第4弾は5回切符を使った中で一番距離的にも時間的にもショートかと。それでも十分東京~富士位の距離はありますよ。大阪からわずか2時間ほどで着く近畿圏を脱出したすぐその先にある地、そこは。。。
福井県敦賀です!
大阪から直通で快速列車が走っていて、ギリ通勤圏ともいえるかと。そんな敦賀へは何度となく足を運んでいるんですが、今回は町中だけだった敦賀を少し足を延ばしレンタサイクルで郊外まで巡ろうかと考えています。そして後半は敦賀から南下し、滋賀県長浜を観光予定。それでは早速第4弾スタート!
いつもよりは少し遅めに出発。それでも家を出る時間は6時過ぎですがww
7:02…三国ヶ丘駅(快速天王寺行) ※便宜上JR利用スタートの駅から掲載。
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7:22…天王寺駅(大和路快速天王寺行)←天王寺から天王寺?これは環状線1周するからなんですよね。
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7:45…大阪駅(新快速敦賀行)
途中の近江今津で12→4両に。運良く4両の方に座っていたので後半もお茶を飲みながら終点までのんびり過ごすことが出来ました。JR西の郊外電車はクロスシートなので数時間なら快適快適!ロングシートだとつまらないし、疲れますしね。
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9:50…敦賀駅着
午前は敦賀をレンタサイクルで巡り、昼過ぎに長浜へ向かうパターンで時刻表をチェック。13時23分がタイムリミットと言うことで早速自転車を走らせます。先ずは駅前から気比神宮まで伸びている「シンボルロード」から。もうここも何度も通っていますが、やはり銀河鉄道999ファンの自分としてはここは見飽きない。ここ敦賀はあの松本零士さんの出身地!シンボルロードの両サイドには銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマトのモニュメントがずらっと並んでいて写真を収めるにはすごい量ですよ。ファンには堪らん通りです。
佐渡酒造よ、いい飲みっぷりであるww
シンボルロードを抜けた先にあるのが気比神宮。木製の3大鳥居が有名なんですが、この時期あいにく改修工事のため、拝めず。それでも参拝は出来るので再訪の挨拶を兼ね参拝。前回来た時の鳥居の雄姿を載せておきますね。
さて、ではここからは自転車を駆使して町を出て郊外へ!気比の松原を右手に通過し、大原山のふもとに鎮座するのが西福寺と言う浄土宗のお寺。庭園が有名とのことで来てみましたが、ここの庭園の見時は秋の紅葉の季節だとか。春先故に少し色彩に欠けてましたが、秋の紅葉のコントラストはさぞかし華やかなんでしょうね。個人的にはお堂にあった木魚の形色にちょっと惹かれましたがw
続いて向かったのは勿論、気比の松原。日本三大松原の一つですしね。3大松原は制覇していますが、日本の原風景を醸し出す松原は何度足を運んでも飽きの来ない風景ですね。
気比の松原を後にした頃にはすでに予定の半分の時間を越えてしまっています。少しペースを上げないと13時過ぎの電車に間に合わない。スピードを上げ、町中に戻ってきました。海辺近くの地区には紙わらべ資料館、みなとつるが山車会館などの資料館や博物館が点在しており、初めて来られた方はこちらも是非。自分は前回寄っているので町並みの方を堪能します。京都にある安倍晴明の神社「晴明神社」が何とここにも!これはびっくり!
海辺の方まで行くと往時の敦賀の軍港として、また交通の要所としての役割を果たしたであろう建物をあちこちで見ることが出来ます。その一つが「旧敦賀港駅舎」、現在は資料館として内部公開されております。
そしてここから目と鼻の先には赤レンガ倉庫や敦賀ムゼウム、ランプ小屋等が点在する金ヶ崎地区があります。しかしここまで来てあいにくタイムアップ。もう少し足を延ばして金ヶ崎城址まで上りたかったんですが、諦めることにします。
ただいまの時間、12時30分。13時23分の出発までまだ観光しようとすればいつもの自分であれば食事を抜いても巡るんですが、やはり敦賀。。。
これを逃して敦賀を後にするのは悲し過ぎる。
それは。。。
敦賀名物ソースかつ丼!!
いつもはヨーロッパ軒さんで頂いているんですが、今回は別の店をチャレンジ、と探していると何と駅近くのショッピングセンターのフードコートに入っているお店にさりげなく人気の店があると。。。
ならばチャレンジするしかないですよね!
と言うことで時間ない中行ってきたのが「上野屋」のソースかつ丼定食!この皿からこぼれんばかりのボリューム!!これで1000円切るんですから言うことないですよね♪あっという間に頬張りきって満足満足♪味も濃すぎず、さっぱりしていて3枚の特大ソースかつはあっという間に胃袋に♪
おっと、まったりしている時間はない、食べ終わった時には13時過ぎ。急いで駅に戻ります。到着は出発5分前。ギリギリの到着でしたが敦賀、やはり何度来ても楽しい町です!!
ではここからは後半戦、スムーズにいけば30分ほどで到着する予定の滋賀県は長浜へ向かいます。
13:23…敦賀駅(新快速姫路行)
しかし、あいにくこの時間帯の列車は湖西線経由の電車が1時間に1本、すなわち長浜を通る北陸本線方面の列車は途中の近江塩津と言う本当に静かな田舎駅で乗り換えのため待ちぼうけを喰らうことに。。。
駅近くを散策するが本当に静かな田舎駅。まあ、たまにはセカセカせず何もせずまったり待つのもいいかもね。
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14:05…近江塩津駅(新快速姫路行)
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14:28…長浜駅着
ここ長浜はかの「豊臣秀吉」こと羽柴秀吉が初めて「大名」として開いたと言われる城下町で、江戸時代も宿場町として大いににぎわった地。現在もその町並みが残存し、黒壁スクエアと言われる地域を中心に今でも多くの観光客でにぎわっています。
早速長浜駅周辺に固まっている観光名所を巡り倒したいと思います。
まずは琵琶湖湖畔側にある「長浜城」、お城の周りを囲む豊公園ではまだ桜の時期には早かったんですが、今か今かと多くの桜の木々が春の訪れを待ちわびていました!ここの公園の桜は日本桜100選にも選ばれているんだとか。もう少し遅く来てたらきれいな桜に包まれた長浜城を拝めたかもね。
長浜城を後に線路沿いに戻ってきたところにあるのが、「長浜鉄道文化館」、今回は18きっぷの利用と言うこともあり偶然か鉄分多めですwwここの向かいには「慶雲館」と言う長浜の迎賓館があるのですが、タッチの差で長浜盆梅展が終わってしまい、この日は長期休館と。。。il||li _| ̄|○ il||li残念です。
鉄道文化館を後に線路をまたぎ黒壁スクエアのある東側にやってきました。その外れにある朝日町界隈も実は長浜の町並み探訪としてはお勧めの地域。成田美術館やヤンマーミュージアム、長濱浪漫麦酒工房等静かに?気になるスポットが点在していますよ。で、俺がチェックしたところが。。。
まるい食パンこと「
つるやパン 」!これは頬張らない訳にはいけませんねw早速店に入って卵とあんこの2種ゲット!イートインコーナーもあるのでゆったり頬張れます。パンは形も独特ですが何ともふわっとした柔らかい食感。この食パンは焼かなくても十分何個でも頬張れそう!あっという間に食べきり、ご満悦なおやつタイムとなりました!
ではここからはメイン!
黒壁スクエア一帯 に足を運びたいと思います。この地区には多くの博物館や旧名家、ガラス工房などがあり、あちこち寄り道していたら軽く1日いってしまう位見どころ満載!色々自分も閉館時間まであちこちの施設や名家、寺社を巡ったんですが本当時間との戦いになってしまい、もっと絞ってみて回っても良かったなあ、と思う位のボリュームある町です。行くなら1日かけて巡るか、ポイントやテーマを絞って観て回るのも手かなと思います。
そうそう、自分も途中で気づいて購入しておけば良かった、、、と後悔したものがあり、それが「
長浜浪漫パスポート」と言うもの。1000円で5カ所の任意の観光スポットを選んで観て回れるという優れもの。3カ所以上観て回るなら絶対お得ですよ!





昼下がりから夕方までぎっしり詰め込みまくった長浜観光、日の経つは本当早いものです。そして最後の〆はやはり長浜名物で♪
長浜と言えば、焼鯖そうめんとのっぺいうどん!
うーん。。。。
「のっぺいうどん」にしよう!焼鯖のお寿司もこのお店だったら食べられそうだし、何といっても「のっぺい」と言う言葉が気になる。。。
で入ったお店が「
茂美志屋(もみじや)」
のっぺいとは何ぞや??
で早速のっぺいうどんと焼鯖寿司を注文。そして出て来たものがこちら。。。
大きな蓋を開けるとそこにはあんかけに隠れたうどんが。。そしてそのうどんをこれまた覆い隠している黒い物体、、、これは???
巨大しいたけでした!!
軽く10センチ定規分くらいはある特大しいたけをはじめ、湯葉、かまぼこ等の具を、出汁汁と土しょうがで煮詰めたあとに、片栗粉や葛粉でとろみをつけた「あんかけ」をうどんにかけたものだそうで、この地方でよく食べられていた郷土料理だとか。あんかけの出汁に確かに生姜の風味が感じられ、体がぽかぽか。。。これは箸が進みます!特大しいたけもいい感じにあんと絡みうまみを引き出してくれます!是非皆さんも長浜来訪時はのっぺいうどんにチャレンジを!
夕暮れの長浜を後に今回の18きっぷの旅は終了。
帰りは長浜始発の新快速で大阪駅まで1本!いや~、あっという間の楽しい1日旅でした。
18:29…長浜駅(新快速播州赤穂行)
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20:24…大阪駅(関空快速関西空港行)
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20:54…三国ヶ丘駅着
今回は今回の18きっぷ旅の中で一番の近場でしたが、それでも2590円(三国ヶ丘~敦賀)と片道分で往復したことになります。18きっぷ恐るべし!
残すはあと1回。東西を東海道山陽線をメインで今まで攻めてきましたが、最後の1回くらいは北か南かで動いてみようかな?
さてさて、最後はどこへ行ったのでしょうか?
続く
18きっぷ春旅の記録

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