃の2便。
17:40までいると実はこの後乗る18時過ぎの大野行の最終バスに乗れない可能性があるのと、せっかく勝山に来たので少しの時間でも町並散歩を楽しみたいのもあるので、もっと平泉寺を味わいたいですが、16:10のバスで戻ることにします。

まだまだ平泉寺は見所細かく見ていけば半日十分使える位の地だと思うので、機会があれば是非再訪したいな、と思います。
一時間の平泉散策を終え、バス停に戻ってきた頃ちょうどバスも到着。
バスに乗って勝山駅まで戻ります。

バスを降り、越前大野方面のバスを待つには約2時間弱の時間調整が必要。
なかなかこの辺りが地方バス路線の辛い所ではありますが、うまくその時間を使って勝山市街を散歩しようと思います。

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勝山橋、見事に草竜モチーフ♪
橋を渡ると旧勝山城下町が広がっています。
七里壁と言う勝山から永平寺町まで続く石壁が九頭竜川沿いの河岸段丘に沿って20キロ近くに渡り続いていた様で、この石壁より上段が武士などの上人が住む地域、下段が商人などが住む下人町となっていると。
勝山にも自然の形状をうまく組み入れた町造りがなされているんですね。

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町中には「大清水(おおしょうず)」と呼ばれる天然の湧き水が出ている場所があり、伏流水のお陰でこの地も潤っていたのでしょうかね。

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この後は市役所にある勝山城跡、ゆめおーれ勝山等を見て回ったのですが、もうさすがに足が棒。。。
夕闇も迫り見所も大体みたのですが、バス到着はまだ一時間弱あるので喫茶店で一休みするが、

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ケーキ小っさ。。。

 

ではなく、アイスコーヒーがでかすぎるのです(;^_^A

ここはユトリ珈琲と言う福井にしか存在しない喫茶店なんですが、なんだ、このバカでかい珈琲は!!
だからと言って値段がボーンと跳ね上がるわけでもなく、いたって普通の珈琲店のお値段。
これはもう福井来県時の空白時間を埋めるには必須立ち寄り地決定ですな♪

さて、身体もクールダウン出来、そろそろバスの時間。
今回勝山市内はコミュニティバスなので京福バスの週末お得チケットは使えなかったが、この路線は使える!
と思っていたら、見事に今いる最寄りバス停から大野駅手前の宿近くで降りるとジャスト500円で降りれると。
次の日も祝日なので、週末チケットは次の日に取っておいて18:25分、大野行の最終バスに乗ります。
勝山市と大野市を結ぶ路線なのに、まさかの一日五便。。。_| ̄|○lll

都市間を結ぶのにこんなに不便とは。
田川さんのバス旅だったらきっと積んでたなw

バスは最終便ではありましたが、大野市への最後の交通手段だからか、7.8人ほどの乗客が乗り降りしつつ19時前に大野に到着。
夜の帳も降りてますので、このまま宿に直行、七間通り沿いにある和の雰囲気溢れる日本旅館にこの日は宿泊です。

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大野の町は静かに更けていきます。
次回は大野の町をお散歩です。

14:30…勝山城博物館発、徒歩

14:50…平泉寺白山神社着、散策、昼食

16:10…平泉寺白山神社発「勝山市コミュニティバス」

16:25…勝山駅着、街並み散策

18:25…元町バス停発「京福バス」

18:50…大野銀座バス停着、宿へ

勝山市街(七里壁、大清水、商人町、勝山城跡、ゆめおーれ勝山)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズ

その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)
その4(丸岡~東尋坊)
その5(東尋坊~芦原温泉)
その6(芦原温泉~恐竜博物館)
その7(恐竜博物館~勝山)
その8(勝山~大野)←今回

もう一つのサイトも更新中♪

ETERNAL  WIND~永遠に吹く風~
「大きな株のお話…おせち争奪戦」

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2022年11月 5日 (土)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その7(恐竜博物館~勝山)

恐竜博物館を出ると、目の前をミニバスが。。。
この後は一旦バスで駅まで戻ってから次のエリアに向かうバスに乗り換えの予定だったんですが、、、

行先を見ると…

「平泉寺方面」

 

 

お゛~!!これは渡りに船。
まさかここから直行で向かってくれるとは!!

と思っていたらすぐに出発してしまって扉が閉まってしまったorz…

 

 

あ゛~、何とも運のない。。。

と諦めたその瞬間、

ピーッ、と動いていたバスの扉がまた開く。
もしかして、俺に気づいてくれた!!??

とバスに駆け寄ると、「バスに乗る?」と。
何とも素晴らしい運転手様♡

オフコース♡と、早速乗せてもらうと、乗客は俺だけのバスは一路平泉寺方面へ。
本当待ってくれてありがとうございますm(__)m

今回向かう先は日本一の大きさを誇る仏座像があるという「越前大仏」が目的地なんですが、バスは越前大仏前も止まるとのこと、素晴らしい運の付き♪
このバスのお陰で1時間近くも時間節約出来ました♪
バスは15分もかからず越前大仏前に到着。

越前大仏

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禅宗の寺院だというここ越前大仏、さぞかし歴史のある寺院なんだろう、と思いきやまさかの昭和62年に創建されたかなり新しい宗教法人だと。それも、初めはまさかの宗教法人格を取らなかったという。。。

それはこの地出身の多田清氏と言う関西では有名な相互タクシーの創業者が、多くの得た財を故郷である勝山に落としたいとの熱い想いからと言うからすごい。
ただ、当時は軽く云千円と言う高い拝観料のお陰で拝観する人も少なく、結局税金を払えず現在は宗教法人として運営されているようですが。。。

Photo_20221103212502

境内に行くまでの門前町とでも言うのか?なかなか趣のある商店街なのに、見事なほど閉店モード全開。。。
この先の境内の中はどうなっているのか、かなり気になってしまう位の人気のなさ。。。
この日、土曜なんですが(;^_^A
恐竜博物館の賑わいの10分の1でもいいのでこちらに足を運んでいただきたくなってしまう位の静けさ。
かなりの不安を抱えながら、門前に来ると商店街の端っこが料金徴収所の様で、拝観料500円を払い境内にお邪魔。
見た感じはとっても広大な整備の行き届いた雰囲気があるんですが、もしかしてお坊ちゃまくんの貧坊ちゃまの様なフロントが豪華絢爛、裏は張りぼて?

 

とちょっとそんな舐めた展開を期待していたのですが。。。

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なんですの、この立派な大仏殿は!!

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なんですの、この立派な五重塔は!!

と広大な境内、見るもの見るものどれもが規模が違い過ぎる!!
境内をつなぐ回廊も長い長い!!!お堂を巡るだけでどれだけ時間が必要なのか(・_・;)

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五重塔に上ってみるとここ越前大仏こと清大寺の広さ、大きさが良く分かる。
何といってもこの五重塔、高さ75メートル。
日本一の高さを誇る五重塔の存在は伊達じゃない!
ん?はるか向こうに見えるお城は勝山城なのか!?

Photo_20221103212507

そしてこの五重塔、高さだけでなく塔内も感嘆の声を上げてしまうような内装で、エレベーター有の各階には多くの仏像が祀られていたりの、もう贅の限りを注ぎ尽くしていると言っても過言ではないほどの立派さ。

Photo_20221103212505

もう五重塔だけでこの絢爛豪華さを見させらているのに、大仏殿に行くと思わず後ずさりしてしまいそうな威厳ある大仏様の姿が。。。

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巨大な大仏殿の中に鎮座する大仏様。
奈良の東大寺におられる座大仏様の大きさが15メートル。
そして、ここ越前大仏の大きさは。。。

 

 

17メートル!!

 

それは迫力ある仏様、勿論日本最大の大きさを誇る座仏様であることは言うまでもない。
仏様の両側には菩薩と羅漢の立派な立像が仏様を支えておられ、その周りをこれまた多くの仏像が堂内を埋め尽くす。
この場では決して自分を誤魔化すことは出来ないな、普段の悪行が丸裸になっていくようです。

他にも九龍壁や日本庭園等広大な境内を見回っていると早いもので1時間、そろそろ次の場所へ行こう、とバス停に向かうが、、、

ええ、数分前にバス行ってしまいましたorz

さっきはうまいこといったのに今回は見事に下手こいだあ・・・

 

ふっ、こうなったら次の場所まで歩いて行ってやるぜ!!
と、越前竹人形の里から永平寺口駅と同じようにトコトコ歩いて行くことに。。。

距離も1キロちょっとだし頑張って歩くのも余裕余裕♪

 

なんて、言っていたのもものの数分、、、

暑っ~~~~。。。

 

僅か1キロちょっとなのに、日差しがきつくすぐにバテバテ。。。
昼ご飯も取っていないので、体力も落ちるの早い早い。
そして、歩くこと20分、続いての目的地、「勝山城博物館」に到着。
ええ、先程越前大仏の五重塔から見えたお城はこの勝山城を模した博物館だったんですね。

と思ったら模したものでもなく、ここもまたあの多田清氏の建築だと。
どれだけの財を成せばこんなに立派な施設群を建てられるのでしょう。

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石垣には九頭竜をモチーフにしたもの?が彫られておりますが、博物館でここまで凝った施設もそうはないですよね。
因みに本来の勝山城は勝山市役所の場所にあったようですが、今はその城址自体がないとのこと、残念。
さて、色々な往時の展示物を見回り天守閣の上にあがると、、、

Photo_20221103224701 Photo_20221103224702

天守閣の瓦に設置されている鯱も立派だし、天守閣からの眺め、先程いた越前大仏もはっきりと。
こうして眺められるほど広大かつ立派なお互いの施設を作り上げた多田清氏、勝山市愛が半端ないですね。
さて、時間は早いものでもう14:30
疲れすぎて腹減った、、、そして喉乾いた…

やむを得ない、今回も昼飯抜きバージョンで頑張るか、、、
と思っていたら、まさかの博物館入り口に「ラブリー牧場 みるく茶屋」たるものが。。。

 

 

Photo_20221103224703

ふーっ、生き返ったぜえ…
牧場直営のソフトクリームに命を救われ、次の地へ。。。

12:30…恐竜博物館発「勝山市コミュニティバス」

12:45…越前大仏着、拝観

13:35…越前大仏発、徒歩

13:55…勝山城博物館着、見学
(ラブリー牧場みるく茶屋)

14:30…勝山城博物館発、徒歩次の地へ。

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズ

その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)
その4(丸岡~東尋坊)
その5(東尋坊~芦原温泉)
その6(芦原温泉~恐竜博物館)
その7(恐竜博物館~勝山)←今回

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2022年10月29日 (土)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その6(芦原温泉~恐竜博物館)

前回の続き

俺は何を思ったか、ある場所で停車ボタンを押す。

 

ピンポーン。

 

 

 

 

 

 

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10:10思い立ったバス停で降りた場所とは…

 

 

 

 

ええ、「その3」の冒頭で出てきたけど、バスの時間などもあり諦めた場所、それがここ「越前竹人形の里」であります。

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この越前竹人形の凄い所、それはなんと言っても竹を割きつつ作り上げる繊細な技法を駆使しているところ。
髪の毛を一本一本植毛していくかの如く竹人形に植え付けていく作業工程は気が遠くなりそう。
そんな細かな手術の中から仕上がる竹人形。

これは是非とも間近で見てもらいたい。

30分弱程の滞在でしたが、気になっていた場所故急遽立ち寄って良かった♪
とはいえ、当然のことながら次に向かう場所への時間的配分は練り直さないと。。。
因みに次のバスは11:20頃。。。

 

 

バスを待つには大分時間があるし、これは歩いて行くっしょ♪

って、オイオイ(~_~;)

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のんびりと次までの場所まで歩いて向かいます♡
九頭竜川の水面に映る秋の雲、なんともきれいであります。

なんて、実は全くのんびりなどしてはおらぬのです。
実はこの後、またまたえちぜん鉄道に乗ってある場所へ向かうのですが、2日目はその場所を一日かけて巡る予定。
なので、電車は1本でも早いに越したことはない。
ここで頑張っていけば、はじめの予定で乗る予定だった次の電車にギリ乗れるはず、と踏んで実は。。。

 

猛ダッシュで実は走っているのでありますw


越前竹人形の里から走って向かっているのは、えちぜん鉄道の「永平寺口」駅。
距離は1キロちょっと。
電車の出発予定時刻は10:50。。。
越前竹人形の里を10:40前に出ているので、一キロちょっとを10分で走りぬけば十分間に合うはず。
バスなど待っていたら出発が一時間後になってしまうw
そんな損得勘定が働き、息をゼーゼーさせながら、何とか無事出発2分前に永平寺口駅に到着。

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ふーっ、焦った焦ったww

10:50、無事えちぜん鉄道に乗り込み向かった先は、えちぜん鉄道の終点「勝山」です。
えちぜん鉄道は芦原温泉や東尋坊方面の「三国芦原線」とこの「勝山永平寺線」と言う2路線からなるんですね、少し鉄分知識多くなりました♪

2両編成のローカル線はガタンゴトン線路の上を揺れながら終点勝山までのんびり走っていきます。
アユ釣りの時期なんでしょうか、九頭竜川で釣りをしている人達や、田んぼではきれいな緑から黄色に変わりつつある稲穂が車窓をにぎわせてくれていました。

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そんな長閑なローカル線に揺られ、おおよそ30分。。。
終点勝山駅に到着です!!

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おっと、電車にはあの爬虫類?も乗車していたのか!?

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なかなか趣のある勝山駅、それもそのはず、この駅舎自体が登録有形文化財。
駅名も「勝山驛」と往時をしのばせます。
そしてこの勝山駅はあの有名な施設のアクセスポイントでもあるわけです。

それが、先程の駅舎に付いていた足跡にも分かるように。。。

Photo_20221023174901

う、恐竜と言えば「福井県立恐竜博物館」の玄関口がここ勝山駅なんですね。
到着したバスもダイナソーモチーフ♪

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接続もよく多くの客を乗せたバスは一路恐竜博物館へ。
途中、白い恐竜も車窓から見えました♪(ホワイトザウルスと言うらしいw)

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駅からおおよそ十数分でバスは目的地、「恐竜博物館」に到着です!!

 

福井県立恐竜博物館

博物館は現在予約制で事前に予約を入れ、その時間帯に入館しないといけないシステム。
但しチケットは入館口で買うみたいですね。

Photo_20221023175602 Photo_20221023175601

週末と言うこともあり結構な人がおられましたが、予約にも前日チェックしたところ余裕のある様子。
早速入館手続きを行い入館すると、入口から一気に地下一階までエスカレーターで降りていく。。。
まるで恐竜の口の中にでも吸い込まれていくかのよう♪
スタート地点からして古代世界感の演出が素晴らしい!!

世界三大恐竜博物館の一角を成す福井県立恐竜博物館は、広大な敷地に恐竜等の古代生物のみならず、古代地球全般に関する多くの展示がなされていて、見るもの見るものがワクワク感を掻き立ててくれます。
アメジスト、めっちゃきれいやん♡

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福井県内で発掘された恐竜の化石群をはじめ、まさしく自然史博物館の雄として大人も子どももワクワクさせてくれます。
大型の復原ジオラマやリアリティ溢れる映像等も迫力が半端なく、これは絶対来ておいて損はない博物館だ!!
ここ恐竜博物館はこの後、リニューアルに入るようで暫く閉館するようですが、これはリニューアルオープン後再訪してじっくり見て回りたくなりますね。

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もうね、いい大人が目を輝かせて見入ってしまうんですよ。
ここまで突き詰められると知的好奇心かなり擽られてしまいます♪

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このティラノサウルスのリアル複製、めっちゃリアルに動き回るし!!
もうこの一体だけで数十分時間潰せますよww
あ゛~、こんな魅力的な博物館だったなんて、もっと時間をここで使うべきだった。。。
と言うのも、この後4時間ほどは別の勝山市の見所を巡るべく時間を割いている関係でこの恐竜博物館は1時間弱ほどしかいれなかったんですよねえ。。。でも次リニューアルした時には倍の時間はしっかり取ってこよう、と心に決め帰りのバスに乗ろうとバス停へ。。。

と思っていたところ、目の前をミニバスが通っていく。。。
行先は。。。

 

 

続く

10:10…越前竹人形の里着、見学

10:40…越前竹人形の里発、徒歩

10:50…永平寺口駅着「えちぜん鉄道」

11:20…勝山駅着

11:30…勝山駅発「
勝山市コミュニティ直通バス」

11:40…恐竜博物館着、見学

12:30…次の場所へ

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その4(丸岡~東尋坊)
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2022年10月23日 (日)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その5(東尋坊~芦原温泉)

えちぜん鉄道に乗って三国から着いたのは芦原温泉の中心地、「あわら湯のまち」
JRの芦原温泉駅は町の中心からかなり離れているため、芦原温泉が目的地なら、えちぜん鉄道の「あわら湯のまち」がベストです。
この日はここ芦原温泉で宿泊予定。
折角サイコロきっぷの行先が「芦原温泉」ですしね。

前回の東尋坊編はこちら

 

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あわら湯のまちに着き、まだチェックインまで時間があったのもあり、駅周辺で少し湯のまち巡りをしたいと思います。
駅そばの広場にはその名も足湯ならぬ「芦湯」という無料の足湯施設があり、早速疲れた足を癒します。

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この芦湯(足湯)、源泉種類が46種類にもなる芦原温泉の中の3種類がここで源泉かけ流しで味わえるだけでなく、なんとこんなに施設が整っているのに「無料」と言う素晴らしさ!!
5種類の足湯処は全て湯温が違い、自分好みの足湯でまったり疲れをとることが出来ます。
10分もしないうちに足もポッカポカ、めっちゃ気持ちよかったです♪

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広場には恐竜博士がデーンとベンチにw
ここ福井にはこの恐竜博士ベンチがあちこちに存在しております♪
あわら湯のまち周辺は比較的コンパクトなエリアに温泉街が固まっているので、疲れることなく温泉を楽しめそうですね。
芦湯でのんびりできましたし、この後は宿で全身を癒しに行こう!

宿に着いたらやっぱり速攻お風呂ですわな、温泉に入ると誰もおらず、宿の温泉を独り占め♪

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たまにはこんな優雅な時の流れを味わうのも良いものだ。
さてさて、夕食はいかがですかな。

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おっと、これまた小洒落たお料理の数々。
量も多すぎず、それでいて種類も十分、しかしトータルすると結局食べ過ぎちゃうんですけどね(;^_^A

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色々な種類を美味しく頂き食事は十分満足♡
ただ、どういう訳か頼んだ生ビールがヤバいお味。。。えっ、もしかして味覚狂った!?
と思ったものの、匂いもおかしいので、仲居さんに伝え新しいものを入れてもらうもやはりヤバい匂い。
グラスが洗われていない?とも思ったんですが、これは飲めん。。。

結局飲むのをやめ、瓶ビールなら、と出してもらったらそれは全く問題なし。
ビールサーバーとかいけるのか?

と少々心配なビール事件でございました(;^_^A

 

 

お宿での温泉も堪能し、2日目に突入です。
朝食をすませ8時過ぎには宿を出て、出発まで約1時間ほどバスの時間まであるので、前日巡らなかった場所なども少し散策していこうと思います。
歌人与謝野晶子も訪れたという芦原温泉、折角だし芦原温泉を守る三薬師を巡ってみよう♪とグルグル巡ってみるもあいにく2か所しか分からずorz…
因みにこの三薬師を巡ると無病息災、延命長寿などの御利益があるみたいですよ。

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時間があればもう一度芦湯にでも、と思っていたんですけど、駅前のバス停を見るとすでに多くの乗客がバスを待っている。
おっと、これはいけません。まだ出発まで20分以上ありますが、並ぶことにします。
9:10発、この日に乗るバスも前日お世話になった「芦原丸岡永平寺線」
勿論、前日使った「永平寺、東尋坊二日フリーきっぷ」はそのまま使えますよ♪

1日4便のバスは多くの乗客を乗せ、前日走ってきた芦原~丸岡~永平寺を逆に走っていきます。
立客も多く混んでいましたが、芦原温泉駅を出る頃には一応全員座れるくらいまでは減り、バスは永平寺まで走り続けます。

 

そんな中、俺は何を思ったか、ある場所で停車ボタンを押す。

ピンポーン。

 

 

 

 

 

 

続く

2日目

9:10…あわら湯のまち駅発「京福バス」

10:10…とある場所で途中下車。

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2022年10月17日 (月)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その4(丸岡~東尋坊)

このサイコロきっぷの旅シリーズ、更新が結構ハイペース。
いつもなら週1程度なのですが、週1.5ペースw
ズボラな自分からすると珍しいですが、まだ春、夏と書き終えていない旅行記が後ろから押せよ押せよ、と圧をかけられ続けており、備忘録として残している関係上そのままほったらかしにしておくわけにもいかない訳でして。。。
それに、自分の記憶も少しずつ薄れてしまってこないうちに何とか書いておきたい。
なのでこのサイコロきっぷシリーズだけでもペースを上げて頑張ってネタが新鮮なうちに書き終えようと思います。

さて、前回は丸岡城下町を散策。
14:20分に2時間に1本、一日3~4便しかない京福バスの路線バスに乗って、丸岡から向かう先は。。。

 

東尋坊でございますw

 

 

言わずとしてた福井県随一の観光名所でもある「東尋坊」
永平寺から丸岡、そして東尋坊と福井嶺北の観光名所を路線バスで攻めることが出来るのはなんともありがたい。

その名も「芦原丸岡永平寺線」
前述の通り一日3~4便しかないので、かなり計画性を持って移動しないといけないのはやや難点でもありますが、あらかじめ計画を持っていけばとても便利な路線であります。
通しで乗るとほぼ2時間乗り続けることになりますが、丸岡での観光を組み入れることでうまく移動が出来ました。
丸岡から20分ほど走ったところで大きな駅が。。。
どうやら芦原温泉駅なようです、多くの観光客がドバっと乗り込んで満員御礼状態。
サイコロきっぷの目的地がここ「芦原温泉駅」なのでスタートがここからでも良かったんですけど、時刻表と観光名所の睨めっこの結果、福井の発着の方が機動的に動けそうだったんですよね。

さて、バスはこのままあわら市内を進み続け、約1時間のバス旅で着いた東尋坊。。。

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うーん、なんという断崖!!
地理受験組の俺としてはこの柱状節理の岩群かなり萌え萌えでございます♡

この柱状節理を見ていると多くの方が語る「火サス」のワンシーンの音楽が脳内を巡るのは良く分かるわw
しかし、結構皆さんチャレンジャーですね、断崖絶壁の先っぽまでどんどん行かれておられる。
自殺の名所?としてもクローズアップされてしまう観光名所ではありますが、ここから真っ逆さまに落ちたら、、、
う゛~、考えただけでも身震いが。。。
上から眺めるのが怖い方は海上から遊覧船に乗ってしたから東尋坊を眺めるって言うのもありかもしれませんね。
今回は乗りませんでしたが、今からしてみると乗ってみても良かったかなあ。。。

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因みにここが何故東尋坊と呼ばれるのか、と言うと、勝山にある平泉寺にいた悪僧侶が悪行を重ねており、それを見かねた他の僧侶たちがここ東尋坊の地に連れ出し、酒を飲ませ突き落としたことからこの地が「東尋坊」と呼ばれるようになったのだとか。。。
なんともおっかない謂れでございます。
高さは軽く海面から20メートル以上、落ちたらひとたまりもないですな。

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さて、時間はまだあるのですが、実はここであるミスを犯しておりまして。。。
と言うのが実はここ東尋坊に着くおおよそ2キロちょっと手前に「雄島」と言うところがあり、ちょっとしたスポットだと言うことだと言うことで立ち寄ってみたかったんですが、、、

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↑東尋坊からみた「雄島」、あそこに行きたかったんです。

しかし、路線バス、どういう訳か「雄島」を通過しやがった!!!!

 


え、え、え~~~~~!!

と思っていたら次のバス停がすでに「東尋坊」となってしまい、どうしようもなく先に東尋坊に来てしまったという次第。
で、急遽頭を切り替え、先に「東尋坊」を見て往路と反対の復路のバスで雄島に戻ってみようと画策したわけなんですが。。。

やはり、乗り込んだバスも東尋坊の次のバス停は雄島ではない!!??
なんてこったい、うーん。。。やむを得ない、一番近いであろう「安島」と言うところで降りて急いで巡ってくることにしよう。
おかしいなあ、、、バスのHP調べた時にはちゃんと到着時刻も載っていたのに。。。
(後でよくよくHPの隅々見てみると雄島大橋工事に伴うバス停の休止、と言う記事がありました(-_-;))

とブツブツ言っても仕方がありません、安島バス停で降りて、大急ぎで「雄島」へ。
何故大急ぎなのか。。。

うん、正直時間はあったんです。
しかし、1本後のバスとなるとなんと1時間半後。。。
流石にそこまで待つのもしんどい。

と言うことで僅か20分弱で雄島を往復するという「暴挙」に出た私。。。

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雄島大橋までは走って数分w(走っていくような場所ではないのだが(汗))

橋周辺は工事中だったようですが、橋自体は渡れる様子、早速渡って雄島に上陸です。
東尋坊から見ていた時にはわかりませんでしたが、雄島周辺はかなりの潮流の激しい地域なんでしょうね、波が結構立っていてちょっと不気味な雰囲気も。。。

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東尋坊から身を投げた人達の遺体が潮流の関係でここ「雄島」周辺に流れてくるとも言われており、第六感のはたらく方々はこの雄島がただの島ではないことをきっと感じ取っていることでありましょう。
なのに愚かな大樹はそんなことも後で知った(~_~;)
と言うかそんな恐ろしいお話等知る由もなく、ただただ「神の島」と言われる神聖な無人島に惹かれてきた単純男。。。

実はここ神の島にはもう一つ恐ろしい謂れがあり「島を巡る時には反時計回りで島を廻ってしまうと呪いがかかってしまう、また身投げした霊達に海に引き込まれてしまう」等等と。。。

そんなん、行った後で知ることになってしまうなんて_| ̄|○lll

しかし、安心してください、履いていますよ。

いや、違ったご安心ください、私島1周しておりませんw
そう、わずか20分弱でとても島を一周するだなんて不可能でございます。
今回は「神の島」を味わう、ただそれ一点のために来島したわけであります。
島の中伏にある「大湊神社」にご挨拶をすることが今回の主目的。
しかし、この恐ろしい謂れを知っていたら、きっとびくつきながら次の1時間半後のバスに素直にしていただろうなあw
(今となってはそうするべきだったと猛省しておりますが。。。)

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大湊神社の鳥居をくぐり、時計回りにwww(この時は知りもしなかったが)左側に進み境内へ。
この地点でもう10分近く時は経っているのだが、なぜか自分の中に余裕がw

そして石段を上った先に現れた拝殿と海に向かって立つ赤鳥居。

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夕方と言うこともあり、参拝する方もあまりおらずなんとも静かな境内でありますが、赤鳥居からはあの「東尋坊」がはっきりと拝めます。
断崖絶壁に立つ鳥居って色々深い意味がありそうですね。

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おっと、まったりしている時間はなかった。
一気にここからはダッシュでバスに乗ります。
これを逃すと一時間以上バス待ちぼうけだあ!!!

そして猛ダッシュでバス停に。。。

 

 

まさかのバスが目の前に止まっているではないか!!!

 

あと、数十秒遅かったら乗り損ねていたな。。
と安堵するも後でじっくり時刻表を見ると反対側の時刻表を見ていたようで、普通に1時間後にバスで余裕持って雄島を1周出来るだけの時間取れたことが分かる。。。_| ̄|○llll

ホンマ、こういうところあかんね、俺。

とまあ、この時はバス間に合って良かった、と思っていたのでまあ、また良しとします。
バスは、再度東尋坊に戻りそのまま三国という地域へ。
バスはここ三国まで。
三国駅と言うところで降りて、ここから数駅先にある「あわら湯のまち」と言う駅までえちぜん鉄道を使っていこうと思います。
永平寺、丸岡、東尋坊を得てここ三国まで通しで乗ったとしたら「1750円」、勿論途中下車もあったので、軽く2000円オーバーの上、永平寺ライナーの500円も加えると結構なお値段する中「永平寺・東尋坊2日フリーきっぷ(1150円(2300円の半額セール中))」はかなりのお得なチケット。
あーざーす♪


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さあて、一日よく動きましたので、この後はゆっくり温泉でのんびりしますかね。

14:20…丸岡城発「京福バス」

15:20…東尋坊着、散策

15:50…東尋坊発「京福バス」

15:55…雄島着(安島)散策

16:20…雄島発「京福バス」

16:35…三国駅着

16:40…三国駅発「えちぜん鉄道」

16:50…あわら湯のまち駅着(芦湯、旅館へ)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅シリーズ

出発~福井市
福井市~永平寺
永平寺~丸岡
丸岡~東尋坊←今回

今回の行程

丸岡城~東尋坊(雄島)~三国駅~あわら湯のまち駅

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2022年10月14日 (金)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その3(永平寺~丸岡)

永平寺を後に11:41発のバスは一路永平寺口駅を経由し旧丸岡町(現坂井市)に向かいます。
途中「越前竹人形の里」たるちょっと気になる施設があるのを発見するもこの路線、一日3~4便しかなく、もしここで降りたら2時間後までバスがない(汗)残念ですが、初志貫徹で次目指していた場所へ向かいます。

前回の永平寺編はこちら

バスはほぼ定刻通り12:15頃「丸岡バスターミナル」に到着。
福井からのバスも結構ここから出ていて小一時間で向かうことが出来ますよ。

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なかなかきれいで大きいバスターミナルではありますが、乗り場は2つしかないw
さて、次のバスはちょうど2時間後。
その間にここ旧丸岡町の見所を攻めていきたいと思います。

いつもなら時間ギリギリまであちこち巡る癖がついている自分、結構な確率で昼ご飯をパスする暴挙を起こすんですが(-_-;)、今回はバスの時間も分かっているので、昼ご飯を食べる時間も想定しときました♪
バスターミナルからほど近いところに目をつけていたあるお店に向かいます、その場所こそ、、、

ヨーロッパ軒 丸岡店!!

ヨーロッパ軒ホームページ

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ヨーロッパ軒と言えば、福井県のソウルフードの一つ、「ソースカツ丼」で有名なお店なんですぅ♪
早速福井来県時には、いつも「ソースカツ丼」を頼むのですが、注文後お茶を飲んでいた時、あるミスに気付く。。。

そう、いつもソースカツ丼で行っているので今回は隠れた名物でもある「パリ丼」を食べようと思っていたのに_| ̄|○lll
パリ丼とはカツではなく「メンチカツ」がのっている丼なんだが、このメンチカツがかなりうまい!とあっては頼まない訳にはいかん、と大阪出発時まで思っていたのですが、すっかり失念。。。


しかし、待て!
メニューを見ると単品でメンチカツは追加出来そうだ。
うっし、食べ終わったら追加オーダー行くぜえ!!

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そして待つこと10分、来ました来ました!
カツ丼980円!!3枚もの大きなカツがデーンとお椀からあふれ出るこのボリューム。
上器にカツを移し食べていくぜえ…

 

うーん、美味い、これよこれ!!
久しぶりに食べるヨーロッパ軒のカツ丼、もうこのカツ丼食べただけで福井旅の半分が完成したと言っても過言ではないww
と浮かれていたのも初めのうちだけ。。。

ええ、ここのボリューム、ノーマルでも結構な量だったことを(・_・;)
2枚分食べたところで、

「うーん、メンチカツ無理」w

 

あ゛~やってもうたあ…

また福井に来る口実が出来ました(笑)
朝の駅弁に続き、昼食でもやらかしてしまった。。。

腹タッポンタッポン状態で少しでもお腹の出っ張りを引っ込めるべく、気を取り直し丸岡市街を散策しに出かけます。
バスセンターから10分ほども歩くと柴田勝家の甥、柴田勝豊により築城されたという丸岡城に到着。

丸岡城ホームページ

Photo_20221002150903

丸岡城を支える石垣は「野づら積み」と言う方式で積み上げられているとあり、隙間が多いものの、雨などの排水がしやすく倒壊しにくい見た目以上に頑丈な石垣なんだそうです。
この石垣のおかげもあって、現存十二天守の一つとして今も往時の姿を残せているんですね。
そうそう、築城の逸話として、「人柱お静」と言うものがあり、築城をするも石垣が積んでも積んでも崩れるのでお静が人柱として埋められることになり、その代わりに息子を侍に取り立ててもらう約束をしたにも関わらず、反故にされその恨みが、雨季になると堀の水があふれ続ける災害に繋がった。。。と。

石垣一つをとっても興味深い丸岡城であります。

Photo_20221002160502

天守閣に上ると、この丸岡城、上るのにかなりの一苦労。
と言うのも上に上がる階段、傾斜にゃんと「67度」だと。。。

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下から上がってくる敵には効果的だけど、この城に住む者にとっては大変この上ない(-_-;)
しかし、頑張って上がった天守閣からの眺めは最高♪
天守閣には最近の流行ですよね、歴史人物のパネルが。。。二次元化が萌え萌えです(笑)

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ここに書かれている本多重次の「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

日本一短い手紙として語り継がれているこの一筆献上の碑がそういえば天守閣の下にありました。

Photo_20221002160501

この一筆啓上にある「日本一短い手紙」に関しての資料館みたいなものがあるようで、ここ丸岡城と共に共通券があったので、そちらにも行ってみようかと思います。
ここでは「永平寺・東尋坊2日間フリーきっぷ」の割引が効いたので、ほんの少しですが切符の恩恵を頂きました。
十分バス代だけで元とれてますけど、こういうちょっとした割引はありがたいですよね。

丸岡城天守閣を下った先には丸岡歴史民俗資料館もあり、ここにも立ち寄ってから「一筆啓上 日本一短い手紙の館」と言う展示館へ。

Photo_20221002164301 Photo_20221002164302

一筆啓上 日本一短い手紙の館ホームページ

俳句や短歌の類?と思っていたのですが、ここ丸岡を治めていた前述した本田重次の「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」には陣中から妻に家の事、国の事を案ずる重次の愛が短い手紙に詰め込まれており、今ではメールなどで「手紙」の重要性が希薄化している中、手紙の良さを取り戻すべく「一筆啓上賞」が作られ、その多くの思いを多くの人達に知ってもらおうと出来た施設がこの「日本一短い手紙の館」。
短くも思いが詰まった手紙の一文に全国各地から寄せられている短い手紙の数々、ここでは色々あって載せられませんが、是非ホームページ見ていただき、その短いお手紙の数々読んでみてください。結構グッとくるものもたくさんありますよ。
手紙を書くのを面倒くさいと思う自分が恥ずかしくなる位、こんな短い文章に想いを載せることが出来る人達のセンスに感動をもらえます。

もう少しゆっくりしていたいですが、そろそろバスの時間も近づいてきています。
次のバスは14:20発
15分ほどバスの時間まであるので、最後は城の周りをグルッと一周。

名前からして荘厳な雰囲気のある「國神神社」や道を避けさせるほどの大木である「タブの木」、そして本多氏以後この地を納めたキリシタン信者であった有馬氏の影響でしょうか、隠れキリシタンの静かな抵抗の跡が見られる國光寺にある「切支丹灯篭」等時間がないにも関わらず気になる場所が結構あるんだ。。。

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こんなところにマリア様を刻み込むなんて、昔の人の信心さはすごいですね。
(灯篭の下部に彫られているのが分かりますでしょうか?)

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おっと、そうこうしていたらもうバスの時間、観光していたら2時間待ちなんて本当あっという間、逆に時間足りなかったわ。
しかし、このバスを逃すと次はまたまた2時間待ち。
それは絶対避けねば、、、しかし丸岡城のバス停まで戻る時間はない。
運よく丸岡城の裏手にバス停があり、そこからも乗れそう。。。

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しかしまあ、本当にバスの便ない(汗)
この時刻表、上りも下りも含めての時刻表だから実質この半分。
土日なんて一日4便しか通らないし。。。

そんな綱渡りのバス旅はまだまだ続きます。

11:41…永平寺発「京福バス」

12:15…丸岡バスターミナル着(ヨーロッパ軒<昼食>、丸岡城、日本一短い手紙の館等)

14:20…丸岡城発「京福バス」

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅

その1(出発~福井)
その2(福井~永平寺)
その3(永平寺~丸岡)←今回

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2022年10月 6日 (木)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅…その2(福井~永平寺)

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅もそろそろ1速から2速へギアアップです。

前回の出発~福井編はこちら

10時ちょうどに福井駅から「永平寺ライナー」なる特急バスに乗り込み一路永平寺へ。
2022年現在、バスの便数はわずか3便となっておりますが、この日は金曜日でしたが9割近い乗車率。
週末なら臨時便モードかな、増便も早々にありそうな位の盛況です。
勿論この永平寺ライナーも購入した「永平寺・東尋坊2日フリーきっぷ」が使えますよ♪

バスは10:30に永平寺に到着。
永平寺は曹洞宗道元禅師により建立された大本山。
「座禅」の宗派として有名ですね。

永平寺公式ホームページ

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雨上がりの永平寺、低く垂れこめる雲もまたイトヲカシ。
永平寺の門をくぐるまででも永平寺の凛たる世界を空気で感じることが出来ます。

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蓮の葉の上に鎮座する仏様の傍には筋を伸ばしたように見上げる大蛙。
こんなところにも「禅」の世界の一端が表現されているのでしょうか。

早速料500円を支払い永平寺境内へ。
傘松閣という大広間には天井に一面の鳥獣や花々の絵が描かれており、これを見ているだけでも結構な時間が過ぎてしまいそうです。

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高野山の極楽橋駅にもよく似た天井絵があったけど、永平寺の天井絵にも荘厳さの中に繊細な描きの醸し出す世界感がにじみ出てきているようで飽きないわあ。
一度傘松閣からスリッパを履いて廊下に出たけど、もう一回見ておこう、と戻ったくらいですから(;^_^A

その永平寺境内、結構な広さを誇り、横移動もなかなかのものですが、境内の廊下を上ったり下ったり、、、

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こういった渡り通路、結構好きなんですよね。
でも今自分はスリッパ履いて参拝しているからいいけど、冬場とか足袋だけで歩かれている修行僧の方々は冷えて仕方がないだろうなあ。。。

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法堂、仏殿等を拝観すると永平寺がいかに広大かが分かります。
曹洞宗の大本山と言うのもうなずける。

そんな永平寺に入門するにあたり、修行僧も相当厳しい修練を重ねなければならないようで、「禅」の世界の厳しさを感じます。
いつかドキュメントで雪降る寒い中、山門前で何時間も応答に応えてもらえず、延々立ち続け入門の許しを請う姿を見たことがあるだけに、生半可な気持ちでは修行が出来ない地であることを再認識させられます。

そんな厳しい日々が展開されれている永平寺ではありますが、永平寺の観光的な目線からするとまた見所も色々あるわけでして。。。

Photo_20221002135101

例えばこの大すりこぎ棒。なんと長さ4メートルを超えるんだと!
何に使うの?と思ってみてましたが参拝客がお触りされているので、なんとなく撫でてみましたが、あとで調べると、

「女性は3回なでると料理上手に」
「男性は3回なでると煽て上手に」

自分、1回しか撫でてませんでした(;´・ω・)
でも煽て上手にはなりたくないわw

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山門からは拝める中雀門や中国風の四天王が立っておられ、なかなかの写真スポットでもありました。
ここの山門を正式にくぐることが出来るのは(観光客は渡り廊下を横切る形)、修行僧が入門を許された時、そして各寺院に修行を終え戻る時のみだそうです。
俗世間の感覚では耐えることのできない厳しさを求め、それを克服した者のみに永平寺の一員となれる。。。
一時間弱の参拝でしたが、背筋を伸ばされるような世界観を六感で感じることの出来た寺院でありました。

永平寺の参拝を終え、予定通り次の目的地に向かいます。
初回でも述べましたが今回はバス、電車の旅、しっかり時刻表確認し時間前行動厳守であります♪

出発時間は11:40。
10分ほど時間があるので、バス停近くのお店でお土産をゲット。

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永平寺そばと團助胡麻豆腐!
参拝時間次第ではここで昼ごはんも考えようと思っていたんですが、うまいこと初めの企画時間通りに参拝出来たので、昼ごはんにと思っていた「永平寺そば」をゲット。
行のバスから見えた永平寺の精進料理で使われる「團助」のお店も気になっていただけに、両方を見事お土産ゲットだぜえw

と思っていたんですが、お店の人、レジを少し離れていたので誰もいなかったので同じ店内でそば打ちをしていた人に声をかけようとしたところ、めっちゃ機嫌が悪いのか店員を怒鳴り散らしながらそばを練っていた。。。

あの蕎麦、絶対不味いわ。
食にもああいう気持ちって練り込まれるもんなんだよねえ。
戻ってきた店員さんは良い人でしたけどねえw

あっ、買ったお蕎麦はそのお店の作った蕎麦ではなかったので、とっても美味しくいただきました♡

さて、バス停に戻ると折り返しのバスが到着した様子。

Photo_20221002141402

今回はこの「京福バス」さんに3日間トコトンお世話になりますm(__)m
永平寺からえちぜん鉄道が走っている「永平寺口」駅までは昼間1時間に1本ほど出ているのですが、この後乗るバスは1日3~4本しかない路線のバス、故に時間通りに参拝できてよかったです。
昔はここ永平寺まで電車が走っていたらしいですが、大事故があってそのまま廃線になってしまったみたい。。。
バスは11:40、定刻通り出発です。

次の目的地は???

続く

10:00…福井駅東口発特急バス「永平寺ライナー」

10:30…永平寺着、参拝(約1時間)

11:40…永平寺発、次の目的地へ

 

サイコロきっぷで行く芦原温泉の旅

出発~福井市
福井市~永平寺←今回

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